その61:白菜の花
佐久間ダムのそめい吉野は7分咲き、
浦川上市場の国道473号沿いは満開
とまさに春爛漫の時節となりました。
桜とは趣きを異にしますが、その58
で書いた白菜の話の続きであります。
昭和の時代にテレビのホームドラマで
森繁久弥の演じる「だいこんの花」と
言う連続番組があったことを思い起し
ます。その当時だいこんに花が咲くとは
思いませんでした。今回は白菜に花が
咲いた話です。白菜に花が咲くことを
知っている人はどれ程いるのでしょうか
。私は知りませんでした。しかも菜の花
にそっくりなのです。その58で触れた
白菜漬けに出来ればと組の老松さんに
頂いた白菜の株を植え、どうにか収穫
することが出来きて漬物にすることに
漕ぎつけました。その漬物は老松さん
に評価をしてもらったところお世辞抜き
で好評価を受けました。写真下段の時点
では先端を縛っておりませんでした。
成長の遅れた1株を葉の開いたまま残し
おいたものがいつの間か成長し花が咲き
始めたのです。菜の花と見間違えるほど
似ているのです。中段の写真が菜の花
です。上段の白菜の花と見比べても
なかなか判別がつきません。
白菜のイメージは冬です。鍋物に漬物に
と冬の代表格です。それが春爛漫の時期
に花を咲かせたのです。それも綺麗な
黄色の花を付けたのです。見て良し、
食べて良しの野菜であります。
こんな綺麗な花を見てしまうと食べる
ことを躊躇してしまいそうです。
白菜がこんなに美しい花を咲かせること
をご存知でしたか。
春を呼ぶ野菜として、より親近感を覚え
ることになりました。
中段の写真は敷地内の土手に実生で
咲いた、たった1株の菜の花です。
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