その41: ゴーヤの生命力
今日は立秋暦の上では、
はや秋となりました。
残暑は一段と厳しさを増しそうな様相で
あります。各地では集中豪雨の被害が
多発し、神戸、そして東京では下水道の
工事で悲劇が起きてしまいました。
劣化した下水道管を道路を掘り起さず
半永久的に再生させる画期的な工法
(既存の管の内側に樹脂を巻き付け
成形させる工法)での事故でした。
マンホールとマンホールの間は
機械で施工する工法もありますが、
この工法は比較的径の大きい管に採用
され、作業員が直接下水管に入り
作業をせざるを得ません。
大変危険な作業となります
建設会社にいた時の平成17年に
文京区茗荷谷駅の近くで、この工事
に携わった経験があり、この事故
には特別な思いが蘇ります。
どんな気持ちで暗闇の管に消えて
いったのか思うだけで、やるせなさ
と悲しみ覆われおります。
心が痛みます。
犠牲者の方に哀悼の
の誠を捧げたいと思います。
組の先輩老松さんに頂いたゴーヤの
苗が耕作地その2で物凄い勢いで成長
を遂げています。
それはすざましいばかり
の生命力であります。
雑草を駆逐し、勢力範囲を拡大
しております。
写真上段は7月14日のもの
写真中段は7月24日のものです。
写真下段は8月6日に撮影しました。
その変容ぶりが分かります。
沖縄県の人が長生きする一つにゴーヤ
料理にあると言われています。
ゴーヤの生命力がその源かも知れません。
老松さんがイラストでゴーヤの調理法
を作ってくれました。
絵・字も大変お上手です。
この気配りに感激しました。
最初の収穫を7日にしました。
本格的な栽培での初の収穫です。
少々小ぶりですが、
質のよいものができました。
早速お弁当のおかづに
に調理をしました。
卵と共に粒胡椒で味付けを
しました。
苦味は強くなくまずまず
の出来ばえとなりました。
余り大きくさせず、少々小ぶりの方が
美味しいように感じます。
これから暫くはゴーヤの料理が
食べられます。
食を耕作する楽しみを、
食する大切さを、
又、人の命のはかなさを実感
する日でもありました。
改めて、御冥福をお祈りします。