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登場人物
わくわく冒険日誌 2007

“人も知らず、世も知らず、影となりて悪を討つ”の8月
「忍風戦隊ハリケンジャー」より



31日(金) 「ひとときの邂逅」

半年ぶりぐらいに、O将軍に会った。
「おう!」
「やあ」
それだけ(笑)。
お互い、休み時間は一分も惜しいからねえ。

30日(木)

再読している夢枕獏の『本朝無双格闘家列伝』(新潮文庫)がえらく面白い。
以前は資料の正確さはさておいているところや、相撲中心のエピソードだったところが気に入らなかったけど、 今は、古代の素手格闘はイコール相撲だったなあとすんなり納得。
そうすると、作者の視点やひねりだす文章ががぜん面白くなってくる。
こんな本を他にも読みたいけど、ないだろうなあ。

29日(水)

文庫化された『岳飛伝 一青雲編』(田中芳樹:編訳)に手を出してみた。
岳飛と言えば、中国で最も有名な宋の時代の英雄(三国志は日本ほど著名じゃないそうで)。 まだ第一巻なので義兄弟を増やしている最中だ。
しかし、この時代でもまだ仙人の影響はあるんだね。

27日(月)

『デモンパラサイト2 雪の女王は、死を望む』
どうやら前巻はかなり好評だったようだけど、へえ、そうなんだ。確かにそこそこ面白いけど、よくありそうでもあるし。変に凝ってないからか、はたまたキャラが受けたのか。
しかしこの学校は凶悪だなー。”悪魔憑き”じゃないと辛いね。

26日(日)

バイオリンの発表会

去年と同じく、あきぼんさんとぐりんちゃんの発表会があるというので、会場へ。 そこにはおむすびをほおばるソルトちゃんが。いこ&アニキ一家だ。ちなみにアニキとは同期なのだが自分は本名が覚えられない(笑)

手造りドールを見せてくれた波留子さんのスーパー器用っぷりを賞賛する暇もなく、開場。ぐりんちゃんはのっけからハイテンションだ。緊張の二文字とは無縁なご様子。 ひみつ情報をいろいろ耳打ちしてくれるので、こっちも嬉しいぞ。

おおっ、あきぼんさん、ぐりんちゃんの腕前があがっている!一体いつ練習しているのか、お見事です。 最後、いろいろあってあと少しというところで出てきてしまったけど、最後までいればよかったね。

同会場でファミコン世代のゲームミュージック演奏があったようで、こちらはもわーっと人だかりだった。
「月風魔伝」「ワイワイワールド」とか聴きたかったな。
今日は焼き鳥で一杯やれたのでご機嫌。
花火も見れたし。

25日(土)

朝、ブルースリーの『ドラゴンへの道』を観る。 ゲキレンのためにカンフー映画復習の意味で借りてきた。 うーん、もうひとつの作品のほうがアクション多かったみたいだな‥。しかしやはり高速の蹴り技は凄い。

例の準備で、紙を折ったりして重労働。
その後、一杯やりにいったが、相方さんはご所望の焼き鳥が食べられず不満顔。
混んでたから仕方ないでしょー。

23日(木) 「兄弟船」

最近、うるおいのない生活が続いていたので、レンタルでDVDを借りてきた。
ひとつは『内村プロデュース黄金期』
こんなに涙が出るほど笑ったのはひさしぶり。全部観たはずなんだけどなあ。

20日(月) 「さらば大予言!」
キテレツ大百科「さらば大百科」より


『ダブルクロス・リプレイ・トワイライト3 さらば愛しき快男児』(リプレイ)
というわけで最終巻。舞台は日本、大戦直前という最高にキナくさい帝都の時代。
これは盛り上がるね。もちろんこのステージで鉄人や江戸川乱歩が出てくるのはもう必然。
それにもましてすごいのがGM演じるところの主人公の親友清鷹。こういう好漢の演出はなかなかできないなあ。
しかし悪魔博士の笑い声は、電車の中で読んだときはかなりヤバかった(笑)

19日(日) 「まいったぜ!」

激獣戦隊ゲキレンジャー 『ヒネヒネ!俺だけの紫激気』
ゲキレンジャーに四人目の仲間登場!それってヤキソバン?
違います。死んだと思われていたレツの兄ゴウです。ゲキレンジャーの奥義「過激気」、 臨獣殿の奥義「怒臨気」とある中、新キャラも新たにカゲキ修得なのかなあと 思っていたら、我流の闘気「紫激気」(シゲキ)を使うのだ!おおーーっ。
そういえオープニングテーマにもそんなキーワード入ってたっけ。
その紫衣をまとうゲキバイオレットのファイトスタイルはムエタイ!
リアル格闘技とヒーローアクションをミックスした魅せる蹴技が唸る〜
(このシーン三回は観直した・・・)

18日(土) 「理由は明らか」

相方さんと式のことを決めようかと相談していたものの、 ハンズで人波にもまれたりして結局、大して進まず。
しかし、肉体的に結構疲れたなあ。夏バテってやつ?
それともカバンに本が計四冊入っていたのがまずいのか。

15日(水) 「どうにもこうにも熱帯夜」

夜、熱帯部屋へ帰ってくると、ハードカバー本の表紙が温かいんですけど!
あと、身体を洗うくらいならシャワーは「水」で大丈夫。かなり熱いから。

13日(月) 「世界よ、フォースとともにあれ」

最近「GURPSベーシック 第四版」(TRPGを作るためのTRPG)を上下巻購入してしまった。
単に読みたかっただけ。相変わらず誤訳や記述ミスがあるから、版を重ねてからにしたかったけど、 まったくそんなきざしもないので我慢して購入。
潜在的能力とか細かいルールが面白いね。 第三版では致命的だったサイコキネシスも一応抵抗できそうだ。 しかし膨大なスキルと特徴のリストだな〜。 取捨選択して抜き出すだけでも大変。向こうの人はどうやって運用しているのかなあ。

12日(日) 「ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ」
「仮面ライダー電王」より

三日目。
ホテルにケーキ屋が併設されてたので、最後にいただきたかったけど、 バイキングを欲張ったせいでおなか一杯なので残念ながらさよならする。
最後のターゲット、兵庫県庁とモダン寺、みなと元町駅をクリアして完了。
お土産を購入するともう結構な時間だ。
というわけで神戸旅行はつつがなく終了〜。
超満員の帰省ラッシュを覚悟していたけど、指定席なら特に混んではいなかった。

『壁』(安部公房)を読了。
危うさを秘めた時代を象徴するような小説。聞いたことがあった「S・カルマ氏の犯罪」が収められたこの作品に手を出してみたんだけど、 その「S・カルマ〜」だけちょっと合わなかった。次から次へと不条理が起こる精神世界ってのは苦手だなあ。 他は面白かったので、他の短編も手を出してみるべきか。


仮面ライダー電王 『ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ』
 映画版との並行ストーリーもひと段落。残念ながら映画なしできっちりわかるーとは行かなかったけど、 映画でやってしまった作戦が新パワーアップのきっかけになるという巧みな展開。
これには携帯型アイテムが登場。おもちゃ会社としては子供に訴えかけるケータイはぜひとも出したいのだろうけど、 どうも唐突にケータイが出てくるのは合わないなあと思っていたら(ん、ケータイSUICA?)、 想いを伝えるイメージの結晶という形できれいに出してくれた。 いいねえ。
 これまでのライダーは謎博士の作ったアイテムを与えられるだけというパターンが多かったけど(龍騎、555、ブレイド、響鬼、カブト)、 やはり新パワーアップというものは予想外の事態でないと! やさしい良太郎だからこそ、手に入れたケイタロスで、クライマックスフォームへ変身!
これは燃える!電車も燃える。

実はクライマックスフォームはあんまり格好よくないんだけど、 夜店のお面を三つ買って脚につける子供さんが増えそう。

11日(土) 「ルートなき旅」

二日目。
近代建築のメッカ、旧居留地周辺を散策。 観光用ループバスを使うが、巡回ルートからはずれたところもチェックが必要なので、 丹念に歩き回る。しかし、日差しが強烈すぎる‥‥。
対策しておくべきだったなあ。

かなり港近くに位置する神戸税関は、その巨大さにまたまた圧倒される。 ここだけで、一本昭和初期もののドラマが作れそうだ。

夜はキムチラーメンの店。これもまたおいしい。

10日(金) 「異人館へ」

神戸に出かける。
いわゆる夏休みの旅行だ。
文明から離れると生きていけないので、都市部からこの地を選択した。近代建築もあるし。

ひともんちゃくあり、ぼくがよろず準備をすることになったのだが、ホテルと電車チケットの手配だけなんとかした。後はケースバイケースで。

しかし神戸も暑いね〜。
北野の異人館街をふらふらと散策する。
このあたりは基本的に写真撮影可能だからありがたい。 入場はだいたい有料なんだけど。(横浜では無料)

夜は神戸牛を食べようということで、結構お値段のするお店へ。まあ、神戸牛はどこもこのくらいするみたいだけど。確かにおいしい〜。 そして、おばちゃんが気さくで相方さんともども満足。これ大事。
(次の日、ホテル近くで安いところを見かけてしまったけど)

9日(水) 「見えない脅威」

蚊に刺されたと思っていたが、 あまりにあちこち刺されている。
これはダニじゃないか?
この猛暑で活性化したのか‥‥。 とにかく、バルサンすることにした。
火災報知器をはずすとか、パソコンをビニールで覆うとか面倒くさい〜。でも、今日くらいしか、する時ないからな。
さて、効果はあったのか‥。

7日(火)

TRPGのルールブックを眺めていたら日が暮れるという 自堕落な一日。

「電脳コイル」が新書で小説になっていた。
でも、登場人物と設定を元に完全に別物として書かれたものらしい。

絵巻から「ぬりかべ」の本当の姿が判明したというすてきなニュースが。
これは怖い!
asahi.com

6日(月)

半端なエコロジー思想もぶっとぶ、 すさまじい猛暑。
虫に刺されまくって、集中力が乱れがちだ。
とりあえず文庫本三冊をスキャンしたけど、この夏は片付けがすすまない予感がする。

5日(日) 「なるほどね、ここからつながる訳だ」
「仮面ライダー電王」より

折角のお休みなので待ちきれずに映画に行った。
昨日行かなかったのは、今日のTV放映を見てからの方がいいかもなーと思ったから。 これは正解だった。
ちなみに今年は同好の士がいないので独りで観た。 ふふっ。
日曜日もあって家族連れで盛況なんで、縮こまっていた。 ひとつ思うのは、子供さんには上映開始まで長すぎないかなー。 上映映画の録画禁止とか三回も注意しなくていいから。


以下、TVの特番ほどにはバラしていないと自負しているけど、これから観る方は ネタバレ注意です。

『電映版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦』
毎年おなじみのノンストップアクション。今年は特にカンフーものであることを意識して「ドラマはいらない」と割り切って、 全編アクションの連続!オープニングテーマで、例の超格好いいナレーションがかぶさるのは感激。
獣拳・臨獣拳に挑む新しい流派が出てくるんだけどこのネーミングがバカバカしくて最高!
インリンVSメレとかセクシー対決的な見所もあるけど、ゲキレンがTV以上に格好いい。
で、今回のボスの人間体はベテランの74歳の方が演じているんだけど、すげぇ迫力。
もう一回観たいなー。

『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』
ストーリーはTV本編で繰り返し言われているしいまさらだけど、 朝見たシーンが一部重なっているのはやっぱりおおっ!とうならせるね。
今回驚いたのは、ちょっと先のパワーアップ形態を映画で見せてくれるサービスがないこと(言ってしまえばクライマックスフォームが)。 「映画オリジナルフォーム!」とか宣伝しているウィングフォームもTVで一瞬出てきていたし。
でも、この作品では、武装強化に頼らない一騎打ちでいいと思う。 最近ちょっと影の薄いモモタロスの活躍が存分に味わえるし。おなじみ「クライマックス」という言葉にもかなりこだわっている。
いいシーンも数多く、クライマックスはもちろん、尋常小学校を背景にやりあうライダー同士の戦いとか、絵になるね。 ねえ、隣で寝ているパパさん、爬虫類列車VSドリル列車の空中バトルとか格好よくないっすか?そうですか(笑)
こちらはドラマもきっちりあって、良太郎の夏の思い出とか、最後の侑斗の台詞とか、しっとりとした感じで幕を閉じる。
もう一度観たいね。

4日(土)

相方さんと和スイーツを食す。
和モノはやっぱり色合いからして涼しげだね。
夜、旨いもの居酒屋で食べた、水茄子の胡椒とマヨネーズ。 おいし〜〜。生茄子もいけるねえ。

さて、ジャンプ異例のパロディ漫画『太臓もて王サーガ』も残念ながら完結。
ひそかにファンの多い作品だったみたいだけど、残念だねえ。
作中人物の突っ込みの多彩さが面白さのポイントかな。万人には薦められないけど(笑)。
この人の短編集『クレイジー大亜門道』の写真はウケる!
これからも伝道師としてがんばってください。

3日(金) 「エナジー回復」

ぼく、相方さん、kontakeさんとひさびさに宴会。
メキシコ料理で宴会のはずだったけど、諸処の事情でステーキハウスに。 ひさびさに野性味溢れる夕食をがっつきました。

2日(木) 「お笑いフィールドの怪人たち」
「メンフィールドの怪人たち」より

深夜番組アメトークの今回のお題は『ジョジョの奇妙な芸人たち』
ジョジョ好きな芸人が集まって、好き勝手に放談するというもの。
いやあ、ジョジョの潜在ファンは多いんだね。
この番組はときおりチェックしているので、そのぐだぐだ感や見切り発車度は十分承知している。 そのため、さほど高い期待はしていなかった。
マンガの台詞の空欄を埋めさせるとか、もうちょっと面白いやりかたもできるだろうにねえ‥‥。
でも、「ガンダム芸人」のときよりはきれいにオチていたかなー。
(↑結構、評価しているつもり)

1日(水)

『アルテミス・ファウル〜妖精の身代金』読了。
ハードカバーのときから気になっていた一冊。文庫になったのでめでたく購入。
──妖精は実在する!しかし彼らは人間が想像するのとはちょっと違う社会を形成していた。 それをつきとめた、悪党一家の天才少年アルテミス・ファウルは、大胆かつ完璧な計画を企てる。 それは妖精を誘拐し、彼らが隠し持つ黄金を手に入れようというものだった‥。

痛快な物語がとにかく好き。 主人公が最初から賢かったり、強かったり、タフだったり。 アルテミス・ファウルはかなりできる子なので安心だ。 もちろん、悪いのはこいつなんだけど、つい肩入れしちゃうね。 こういう物語がどういう結末に落ち着くべきか。 最初から最後までうまく行きましたじゃ話にならないし、 こてんぱんにやられましたでは、気分よくない。
その点、期待は裏切られなかったので、満足。面白かった。