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登場人物
わくわく冒険日誌 2005

“イグニッション!与えるものと与えられるもの”の
11月




29日(火)

「ワールドタンクミュージアム図鑑」をぱらぱらとめくって楽しむ。 海洋堂の戦車フィギュア食玩についているモリナガ・ヨウ氏のカラフルなイラストを集めたもの。 「王立科学博物館」が完結したらそっちのも出ないかなあ。 序文で専務が「拒否反応のない絵柄」と評しているけど、見事に言い表していると思う。 特に戦車に興味があるわけじゃないけど、ライトな知識をいろいろ吸収できて面白い。 自衛隊が無反動砲なんてSFチックなシロモノを搭載した戦車を使っていたなんて!

27日(日) 「PHS以外使ったことがない」

ふと思いついて、携帯(PHS)を新しい端末にすることにした。
弟に「物持ちいいなあ」(笑)と言われてしまったし、年末に備えてブラウザ付端末があると便利だし。

WILLCOM(旧エッジ)といえば11月から新機種が目白押しなのだが、 来年発売の日本無線の端末がその無骨さで一番かなと思っていた。 しかしパンフをよく見るとこれはカーソルキーがないような気がする。 やっぱり、機械へ意思を伝えるインタフェースとして上下左右のキーはいまのところ最高のデバイスだ。 (訳:「ないとゲームがやりにくい」)

てなわけで、通称ファイズ携帯(命名:RJ)のWX310SAを購入することを決意する。
まず、量販店の店員の対応を予想して、喫茶店で気持ちを落ち着けてから行く。

‥‥いろいろあって入手完了。
WILLCOM端末からWILLCOM端末はPC経由でメールも電話帳も移行は簡単だ。
使い勝手はおおむね良好。WILLCOM系の弱点だった文字入力も良好だし。 もっともメモリがなくなるとどうなるかはわからない。 しかし、最近の携帯はなんでこんなに音がバカでかいんだろうね〜。

交響詩篇エウレカセブン 「スタート・イット・アップ」
じっちゃん再登場。相変わらずの頑固技術者っぷりで、かっちょええなあ。 その想いを受けとめて、爆煙の中から颯爽登場する新型!BGMはもちろん初代オープニング。 いやあ、わかっているなあ。ここはそれが欲しいと思いました。 仲良しアタックでジ・エンドも軽く一蹴。

魔法戦隊マジレンジャー 「あべこべ姉弟」
映画以来の山崎さん再登場。冥府神編になってから出てこなくなるかと心配でした。 ところで、この時期に十匹の敵を登場させて大丈夫!?と思ったけど、だいたい二話で一柱の神を撃破しているので、 むしろぬいぐるみ代は節約できているかも。もちろんお話が毎回面白いので問題なし。

26日(土)

「大空魔竜ガイキング」
古さと現代風が混在するロボットもの。 これ、結構面白いかも。登場人物がみんな熱いんだよなー。バトルもルーチンワークじゃなくて毎回きちんと戦っているし。 脚本は三条陸って、ダイの大冒険の?

「恐怖の黄金時代──英国怪奇小説の巨匠たち」(集英社新書)読了。
そんなに堅苦しくなく、有名どころの小説や作家のエピソードを紹介した本。 図書館で見つけた本だけど、なかなかよさそうなので買ってくるかな。

T&T紹介ページ更新

25日(金)

「妖怪ハンター 地の巻」(諸星大二郎)。
小説やらゲームやら各種メディアでもれ聞いたことはあったけど、未見だったマンガ。 映画化のおかげでひょっこり店頭に並んでいた。 「暗黒神話」は読んだことあったけど、いやあ、こちらはもう別格だねえ。 非人間的な化け物のセンスなのか、それとも特有のじめっとした古代史を題材にしているからか、 とにかく怖い。人の怨念とか幽霊とかを出さずに、怖い話を描くには実力が必要なはず。 映画「奇談」の原作短編なんか、そりゃ映画化もしたくなるわ〜という迫力に満ちている。
え、これジャンプ連載だったの?

ところで作中の擬似生命ってフレーズはいいね。

23日(水)

茶道の口切りの日。
朝、あわただしく準備して出動。
今回は着物での参戦はやめておいたけど、実は年初めにあたる行事なので、こういうときこそ着るべきだったようだ。 いつもは練習で会えない新しく入った方ともご対面できた。気さくな方だね。

実際は一人でやるべき流れを四人ぶんに分けて後炭・薄茶を担当。 あちこちからサポートを受けつつかろうじてやりとげる。
実はさまざまな要因で、ゴージャスなKさんの愛息ちゃけ君も参加することになった。 基本的には手のかからないよいこだ。 部長さんが子供好きみたいで面倒見がよいので、その称号はおゆずりする。 途中、若女将Aさんとその娘さんも登場してなかなかにぎやかだった。

20日(日)

弟が結婚の決意を固めたということで、実家でお相手さんを紹介される。 全員、すでに会ったことがあるので特に驚きとかそういうものもなし。 両親がしゃべりまくって、口を挟む間がない(笑)。
もうひとつの目的である、実家のTRPG本を一部回収というミッションは無事コンプリート。

19日(土) 「私達、想い出に負けたの?」
「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN」より

「よみがえるロンドン」、100年前のロンドンの風景が収められているらしい写真集。 欲しい、けど9500円はだせないなあ。
今日は地元でまったりめに、相方さんと喫茶店でワッフルを食べたり、部屋でDVD観たり。 結構充実した一日だった。

「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN」を観賞。
FF7といえば、PlayStation最初のファイナルファンタジーで、シリーズ初登場の3Dグラフィック以上にそのめくるめくストーリー展開で度肝を抜いてくれたRPGだった。 で、いまごろなぜか続編ストーリーがフルCGアニメーションで発売されたという不思議さ。
DVDだけどゲームショップでないと購入できなくて、お値段はOVA程度かな。ハリウッド映画DVDより高いけどあっちは二次収入だしね。 なにより、60時間以上かかるRPGをやらなくてもすむのは今となってはありがたいかも(苦笑)。

で、観てみた感想は‥。ストーリーはばらさないとして、かつてのメイン登場人物がみな元気よく登場してくれるのはうれしい。 思春期の少年たちをどぎまぎさせたティファ姉さんも健在だ。FFであることを忘れずに、スピード感あふれるスタイリッシュなバトルの連続。 世界を救ったやつらと、しゃれにならない強敵の闘いなので、ビルを砕くは、空を飛びまくるは演出も派手になる。 このあたりのCGを味わうのが一番いいんじゃないかな。
気になる点は、攻撃で「傷ついた」というエフェクトがほとんどなかったこと。 ざっくり切られても着物も切れない、要は時代劇っぽいのだ。
あまりグロくする必要はないけどこのあたりを次回はよろしくだぞと。

最後のアイツの台詞。なかなか格好いい〜。

18日(金)

「天才博士の奇妙な日常」読了。
十八世紀〜二十世紀初頭の史実上に名を残した偉大な業績と同時に、 常識を逸脱した奇行で知られる科学者たちを紹介した本。 海外の本なので日本で出版される本よりもデータが細かい。 中には身長まで記されている科学者もいる。 作者ピックオーバーは、彼らの振る舞いがある種の脳神経病の症状に類似しているという観点から、 これらの病気と発明は関連があるという方向で分析を試みている。

訳は、一風変わった科学者に魅せられた新戸雅章さん。 巻末を読む限り、原典から一部省かれているらしいけど、これがよい方向に働いているようだ。 この編集のおかげで、サイエンティスト列伝ともいうべき方向性の本になったはず。

17日(木)

みかんで栄養補給の今日この頃。
今日も茶道部に行けなかった。
それよりも心配なのが、部の人からのリアクションがまったくないこと。
‥‥見捨てられたか?

16日(水) 「009ノ1でお願いします」

故・石ノ森章太郎の作品がハリウッドで実写映画化されるらしい。
で、どの作品を映画化するのかはこれから決めるんだそうだ。
‥‥普通、まず強烈な感銘を受けたりして映画化の話が出るものだと思うけどね。
気がついたら「ホテル」になってたりして。

石森エンタテイメント(要Flash)

13日(日) 「ならばひとつゲームといこう。私がより楽しめるように!」
魔法戦隊マジレンジャー「神罰執行」より

TRPGの日。
欠席者がやや多いけど今年最後かも知れない集会。
合間を縫って完成したシナリオで皆をうならせるはずが‥‥!
あ、シナリオだけ忘れたあぁぁぁぁ!。録音装置もトランプもみんな忘れず持ってきたのにぃぃ。
こんな初心者ミスをしてしまうとは、頭が痛いね。
それでもほとんど覚えているので、アドリブでやってみようかなと一瞬頭をよぎったのだが、 J氏が「参加者が揃っているときにやれってことだよ」と言ったので、まあそうかなと思い次回にまわすことにした。 ちょいと手直ししたいところもあったし。

で、それまで遊んでいたカード型TRPG「ロータスシティ」を遊んでみる。
いやあ、これはなかなか斬新なゲームだよ。シナリオいらず、HPなし、従来のパターン行動は通用せず。 などなど新しい特徴はたくさん。
普段マスターはやらない面々もすぐに飲み込んでもちまわりでやってみた。 芝村作品をこの数回のプレイで評価はするのは危険だけど、 意外とマスターの演技評価の修正値が成否に占めるウェイトが高いねえ。 もっと、パーティとして戦略を練って行動しないと難しいレベルになっているらしい。 確かに個々の行動が多かったね。

魔法戦隊マジレンジャー「神罰執行」「狙い撃ち」
冥獣帝ン・マ退場後がちょっと心配だったものの、 冥府神が出てきてからむしろがぜん面白くなっている。
この十柱はどいつもキャラが立っている。一番エラそうなダゴンがもっとも強いわけでもない。 甘い声のワイバーンも冷酷な一面を見せたり。「星獣戦隊ギンガマン」の時に感じたワルいやつらの魅力がある。

まだ、マジは実力で冥府神に勝ってないんだよねえ。
冥府の神々は、ン・マが絶対神として転生するために必要な「闇の戒律」 (自分で決めたルールに従わなければならない)を遵守する。 破ると仲間に処刑されるので、今のところこれ頼みというのがたまらない。



12日(土)

げ、いきなり「大空魔竜ガイキング」(昔のロボットアニメ)のリメイクが放映されている。 ロボット大戦の発売を見据えた再放送だと思ったのに。

今日はTRPGのためのシナリオ執筆。
うん、なんとかうまくまとまりそうだ。ちょっとわくわく。
その後、図書館へ足を伸ばす。このところ気になる大戦直前のヨーロッパについて書かれた本を探す。
結局世界史の本くらいしか見つからなかった。「ワールド・ミステリーツアー」(TRPGサプリメント)見たいなのがないかな。

11日(金)

フォな人も友達であることがわかり、めでたく登録。
さらにお二方も登録。
日記等を移行するつもりはまったくないので、ここのURLを設定。 RSS(見出し用の別ファイル)がないと登録できないらしいので追加してみた。 いまのことろ手作業更新だ。そのうち自動化できるかな。

8日(木)

この日は無理だったけど、最近夜空の星がよく見える。 オリオン座だってわかるくらいだもんなあ。 脳内で勝手に線が引かれるのは、すばらしき義務教育のおかげ。 でも、他の星座ではだめだ。

9日(水)

最近、mixiという閉鎖型ネットワークに登録させてもらった。
orkutの日本語版といったところ。 友達の数がダイレクトにわかってしまうという、花京院やぼくにはキツいシステムだ。
それでも、一応検索してみた。
一件該当(クリック)。

フォォォォーーーッ!

‥‥多分、知っているのとは違う人だな(笑)。うん。

8日(火)

買ったPCに付属していたアンチウィルスの試用期限が過ぎた。
このまま購入してもよいのだけれど、 ActiveXが有効でないと動作しないという困った仕様に危うさを感じて、 これ以上使うのはやめる。
同等の性能と思われるやつを導入する。

夜、四丁目さんとkontakeさんにつれられて手巻き寿司を堪能する。 食べ過ぎた〜。

5日(土)

カードゲームのカードを収めるケースを百円ショップで探すものの、 ちょうどよいのが見つからない。このトランプのケースならちょうどよいんだけどなあ。

相方さん「なら、買えばいいじゃん。百円だし」

そりゃそうだ(笑)。使ってみるとこれがしっくりだった。
あと、小さい麻雀牌セットが二百円で売っていたので買ってみる。 実はルール知らないけどなんとなく。こんな格安なのに簡易ルールも付いている。 ただし点棒は紙製(別売りのプラスチック製もあり)。

南町田のショッピングモールをぶらつく。 結局何も買わなかった。まさにウィンドウショッピング。

3日(木)

朝起きたら、波留子さん、ぐりんちゃん、れっとちゃんと横浜ズーラシアに行くことになっていた(笑)。
なんでも、あきぼんさんがお仕事で忙しいので、ぼくに白羽の矢がぷっすり刺さったらしい。 ほら、ちっちゃい子が二人いるとどうしても大人一人だとね。

波留子さん「相方さんには許可済みだから〜」

世界は知らないうちに動いているようだ。 ともあれ、折角のお誘いなので参加する。

待ち合わせ駅にたどり着くと、ぐりんちゃんは神妙な顔つきで座っていた。
渋滞が嫌いなれっとちゃんはぐずり気味。でも、道中長いのでしばらくしたら二人とも眠っていた。
波留子さんと軽妙なトークを展開する(たぶん)。

ズーラシアに到着する。
一行のお目当ては、タキシード姿の動物さんたちが演奏するズーラシアブラス。
金管楽器(トランペット、ホルン、トロンボーン、コントラバス)とコンダクターで構成されたユニットで、 結構人気ものらしい。ほどよく短めのセッションを二回ほど聞く。 めりはりがあってよいと思う。

合間の時間に希少動物を見学、アリクイやオカピーを観察する。
動物園ってひさしぶりだなあ。なつかしいときめきだね。

そんなこんなで堪能し、夕方頃帰宅の途につく。 帰宅の車の中で、めがねをはずしてみたら‥‥

ぐりんさん「めがねつけてよ‥‥」(ため息口調)

うーむ、やはりこれがないとダメか。

2日(水) 「アイルランドの瞳輝くとき‥‥」
「仮想空間計画」より

『仮想空間計画』(J.P.ホーガン)を読了。
気がつくとジョー・コリガンは記憶をあらかた失っていた。 病院の医師やカウンセラーとの会話はどこかかみ合わない。 しかもそれは社会全体がそんな調子で、実はジョーの方が普通ではない側だという事実を知る。 そんな、型どおりの行動を義務付けられる社会に馴染めず、 ジョーは神経の病であることを理由にひっそりと暮らすことに甘んじていた。 そして十二年が経過する。ある日、彼の勤めるバーにやってきた女性は‥‥

分厚いけど読みきった。日本で言うところの「○○○○の○」だな。 言うとネタがわかってしまう。 かつて研究者だった男が社内政治にのめりこみ、地位は得たものの、妻や友人を失っていく。 でも、今の記憶なき彼が知らずにときおり口にするのは、友人や恩師の言葉。そしてアイルランド気質。 彼の人生に刻み込まれた台詞だった。大いなる陰謀の物語だけど成長の物語でもある。 ジョーとイーヴリンの出会いと別れ、収まるべきところに収まるんだけど、ちょっともの哀しいね。