議事録 平成16年度   定例議会322回〜325回
  福井すみえの一般質問
  福井すみえの反対討論
  福井すみえ発言 (平成17年度一般会計予算)
平成17年3月10日
 
一般会計予算特別委員会
 先ほど3点ですから、もう1点ありますので、今手を上げました。
 167ページの学校給食の件でお伺いします。
 資料をちょっと出していただきまして、学校給食における町内産米はどのぐらい使っているのかという資料を出していただきましたが、今の状態ではすべて町内産米を使っていただいているという結果が出て、よかったなと、こう思うわけなんですね。これの仕入れ先、多分JAかなと思うんですが、個人的に非常にこだわってつくってらっしゃるお米も仕入れて子どもちの口にと思うんですが、そういうのが入ってくるか、そこの農家の方だけで食べてらっしゃるかもしれませんのでね、それは難しいことかもわかりませんが、そういう個人的に直接顔の見えるところから仕入れていらっしゃるのか、その点お伺いしたいのと、それからやはり米飯給食ですね、何回も言いますけれども、福島県の矢祭町へ視察に行きましたときにね、あそこは週4日米飯給食だったんです。非常にうらやましく思いまして、今アメリカなんかでもパン食というのが非常にカロリーが高くなって肥満のもとということで、お米を食べる習慣に移行していっているというニュースなんかも聞きます。そして、我々議員の先ほど食べましたあのお弁当も、360円で非常にお安く、それも結構おいしいお米なんですね。それを、あれがパンだったらいやだなという思いをいたしますので、パン好きな子もいらっしゃるかもしれません、児童で。でも朝パンで昼パン食べてというよりも、学校でやはり米飯給食をしていただけるように方向を持っていっていただきたいなと思うんですね。これは前もいろんな方からも意見が出てるかと思うんですが、なかなか実行に至らないということで、思い切って考えるということも大事ではないかなと思いますので、せっかく日本国内に生きておりますので、その点をよろしくお願いしたいんですが。
平成17年3月10日
 
一般会計予算特別委員会
 そのふるさと館の屋根の件ですが、やはりそれは私ふるさと館の方で聞いておりますので、一度様子を見に行って、真実をやはり見聞きされた方がいいと思います。
平成17年3月10日
 
一般会計予算特別委員会
 155ページのふるさと館の件でちょっとお伺いしたいんですが、今度歴史街道が銀山からふるさと館までという計画をされているわけですが、果たしてふるさと館へまいります、観光客の方がね、たくさん行かれると思います。そういうようなときに、果たしてそのふるさと館自体がね、安全であるかといいますと、私の耳に入っておりますのが、屋根は非常に心もとない状態であると、業者さんがですね、あそこの屋根はいつ落ちてもおかしくないようなことも診断が出ているということなんですね。そうした場合に、やはり心配であります。今現在もね、私もふるさと館、絵の方でお世話になっているんですが、あそこのいろいろ展示してあるところにおりました、常々ね、高齢の方がデイサービスとかで立ち寄られるそうです。ふるさと館を見学がてらおトイレをお借りしたりと。見学も入っているという形でね。そういうときに、非常に余り屋根がどうであるんかなといったときに心配になりますし、もちろん学童も来ると思いますし、一般の方も町内外問わずあそこに見学にこられますのでね、結構来ているのかなと思いますけれども、結構の人数来られているそうです。
 ですので、やはりそれをどうしていくかという、今後伺いたいのと、それから小さなことになりますけれども、貸館してくださってますが、非常に今流し台が外にありますために、雨がびしゃびしゃのときでも外でいろいろ手を洗ったり、コップを洗ったりしないといけない状態であります。雪が降ろうとそこの外でね。ですので、できましたら、こういうのもお金かかるから皆さん遠慮しておっしゃらないと思いますが、あえて私申しますが、小さな流し台で結構ですので、それと湯沸器と、贅沢は申しませんので、何とかあの建物の中に設置していただけたらいいなと、この際申し上げておきます。
 それとですね、小さなことですこれも。ですけど、大きなことだと思うんですが、165ページの一番上から2番目ですね、彫刻の道マラソン大会、この大会も私も松尾台小学校が出発点ということで、毎年参加させていただいておりますが、そのときに金メダルはあるんですね。ですけど、僅差て1位の子と2位の子がこれぐらいの距離で駆け込んでくるという場面もあるんです。そういうときに、銀メダルと銅メダルがあったらいいなとこう思ってますので、そんなに大した額ではありませんので、一度検討をする余地があるんではないかと思いますが、お伺いしたいと思います。
 それと、体育施設費の下から3番目のB&G屋内温水プールですね。このことなんですが、これオープンするまでにあそこの部屋にプールだけでなくね、スポーツセンターがニュータウンからしたら非常に遠いところにありますので、我々車に乗っておるものはすぐに行けるんですが、バスに乗り継いでという方もたくさんプールを利用されています。そういうときにね、何かストレッチ、体力づくりできる器具をね、そんな贅沢言いませんが、器具を何台かそろえていただけたらという声も聞いておりますので、それぐらいやったらできるんではないかなと思うんですが、今だにまだそういうのは設置されてない状態なんですね。
 とりあえず3つお願いします。
平成17年3月10日
 
一般会計予算特別委員会
 先ほど聞いたらよかったんですけどすみません。
 27ページのコンピューターの関係なんですが、台数が足りているということで、聞いてないということなんですが、各小学校とそれから各中学校ですね、教師の方に向上していただくために指導員を配置するということで、これは結構なんですが、中学と小学校と何か先生方の机の上のコンピューターの台数がちょっと違うように聞いておるんですが、それをですね、やはり各先生方1台ずつぐらいお持ちになっていたら、常時触るということで先生のさらなる向上につながると思うんですが、そういうのはなかなか先生方からも声も上げにくいと思うんですが、その中学校と小学校の違いはどうなんでしょうか。
平成17年3月10日
 
一般会計予算特別委員会
 予算概要の方の27ページのですね、情操教育の充実として、コンピューターの活用ですね、この台数、たくさんの台数なんですが、現状としては、これで十分であるのかどうか、もうちょっとほしいと思ってらっしゃるのかどうか。また、何でこういうことを申しますかといいますと、やはり今、これからは韓国、中国、それから東南アジア、コンピューターすごいんです、インド等でも。それに遅れをとらないようにということであれば、世界に通用する子どもたちを育てていくという観点であれば、このコンピューターというのが非常に大事なことになってくるのだなと思っておりますので、学校教育においてこの子どもたちへの、これが充実しているのか、またもうちょっとほしいなと思ってらっしゃるのか、そのあたりを現状をお聞かせください。
平成17年3月10日
 
一般会計予算特別委員会
 けさの国会、私がここへ来るまでの国会の中継を聞いておりましたら、たしか自民党議員さんでしたが、学童に使うお金が非常に少ないということもちょっと指摘されておりましたので、ここへきてより不幸なことに至らないようにするには、こういうところへも予算をつけていかなければいけない時代にきているんではないかと、こういうふうに思っておりますので、また内部で検討していただきたいと思っております。
平成17年3月10日
 
一般会計予算特別委員会
 1点お伺いしたいんですが、139ページの事務局費のうちの一番下から2行目ですね、児童生徒安全対策費として24万7,000円上がっているんですが、これは多分防犯ベルじゃないかなと思うんですが、その説明を伺いたいのと、これはどこに入ってくるのかわからないんですが、今非常に学校内での犯罪が全国で起こっておりますが、猪名川町は今のところ安全ですが、今後何が起こるやわからんという思いもありますので、いろいろ地域で見回り隊とかね、そういういろんな方法が行われているわけですが、加えまして、こういうご意見を聞いているんです。定期的にですね、例えばガードマンをちょっと危険だなという箇所、箇所ぐらいにはりつかせてもらうと、非常により安全なんですがと、ボランティアさんというのはあくまでもボランティアですから、自分の好きなときに、散歩とかするときに見回っていただけるという、これも見守っていただくということで、非常に大切なわけです。加えて、ガードマンさんをはりつかせていただいて、ここに学校見守り隊ぐらいのたすきをかけていただいて、そこに立っていただくという方法もあればという意見も聞いたりしておりますので、これをここの中に入ってくるのかちょっとお尋ねしたいんですが。
平成17年3月10日
 
一般会計予算特別委員会
 自主防災の件なんですけどね、防災倉庫が各伏見台にもあるわけですが、その防災倉庫の鍵ですね、あれは私、自主防災の組織の総会の資料を見たら載ってますので、メンバーさんが、それで持ってらっしゃるのがわかるんですが、一般の方はいざといったときに、何か事が起こったときには、だれが持っているのかさっぱりわからんというようなご意見も聞きますので、ああいう防災倉庫は各班長さんがね、持っていても私はいいんではないかと。班長さんというのは班のことが一番よくわかりますので、そういうこともできるんだというふうになりませんでしょうかね。
平成17年3月10日
 
一般会計予算特別委員会
 民間の方は既に一生懸命頑張っていただいてます。ベリタス病院とかね協立病院というのは。もう皆さんよくご存じですね。ところが川西病院は今までなかったものですから、あれは市の病院ですので、やはり病院建設には国とか県のお金も入っておりますので、それはみんなの税金でありますのでね、やはり公ということで、ぜひとも町広報等に載せていただきたいなと思うんですね。
 兵庫医大とかいうのは、三次救急とかいうことであがってきておりますのでね、やはり二次救急もそのように町民の方に知らせてあげてほしいと、こう思っておりますが。要望で結構です。
平成17年3月10日
 
一般会計予算特別委員会
 救急のことで1点お伺いしたいんですが、直接私が知ったのは大分遅かったもので、ことしに入ってから実は市立川西病院が二次救急指定病院ということを知ったわけですね。それで、消防本部にも尋ねましたら、確かに去年の2月にそういう二次救急告示病院になったということで、消防本部の方にも知らせが入ってということを伺ってます。
 川西市のホームページを開いたところ、一切それにはどこにも救急告示病院という指定を受けたということがなかったものですから、早速メールで院長あてにメールを送ってくださいということで送りましたら、すぐ直後にその二次救急告示病院という文言が赤できちっと記されまして、これでホームページ開いている方はわかるんですが、これをやはり町内の方に、私もご近所まわりに聞いてみたんですがね、救急指定病院になっているということを知りませんでしたと、あそこはだめやと思ってましたという方が多いものですから、何とか町内の全町民にもですね、近いところで救急指定病院があるということを告示してあげてほしいなと思うんですが、これをどのようにことしされますか、お伺いします。
平成17年3月9日
 
一般会計予算特別委員会
 公園管理費、今1億595万8,000円上がってますね。その中で、予算の概要の中でらんらん公園(つつじが丘)の水道設計工事・分担金として33万6,000円、これ口径別分担金と思うんですが、例えばですね、町内でこれは公園以外ではそういう水道の給水栓を設置できるものかできないものなのか、まずその1点伺いたいのと、と言いますのは、今町内全域でお花づくりをして、少しでも住民が水まきしたりするときにですね、出たり入ったりしますから、シーンとした地域でなくて、人が出たり入ったりするということにおいて、また防犯にもなってくるということでね、一生懸命お花づくりを通して地域も見守っていただいているんですね。
 今まで、何か恐ろしいような、ちょっと怖いような場所でもですね、その方たちがお花をつくっていただくことによって、非常に安全も図られているわけなんですが、ただですね、水道栓がないものですから、緑地かな、公園かな、ちょっと私も判断できないんですが、その水道栓がないから、10軒、20軒離れたところから皆さんね、ごみのときのカートでタンクを引っ張ってきて、それぞれのおうちからとか、近くでもらったりして、タンクで水やりして、非常に苦労してらっしゃいますので、そういう要望をちょっと聞いているんですがね、水道栓設置を町の方でしていただけないかなということで、きょう予算ですので、そういうことをちょっと伺ってみたいんですが。
平成17年3月9日
 
一般会計予算特別委員会
 113ページの一番上から5行目ですね。地産地消学校給食モデル事業費として24万円上がっていて、その説明としては大豆をつくるということなんですが、これの、どのような方がどのような方法で、大体どこらあたりの地域で事業をしていただけるのか。その大豆というのは、地産地消ですから、学校給食で1年間使うのに足りるのかどうか。足らないんじゃないかなと思うんですが、どのように事業をされるか伺いたいと思います。
平成17年3月9日
 
一般会計予算特別委員会
 私もちょっと105ページの13節委託料の中のごみ収集ですね。この件なんですが、私どもの日生ニュータウンは一歩またいたら川西市なんですね。美山台とか丸山台広がっています。
 私、実際に自分の目で確かめようと思ってまだ確かめてないんですが、ごみ収集車があのコンテナを積んできて設置して、そこへ、それでまた回収して帰るんですって。それを実際に川西市がしているのか、そしてまたそういうのを聞いてらっしゃるのか、そして猪名川町は今後どうしていくのかいうあたりを検討されているか、まだ全く検討してないか、お伺いしたいと思います。
 というのは、17年度は従来どおり引っ張っていきますので、我々まだ元気組はあれぐらいのものは玄関からとんとんと降ろせるんですが、やはりどんなことでね、もう骨粗鬆症になってらっしゃる方もたくさんいらっしゃいますし、あれが非常に本当に足が痛くなって初めてわかるという部分もありますので、今後町としてはどうして、もちろん収集委託料は上がってくるとは思いますが、どうでしょうか、その検討はされているんですか。
平成17年3月9日
 
一般会計予算特別委員会
 私も77ページの敬老祝金のことでお尋ねします。
 この予算の概要の中を見ましても、敬老祝金が先ほども前任者がおっしゃっていましたけれども、77歳以上の高齢者に一律5,000円支給していたものをということですね。それによって、17年度予算が支給総額396万円、それ以前は15年度は736万円と811万5,000円というふうなことであったわけなんですけどね、この間2月4日の福島県矢祭町というところに総務企画委員会の方から視察に行ってきました。そのときに、全国から八つの自治体が一堂に会して研修を受けたんですけど、その根元町長のお話をいろいろ伺ったわけですね。そのときに、それぞれの自治体の今我々の実はこういう現状ですということで、お話があった一つの自治体の方がですね、財政厳しいものですから敬老祝金を半分に減らしましたとかあったわけです。町長はどういうお答えをされるんかなと思ってましたら、もう聞いている間に眉をひそめてきましてね、何をおっしゃったかと言いましたら、そんなとこを削らんとあきまへんかと、もう一言のもとでした。それぐらいどうですねんと、あげたらどうですねんやと、お渡ししたらどうですねんというような発言をされてました。ぜひ猪名川町の町長もこうであってほしいなと私は改めてこの予算書が上がってきたときに思いましたね。
 どうなんでしょうか、何も先ほどおっしゃったように生活の補助をするためじゃないと思いますよ。ささやかな、それこそ人生77年生きてきて、猪名川町に住んで健康な方もですね、病気がちの方も含めて、1年に敬老会になったら5,000円いただけるんだというね、ささやかな喜びですよね。それを奪ってまでね、何やったら福祉の道7,000万円ですから、これをやめてしまったらどうです。そしたら約10年間この人たちに支給していけるわけですよ。10年間。それぐらいは猪名川町ね、お渡ししたってばちが当たらんと思いますよ。
 なおかつね、プラスこの77歳が1万円、それから80歳2万円、100歳が3万円、これも大いに結構です。ですから、その前の文言、これは支給していたものをとしないで、従来支給してあげたらいかがでしょうか。70歳からじゃないんです。77歳からということですからね、やはりこれは支給して差し上げても何ら問題ないと私はこう思いますけど。
平成17年3月9日
 
一般会計予算特別委員会
 同じく83ページの工事請負費の7,000万円ですね。これ今の話を聞いてましたら、まだ契約には至っていないということですので、その5,000万円と7,000万円、1億2,000万円、もしこれを白紙撤回すれば貴重な税金を投入しなくて済むわけですから、私は一般質問でもこの間の3月6日の一般質問でも白紙撤回せよということで言ってまいっておりますので、ぜひともそのようにしていただいて、もっと有効にほかへ使っていただくということは今の時代大事ではないかと思います。せっかく雑木とかも生えておりますところをですね、削りたくって、またまたですね、土砂崩れの原因にならんとも限りませんのでね、そういう観点からも、もう自然を切り倒すというのはね、もうこれ以上はやめて、それよりも今ある県道を、例えば歩道の色、私はニュータウンのような煉瓦色、ベニガラですね、ああいうのにしてほしいと言っても、なかなかしていただけないと。高いです、高いですと言われるんです。そういうところにこそね、例えば北野のあのあたりをね、そういうところにお金を回していただきたいと、こう思っておりますけどね。
平成17年3月9日
 
一般会計予算特別委員会
 その職員さんがどうのこうのと全くないんですよ。採用に当たってね、例えばシルバーさんの中から代表者決めるとかね、そういうような方向性で少しNPO的にというようなことでやってはいけないのかなと思ったりもするんですが、それで交代で事務にはりつくということは十分NPOなんかでもやっておりますから、できるんではないかなと思うんですけれども。
平成17年3月9日
 
一般会計予算特別委員会
 79ページの19節負担金補助及び交付金のうちの、シルバー人材センター運営補助金の1,127万円ですが、これですね、ここにはりついてらっしゃる職員の給与がここに入っているかどうか伺いたいのと、もし今後ですね、シルバー人材を本当にシルバーの方たちに運営をすべてお任せするというのも一方向ではないかなと思うんですが、そうしますと少し民間的になってきますのでね、運営費も少し、シミュレーションしないとわかりませんけれども、少なくて済むんではないかと、こう思うんですが、どうでしょうか。
平成17年3月8日
 
一般会計予算特別委員会
 55ページの一番上ですね、猪名川ルネッサンス構想作成委託料、これ今年度新しいんですが、もう少し詳しくこの構想作成して今後どのように生かしていくのか、105万円上がってますが、お願いいたします。
 それと、17節公有財産購入費の1億3,050万円の用地購入費ですね、これのこのあたりの工事価格及び平米単価、総面積、幾ら買うのかということもお願いいたします。
 それと、19節負担金補助及び交付金のうちの、ニュータウン活性化シンポジウム負担金27万5,000円上がってるんですが、これはどういうふうにニュータウンを活性化しようとしてこういうシンポジウムの負担金を出しているのか、伺いたいと思います。
 それと、もう1点だけ、61ページの13節委託料の用地鑑定委託料はどこに委託、まだ予算ですからこれから入札で委託先を選ぶのか、従来の用地鑑定の人に委託するのか、そのあたりもお尋ねします
平成17年3月8日
 
一般会計予算特別委員会
 63ページの13節委託料の住民基本台帳カード作成委託料なんですが、これ資料を提供していただいて、基本台帳カード発行枚数ですね、15年度が20枚、それでは16年度が11枚、発足時から31枚ですか、これ。ということですが、この1枚当たりの経費ですね、幾らぐらいに。委託料4万8,000円だけじゃなくて、この31枚に対してね、どれぐらいのものがかかっているのか、総経費ですね、お願いいたします。
平成17年3月8日
 
一般会計予算特別委員会
 まず51ページの財産管理費のうちの15節の工事請負費のうちの、防犯灯設置工事費ですね。このうちの電柱共架15灯とか説明、あとちょっと聞き漏らしているんですが、新規であったのかどうか。ことし、新規はあるんでしょうか、ないんでしょうか。あるとしたらどこか。
 それと、55ページの15節工事請負費の歴史街道ですね。道の駅からふるさと館への1億5,730万円出ているわけですが、幅員3メートルの道を2,300メートルほどですか、延長するということですね。これによって観光客がふるさと館の方へも誘導されていくといった場合に、どこで質問したらいいかちょっとわからんのですけれども、このふるさと館の状況ですね、これを総務課としては把握してらっしゃるかね、その建物の状況ですね、屋根がどうであるのかとか、そういうようなことをちょっとお尋ねしたいのと、それから19節の負担金補助及び交付金の超低床ノンステップバス購入事業補助金ですね。今回は2台分ということですが、あと何台ぐらいこの路線走っていただいているのか、伺いたいと思います。
平成17年3月8日
 
一般会計予算特別委員会
 25ページのですね、例えば介護予防地域支え合い事業費補助金とか、それからまた二つ下がって民生費県補助金のうちの社会福祉費補助金ですね。また人生80年住宅助成事業補助金、こういう補助金なんですが、これの利用者が増になった場合は、これに加えてまた県の方から補助金がいただけるのかどうか、1年間猪名川町これだけですよということなのか、そこのところをお聞かせください。
平成17年3月8日
 
一般会計予算特別委員会
 このように見てきますと、非常に厳しいことが実感としてわかるわけですね。滞納者もなかなか収税が見込めないということもありましてね、ですのでより、本当に住民に必要なサービスということに徹していただきたいと思うんですね。これは待てということに対しては、見直してでもですね、やっていかなければ、総務部長も眉をひそめておりますでしょ、やはりこれだけの落ち込みの中でやっていかなければいけないわけですから、舵取りをきっちりやっていただきたいと思っております。
平成17年3月25日     反対討論
 第325回定例議会
 議案第10号 平成17年度猪名川町下水道事業特別会計予算に反対する。
 住民訴訟を起こされ、勝訴したからといって弁護士費用2名分89万円を16年の猪名川町下水道特別会計補正予算に計上したが、議案第36号 住民訴訟に係る弁護士費用の負担について、いまだ議決されていないので、17年度の予算に戻すべきと考えるので、反対といたします。
平成17年3月25日      反対討論
 第
325回定例議会


 議案第10号 平成17年度猪名川町下水道事業特別会計予算に反対する。
 住民訴訟を起こされ、勝訴したからといって弁護士費用2名分89万円を16年の猪名川町下水道特別会計補正予算に計上したが、議案第36号 住民訴訟に係る弁護士費用の負担について、いまだ議決されていないので、17年度の予算に戻すべきと考えるので、反対といたします。
平成17年3月6日      一般質問  
 第325回定例議会

 福井澄榮君の質問を許します。
 福井澄榮君。
○7番 福井澄榮   きょうの3点について私の一般質問をしてまいりたいと思います。
 まず1点目。今こそ三次救急である救命救急センターを設置せよ。それで2点目、庁舎増築と(仮称)福祉の道の新設の計画を撤回せよ。そして3点目、学校に園芸教育を取り入れ、情操教育に役立てよう、この3点を質問してまいります。
 まず1点目、今こそ三次救命救急センターを設置せよ。
 2月に、先ほどのほかの議員さんもおっしゃってましたが、寝屋川市内の小学校に犯人が侵入し、先生方が襲われ、1名が亡くなってしまっております。ほかの先生は、三次救急である高槻市内にあります三島救命救急センターに搬送され一命を取りとめております。
 市立川西病院ですね、我々一番身近である市立川西病院が救急指定病院でなかったものですから、大分私もここで言ったけど、川西市の病院ですから、町は何も言えませんということでしたが、声が通っていったのか、16年2月から二次救急告示病院となり、少し安心となっております。
 やはりですね、今こそこういう凶悪犯罪が学校まで及んでいるという現実を迎え、三次救急である救命救急センターを、私は最近ちょっと変えまして、猪名川町内かもしくはどうしてもということでは市立川西病院に併設することを最優先に取り組むべきではないでしょうか。この1点でまずお尋ねしたいと思います。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(大嶋 博君) それでは福井議員の救命救急センターを設置せよということでお答え申し上げたいと思います。
 このご質問は今まで幾度となく、最近では昨年の9月の定例会でも一般質問いただき、ご答弁申し上げたところであります。それから内容は特に変わったわけではございませんが、同じ内容になろうかと思いますがご答弁をしたいと思います。
 私も救命救急センターが町内はもちろんのこと、近くに存在することがどんなに安心で喜ばしいかは十分承知をしているところであります。しかし、ご質問の三次救急でありますこの救命救急センターの設置につきましては、保健医療体制整備計画を担う兵庫県の主導のもとによるもので、阪神圏域における対応となっておるところでございます。既にご承知のよう、兵庫医科大学に救命救急センターが設置しておりますほか、県立西宮病院の救急センターにおいて重篤な救命医療が実施されているところであります。したがいまして、救命救急センターを猪名川町や近隣で新たに設置することは、阪神圏域に既に確保されているという状況から不可能であります。
 しかし、私どもとしましても、一次・二次救急につきましては、川西市及び阪神北圏域の各市並びに阪神南圏域をあわせた阪神圏域各市との連携のもと、さらなる充実を図ってまいりたいと、このように考えております。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 先ほど私は、1名の先生が搬送されたが亡くなられたということですが、間に合わなかったわけですね。三島救命救急センターでも救うことができなかったという悲しい現実があったことは事実でございます。
 阪神北県民局管内で小児救急センターの設置を検討されていると聞いておりますが、救急というのは小児救急だけではだめだと私は思っております。やはり、例えばですね、交通事故で親子で乗っていられてね、小児だけ助けて後のご家族はということになりますと、やはり三次救急、老若男女すべての年代の方の命を救うべく日夜努力をされている三次救急というものをですね、この阪神北県民局管内で設置していただきますようにね、一歩進めて、小児救急はそのように設置しようかというような話し合いですが、もちろん小児救急も大事です。ですから、三次救急の救命救急センターであれば、小児も全部含まれていきますので、やはりそういうものが必要ではないかと思いますので、今度そのような会合に出席されました場合は、そのことを強力に申し上げてほしいと思っております。
 今までですね、大嶋部長が100万人に1ヵ所だというね、国の基準が、そういうことでありましたんですが、今その基準が変わっているかどうかお伺いしたいと思います。
 町長の施政方針でも、毎年のように安心、安全なまちづくりに一歩でも近づくためにですね、おっしゃっているわけですが、そういうものに一歩でも近づくためにですね、今こそすべての年代の人を対象とした三次救急を設置するべきではないかと思っております。
 学校の生徒・児童ですね、そして先生方の安全のために、教育長としての思い、それからまた、地域の重篤な患者さんに対しての思い、町長の思いは以前聞いておりますが、再度お伺いしたいと思います。そして消防長もそういう急患を日夜運ばれておりますが、その人たちに対する思いですね、それをここで述べていただきたいと思います。それによって大きく前進する場合もありますし、努力していただけなかったら後退するということもありますので、よろしくお願いいたします。
 それとですね、先日住民の方に伺ったんですが、専門家のシミュレーションによりますとですね、東南アジアのあのような地震と津波が阪神の沖に発生した場合は、尼崎市、それから伊丹市、それからまた川西市のところまでね、甚大な被害が及ぶということを言われております。そうなりますと、今先ほど部長が言われた兵庫医大ですね、医科大学、あれはご存じのように武庫川の河口近くに建っております。そして、県立西宮病院も西宮の比較的海に近いところに建っております。そうなると、もう想像しただけでも、そこらあたりはどうなるんかなと思っておりますので、阪神北県民局管内の比較的山河が広がっており、このちょっと高台になりますので、この猪名川町あたりか川西の高台のあたりかいうところが私は設置するのは理想的な場所ではないかなと思っていますので、もう一度そういうのを視野に入れて検討していただきたいと思いますが。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(大嶋 博君) 福井議員の再質問にお答えをしたいと思います。
 まず、救命救急センターの関係でございますが、ちょっと質問前後するかもわかりませんが、特に災害の関係につきましては、既に阪神淡路大震災以後、災害の医療センターということで取り組みがなされまして、兵庫県下を全域をカバーするということで、県立の災害医療センターがもう既に設置をされております。ここでは全県下をカバーする高度救命救急医療を行うということで位置づけられ、取り組みをされておるところでございますし、またこども病院の方では、小児の救命救急ということで全県下カバーで特に高度な救命救急が行われる取り組みがなされようとされておるということを聞いておるところでございます。
 ところで、先ほどの猪名川町での救命救急センターの設置ということでございますが、これにつきましては、先ほど来申し上げておりますように、圏域の中で既に設置をされているということから、非常に難しいというか、もう不可能だということでご理解をいただきたいと思うんです。
 それと、人口が100万人に1ヵ所かということでございますが、これはそういう圏域ごとに定める場合についてでありますけれども、県の保健医療計画が決められるわけですが、その中で100万人が一つの目安として定められるわけでございます。これは一つの目安でございますので、そしたら1名が少なければできないかというと、そうではなくて、そのところの地理的条件等がございますので、決して100万人に到達していなくてもできるということは可能だとは聞いておりますけれども、一つはやっぱり100万人が一つの目安として医療計画が整備されておりますので、その医療計画そのものが重要だということを申し上げておきたいと思います。
 それともう一つ、小児の救急についてでございますけれども、これにつきましては、先ほど私からご答弁申し上げましたように、一次・二次救急につきましては、阪神間の連携ですとかより連携のもとで、できるだけ早くそういう中で治療を受けていただくということで取り組みを行っているところでございます。中でも、小児につきましては、小児科医の不足といった観点から、なかなかそれぞれの単独の病院でも困難だということでございますので、かねてから県の方にも要望を申し上げてきまして、新年度、それの調査に向けて専門家や医師会等も含める中で、調査研究を進め、設置に向けての検討が県主導で行われるということとなっておるものでございまして、これは一次から1.5次ぐらいまでの救急ということでご理解をいただきたいと思います。
 それからもう一つ、その思いといいますか、そういうことでございますけれども、当然人命というのは非常に尊いものでございまして、決して少ないからいいとか、そんなものではございません。できるだけ早く搬送し、1人でも多く救急医療を受けていただくといった観点から、それぞれその実態にあわせまして一次あるいは二次といったところでそれぞれしておりますし、また私どもの方とそれぞれの救急搬送いただいております消防とも常に連携をし、その実態をも聞く中で、また機会があれば県の方で特に一次、二次といった観点の中から、県とも協議をしていきたいというふうに考えておるものでございます。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 教育長。
○教育長(橋本義和君) それでは、福井議員の質問にお答えをしたいと思います。
 特に学校内における安全対策という部分でございますけれども、代表質問なりまた一般質問の答弁の中で、防災・防犯の部分についてのいろいろなお尋ねがありまして、ご答弁は申し上げておるわけでございますけれども、特に救急といいますか、急な子どもたちの病気ということで、安全教育の部分については本当に日常学校の中で、特に子どもの命を守るという部分を最重点的に取り組んでおる部分でございます。この部分につきましては、それぞれ各学校におきまして、全教職員並びに養護教諭を中心といたしまして、安全教育の徹底を図っておるところでございます。
 特に救急の場合につきましては、町の方の救急をお願いするという形で、万全の連絡体制を取りながら進めておるところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(山口 昌君) 消防長。
○消防長(井谷丈志君) それでは福井議員のご質問にお答えしたいと思います。
 私の思いということでございましたので、それを述べさせていただきたいと思います。
 消防では、皆さんもご存じのように、住民の方々の生命、身体、財産これを災害から守るというのがメインの仕事でございますとともに、被害からその軽減を図るということも一つの仕事でございます。
 先ほどからちょっとお話聞かせていただいて私も思いますのは、消防の業務自体、先ほど言いました生命、身体、財産、住民の方を守るんですけど、そのうちでも命、これは一番大切なものと感じております。先ほども出ていますように、病院搬送いろいろあるんですけれども、1秒でも早く病院へ搬送する、こういう思いで日夜業務に職員とともに励んでおります。
 先ほど救命救急センターの件でございます。これにつきましても、いろいろ思いを私も福井議員と同じような思いを持っておりますが、先ほど担当部長が答えましたように、いろいろな現状がございますので、なかなか思い切ったというか、望まれているような方法では現実はいかない点もあることもご理解願いたいと思います。
 そして、できるだけ今後におきましても、さらに住民の方々の命、これを第一に、一番念頭に置きまして業務に当たっていることを私の方からご答弁とさせていただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(山口 昌君) 町長。
○町長(真田保男君) 何か私の答弁をじっと待っておられるような感じがしますので、ご答弁をさせていただきたいと思います。
 部長の方、また教育長、消防長の方でご答弁申し上げておるとおりでございます。私もですね、福井議員と同じような思いを持ってですね、日ごろ地域の医療、特に最近はですね、小児救急ということに特に重点を置いて関係者と協議を進めておるところでございます。
 施政方針でも述べておりますし、また代表質問の中でもご答弁を申し上げたことではあるわけですけれども、一日も早くそういったものが実現するように努力したいと思っておりますが、これもですね、例えば小児救急ということを考えたときに、今それぞれの病院で小児科医の不足しておる状況の中で、小児科対策が喫緊の課題というふうになっております。そういったことから、県が中心になってですね、阪神の北部地域に小児救急施設を設けようというようなことの取り組みをしておりますけれども、これも伊丹、宝塚、川西、猪名川という地域の中でのことでございますので、それぞれが我がまちへということで、お互いに引っ張りあいをしておっても時間だけ費やして実現が遠のいていくということになってもいけませんので、そういった協議の中で、一番ふさわしい場所に、どういった規模のものをいつの時点でつくるか、こういったことを県が中心になって協議をしております。
 また、一般救急病院についても、同じような思いで今後の取り組みに力を入れていきたいと、こんなふうに思っております。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 先ほど私が100万人に1ヵ所ということで、ずっとここ何年もしつこくしつこくこの質問をしてまいっております。それは町民の生命を守るためという思いで町民の方々のご意見を私は背に受けてずっと言い続けてきております。そのたびに、100万人に1ヵ所ということでした。
 ところが、最近になって私ホームページを開いておりましたら、国がですね、30万人に1ヵ所というふうに基準を変えてきているということを知りまして、おっと思ったんですね。ですので、もう一度よく調べていただいて、それをもってですね、阪神北県民局でトップ会議がいろいろあるかと思いますが、そういうときにぜひともですね、そういう思いで取り組んでいただきたいと、こう思っているわけですね。
 やはりね、南の方ばっかりにそういう、人口がはりついているわけです。ですから、当然交通事故も多いでしょう。急患も圧倒的に多いと思いますが、この特異の交通事情ですね、猪名川町の北部の方からずっと川西市南部の方に行きますのに非常な交通渋滞、それはちょっと解消されましたが、またまた同じような交通渋滞になっております。救急車が立ち往生しているということを私何回も見受けております。
 それとですね、この猪名川町だけじゃないわけです。何回も申しますけども、篠山市の方の救急車が豊中市の方を走っていたり、それから最近に至っては、豊能町の救急車が171号線を、箕面市内を走っておったり、当然ですわね、そういうとこしかないわけですから、搬送すると。そういうときに、どうか命は助かってほしいなと運転しながら願っているわけですけどね。そういう意味でもですね、やはり阪神淡路大震災のときもライフラインが、南部がずたずたになりましたですね。そういうときに、こういう比較的災害に、あれを思って見たら災害に強いような猪名川町ではないかと思っておりますので、最近になって、猪名川町内にどうかなという思いを非常にいたしてきております。
 ですので、ライフラインを都市でもそうですよね、東京都でも副都心をつくったり、いろんなところへ分散して緊急のときに、そういうときには対応できるようにということでね、1ヵ所集中じゃなくということを言われております。医療でもそうですわね。1ヵ所にそうやって置くよりも、こういうところも提供するということがあってもいいのではないかと思いますので、強力に引っ張ってきていただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。
 それは南部の人にとってもいいわけですから、北部の方へ走ってくる救急車はすーっと走ってこれますのでね、もうそのことは私は言うまでもないことでありまして、皆さんがもう承知していることでありますので、30万人に1人。それからまたね、厚生労働大臣がですね、この間テレビで、三次救急の重要性を非常に感じておりますということも発言されておりますので、国挙げてね、それからまた近隣医師会あげて取り組んでいただきたいと思っておりますが、三島救命救急センターは何回も言っておりますがね、建物と中の医療全部で約17億円で昭和63年に設置されているわけですね。その間、多くの命を助けております。17億円ですね。私、耳を疑ったんですが、中の医療器具もすべて含めて17億円でできております。そして、約5年でね、高度医療を施しますので、5年で赤字解消しているわけです。とにかく緊急の一番重篤な人の命を助けたら、あとはもうそこへずっといるということはないわけです。もう大丈夫ですよということのめどがついたら、二次救急とか民間の病院へ搬送しなおすということですね。そういう病院こそ、まずまず一番に設置するべきではないかと思っておりますので、何とぞ総合病院よりも私は、三次救急こそ猪名川町のこの比較的安全な地域につくるべきということも視野に入れていただきたいと、こう思っておりますので、取り組んでいただきたいと思います、今後とも。
 2番目の庁舎増築と(仮称)福祉の道の新設の計画を撤回せよということです。
 16年の水道事業会計予算に、水道調査建設設計業務委託料として4,935万円計上されていましたが、17年の予算書を見ましたら何も計上されておりません。しかし、17年2月1日の建設環境常任委員協議会に水道庁舎建設の資料が行政側が提出されております。また、17年2月18日の議会運営委員会に水道庁舎建設に併設する議会会派室等の建設の資料が行政側から提出されております。これは1階、2階、3階というこの庁舎のそちらの方に入り口をつくって、そこにこの庁舎と同じ規模ぐらいのものを増築するという計画であるわけです。
 この不況の中ですね、また少子・高齢化が一気に進んで、年々税収減となっている中、このような庁舎の増設はですね、今現在、この時期においては白紙撤回していただきたいと思っておりますが。
○議長(山口 昌君) 上下水道部長。
○上下水道部長(上保幸夫君) 失礼します。それでは福井議員の水道庁舎の建設についてにご答弁させていただきます。
 まず予算につきまして、ご質問にありましたように委託料として本年度上げてまして、この執行につきましては、これから執行し、17年以降の執行となる予定をしております。
 その17年度予算に上がってないのは、そのことがまだ確定しておりませんので、未確定の額は上げることはならないということで私ども額が確定次第、予算化していきたいと考えておりまして、これは水道事業会計で企業会計として庁舎建設をまずするということを前提で事業を進めようとするものでございます。
 ご存じのように猪名川町の水道につきましては、昭和47年に創設されまして、過去4回の変遷をして現在に至っております。この間、この水道の中心となる施設につきましては、昭和50年代に建設され、その後ご存じ10年前の阪神淡路大震災以降、そしてこれらのライフラインについて非常に重要視されてきて、我々水道、これから運営するにおいても、この住民の皆さんの安全、また生活の中心となる上水道については、非常に施設が老朽化し、これからもきっちりやっていかなければならないという前提のもとに、まず庁舎を建設し、そしてライフラインの確保をしていくということを最重点として、今も言いましたようにまず笹尾の浄水場の中央監視施設も非常に古くなってきております。そして今、我々笹尾とこの本庁舎と二元で水道事業を経営しているわけですけれども、やはりこれを一元化していかなければならない、そのことによって、以前から言われておりましたこの猪名川町の水道については、できたときは非常に高い料金だと言われてきました。しかし、いろいろこの過去の変遷をする中で、平成14年に料金体系を見直し、この厳しい経済情勢でありますが、基本的には一応月300円の値下げをさせていただきました。この非常に合理化をしてきました。ただ、これをやるだけではいけないということで、やはり先ほどからも出ております防災という観点からも、まずライフラインの確保が大事だということは常に、先ほど福井議員が言われた阪神淡路大震災が起きたときのライフラインということもご質問もされていましたが、まさに我々水道を預かる人間といたしましては、このことが一番大事であると。そのことには常に防災を含めた施設として、水道事業会計として、この庁舎を建てやっていこうと。企業会計として資金を持っております。これは資金については流動資産で持っていますけれども、同じ資産の中においては固定資産もございますが、あくまで流動資産と固定資産の資産の中での対応として、バランスシートを用いながら経営をやっていこうという考えで、今回、水道庁舎を建設しようとして考えたものでありますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山口 昌君) 総務部長。
○総務部長(今里康一君) 福井澄榮議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 計画中の水道庁舎の2階、3階部分につきましては、町職員によります庁舎検討会、あるいはワーキンググループの作業を通じまして、現在のこの庁舎の状況、昭和54年に建っているわけなんですけれども、阪神大震災でその後の耐震診断の結果、今後同規模では耐えることはなかなか困難であるという、そういうふうな判断、さらには不足している事務スペースを整理をいたしました。現有庁舎では、代替がない、あるいは狭い、安全性の確保等の問題、そういった理由から、基本的には教育委員会事務室あるいは電算室、災害時の対策本部となる会議室、あるいは議会の会派室、行政委員会室等の整備が必要という結論に至っております。
 まず、教育委員会の事務室ですけれども、現在の分庁舎を利用しておりますけれども、本庁舎と離れており、利用者にとっては非常に不便をかけて、特に雨の日はそういった状況になっております。
 この分庁舎の鉄筋部分が昭和41年の建築でございまして、40年を経過し、地震に対する耐震性も十分な状況ではございません。さらに、教育委員会の各部署がああいう形で分断されておるということで、状態それから教育委員会の会議が非常に多いのに会議室が不足している、そういった建築上、あるいは事務スペースとして適切な建物の状態ではないということで、教育委員会事務局を水道庁舎にあわせて配置をさせていただきたい。
 次に電算室につきましては、町の重要な公的なデータを電算サーバー機等に保管・管理しておりますけれども、現本庁舎の耐震性が不十分な中、あるいは防災上不向きなこういう建物であることから、それを常に管理しておる方については非常に心配をしておるところでございます。今般、そういった耐震性が確保され、非常電源等が適正に整備されます、そういう予定のある水道庁舎に移そうと、そうして公的データの安全管理を確保してまいりたいというふうに考えております。
 次に、議会の会派室あるいは監査委員、公平委員会等の行政委員会室についてですが、これらにつきましても、専用の部屋がない状況でありまして、人口3万人を超え現在議員活動、監査委員活動等、それぞれより円滑、活発に行っていただくために必要ということで判断をしているわけです。
 そういった中で、今般水道庁舎の建設とあわせて、今計画を進めることが財政的にも一番効率的である、この機会を外しますと防災安全面の対策の面からも、新たな施設の予定は立たないという状況でございます。お話の中でありましたように、安全面のそういったいろんな担保を確保する上からも、分散するというご発言もございましたが、そういうことも必要ではないかというふうに思っております。
 今後、細部につきましては、基本計画の中で関係部局とも調整を進めながら、議会にも報告をして詳細を詰めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) タイトルに言いました、説明においては今しますが、まず答弁に対してはちょっと待ってくださいね。
 福祉の道と称しましてね、今現在ある社会福祉会館と総合福祉センター、いわゆる通称ゆうあいセンターですね、そこの山の方に今は道がないようなところを、もう既にですね、平米単価2,000円ぐらいで5,000万円でしたかね、出して土地を購入しているというところの段階に来ているわけですが、またまたそこをね、道とする工事になりますと、非常に高額な町税をそこへ投入するということになります。投入してその効果があるかというと、私はないというふうに今判断しているわけですね。
 それはどういうことかと申しますと、当時、今もそうですけど、紫合からゆうあいセンターまでのあの細い道ですね、あそこをですね、ゆうあいをバスで降りて利用されている方々は高齢者の方々なんかは、もう雨の日、傘を吹き飛ばされそうになると、横をトラックが通ったらそういう状態になるということで、随分前に県会議員の方々との懇親会をもたれたときに私は一番にそのことを県会議員にお願いしました。ここは県道ですからね、お願いしたわけです。そうしましたら、この17年度からそこの紫合の交差点から北田原、南田原に向けてバイパスができます。そうなると、どういうことになるかと言いましたら、今現在ある北野の皆さん、大変な思いで住んでらっしゃるわけですが、そこの道が生活道路になってくるということになりますね。そうしますと、よりそこは安全、今よりはぐっと安全な道になってきますので、その道があればね、わざわざ、だれが通るんですか、あの山の上のあんな道をあの高いところを、高齢者にしたってだれに聞いたって、あんなところ通りたくないということを聞いておりますので、私はこれを白紙撤回していただきたいと思っております。
 それとですね、先ほどもいろいろと防災からとか、ライフラインからとか、寸断されたらどうなるとか、耐震診断がどうのこうのとあります。しかしながらですね、先日私も2月4日に福島県矢祭町の方へ総務企画常任委員会委員として視察にまいりました。そのときに、そこの矢祭町の役場を視察したわけです。どんな役場ですか、皆さん一度見に行ってください。私はね、恐らく神さんが私にあそこを見てこいとおっしゃったんじゃないかなというぐらい、グッドタイミングですごい古い庁舎を見てきたんです。町長ぜひとも見てきていただきたいぐらいですわ。
 私そのときに、ばりばりと職務をこなしていらっしゃる女性職員さんに、ここの庁舎はどうなんですか、新築はどうでしょうか、改築はどうでしょうか、増築はどうでしょうかと言いましたら、もう一声のもとにですね、そういう計画は全くございませんと、我が町はですね、いろいろ高齢化も少子化もありますんで、そっちの方を町長も重点的にね、最重要課題として取り組んでますので、税金はそっちの方へ回さんといけませんので、これで十分ですわということですね。どんなんでしたか。よっぽどこの猪名川町の方が立派な庁舎でございます。もちろん、入ってすぐ左のところの町長室なんかは、もう本当にそこの小さな会議室、事務局室ぐらいですか、そこが町長室です。それでもちろん、いすはパイプいす、階段はと申しましたら、当時のままの、古い古いままの木の階段でありました。
 なおかつ、耐震診断もされていると思いますがね、それでも庁舎増築、新築もないということですね。
 ある方がちょっと口走ったのを私耳にしたんですが、この倍ぐらいのものを横へ増築しますと、10万人規模の庁舎になるなということをちょっと耳にしまして、何なんですかね、10万人になるというのは何十年、それこそどれだけかかるんでしょう、猪名川町において。この町長の施政方針にも、先ほど申し上げましたが、厳しい財政状況の中、どうでしょうか、耐震診断、まずは学校の建設、新築とかいうことは私は反対いたしません。児童が絡んでます。ですけど、この役場はもうちょっと辛抱できるんではないかと思っておりますので、後回しにしていただきたいと、こう思っています。
 白紙撤回もいいと思いますよ、10万人になんかなるはずがないんですからね、なかなか。
 まずその点伺います。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(大嶋 博君) ご質問の(仮称)福祉の道整備事業につきましてであります。総合福祉センターは、昨年度の障害者福祉センターの完成を契機に、この総合福祉センターが地域福祉センターとして、その機能を一層充実強化される中、貸館を中心とする福祉団体の自主活動の場としての利用の高まりとともに、教育研究所としての機能も併設することになりました社会福祉会館との連携・連絡が一層求められることになりました。
 一方では、総合福祉センターにおける機能は、高齢者・障害者の在宅福祉を推進する拠点としてのデイサービス、機能回復訓練、障害者授産施設機能などをあわせ持つことになりましたが、この室内での活動に加えた屋外での活動の場づくりが利用者の間からも求められることになりました。
 このため、この道路を総合福祉センター利用者の副次的な施設としても位置づけ、具体的には、施設利用者の歩行による利便性の確保のための連絡道路、ご質問の連絡道路としてということだけではなくて、これ以外にも高齢者や障害者の健康増進、リハビリテーション活動のための機能、自然と触れ合う遊歩道、散策道としての機能、さらには長期的な観点から、周辺の豊かな自然を利用した憩いの空間、創作活動空間づくりをも視野に入れ、これらに活用していくこととして整備を進めていくものであります。
 なお、この事業につきましては、所管の文教厚生常任委員会にその必要性、進め方、進捗状況などを報告し、意見をいただきながら進めてきたものであります。
 本年度、実施設計をほぼ終え、現在、用地購入に鋭意努力しているところであります。新年度に工事着手、年度末完成を目指しておるところでございます。
 したがいまして、この計画は撤回をいたしません。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 撤回いたしませんと、平然と言ってのけるんですが、この町、何ぼ財政あると思ってるんですか。猪名川町は金持ちだなということをね、ずっと阪神の神戸の方へ行っても言われるんですよ、私たち、福祉関係なんかで行きましても。猪名川町は金持ちですねと、ゆうあいセンターが建つときにそんなことを言われまして、いえいえ決して金持ちじゃないんですが、あんなもの建ててしまったんですということを言わざるを得ませんでしょう。
 ですから、デイサービス、先ほどおっしゃいましたデイサービスなんていうのも、天河草子ができておりますのでね、特別養護老人ホーム、そこがしっかりとデイサービスやっておりますので、そこにお願いするということも一案です。
 それから障害者の方ね、「希望の家すばる」の方たちを、福祉センターを2億何なりで建設いたしましてね、そちらの方へ明るく、そしてまた過ごしやすいところへ移っていっていただいております。社会福祉会館の陽のあたらないところに親御さんからお預かりしていたわけですけど、それでももう一歩も二歩も前進だったんですが、なおかつね、福祉センターという立派なところに移っていただいておりまして、楽しく過ごしておられるということを伺っております。
 自然に触れるということですが、これだけの税金を投入してね、自然に触れるということ、どうなんでしょうか。猪名川町それ以外にも、あの道を歩かんでも、もっと安全なところで自然に触れられるところはいっぱいありますのでね、何とかして、この財政状況ですから、ほかに使わんといけませんのでということで、説得していただきたいと思います。
 町自体が行政がね、一方でお金がないなと言うときながら、こういうところにほいほいとお金を使うというね、それは余ってましたらね、何をしていただいても私はいいですよ。ですけどね、自分のお財布、いつも言うんです、自分の財布をあけてね、出せますか。ますますもって税収減になってきてますのに、そのようなことはね、ちょっと我慢してくださいということは、行政側から毅然とした態度で言っても私はいいと思いますよ。それでこそ住民の方が、ああそうだそうだと納得していただけることだと思っておりますので、やはりこういうことを、アンケートとったって幾らの人が賛同していただけるかというと、もう私は意味がないことだと思っております。
 先ほどの救命救急センターにしても、阪神北県民局管内でですね、アンケートをとったら一番に救急医療を充実ということは上がってきてますんでね、もちろん町においても、そういうアンケートをとったら一番に上がってくることだと思います。
 この庁舎増築と福祉の道を白紙撤回すれば、猪名川町単独でもですね、三次救命救急センターはできると思いますよ、17億円でできますからね。ぜひともそのように切りかえていただきたいと思いますわ。
 それと、学校に園芸教育を取り入れ、情操教育に役立てよう。
 園芸は、趣味の領域とされているが、国際的には違います。衣食住に加えて、心すなわち人間の情操を育むかなめとして園芸は位置づけられています。
 園芸はまた、国民生活の生活文化水準のバロメーターと指摘されております。先進諸国の北欧では、人口の85%が園芸に参加しているのに、日本ではレジャー白書によると35%と低率であるといいます。
 立ち遅れている日本の社会園芸であるが、子どもの犯罪・非行防止、健康、情操教育のために、学校に園芸教育をもっと積極的に取り入れる時期に来ているのではないでしょうか。
○議長(山口 昌君) 教育部長。
○教育部長(植村孝治君) それではご質問にお答え申し上げます。
 学校教育におきましては、子どもたちの豊かな心を育むため、日常の学校・園生活の中で、子どもたちが土に直接触れ、草を引き、花や野菜などを育てるなどの活動が必要であると考え、従前から各学校・園において学級花壇、あるいは学校花壇づくりを通しての体験活動を進めてまいっております。
 また一方で、関係課と協議しながら、学童農園の設置も進めてまいっておりまして、現在、10校園で学童農園を設置し、幼児、児童が米、野菜、さつまいもなどを育てております。
 先の2月19日には、ひょうごっ子コメづくり体験発表会におきまして、大島小学校が兵庫中央労働センターにおきまして実践発表を行い、大島小学校5年生児童の作文「田植え」が県民局長賞に入選しており、着実にその成果を挙げておるというふうに思っております。
 関係課との連携による活動としましては、ほかに大野山学校里山育林事業がございまして、各学校の児童・生徒がPTAの協力も得ながら、大野山の下草刈りに取り組んでおります。また、学校里山林整備事業としまして、平成15年度から楊津小学校、16年度に猪名川小学校で里山が整備され、学校を取り巻く豊かな自然を活用した教育活動が展開されております。来年度以降も順次各小学校に里山林が整備される予定となっております。
 心の教育の充実が叫ばれる中、従前からこうした取り組みの上に、猪名川の豊かな自然を生かした教育活動や、学校花壇を地域に開放するなどの地域と一体となった学校花壇活動のさらなる充実に努め、子どもたちの豊かな情操や感性を育ててまいりたいというふうに考えております。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 例えばですね、アメリカとかカナダでも、1930年ごろ、私は1940年生まれですからまだそれより10年も前以前から、健全な子どもの成長過程で、生命を感じ取り、いたわりの心を養う目的で、教育の一環に園芸を取り入れていると言われております。健康増進と犯罪・非行防止に役立っているために、取り入れられているということです。
 先ほどもおっしゃってました。非常に猪名川町はそういう意味では、学童農園、そして花壇、そしてお米をつくったりですね、子どもたち里山林ですね、非常にそういうことに携わっておられるので、進んではいるかと思いますが、1点お伺いしたいんですが、今よく各学校にコンポストをつくって給食の残飯等をそこへ入れて、そしてそこに落ち葉等を入れて1年間かけて熟成しますとね、いい堆肥ができるんですね。それでその土づくりというのが何よりも大事。植物を育てるには、ただ上だけ何ぼ殺虫剤やってもだめなんですね。土がしっかりしてなければ、根さえしっかりすれば、非常にすくすくと育つということですね。そういう意味でも、コンポストをですね、設置したりして、ぜひともですね、そこにミミズがわいて、ミミズの糞が作用を及ぼしていい堆肥ができるということは、私が言わんでも皆さんよく知っていただいていると思うんですが、そういうふうなことも取り入れてはどうかと思っております。
 今、学校の残飯は給食センターが引き取っているんですかね、そういうところをちょっと伺いたいと思うのと、今園芸と言いましてもね、ミミズの糞というのがこんなんで売っているんです。こんな小さな袋で。非常に高いわけですわ。そういうことをしなくても、残飯でミミズに食べさせて、糞は勝手にということもありますのでね、町挙げてそれこそ有機野菜づくりに励んでいただきたいと思ってますが、きょうは学校に絞っておりますがね、よろしくお願いします。
 余談ですが、先日テレビで放映されておりましたが、刑務所の壁の色をですね、きれいなピンク色にしたら、非常に再犯防止につながっているということなんですね。今学校の犯罪、先ほども何遍もいろんな議員さんが学校犯罪どうするんやということですが、起こす子を少しでも減らすということもね、これみんなの安全につながるわけです。犯罪者を減らすという方向にね、学校教育はやはりあってほしいと、もちろん防止するということも大事ですがね、それよりも、まずそういう不幸な子を生まないということが大事だと思いますのでね、それには、こういう本当にハードじゃないと思う、ソフトの最たるものだと思っておりますので、先ほど助役もハード面よりソフト面とおっしゃってましたんでね、これこそ一番お安くできるソフト面だと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
 以上終わります。
○議長(山口 昌君) 要望でよろしいですね。
 福井澄榮君の質問は終わりました。
 これをもって一般質問を終結いたします。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
平成17年2月25日  
 第325回定例議会
○副議長(時ア 巖君) ほかに質疑はありませんか。
 福井澄榮君。
○7番 福井澄榮   51ページの社会福祉施設費の13節委託料と、17節公有財産購入費ですね。これ実施設計の委託料をとりやめて用地購入費に組みかえたという、この経緯をもう少し詳しく説明していただきたい。それから用地購入費というのは、どのぐらいの費用で、平米単価いくらで、どれぐらいの面積を買い取っているのか。実施設計ができてないのになぜ用地購入を終えたのか、そこのところを説明してください。
 それとですね、ちょっとどこから出しているか、私あれなんですが、地域の運動会で小学校の放送設備を聞いておりましたら、非常に音が飛ぶんですね。あれを買いかえたいということを希望を聞いているんですが、それは補正を組んででも急ぐべきところは急ぐんで購入するべきではないかと思うんですが、たびたび飛んで聞き取りづらいと、そういう児童にとってもそれは問題だと思いますので、これはどこからどのようにして出そうとされているのか、これ補正で出せますのでね、その件は把握してらっしゃるのかどうか、伺いたいと思います。
○副議長(時ア 巖君) 住民生活部長。
○住民生活部長(大嶋 博君) 福井議員のご質疑、51ページの5目の社会福祉施設費の中の委託費と用地購入費の関係でございます。
 まず、委託料としまして実施設計費、これは(仮称)福祉の道に関する実施設計委託ということで、実際にはこの中には、用地測量それから実施設計、また用地購入に伴う分筆費等も含めて委託をしておるもので、この額につきましては、当初1,300万円ということで見ておったわけでございますが、それが714万円ということで安く済んだということ、それからまだ用地購入について、若干隣接地等の用地の確定部分を残しておりますので、若干余裕を見て800万円で契約ができるだろうと、若干余裕を見て、その分不要になったということから、約500万円を減額するということでございます。
 それともう1点、購入財産の購入費でございますが、当初1,000万円ということで、まだ用地測量もしない中、概算で用地購入費を当初予算で見ておったわけでございますが、実施設計、測量終わった段階でその面積が現在のところ6,368平米ということになってございます。それらを見て、単価につきましては用地単価委員会等で決めた額2,000円ということの単価でもって買収に当たることとしています。
 したがいまして、不足が生じるということから、こちらの方で500万円の増ということの補正を行ったものでございます。
 以上です
○副議長(時ア 巖君) 教育部長。
○教育部長(植村孝治君) 学校の放送設備でございますけれども、これらの修繕とか改良につきましては、通年の計画営繕、あるいは営繕の中で逐次修理しております。把握につきましては、すべて学校の方ともヒアリングを通じて把握しておりますので、そういったものにつきましては、逐次改善しております。
 以上です。
○副議長(時ア 巖君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 51ページの福祉の道に関しては、たしか12月議会で、議会として付帯決議を出して、もう一度考えるようにというようなことであったかと思うんですが、早々とこうして用地を買っているということで、着々と声も通らず進んでいるのが残念でなりません。
 それと69ページヒアリングされているということですが、非常に学校側としても予算が乏しいということでね、我慢しているというところがありますのでね、使うべきところにはきちっと使って、皆がこれはと思うところには使わないというような優先順位をつけてやっていただきたいと思いますが、本当に児童にとって大切なものに対しては、私たちも反対いたしませんので、きちっとヒアリングをして、もう一度ね、総点検していただいて、学校の備品というものを充実したものにしていただきたいと思っております。
平成17年12月17日   一般質問
 第324回定例議会

 続いて、福井澄榮君の質問を許します。福井澄榮君。
○7番 福井澄榮   では、福井澄榮の一般質問をさせていただきます。
 まずですね、3点の質問をしたいと思います。まず1点目、レジュメにもありますように、より国際性豊かな子供たちを育てようと。2点目は、猪名川町もローカルマニュフェストの作成をと。3点目は、有用微生物群、つまりEM菌とよく一般には言われておりますが、それをもって猪名川の浄化をと、この3点をまず伺ってまいります。
 1点目のより国際性豊かな子供たちを育てよう。
 過日、16年の10月25日から30日の5日間、姉妹都市のオーストラリアバララット市を視察いたしました。貴重な皆さまの税金を使わせていただきまして、視察させていただきました。それで、またバララット市では、ディビット市長さん初め議員さん方、多くの方々のお世話をいただきまして、通訳のライアンさん、非常に私もお世話になりました。お礼をオーストラリアまで、バララット市の方へ届いたらいいなと思ってここでお礼を述べさせていただきたいと思っております。
 その中でですね、非常に私の印象に残ったことが、全部印象に残りましたんですが、猪名川町の子供たちに還元したいということが幾つかあるわけですが、1点目は、マウントクリアカレッジというところを視察をさせていただきまして、そこで猪名川高校から1年間ですね、15年度初めて留学制度ができたということで、女子の高校生が6名、男子が1名、黒一点でありましたが、非常に皆さんすばらしい生徒さんでした。その方たちとマウントクリア校の校長室で校長先生、そして日本の北海道の大学で日本語を学ばれた現地の先生、そして日本人の先生、そういう方々と我々議員、教育長、それから助役初めの方々と会合を持ったわけですね。そのときにですね、留学生の体験談を伺うということで、一人ずつお話ししていただいたんですが、その中でね、大体の留学生は初めは英語が好きで留学を望んで行ったけど、通じなかったと。非常に中でホームシックにもかかってしまったけど、先生方のアドバイスとか、相談に乗ってくれて、今では本当に来てよかったという方々ばっかりでした。中にはですね、非常に頼もしく、一たんはこの12月で日本に帰ってくるけれども、再度すぐにバララット市へ行ってオーストラリアの大学を受けたいというお子たちまであらわれてきております。
 私たちは一緒におったわけですが、校長先生が言われることに対して、生徒がね、笑う声が聞こえるんですね。私たちはぽかんとしているわけですが、ライアン君の通訳で初めて校長先生がこういうことを言われたということがわかる次第で、非常に私もですね、中学、高校と英語教育を受けてまいりましたが、やはり「ジスイズアペン」式のですね、余り向こうでは通じない英語しか身についていない、これも勉強不足の極みではありますけれども、反省をいたした次第でございます。
 かねてからですね、私はもっと何年も前から、前に一回一般質問をしたこともあると思うんですが、子供たちにですね、小さいうちから、小学校の間から英語教育を、しかもお勉強じゃなくてね、会話を中心とした通じる英語を教えてほしいなということで、一般質問をしたことがあります。
 ただいまバララット市の方からですね、女性の先生が2名講師の方が来られてまして、「ふるふる!いながわ」でも見ましたけれども、非常に子供たちが嬉々としてその先生の英語会話を楽しんでいる風景が見られたんですね。
 やはりですね、ペーパーテストということも大事ですが、やはり希望がですね、国際交流、より豊かに子供たちが巣立っていくということにおいてはですね、英会話これがもう不可欠だと思うんですね。しかも、日本流の通じない英語じゃなくって、あちらの方のぱっと言えば通じるというね、そういう英語教育を施していただきたいなと痛感して帰ってまいりました。
 これは日本全国ね、そういう英語教育をしていただきたいと思います。例えばですね、――――――――――――東南アジアの国々なんかも、もう英語教育なんていうのは当たり前という形で導入して、例えばその子たちは日本に来るよりも、アメリカとかそういうところへ行って活躍したいという子供さんたちが多く巣立っているわけですね。それはおしなべて、英語がしゃべれるからですね。やはり猪名川町の子供たちも、独自にね、そういう英語教育を施していただきたいなと思っております。
 私の願いはですね、今2名でとてもじゃないですけれども、1週間に一遍くらいですか、1クラス、それではとてもじゃないですけどね、英語教育を施したということにはなり得ないと思いますので、先生方をふやして、そして全部の猪名川町のかわいい子供たちが、何もね、外国へ行くためじゃなくたって、日本に来られたそういう例えば自分も育って企業で活躍するときにね、英会話を身につけているかつけてないかで、もうまた違ってくると思いますので、だれが道を歩いていても、英語でぱっぱっと聞かれてもすっと言えるような、こういうまちになれば私は理想だなと。日本国内においてもね、英語と携わるということはただでてきます。私もまさか小さいときにですね、外国へ行くとは思ってもみませんでした。そういう時代でしたからね、食べることでいっぱいということでしたので。ですけど、今になってこれだけ年を重ねてきましてもですね、通じないばかりに夕食会を催していただきましてね、レセプションなんかがあっても、本当にもどかしい思いをしたわけです。通訳の例えば猪名川の高校生、男の子でしたけど、その子を呼んでですね、何々君お願いと言って、ライアン君お願いということで、素直に私はですね、そういう不便を感じたわけです。
 実はね、英語の本をね、私も会話の本を買ってバックにしのばせて行ったんですけど、とてもそんなひもといているようなね、状態ではありません。ぱぱっと英語で話してられますのでね。
 ですから、今小学校1年生から中学3年生までの子供たちがいつね、どういうことでそういう国際的な交流を持つかわかりませんので、そういうときに遭遇しても、すぐに対応できるという子供たちにぜひしてやってほしい。
 それが言葉だけではなくね、より国際性豊かな子供たちを育てようということに、育っていくと、こう思いますので、教育長のご意見、そしてまた町長のどういうふうに子供たちの英語教育を思ってらっしゃるか、伺いたいと思います。
○議長(山口 昌君) 教育長。
○教育長(橋本義和君) 福井議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。
 先ほどからも出ておりますように、私もバララット市の方へ一緒に行かせていただいたものでございます。今福井議員が言われておりますように、本当に語学と言いますか、英語がしゃべれたらよいのになと、こういうような思いは私自身も痛切に感じたところでございます。
 その中で、本当に猪名川町が国際的な感覚を持った、そういうようなまちづくりということで、本当に今オーストラリアのバララット市と国際交流を行っておるわけでございます。多くの方々が来町されたり、またこちらの方から行かせていただいたりということで、大変積極的な交流を行っておるわけでございます。
 その部分の中で、小学校並びに中学校で英語の時間をふやしたり、また外国人の先生方をお招きしてというような部分でございます。確かに日本の教育の中で、授業というのが中心になっておりますけれども、英語の時間ばかりをふやすわけにはまいりません。この部分につきましては、国の定めております学習指導要領に基づきまして教育課程というものが編成されておる部分でございます。
 ちなみに、中学校の英語の時間は週3時間の予定でそれぞれ英語の授業を行っておるわけでございます。年間105時間でございます。そういうような部分でやっておる部分と、それから中学校におきましては、選択教科という部分で選択教科の中に英会話というような部分も入る、そういうふうな授業も行っておるわけでございます。
 それとともに、オーストラリアからお越しいただいておりますALTの先生お二人おられます。この部分については、お一人は猪名川中学校へ、そしてもう一人は六瀬中学校と中谷中学校へ行っていただいて、毎週英語の授業の中に入っていただいて、ともに英語の授業をやっていただいておると、こういう部分でございます。
 それと小学校の部分でございますけれども、小学校もそれぞれの中学校の授業の合間を見つけて、それぞれ希望によりまして小学校も訪問させていただくと、こういうような部分で今のところ対応しておる部分でございます。小学校の授業につきましては、まだまだ英語の力という部分はありませんので、本当に初歩的な、そういうふうな部分で小学校、幼稚園で行っておる、こういうふうな部分でございます。
 本当に語学の必要性という部分は、確かに今後も大変重要な部分でございますので、その普及に向かって努力してまいりたいと、このように思います。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 中学は週3時間、それから小学校はその合間ですから、とてもじゃないですがそれには至ってないということになるわけですね。
 やはりですね、今後猪名川町独自、それが地方分権ではないかと、猪名川町の学校に入ればね、子供たちが知らず知らずのうちに英語の教育、力がつくというのも、ひとつ特色あるまちづくりではあろうかと思います。
 それがね、莫大なね、道をつくるほどの費用がかかるのかどうかということもありますので、やはりね、英語だけはできませんけれども、やはり日本の日本教育に加えて、猪名川町独自でね、そういう手厚く子供たちを見守って教育してやってほしいなと、こう思うわけですが、町長と教育長と、もう一度ね、よろしくお願いいたします。
○議長(山口 昌君) 教育長。
○教育長(橋本義和君) 先ほどから申し上げておりますように、ただ単に英語の先生をふやしたならば、それは力がつくというような部分の考え方ではなくて、本当に今本当に猪名川町はしあわせな部分であろうと思います。お二人の先生方を配置していただいて、その先生方、中学校が主でございますけれども、中学校の活動のない日は小学校の派遣希望に基づいてやっておる部分でございます。
 ちなみに申し上げますと、昨年度100時間、お二人で100時間の部分の形で小学校並びに幼稚園の方も訪問していただいて、子供たちと英語の学習をしておると、こういうふうな部分で、今早急に本当に費用ということも多大な部分で必要になりますので、簡単にふやしたらええというような問題ではなかろうと、このように考えております。
○議長(山口 昌君) 町長。
○町長(真田保男君) 教育長の方から答弁しておりますので、そのことと何ら変わるわけじゃありません。やはり、今我々を取り巻く環境は、世界に通じる人づくりということも大事でありますし、やはり世界共通の英語ということが習得されるということは大事だと思っております。それは同感です。
 ただ、子供たちを取り巻く環境の中で、それがどこまで、どのような形で進めていけるのか、そういったことについては教育委員会でよく検討されることであって、予算を投じれば、それだけの子供にある部分で時間的に集中的にということがされることに結びつくものじゃないという部分もあると思いますので、よく教育長の説明されたようなことで今後の取り組みが検討されていくものと、私も期待をしております。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) では2点目のですね、猪名川町もローカルマニュフェストの作成をということで質問してまいります。
 この言葉は埼玉県志木市といいますと、私も以前、総務企画常任委員会から視察いたしましてね、志木市のことも前もお話し、ここで一般質問したことがあるんですが、そこに名物市長ですね、全国的にも有名な穂坂市長という方がいらっしゃいます。その方が行われていることが非常に私も共感しておりますので、猪名川町でもこれはお金かかるわけでもないと思いますので、やっていけると思っております。
 まちのですね、将来像やまちづくりの理念を抽象的な言葉や、イメージ的なスローガンで表現していることが多く、市民にとって決してわかりやすいものとは言えない。そこで、基本計画に位置づけられている施策とともに、市長就任以来取り組んできた施策を6つの体系、つまり1番都市基盤ですね、2番が地域環境、3番が教育文化、4番が保健医療福祉、5番が産業、6番がまちづくり推進、これ全部猪名川町本町の各部のことではありますね。とともに、市長整理して、目標期限、費用、工程を一覧表の形で住民に示したと。市民に示したということです。
 そのことで、現在取り組んでいる市全体の施策や事業の進行状況と今後の方向性が理解しやすくなったという、ばらばらに思えた施策や事業が基本理念に基づき展開されていることがわかりやすく理解できたという声を市民や議会からいただいたといいます。
 マニュフェストは、市民と市が情報を共有していく絶好のツールであり、市政の透明性の向上に大きく貢献するという。施策や事業の目標、工程などを市民に明示することで、職員の意識改革も促進されるといいます。これまでの日本の行政運営には、一種のあいまいさがあった。改革は就任後直ちに猛スピードで行わなければ成功しないとのことです。
 穂坂市長は、非常に次から次へとまだ1期目ですが、されてます。猪名川町の町長も一生懸命頑張ってはいただいております。
 新しい自治体をつくっていくのは、オーナーである市民にほかならない。自立した住民主体の行政システム確立のために、本町でも住民にわかりやすい言葉でローカルマニュフェスト作成を早急に導入するべきではないですか。
 行政から市民への約束として、この言葉はですね、穂坂市長が出した言葉と違って、議会からこうした方がいいということで、この言葉にした方がいいということで、約束という言葉にしたということも添えておきます。
 もちろんね、このマニュフェストをつくるにはですね、全町民にアンケートをとって、一体このこういう不況なときだけれども、住民はどのようなことを望んでいるのかということを把握して、その上で取り組んでいるということも申し添えておきます。
○議長(山口 昌君) 企画部長。
○企画部長(倉田和夫君) それではご答弁を申し上げます。
 ローカルマニュフェストということで、志木市の例で挙げていただきました。私どもの事務事業、施策等の推進方策につきましては、もう既にご案内のとおりでございますけれども、単年度ごとの事業、施策実施において、いろいろ設定した上でですね、予算措置を行って示させていただいておりますし、年度当初にいろいろと示させていただいております。
 ただ、志木市で今試行中であろうかどうかちょっとわからないんですが、されておるのとほとんど内容的には、そういったネーミングで位置づけておるわけではございませんが、同じような形のものがございます。特にですね、この平成17年度、新年度からスタートいたします後期基本計画におきましては、向こう5年間、目標年次までの主要な項目についての目標数値などを設定して、計画を推進してまいりたいというふうに思っておりますので、そういったものにつきましても、事あるごとにそれぞれ公表もしてまいりたいというふうに思っております。
 それとあわせましてですね、決算委員会の前にですね、資料として出させていただいておりますけれども、事務事業評価表等につきましては、いろんな実施しております施策のコスト計算、コスト比較でありますとか、コスト単価等々もお示しもさせていただいております。
 ただ、それらが必ずしもきっちりとした形でリンクして、これはこうですよというような形まではいっておりませんですけれども、今おっしゃったような志木市の状況なども見させていただく中でですね、そういったリンクもまた考えさせていただきたいというふうに思います。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) ぜひともですね、私も視察に行きましたものですから、志木市のことだということで目がいったわけですね。ですので、視察はすごく有効であったと、こう思っておるわけですが、ぜひとも住民に対してね、議員にはいろいろ資料いただくんですが、やはりね、住民への約束というようなことであればね、もちろん約束したことでも時代が変わったり、状況が変わればね、それを見直すということはね、あるとこう思います。住民の方から強い要望があったり、議会から強い指摘があればね、それは見直していくということはあってもいいと、こう思うわけですが、非常にクリアでね、住民にわかりやすいということでありますので、言葉などもね、議会用語、非常に難しい用語ではなくて、わかりやすい言葉で取り組んでいただきたいと、こう思っております。
 それから3点目ですね、有用微生物群EMで猪名川の浄化をしてほしいと。
 有用微生物群と難しいんで舌がまわりかねるんですが、これはいわゆるEM菌と言ってね、JAなんかでも売っていると思いますし、自治体によってはね、そのEM菌を障害者団体がつくってですね、その資金に、活動資金になっているという、住民の方へ行政がそれを求めてね、田畑に使ったり、ガーデニングに使ったり、こうしておりますので、非常に有用であると私は認識しているわけです。私も実際に使っておりますし、母のふるさとであるところも、母なども使っております。
 神奈川県逗子市で試験的にEM菌を砂浜に散布したところ、悪臭の軽減に効果があったとのこと。海の家の生活排水とEMを一緒に流してもらうことで、悪臭の分解や大腸菌の低減につなげることにしたと。一方、猪名川町の猪名川という、昔はすごく清流だったんですが、それが悲しいことに全国今ワースト4ですか、ちょっと間違っていたら訂正してくださいね。ワースト4と認識しているわけですが、猪名川の水の浄化に生かせるのではないでしょうか。清流猪名川を少しでも取り戻すために、本町でも「ラブリバー猪名川」という団体の老若男女の方がですね、ボランティアで毎年川の中のごみ等を拾っていただいております。非常にこれは頭の下がる活動ではあります。私も一日も早く水洗化して生活排水等を本来は清流であるはずの猪名川に流さないように指摘もしてきましたが、相変わらず川の水は汚れております。泳ぎたくない川になってしまっているわけですね。だれかこの中で、あそこで口をばくばくして泳ぎたい人、いらっしゃいますか。そういう川に成り下がっているわけですね、残念でなりません。
 最上流にはね、オオサンショウウオが生息しているぐらい美しい川では本来あるわけです。人間が汚している川、汚してきているんですから、人間が努力すれば、またきれいな川を必ず取り戻せると、私はこう思っております。
 来年度、町制施行50周年記念事業としてね、全国川サミット、これが猪名川町で開催されるわけです。そうしますと、猪名川町は、先日決算のときに聞きましたが、大分水洗化も徐々に進んでいるということも聞いております。そのことも発表できるでしょうし、なおかつ、その我が猪名川町ではこういうことをしておりますということが何かあるのかどうか。今考えてみますれば、余りないような気もいたしますので、ひとつこういうのも、そんなに費用がかかるものではありませんのでね、試してやっていただきたいなと思います。
 大腸菌とか悪臭がなくなれば、それで清流を少しでも昔の清流に一歩でも近づくことができるわけですし、全国川サミットでも発表ができるわけでありますので、どのように来年に向けてされていくのか、全国川サミット終わってしまったらということはありません。これから50年、100年のスパンでね、考えていって、やがては私も一の鳥居のところですか、あそこで高校生のときにたった1回だけお友達と泳ぎに来たことがあります。水着を持ってね。そのときの川というのはね、石が真っ白で、きれいに澄んでおりました。あそこで何遍水飲んで泳ぎましたか。そういう川になるように、地元の方のみならずね、我々ニュータウンの方たちも望んでいらっしゃいますのでね、何とか一歩でも近づくようにしていただきたいなと思っておりますが、どのように考えていらっしゃいますか、お伺いいたします。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(別当敬治君) いつも先進事例を用いてのご提案でご質問いただきましてありがとうございます。
 今回、EM菌を活用しての河川浄化ということでご質問いただいたわけでありますけれども、ご質問にあります神奈川県逗子市の海岸での取り組みにつきましては、内容の詳細まで承知はしておりませんが、そのほかこのEM菌を活用しての河川浄化につきましては、三重県の四日市市でありますとか、愛知県の西尾市等々で、市民でありますとか、市民団体が中心となって取り組まれている事例がたくさんございます。
 その中で、ご質問にもありましたように、悪臭のもとの分解でありますとか、大腸菌の低減、またヘドロの解消といったことの河川浄化に、それぞれ効果が確認されております。
 しかしながら、これらの地域の状況を見てみますと、水の流れが緩やかな、大分下流域であろうと思いますが、そういったところでEM菌が十分に繁殖できる条件でありますとか、また悪臭、ヘドロの堆積等、水質条件としては非常に悪い地域での事例となっております。
 また、EM菌によります浄化事業につきましては、一度の放流で効果があるということではなしに、継続しての取り組みが必要なこと、また水質専門家によります化学的な有効性についての確認まではできていないのが現状でございますので、現段階で猪名川の浄化への活用については、なかなか難しいといったふうに思っておりますが、今後の研究課題の一つとして、さらに情報収集、また研究を進めてまいりたいというふうに思います。
 それから1点、猪名川の水質が全国ワースト4ということであります。間違っているわけではございませんが、これは平成14年の数字でございまして、平成15年は全国ワースト5からは外れておりますが、6番目ですので、ワースト5といったネーミングからは外れておるわけです
 しかしながら、この数値といいますのは、BODの年間の平均値でワースト5、またベスト5といったことをつくられてますので、猪名川では下流域のBODの値で決められておるんではないかというふうに思います。
 ちなみに、猪名川町内でずっと河川の水質を調査しておる数字から見ますと、むしろ全国ベスト5に入るぐらいの、BODの数値としては、となっておりまして、ビューティフル計画を策定する計画前の平成元年当時と比較しますと、町内の猪名川の河川で調査をしております平均値で、BODでは0.8でございました。それが15年では平均で0.6ということとなっています。
 ちなみに、全国ベスト5の上位といいますか、BODの平均値が0.5ということで、0.5が報告下限値となっておりますので、そういったものに近い水質であるということも申しましてですね、余りそのEM菌での活用といったことについては、なじまないものではないかというふうに今現在思っております。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 今伺いまして、ワースト6ということでね、非常に下流域は、もう尼崎の方は汚れているのはもうわかっているんですが、さりとてね、じゃあ0.8ですか、猪名川が、ベスト5に近いというふうなことも伺っているんですけどね、どうですかね、見た目にもですね、例えば岩屋館のあの橋のもうちょっとこちらのもう一つの橋ありますね、あそこ槻並へ曲がるあの橋の上から見てみましても、非常に私たちが24、5年前にニュータウンへ越してきたころよりも、ヘドロがたまってますし、藻が付着してまして、よどんでおります。泡のようなものもプカプカ、プカプカ、ずっともうちょっと上流のふるさと館のあのきれいなところでも、プカプカ、プカプカと浮いてきているわけですね。
 ですのでね、これは水洗化というのが非常に急ピッチで進んできて、水洗にしていただいたという協力もあるわけですけど、まだまだ協力していただかないといけないわけですが、見た目でもね、そんな0.8、もうちょっとね、きれいにならんかなと、こう思っておりますので、農協さんなんかとも連携して、農家の方に使っていただいたり、そして生活雑排水と一緒にEM菌も流していただくと、雑排水がまだね、本流に流れ込んでいるというお家に対しては、そういうふうにしていただいたり、ボランティアで流し込むのもいいでしょう。そういうふうなことで、いろんなことで活動が広がっていくのではないかと思いますので、もっと汚いところで、多分これよくなっているからですね、悪臭の軽減に効果があったと、これは絶対効果があったということでありますので、この逗子の海岸というのは石原慎太郎と裕次郎の映画を見ましたときも非常に美しい海岸であったわけですが、私も小さいときあの辺も遠足で行きましたですが、こんなことになっているのかということでありますのでね、全国的にこういう汚く砂浜に広がっていってしまっていると。でもそれを手をこまねいてほっとくというんではなくて、ぜひともね、取り入れていっていただきたいなと、これはすなわち、少しでも清流猪名川を取り戻そうということにつながっていきますのでね、町長の大きなスローガンでも、町全体のスローガンでも、我々のスローガンでもありますのでね、何とかできることはやっていただきたいなと、こう思いますが、もう一度決意をお願いします。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(別当敬治君) 確かにご質問にありますように、この川の汚れというのはBODでありますとか、SSだけで判断できないというふうに私どもも思っております。先ほど話に出ました藻につきましても、今まで猪名川にはなかったオオカナダ藻が発生したりですね、アシの繁茂があったりということで、川の状況というのはかなり変わっておりますので、そういったこと等につきましては、このEMを使うのが効果的なのかどうかといったこととは、そういったことも研究すべきでありますけれども、清流猪名川を取り戻そう町民運動の中でですね、やはり専門家の意見も聞く中で、本当に猪名川の現在の川の状況をですね、少しでもよくするためには何が有効なのかといったことについては、真剣に考えていかなければならないということで、現在、その本部会議等々で取り組んでおりますので、そういった中でこういったことも視野に入れながら検討してまいりたいと思っております。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) これで私の一般質問を終わらせていただきます。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君の質問は終わりました。
 ただ今の福井澄榮君の発言のうち、不穏当と思われる部分につきましては、後刻記録を調査して措置いたします。
平成16年12月10日   
 第324回定例議会
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番 福井澄榮   41ページですね、20万円の扶助費、そのうちの身体・知的障害者(児)ホームヘルプサービス支援費でこれだけ余っているんですが、利用者増ということで、これは必要なことだと思いますが、多いのはどのような内容で利用者が望んでおられるのか伺います。
 それと、47ページですね。農業費のうち報償費5万4,000円。農地紛争和解仲介委員謝金として上がっているわけですが、どのような紛争があって委員数は何人ぐらいであたられたのか伺います。
 それと51ページの道路橋りょう費のうちの15節、工事請負費の維持修繕工事費ですね。国の指定に及ばないところという町道を補修しているわけですが、これは主にどういう内容の場所であって、どういうものであったのか、場所的にはどういうところだったのか、伺います。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(大嶋 博君) それでは41ページの扶助費の身体・知的障害者(児)のホームヘルプサービスの支援費の内容といいますか、どういったものかということでございます。これにつきましては、当初18名の方で延べ216人の方が利用されるということで予算化をしておるものでございます。内容的には、身体障害者、あるいは知的障害者がホームヘルプサービスを受けるにあたって、それを利用された場合に支払う支援費に伴うものでございまして、その利用に伴っての支援費として支払うものが、先ほども説明の中でも申しましたように、現在21名の方が利用されておるわけでございます。その分としてその不足するものを補正で増としておるものでございます。
 したがいまして、内容的には身体・知的、また児童のホームヘルプサービスの利用された方に対するものということでご理解をいただきたいと思います。
 これは直接に支援費として支払うわけでございますが、仕事としては、それぞれの家庭に介助といいますか、そういうことを求め利用されたものということの、こういうことでございます。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(別当敬治君) それでは2点目の47ページの農業委員会費の報償費の関係でありますけれども、これは農地法に基づきます和解仲介の申し立てがございまして、その農地紛争の和解仲介委員会を開いているものでございまして、現予算では1回分、委員が3人でございます。1人当たり6,000円の費用でございまして、1回分は現予算でもっておりますけれども、今年度まだ和解仲介が成立最終までいっておりませんので、後3回仲介委員会をもちまして解決を図ろうというものでございまして、3人分の3回で5万4,000円補正予算を計上させていただいたものでございます。
 なお、その紛争の内容の詳細につきましては、ここで申し上げることはできませんが、農地法に基づきます民民での紛争であるというふうにご理解をいただきたいと思います。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 建設部長。
○建設部長(喜多 護君) 3点目のご質問にご答弁を申し上げます。
 修繕工事の内容でございますけれども、災害にかからないという路線で、木間生旭ヶ丘線と銀山村上線がございます。これらにつきましては、非常に幅員が狭うございまして側溝がないため、道路を縦断して走ったということで、銀山村上線につきましては一部推進班でいくらか暫定的に補修をいたしておりますけれども、木間生旭ヶ丘線につきましては、通行どめに近い状況でございますので、承認いただきましたら一日も早く復旧をしてまいりたいと、このように考えております。
 それと現在、水道の方で鉛管の取り替え工事を日生、松尾台地域でされておるわけでございますけれども、それらの中に大きい道路と交差するところにですね、グレーチングがございまして、それらは当時、県の指導によりましてですね、幹線道路へ水が大量に流れ込まないようにということで、そういった基準でつくったわけでございますけれども、現在、その上でブレーキを踏みますとスリップするとか、がたつきとかいったところがございまして、修理をその都度やっていっておるわけでございますけれども、この際、機能を廃止するというわけではございませんけれども、横断歩道の中にパイプを入れまして、機能的にはそのような排水の機能を持たすわけでございますけれども、路面はですね、なめらかに通行いただけるようにというふうな工事を50ヵ所、この際にやっておけば舗装の費用が安価につくということでさせていただきたいという費用でございます。
 例をとりましたら、24メートルの日生の一庫よりの方にですね、確かに県道でももうグレーチングをとってそのままアスファルトを埋めておる箇所が二、三箇所ございます。ああいったふうなものがいいかどうかわかりませんけれども、この際、すっきりした形に今後舗装をやり直すことはできませんので、一挙にやりたいと、こういうことの費用が50ヵ所含まれておりますので、ご理解いただきたいと思います。
平成16年9月22日    一般質問
 第323回定例議会
 続いて福井澄榮君の質問を許します。
 福井澄榮君。
○7番 福井澄榮   それでは3点質問したいと思いますが、まず1点目の救命救急センターの一日も早い設置をということで、質問してまいります。
 県の方でですね、小児救急センターを須磨の方に設置しておりますけれども、とてもじゃないですけれども、住民の方のご意見としては、遠すぎてあんなところに行くまでに子供が死んでしまうということですね。西側の方の方は本当に助かることなんですが、やはり小児救急充実だけでは、それ以外の年代の命を救うことはできません。老若男女の命は重みは同じであります。
 昨今ですね、つい先日もロシアのあの大きなテロ事件ですね、学校で多くの子供たちの命が奪われております。そしてまた、もう犯人は死刑になりましたが、附属池田小学校事件ですね。それと最近では16号、18号台風、また地震等において貴重な尊い命が失われております。それだけではありませんわね、交通事故等でも日常茶飯事のごとく老若男女の命が失われているわけです。
 そういう中で、子供だけじゃあ助けていいのかということは、決してそうでありませんで、やはり巻き込まれたお父さん、お母さん、もちろん高齢者の命も救わなければいけないということで、そういう意味では命の重みは一緒ということですよね。これはだれでもわかっていることではあります。
 町のみならず、国挙げて、各全国の自治体挙げて真に安全・安心のまちにするために、一日も早くということで取り組んでいるわけなんですが、そういう観点からですね、ここ兵庫県の東の端のところ、ここには非常に充実されてないという医療の砂漠化が起こっているわけです。
 先日も、町長初め来賓で我々も参列した敬老会の日にですね、あの県会議員の加茂 忍先生がですね、こういうふうなあいさつをされたことは皆さんも耳にはっきり残っていると思いますが、小児救急だけではなく、やはり老若男女の命の重みは一緒というようなことで、早急にですね、救命救急センター設置を充実していかなければならないというふうな、私はそういうふうに受けとめました。県はですね、特に北県民局管内にここ2、3年かかると思いますが、充実してまいりたいと、こう県の第一の取り組み課題として今取り組んでおりますというお言葉いただいて、私はほっとしましてね、でもまだ2、3年かかるんやと、その間には本来助けられるべき命も助けられないという事態に至るわけなんですが、先が見えてないより、見えてきたということでね、これはすごい前進であると。テレビ放映なんかでも、国もこのようにテロとかいろいろ天災等で貴重な命が失われるということで、このままではいかんということになったんでしょう。救命救急充実のために最優先課題で取り組んでいかなければいけないというようなことを政府関係者がおっしゃっているのを私はニュースで読んで、いよいよそのような方向で住民の命がだんだん守られていくんだなと、こう実感しております。
 その加茂 忍先生のお言葉を聞いて、その後ですね、県の方にそれを確かめられたかどうか伺いたいと思います。
 それと、ロシアのテロ事件がですね、日本国内ではまだ起こっておりませんが、非常に東京の方に潜入したとか、いろいろ変なうわさが聞こえてくるわけですけれども、そういうことがないことを望むわけなんですけれども、どこの地域でこういうことが起こらんとも限りません。そういう中で、危機管理ですね、もし猪名川町内で起こったらどうするのかと、そこはどこの担当課で、どのように対応しようとしているのか、伺いたいと思います。
 それと、この件に関して前回質問しましたときに、消防署長は残念な答弁をしてくれたわけなんですね。余りこの利用者が、救急の患者がないからというようなことでしたが、やはり消防署もそうでしょう。火事がようけあるから消防署をつくっているわけではないと思います。消防というのは、火事がゼロということが一番望ましいわけです。ですけど、ああいうふうにして職員の方が日夜ね、訓練されて、いざというときに対応するということで、はりついてくださっているから住民は安全なわけですわ。ですので、医療も一緒だと思います。この近辺でそういう加茂先生がおっしゃったような、能勢町、豊能町、川西市含めての広域の取り組みということもおっしゃっておられましたんで、声が届いていったんだろうかという気がするわけですが、もちろんあって、一人も患者さんが運び込まれないということは、こんなすばらしいことはないんで、まずそういうことはあり得ないと思います。火事でもですね、だれも起したくないけれども起こるわけですから、ぜひともそういう観点から消防署長も取り組んでいっていただきたいと思います。もちろん教育長も、もちろん町長を初め助役ですね、取り組んでいっていただきたいと思いますが、こういう危機管理をどのように各課、もしといったとき、どのように考えてらっしゃるか、よろしく答弁をお願いします。
 2点目ですね。日生中央駅のエレベーター設置、町も主体的に取り組むべき。
 JR川西池田駅にエレベーター設置を川西市が主体的に取り組むとのことでした。新聞記事がこのように載っておりまして、切り抜いて大切に持っているんですけどね、このJRの川西池田駅には、南側のホームにエレベーターがないということで、非常に川西の市会議員さんですね、署名運動もして、市長が市が主体的に取り組むと述べ、市が事業主体になって設置を進める方針を示したと、こうあります。このエレベーター設置に関しては、我々の先輩議員であります、もうやめられておりますけれども、その方々も、もちろん議員だけじゃないですね、住民の方も、もちろん行政もそうだと思うんですが、このエレベーターがあったらいいなという思いは一緒だと思います。ですので、このような記事が出ましたのでね、猪名川町もぜひとも主体を持って取り組んでいただきたいと思っております。もう何遍も町長もですね、能勢電の方にもかけあっておりますとおっしゃってくれてますが、隣の市がこういうことをやりつつありますので、ぜひともお願いしたいんです。一度お伺いしたいと思います。
 3点目ですね。道の駅の農産物は生産者の顔が見えるものを販売するようにと。フレッシュパークいながわのラベルを貼った農産物は、顔が現在見えません。このような農産物を取り扱うべきではないと思います。
 町外の農産物をこのように搬入している業者名をちょっと伺いたいと、こう思っております。と言いますのが、このように新聞報道で、大阪市の第三セクター、こんなんもう私が言わなくても皆さんご存じやと思うんですけれども、これも第三セクターですわ。大阪港埠頭ターミナル、この業者がですね、米国産のブロッコリーに中国産を混ぜて出荷していたというようなこと、いろいろ牛肉から始まって、このずさん作業日常化とかね、それから産地偽装1年放置とかね、いろいろ新聞報道、テレビ報道されまして、第三セクターの問題点が浮き彫りになってきたわけなんですが、この我が町もですね、この第三セクターではありますが、町もそして今、以前は町長が社長、そして今は助役が社長ということなんですが、やはり好ましくないという指摘を受けたら、改善の方向で取り組んでいっていただきたいと思います。やはり、住民の方がおかしいと、道の駅でフレッシュパークいながわというラベルが貼ってあるから、それを買ってきたら、もちが悪いんやと。能勢町の道の駅は、全部だれがつくったって表示していて、ましやと。私も確かめに行きましたら、確かにこんな大きな壁にですね、大きな能勢町農産物のみ販売というのがはってありまして、遅ればせながら住民の方に指摘されて行ってきたんですが、猪名川町私はですね、個人的にはフレッシュパークいながわって、これどこのやろうと思って買いませんでした。今まで1回も買ったことがないんです、あれね。何とかさん、何とかさんといって猪名川町の住民の方々の名前が入っている分に関してはね、いろいろこれきょうとってきたんやろうなということで、かごに入れていっぱい買ってくるんですが、非常にそういう意味で、住民の方がもちが悪いと、もうあんなとこで買われへんと言われまして、私も物凄い悲しい思いをしたんですね。
 せっかく農家の方が一生懸命つくっているのに、やはりお客さんがね、主婦の口コミって大きいんですよ。猪名川町はあんな古いの売ってるわということで言われますとね、私も悲しいし、やはり能勢の方から猪名川町にお客さん取り戻したいと思ってますし、ですのでね、やはり例えばこの間も買物に行きましたら、大根とかね、今猪名川町ではとれないものが出てますが、じゃあその大根は、例えば徳島の何ていう人がつくったのかという、ラベルがはってあればね、まだまだお客さん買ってくれると思うんですが、男の方とお婆さんが入ってこられてね、私のこの辺にいらっしゃってどう言うてるかというと、日曜日のお昼ごろに行ったら農産物がらがらなんですよ。ないんです。ああ、遅かったかとか言うてるんですよ。もっと早こなあかんなと。もう全部売り切れてるわといってね。それでこっちのフレッシュパークいながわは見向きもせんとさっと出口から帰りはったんですよ。
 私あそこのレジの方にね、どないなんですかこれ、ちょっと品数もともと少ないんじゃないですかと言いましたら、いえいえいっぱい盛るようにしてあったんですよと、台の上にね、それはもう早く売れてしまいましてというて、申しわけございませんでしたなんですね。
 ですのでね、つくったら売れるんですよ。ブドウなんかでもですね、猪名川町の方の名前が載ってましたから、ちょっとどうなんかなと思って買って帰りまして、食べましたら非常に甘くておいしかったという経験があるので、ほかの地域のを売らなくても、猪名川町の地域の人のを大事にして、それを完売するように持っていけばね、今度何かつくろうかとかいう、農家の方自身がね、横の連携でね、あなたのところはこれやったらこればっかり重なっていかんなということで、お互いが切磋琢磨してくるんではないかと思います。
 しかしながら、よそから、どういうものかわかりませんけれども、ちょっともちの悪いものが入ってきた場合に、あんなん出されてたら太刀打ちできんなということをね、おっしゃる方もいらっしゃいますので、ぜひとも一考を要していただきたいと思いますが、以上3点お伺いします。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(大嶋 博君) それでは福井議員のまず1点目、救命救急センターの一日も早い設置をということでご答弁させていただきたいと思います。
 救命救急センターが近くに存在することが、どんなに喜ばしいことか、安心できるかということは、十分承知をしておるところでございます。
 しかし、今までに幾度となくこのことにつきましてはご質問をいただき、ご答弁申し上げておりますように、救命救急センター等の三次救急医療体制につきましてでありますが、これについては、県の医療計画に基づいて確保されているところであります。
 猪名川町を含む阪神圏域につきましては、兵庫医科大学に設置されております阪神地区救命救急センターで対応されているほか、県立西宮病院の救急センターにおきまして、重篤の救命救急医療が実施されているところであります。
 したがいまして、救命救急センターを猪名川町もしくはその近隣ということで新たに設置するということは、先ほども言いましたように、阪神圏域で既に確保されているということ、またこれを単独に設置しようとしましても、建設費や設備面で多額の費用を要するということで、従来からもお答え申し上げておりますように、不可能であると言わざるを得ないと思います。
 そこで先ほど敬老会のお話がありましたので、誤解があってはいけませんのでちょっと申し添えておきたいと思います。現在、特に小児を中心とする初期救急の関係につきましては、小児科医が非常に不足しているということで、特に休日、夜間の診療が対応できないという状況の関係から、阪神北部の協議会の中でこの共同設置等に向けまして検討を進めておりまして、県にも要望しておるところでございます。このことについてお答えをされたものと考えております。
 それから、災害といいますか、テロ等災害の対応をどのようにどうするかということのご質問があったかと思いますが、このことの具体的なことにつきましては、それぞれの担当課で対応するということで、総括的には総務課ということになろうかと思います。
 それから2点目の日生中央駅のエレベーターの設置について、町も主体的に取り組むべきではないかということでお答え申し上げたいと思います。
 日生中央駅へのエレベーターの設置についてでありますが、このことにつきましては、かねてからもご質問いただいておりまして、従前より事業者と幾度となく協議を行ってきておるところであります。その必要性は認められているところではございますが、この駅舎が昭和53年に開設された当時の建築基準による橋上の駅舎であり、非常に駅舎も狭いということから、ホームからその位置にとりつけるスペースといいますか、その設置する場所等を含めましての場所といいますか、それからまた、その設置に耐えうる構造上の問題解決ということで、かなりの費用がかかるということとなってございます。
 したがいまして、これらの財政的な負担、それぞれいるわけでございますが、それらへの負担でありますとか、事業者の経営上の問題、こんなことがありまして、大きな障害となって実現には至っていないという現状にあります。
 しかしながら、事業者のこの必要性につきましては、それぞれ認めているところでもございまして、今後事業者の積極的な協力が必要となりますので、引き続いて実現に向けて協議を続けてまいりたいというふうに考えております。
 それともう1点、川西市はそのJR川西池田駅にエレベーターを設置するという今の質問の中で説明があったわけでございますが、このことについても、若干誤解があったらいけませんので申し添えておきたいと思うんですが、JR川西池田駅のホームに降り立つエレベーターにつきましては、もう既にJR側で設置済でありまして、ここで言われているのは、阪急の川西能勢口からJRに行く通路につきましては、設置があるわけですが、JR駅前の方もしくは南側から通路に行くのにエレベーターがないということで、その設置に向けてのことについての要望で回答されているというふうに聞いております。これにつきましても、事業者の協力の中でというふうに聞いておりますことを申し添えておきたいと思います。
 以上、私の方の答弁とさせていただきます。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(別当敬治君) それでは、3点目の道の駅の農産物は生産者の顔が見えるものを販売するようにというご質問でございます。
 このいながわフレッシュパークいわゆる道の駅いながわではですね、町内農産物を主体に販売することとして施設運営をしております。
 しかしながら、昨年度の15年度の年間利用者数といいますか、来場者数は46万人を超えております。そういった方々の販売ニーズにこたえることが、それだけではこたえることができないといったものが現状でございます。
 このため、町の農業振興施策といたしましても、農産物の周年栽培を図るためのハウス栽培、また不足する果樹振興を図るための補助事業等を展開して行っておりまして、JAと一体となって出荷農家の新たな募集を行うとともに、農産物の生産指導を通じまして、生産量の一層の拡大を図るなど、農家の理解と協力によりまして消費者ニーズにこたえる体制を確立するよう取り組んでいるところでございます。
 なお、ご質問の中で町外の農産物を搬入している業者名とのお尋ねでございますけれども、いながわフレッシュパークにおきましては、これら不足する農産物、特に果物でありますとか、端境期におきます農産物等でございますが、これにつきましては、会社といたしまして市場等から購入、いわゆる仕入れをして、なおかつ町外産としての産地表示をきちんと行い、販売者名をいながわフレッシュパークとして販売しているものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 今後におきましても、この町外産の農産物の減少を図り、地域農業者が生産する農産物のみの販売を目指した農業振興施策の一層の展開を図ってまいりたいと、こういうふうに考えております。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) いつもの答弁ですね、大嶋部長の答弁は、いつも相変わらずの答弁であるわけですね。
 大嶋部長も聞いてはったと思うんですよ、敬老会で。県会議員の。広域でなおかつ取り組んでいかなければ、具体的にね、豊能町、能勢町の名前まで出して、きょうは敬老で高齢者の方もお集まりですけれども、皆さんの命は同じですということで、ごあいさつされてますね。その件に関してね、県の方にそういう取り組みを本当にして、県会議員さんを疑うということではなくてですね、こんなことをおっしゃってくださったのですから、ぜひとも本町もよろしくお願いいたしますぐらいのことはあったのかなかったのかね、そこのあたりをお伺いしたいと思います。
 もう兵庫医大とかね、西宮なんかは当然のことでありまして、それも私にいたしましたらね、不足があるわけですね。東京都なんかは、まず緊急な人をまず断らないというのを順次つくっていっているわけです、石原慎太郎が。そういう意味でね、これだけ大きな震災に見舞われた県がですね、そのようにあってほしいと思うんです。今のところそういう動きは聞いておりません。ぜひともね、こういう小さな町の方からね、発信したって私は構わないと思うんですよ。ですので、議会議員が一生懸命言うてるわけですから、しつこい議員さんおられますねんというぐらい言うていただいても結構ですから、言うていただきたいと、こう思います。
 もう兵庫医大とかね、西宮なんていうのは、言うていただかなくても私らわかっておりますのでね、ですけど、あそこでは遠いからということで、県会議員さんがこういうふうなものを取り組んでいただいているからこそ、こういう発言があったと思いますのでね、何か誤解があるということですが、誤解なんかしてませんよ。それから、広域で取り組むと言っていることに対して全然何も答弁してないじゃないですか。そこをもう一度伺います。
 それとJRの件でも何か誤解しているようですがと、私は、誤解していたかもしれませんが、じゃあ、これね、JRの新聞報道は誤解なんですか。これ。そういうことを伺いたいと思いますね。南ホームと書いてますからね。エレベーター設置と、ですが。こういうふうなね、ことで取り組んでいますからね。町の方も主体的に取り組んでいただきたい。今の状況では何か能勢電さんに作ってほしいと言うてるばっかしで、町もちょっと色つけて出しますいうようなこともあってもいいと思います。町もこれから高齢者ばかりになって。しかし、高齢者ばかりでないんですね。実は、先ほどもいろんな議員さんがおっしゃってるように、子供たち、例えばお腹の大きな妊産婦の方がどういうふうなことをおっしゃっているかというと、やはりそれに対して上のお兄ちゃんをバギーに乗せて、あのエスカレーターを降りるのが恐いとおっしゃる。前が見えませんもの。男の方はわからないでしょう。こんなにせり出してきたらね、見えないんですよ。ですので恐いとおっしゃる。エレベーターがあればなということなんですよ。ですので、こんなん何か高齢の人ばっかり言うてるのと違うかということではなくて、いろんな方、いつ皆さん方も骨折されてですね、ギブスはめて遠い病院に通わないかんようなことに至らんとも限りませんよ。皆含めてね。我々じゃあ我慢しますとおっしゃる方は結構ですけど、住民の方は本当に思いますとね、だれが何時そういうことにならんとも限りませんので、より強くね、町の皆さんの血税をですね、充ててでも、設置していただくということに対してね、文句をおっしゃる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、多くの方の支持を得られるのではないかと思いますので、頑張っていただきたいなと思いますね。
 それと、道の駅ですけれども、何ですか、業者名は市場という業者名ですか、ちょっとそこを聞きます。会社は市場等ということをおっしゃってましたんで、市場という業者があるんですか、ないんですか。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(大嶋 博君) まず1点目の再質問であります救命救急センターの設置ということでございますが、三次救急医療体制につきましては、先ほどもご答弁させてもらっていますように、県の医療計画の中でもこの阪神間で1ヵ所位置づけられており、それについては整備されているということとなっておりますし、またそのほかにも西宮があるということで、県としてもその中で設置していくことは不可能だということを示されております。
 そんなことから、非常にできないということとされておりますし、またこれを従来からも町単独でという話もあったかと思いますが、それらを踏まえて、不可能だと申し上げておるわけでございます。
 もう一つ、県の方に要望されているかどうかということにつきましては、先ほどもご答弁申し上げましたように、まず差し当たって実現していかなければいけないことは、小児救急について、それも初期の初期救急、いわゆる休日でありますとか夜間でありますかと、そういう場合どこへ行けば診てもらえるといったところが非常に手薄になってございます。それは小児科医がないというようなことでありますので、そのことについての救急について、3市1町の中でも検討を加えているところでもございますし、県の方にも要望しておるところでございます。これについては当然、県議の方にも申し上げておるということでご理解をいただきたいと思います。
 それともう1点、2点目のエレベーターの設置につきましてでございます。日生中央駅のエレベーターの設置ということで、これについては、当然駅舎の中で町は全く知らないということではなくて、それぞれ費用の負担をしていかなければなりませんので、当然全く業者任せということではなく、業者の協力のもとで実施をするということで協議を進めているということでございます。
 先ほどJR川西池田駅のことを申し上げたわけですが、ここのエレベーター、いわゆるホームに降りるエレベーター、いわゆる宝塚方面あるいは大阪方面、それぞれのホームへのエレベーターにつきましては、JRの方で既に設置済みであると。ここで川西市の方で言われているのは、駅の改札口手前の2階へ上がる通路、いわゆる阪急の川西能勢口から行く通路にとりつくエレベーターがJRの駅下のバスターミナルから上がるのにないということで、要望をされておるものですので、若干ちょっとニュアンスが違うということで申し上げたということでご理解をいただきたいと思います。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(別当敬治君) 具体にですね、総称する名前を出して市場ということで、卸売市場のことを総称してお答えをさせていただいたと。その具体の業者名等々につきましては、会社経営に属することでありますので、そういった仕入れ先等については私どもで把握はしておりませんので、お答えはできません。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 救命救急センターの件に関してはですね、非常に少し前向きになってきたかなと思いますので、少しですよ、ほめてはおりませんので、ぜひとももっと前向きに、町長は一番トップですので、部長はトップ次第ですので、勝手には答弁できませんが、町長であれば思いはこたえられると思っておるわけですが、その県会議員さんがね、ここまであの席でここまでおっしゃっていただいたということの思いというのはね、受けて、どのようにお考えか伺いたいと思っております。
 それとエレベーターの件なんですが、これね、どこにしてもですね、ホームに行くエレベーターをつくっているわけですよね、これ。ですので、階段しかない南側へのエレベーター設置を市やJRに要望していたということですね。ですので、いずれにしても、ホームへいく、デパートへ行くエレベーターつくってたわけじゃないんですよ。ホームへ上がり下りするエレベーターを設置したわけでしょう。ですのでね、やはり猪名川町としてもそう、どこにつけるんですか、ほんなら。ホームへ上がり下りするエレベーターをつけてほしいと、こう言うてるわけですからね、そっちの方が誤解のないようにしていただきたいと思うんです。
 第三セクターから会社名言えませんということですけど、やはり第三セクターに対してね、我々議員が物が言えないということ自体がおかしいんであって、業者名ぐらいね、公表したって別に、とって食べようかということではないんですから、おっしゃってもいいかなと思うんですよ。それを吊るし上げるかとそういうことじゃないんで。
○議長(山口 昌君) 福井議員に申し上げます。
 ちょっと発言待ってください。
 今さっきも部長が答えたように、会社運営の問題ですので、そこは削除していただきますようにお願い申し上げます。
○7番(福井澄榮君) 通告に出しているんですよ。別に通告に削除はなかったんですが、その件だけちょっと伺っておりますがね。やはり、業者名言ったって別にね、私はそれを吊るし上げるとかいうわけじゃありませんのでね、言えなかったら言えないで私また調べますが、この議場で言えないということ自体がね、非常に第三セクターに対して遠慮があるかと、こう思います。おかしいんですよ、住民の税金でつくっているんですから、あんなものはね。ですので、やはり私はもっと大きく、そういうどういうんですか、どこかわからんような品物持ってきてね、冷蔵庫に入れたらすぐアウトになるようなね、鮮度の悪いものはね、入れないでいただきたいと、こういうことを言っているわけですよ。それは今後約束できるのかどうかね、その業者は切れないのかどうか、そういうところも本当は伺いたいんですけど、言えないということでしたら、今後においてね、そういう鮮度の高いもの、顔の見えるものをつくっていただきたいと、搬入していただきたいと、こう思っております。
 すなわち、地元の農家の方優先で納入していただきたいと、こう思っております。
 どうですか。
○議長(山口 昌君) 町長。
○町長(真田保男君) ご答弁させていただきます。
 救命救急といいますか、敬老会のときに県会議員さんの発言というところから質問があったわけですけれども、県会議員がおっしゃったのは、命というものは尊いものであるということの中から、一つの考え方を述べられたと思っております。
 そういったことで、町としてはですね、この救命救急特に小児の問題がですね、今一番大きな課題となっております。そのことについて、阪神北県民局管内でですね、お互いが協議した中で、これは県がですね、一つは力を入れていただかんとうまくいかないだろうということで、県も一緒になって考えていただこうということで、県民局を中心にいろいろと協議してきておりますけれども、現実の問題として、小児科の先生不足というようなところがあって、お互いに今のところでは、明るい見通しに立てないという状況にあるものですから、現在ある施設をどのように活用、利用していくかということについて、今とりあえずはそういう方向で進んでおります。
 しかし、それでだれも満足をしておる状況にありません。だれもというのは各市も同じことなんです。そういうことで、今後さらに協議をしながら努力をしていき、県民局を中心に県をこの協議の場に一緒に臨んでいただくような努力をしていきたいと、こんなふうに思っております。それが県会議員の方で発言されたことで、県会議員もそのために骨を折っていただけるなれば、なおありがたいと、こんなふうに思っておるところでもございます。
 それとエレベーターの問題なんですけれども、そのとらえ方の問題はいろいろとあると思いますけれども、日生中央駅のエレベーターについては、強く業者の方といいますか、能勢電の方にも申し入れをして協議もしておりますけれども、能勢電として相当多額の経費がかかると、あの建物といいますか駅舎の構造からしてもそういうところにあるということから、県や能勢電の負担も覚悟した上で、町も相当に腹をくくってもらわんとできませんというようなところで、今のところ町の利用の実態等、どこまで町ができるかということについて、今後十分検討していきたいと思っておりますし、今の段階では、規定の補助制度の中で能勢電ひとつ努力してくださいということを申し上げておるというのが現状でございます。
 それと、道の駅の件でありますけれども、農産物については、表示されておりますのは町内産とその町外産ということで、どこそこの産物であるというふうな表示の仕方をしておりますので、間違って猪名川町の生産されたものであると、買うたけど間違ったということは、恐らくないとは思いますが、そういう点で地元産の産物が不足しておるということが非常にやはり消費者の方々からも多くの要望が寄せられております。そういうことで、先ほども部長が申しておりますように、JAさんにも協力をしていただいて、年間を通じてですね、端境期の農産物についてはですね、できるだけ周年出荷ができるような取り組みをしていくように、それぞれが努力をしてほしいということで、町の立場からもですね、会社の方には申し入れておるところでございますので、ご理解いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 町長の答弁をいただいたわけですが、エレベーターの件よろしくお願いしたいなとこう思いますが、そしてエレベーターもですね、川西能勢口の駅に猪名川町の町民もね、たくさんの方が、ほとんどの方があそこを利用しておりますのでね、やはり日生の駅も川西市の方も、それからまた能勢町の方の方も利用されますのでね、広域的に取り組んでいかれるのも一考かなとも思ったりもしますが、ちょっとその点もまたね、よろしくお願いします。
 それと農産物の件に関してですね、やはりこういうものを納入されているということは、半分猪名川町の道の駅というものに対して、愛情を持っていただいてないというふうに私は思いますので、入れるんであれば、徳島の何々さんがつくった、鹿児島のだれがつくった、こういうものをね、今やね、インターネットで調べまして、するとホームページで我が農産物どうぞということで、出てるんです。しかし、出てるだけではそれがほんまものかどうかわかりませんわね。それをどうしているかといいましたら、それを扱っているサーバーの方がね、若い女性ですよ、わざわざその現地へ行って、ほんまにこのホームページに出ていることは本当であるんかどうかということをね、全国に確かめに行って、これは間違いないホームページであるということで、レッツゴーで出してはるんですね。それはインターネットで検索して納入したはるんです。
 こういう方法をね、ぜひとも取り入れていただきたいなと思います。そしたら、道の駅というのが、ますます口コミで広がりますのでね、ぜひとももう売れ残りのような、ということでしょう、例えば買ってきても猪名川の例えば何々さんがつくったものというのはね、冷蔵庫で1週間でもピンピンしてるって、私もそう思います。実にね、とれとれですからピンピンしているわけです。ところが、ふにゃっとなると言うんです、もう2日、3日でね。そういう農産物をね、売らんといてほしいと思いますわ。道の駅というのはね、いつも行く人ばかりと限らなくて、いちげんさんも来られる。たまたま通りかかって買うと。そういう方はもう二度とと買いませんよ。町内の住民の方が買わないとおっしゃっているんですから、私はあの方をぜひとも道の駅に連れ戻したいと思っておりますので、ぜひとも私の力ではどうにもなりませんので、よろしくお願いいたします。
 以上、これで終わります。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君の質問は終わりました。
 これをもって一般質問を終結いたします。
平成16年6月18日    一般質問
 第322回定例議会
○議長(山口 昌君) 会議を再開いたします。
 福井澄榮君の質問を許します。
 福井君。
○7番 福井澄榮   まず1点目の公共工事の検査は万全か。そして2点目のアウトソーシングの導入を。そして3点目の池田市と豊能町の合併問題が広域ごみ焼却場に及ぼす問題点は。この3点質問いたします。
 まず1点目の公共工事の検査は万全かですが、ことしの3月24日竣工式をし、でき上がったばかりの障害者福祉センターの床材が浮き上がり、そのため、けつまずいて転んだ人も出るというお粗末な工事を住民方は怒っておられます。補修は済んだということを聞いておりますが、補修代はもちろん業者が払ったと思っておりますが、その1点お伺いします。
 そして次に、過去にも築後年数を経ていないにもかかわらず、そのときは町負担で補修工事をするに至った事例もある。検査は万全と言えるのか。各部、課の取り組みはどうなっているか、伺います。
○議長(山口 昌君) 建設部長。
○建設部長(喜多 護君) それではご答弁申し上げます。
 町で行う工事につきましては、地方自治法第234条の2及び猪名川町財務規則第98条に基づきまして、工事の目的物が契約図書や仕様にですね、定められた出来高や品質を確保して適正に契約が履行できているかの検査を、所管の課長がそれぞれ工事について行っております。
 また、検査時の指導を通じてですね、工事の適性かつ能率的な施工の確保をするとともに、工事技術の向上を図っているところでございます。
 なお、障害者福祉センターの床材の浮き上がりについてでございますが、当施設は利用者の利便・安全性を考慮いたしまして、床暖房のため、木製のフローリング材を使用いたしております。廊下につきましても、施設の目的からつまずき、クッション性などを配慮いたしまして、同一の材料を使用した関係上、部材がですね、長大なものとなっております。端々にクリアランス、ゆとりをですね、考慮して施工いたしておりますが、著しく施工完了の気候が変化いたしまして、計算以上の伸びが生じたものと、こういうふうに思われます。
 また、工事完了後2年間は瑕疵担保という期間がありまして、それぞれ1年2年といった検査をやっているところでございますけれども、これらの工事につきましては、今まで以上に十分クリアランスをとりましてですね、既に業者の責任で工事がですね、復旧しております。そういった工事瑕疵担保ということによりまして、それぞれの工事につきまして、そういった検査をもってですね、適正に完了後も確認をしていると、こういう状況でございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) ただいまのは障害者福祉センターの例でありますね。それ以外にですね、過去においても、これは地震等が発生したという不幸な出来事があってのことかと思うんですが、非常に老朽化した施設はどうもなかったのにもかかわらず、築3年ほどのイナホールの天井がですね、上から大きく崩落して、その前日に成人式が行われ、もし当日であったとしたら、本当に大惨事に至るところであったわけですが、当時の状況として、それは町が補修負担したということもあるわけですが、ほかの部課の担当のですね、各公共施設の検査はどうなっているか、伺います。
○議長(山口 昌君) 建設部長。
○建設部長(喜多 護君) 再質問にご答弁申し上げます。
 ことしの4月からですね、建設部の方におおむねの工事が受託を受けて私どもやっておりますので、今までのことにつきましては明確に説明できない部分もございますけれども、私がご答弁申し上げるのが適当かということでご答弁申し上げたいと思います。
 契約書の第44条に瑕疵担保というふうな条項がございます。私、今2年以内の瑕疵担保というふうに申し上げましたけれども、ここには故意にですね、また、重大な過失によりまして生じた場合は、請求を行うことのできる期間として、特別なものにつきましては5年間瑕疵担保ですね、業者に手直しを申し渡すと、こういったこともできるように契約書に明記いたしております。
 文化体育館の屋根の件につきましては、既に瑕疵担保が済んでおったというふうに思われますけれども、私ども今後ですね、こういった契約条項をですね、シビアに精査いたしまして、業者の指導にあたっていきたいと、こういうふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) そうしますと、ことしの4月からは各部課にわたる公共工事のすべてを建設が検査すると、こういうことですね。
 5年間ということなんですが、普通の通常の民間の我が家の家のようなものはですね、家がどうにかなった場合は、10年間の保証付きということなんですが、私も勉強不足だったんですが、公共施設が5年間というのは、ちょっと短いのではないかなと思うんですが、全国的にそういうものなんでしょうか。1点お伺いします。
○議長(山口 昌君) 建設部長。
○建設部長(喜多 護君) 今の再々質問にご答弁申し上げます。
 これは会計検査などを受けております標準的な契約書によりまして、町もそれを執行しておるわけでございます。
 10年とおっしゃる分につきましては、部分的にそういったことも考えられるかもわかりませんけれども、それは特約事項として、その都度その特殊性によりましてですね、そういった契約をする場合もあるやもしれませんけれども、今は標準的に契約書の条項を読み上げたところでございますので、特殊なものによってはそういったことも今後はですね、仕様の中で、入札の前にですね、そういったことも提示することもあるかもしれませんけれども、そういった内容であるということをご理解いただきたいというふうに思います。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) こういうことでですね、穴があいてそこで足を踏み外して骨折したとかいう重大なことではなくてほっとしたわけなんですけれども、健常者が転ばれているわけですよね。だから、そういう場合にですね、やはりそういう業者をですね、少し痛い目にあわすということで、入札から外すとかね、そういうことがあってもよいのではないかと思うんですが、と申しますのはね、やはりこの新井組ですね、これ入札したのが。過去にもゆうあいセンターの駐車場がですね、地震でびりびりになって、ひどい補修状況に至った経緯があるわけです。あれも新井組が入札したということで、新井組だけじゃないかと思うんですが、それ以外の業者にも不備があったんではないかと思うんですけれども、大きなことでは私たちの記憶に残るところでは、そういう業者さんの名前が出てきましたので、そのペナルティというのはですね、できるのかどうか。またその1点ちょっとお伺いします。
○議長(山口 昌君) 建設部長。
○建設部長(喜多 護君) 再質問にお答え申し上げます。
 先ほどご答弁の中で、廊下の部材、長大と言いましたけれども、本来ならば部屋の中と廊下では部材が変わるんですけれども、障害者ゆえできるだけスムーズに車いすなんかが行き来していただいたらいいと思いまして、そういう同じ部材を使いました。ですから、館内をですね、なめらかに通行いただけるというふうになっておるんですけれども、長大と言いましたけれども、これは34メーター、15メーターと50メーターからの分が全部つながっております。ですので、木製でございますので、やはり湿気が多かったからですね、ちょっと伸びてきたわけなんですね。電車のレールが伸びるのと同じでございます。それで、当初からそういった余裕を持ってやっておったんですけれども、計算以上に伸びたということでございまして、最初に計算しておった以上の伸びを予想して復旧をしたということで、現在はスムーズに使っていただけるようになっております。
 そういったことでございますので、特に悪質な違反があってこうなったということではございませんので、これについては、ペナルティ等についてはですね、考える必要がないのではないかと、このように考えております。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 故意にね、どなたも請け負ってするわけですから、自負をもって工事をしてくれるわけですからね、故意でそんなことをする業者はまずいないと思うんですが、そういう伸びもですね、きちっと計算した中でね、やはり対応していただかないといけませんので、今後ですね、その業者さんに対しては厳重に注意をしていただきたいと、こう思っております。どういうふうに入札でね、またそういう業者さんがあがってくるかわかりませんが、その新井組さんに限らずですね、今後は公共施設をつくるにおいてはですね、諸注意事項でね、事例をもってでもね、こういうことのないようにということで、そうでないとペナルティ課しますよというぐらいのね、強い姿勢で臨んでいただきたいと、こう思っております。
 それから2点目の、アウトソーシングの導入をということですね。民間でできることは民間にできるだけ任せ、自治体はその後のなすべき役割を検証するというシステムの確立を各部課の取り組みをお願いします。既に取り組んでいる部分もありますし、もっと取り組んでほしいと我々、私議員は思うわけですね。
 3月議会でも2月に視察しました埼玉県志木市の事例をもってシステムの構築をしてほしいというのは一般質問もしたわけなんですが、それとちょっとダブってきますが、アウトソーシングというのはまず外部委託または業務委託ということですのでね、そして協働と参画という町長の施政方針にもいろんなところにちりばめられているわけですが、その協働というのも、アウトソーシングから進化したものであるといわれております。
 何でこういうことを自治体がしていかなければいけないかと申しますと、やはり3市1町の合併がどうやら見送られているのかと、こう判断してもよいような答弁があちこちで聞かれるわけですが、それでは単独で生き延びていくためには、どうしてもこういうところをくぐり抜けていかなければいけないのではないかと。先ほどの前任者の答弁においても、総務部長がですね、財政難であると、そして14兆円もの国庫補助が削減されていると。そして交付税も大幅に減ってきているということでね、猪名川町はいろんな、要らないような道路をつくるということにおいて、住民の方に説明しますと、金持ちやねんなと言われるけれども、いっこもお金ないんですよ、ご存じのように借金はものすごく多いですし、基金は目減りしてますし、そういうことでね、決して金持ちではないんですが、だからこそね、このアウトソーシングを各課連携してね、取り組んでいただいて、17年度の予算には必ず反映していただきたいとこう思っているわけなんですが、早いことね、そういう見直しを私たち議会にも提示していただきたいと、こう思っているわけなんですが。
 国の財政当局もですね、自治体は数年以内に再建団体転落の危機にあると訴え続けても、一向に財政収支の悪化に歯止めがかからないと指摘されております。財政危機の深刻化、そして歳出の抑制、そして多様化する住民ニーズをどう満たすかということですね。そういうことを追求していこうと思いますと、大変な住民ニーズをどう満たしていくかということがあると財政を伴うわけなんですが、改めてですね、行政の業務をゼロベースで見直し、行政がやるべきことと民間に任せる方がよいものを振り分けることが重要になってきております。
 伊勢市ではですね、外部でできることはできるだけ外部にゆだねることを基本にプロジェクトチームをつくって、現在進行中であります。行政直営というのは、最良のサービスとは限らないと言われてもおります。また、堺市においては、学校給食調理を民間委託し、約13億円の人件費を削減しているということですね。また、これは大変な痛みが伴うわけですが、公立保育所の民営化等も堺市は2つ実施しており、全国にこういう機運が広がってきております。さあ猪名川町はどうしていくのか、お伺いしたいと思います。
 これは今、そうしますとは言えませんけれども、今後はどのような決意をもって取り組んでいこうとされているのか、現下の状況をお知らせ願いたいと思います。
 アウトソーシングを成功させるには、1、対象業務の選択、2、委託者側の主体性の確保、3、適切な受託者を選択すること、4、適切な契約が必要、5、パートナーシップ、つまり信頼関係の確立、これが5つのかぎをにぎっていると言われております。
 アウトソーシングは万能ではないが、用い方によっては行政改革の有力な手段として、財政の改善となる。先ほども言いましたが、3市1町の合併も見送っている現在、本町も早急に取り組むべきだが、各部課のこれからの取り組みを再度伺います。
○議長(山口 昌君) 企画部長。
○企画部長(倉田和夫君) それではご答弁申し上げます。現在、本町におきましては、どういった事業でどれだけの経費がかかっている場合にアウトソーシングを導入すべきかなどという、確立されたものは今のところございません。
 ただ、行政改革の中で、いろいろとご説明もご報告もさせていただいておるわけでございますけれども、そういった事業の経費に占める人件費の割合など、こうしたものも勘案しながらですね、アウトソーシングの必要性、そしてそれをすることによって法的に問題がないかどうか、そういったことを検証したのちに実施しているような状況でございます。
 現在のところ、平成12年4月から例えばふれあいバスの運行委託でございますとか、13年4月からは町所有の中型バスの管理運行委託、14年7月から猪名川霊照苑の施設管理委託、平成15年4月から給食センターにおける配送車でございますけれども、全車両の管理運行委託、その他にも幼稚園の送迎バスや文化体育館、公民館、猪名川町スポーツセンター、B&G財団猪名川海洋センター、庁舎管理につきましても委託を実施しておるところでございまして、今後もその効果を見る中で、順次先ほどおっしゃいましたように、総務部長も非常に厳しい財政状況を申し述べました。そういった状況を見る中でですね、必要に応じて拡大をしてまいりたいというふうに思っております。
 ただ、アウトソーシングということでございますけれども、やはり公共といいますか、行政事務でございますので、そのコア部門にあたりますものにつきましては、これはやはりきっちりと組織としておさえながらですね、そういったアウトソーシングした事務事業についても、おっしゃておるような検証は必要であるというふうに思っております。
 またこの平成16年度はですね、毎年若手職員のプロジェクトチームで研究を進めてくれております。これはもうご案内のとおりでございますけれども、この16年度の研究テーマがですね、「民間活力を利用した公共サービス展開の可能性」というのをテーマとして取り上げてございます。ご質問にございます民活を利用した行政サービス展開の可能性の研究、あり方、こういったことをこの若手でもってですね、研究をしていただこうと。そしてそういったものを聞かせていただく中で、今の行政改革とあわせましてですね、この厳しい状況をさらに乗り切っていくために、スリム化、効率化、こういったことをさらに追求してまいりたいと、このように思っておるところでございます。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 企画で全部教育関係から全部まとめていらっしゃるわけですね。行政改革の中で、各課ということでね、すべてこういうことで。取り組んでいただいているその成果を私はまた見せていただきたいと思っていますが、早急にそういうものが住民にわかるような形で見えてきたら、また住民も見直すと、こう思っておりますので、行政を見直すんではないかと思っておりますので、よろしく早急に取り組んでいただきますようにお願いいたします。
 何においても、やっぱり財政が厳しいわけですから、本当に住民にとってこれはということには財源は使わなければいけないと思いますけれども、これはまだ先送りしてもいいんではないかというようなところの振り分けというのは、きっちりしていただきたいと、こう思っております。
 そして、民間活力、大分猪名川町も進めてきております。それは認識しているわけなんですが、なおもですね、今後においても十二分に、早急にね、取り組んでいただくことが乗り切っていく手段とこう思っておりますので、猪名川町単独でいくんであれば、そのぐらいの覚悟はしていかないといけないと、こう思っております。
 そして、ただね、先日も総務企画常任委員協議会に報告があったわけなんですけれども、大卒の新卒者が2名、高卒が1名ですか、今年度採用ということで、新聞にも広報にも出ましたんですが、非常にそういう若い人を導入するということは、若い人の雇用促進にはつながるわけなんですが、財政的な面においては、人件費削減といってることとどうなのかな、どうリンクしていくんやろなという気がします。私、個人的にはもう若手を入れていただきたいと思うんですけれども、やはり人件費というのが大きくのしかかってきていますのでね、総務企画常任委員協議会ではそういう答弁はいただいたんですが、欠員ができましたのでね、補充しますということなんですが、私は欠員ができても、あと残された人たちで頑張っていくぐらいの気構えは持ってほしいと思います。民間はもっと厳しいですから、選挙の期間中ですね、3,000人いる従業員を1,500人、半分ですね、リストラいたしまして、ものすごく心の痛手を負っておりますというある通りかかったご主人のご意見を伺ってがんと頭打たれたんですね。それぐらい民間は血を見る痛みを抱えているんだと。それで生き残っているんだということでね、行政はその割にはちょっとまだ生ぬるいような気がしますので、よろしくお願いいたします。
 それからですね、3番目の池田市と豊能町の合併問題が広域ごみ処理焼却場に及ぼす問題点は。これは先ほどの池上議員と重複するところがあるわけですが、1点、前に私、去年かおととしかな、心配事言いましたら、町長にそんな先、どうやってそんな心配するんですかというようなことを言われましたんですが、やはりね、ここへきて池田市と豊能町の合併問題となりますと、豊能町が抜ければあそこの一庫ダムの美しいところでがんがん燃やすというごみが減るわけですけれども、逆にですね、池田市はどうも、内々に聞いていますと、豊中市と一緒にごみを焼いていると。その炉も老朽化してきているという問題点も抱えているんですよ、池田市はね。そういうことを聞きますとね、新しいとこへ参画してくるのかと、こう思ってしまうわけですよね。その心配を払拭していただきたいと思うんですが、環境経済部長はなかなか今の状況ではね、わからないと答弁されてますので、もちろんそうだろうと思いますけれども、非常に住民としてはね、池田市のごみがこっちにくることになりましたら、300トン炉自由に悠に利用をするということになりますのでね、豊能町が減れば300トンも要らないということになりますので、その点の方向性はどうなっているのかなと、そういう心配はどういうふうになっているのかなと思うんですけれども。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(別当敬治君) お答えとしては、そういった状況が見えない中ではお答えできないというお答えしかできないと思います。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) もちろんそういう、部長としてはその答弁しかできないと思います。ですけど、議員としてはね、非常に池田市が入ってくるのではないかという不安を抱えておりますので、そういことに至らないように頑張っていただきたいと、こう思っております。
 私の一般質問を終わります。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君の質問は終わりました。
 これをもって一般質問を終結いたします。