ひとりで車検、自分で車検体験記 平成17年9月7日

日産プリメーラ20Vの新車3年目車検を自分でやってみました。(走行約30000キロ)

どのぐらい前から準備したか 2004年9月〜2005年7月
 私は「代行手数料」ってものが大嫌いなんだ。手間がかかってもいい、っていうか手間を楽しみたい。
 約1年前から車検は自分でやろうと決定。
 その後のオイル交換時にタイヤローテしたり、ブレーキパット残をみてもらって、ちょくちょく点検もどきしたりして、春先に冷却水交換も済ませた。
 一度財布の中にやってきた500円玉は逃がさずせっせと貯金した。
 5月25日、岩屋郵便局で自動車税(39500円)の支払い。500円玉で払ったけど、窓口での反応は特にはなかった。

そろそろ真剣に考えはじめる 2005年8月
 この頃は、本やインターネット、FAX情報サービスで情報収集してた。
 8月16日、検査登録事務所で提出書類の用紙を購入(35円)、車検コースを下見。
 8月21日、ジェームスでオイル交換のとき車の点検もやってもらった。
 8月28日、テレフォンサービスで車検の予約。
 8月30日、提出する書類の記入。

9月になって 2005年9月1日〜5日
 9月1日、車検場近くのテスターに車検前検査に関する問い合わせをした。予約不要とのこと。
 9月2日、任意保険を契約している「東京海上日動」に自賠責保険の手続きもお願いした。29780円。500円玉で払ったら笑われた。
 9月4日、コイン洗車機で車体下を洗浄。300円。

前日 2005年9月6日
 車体番号の書いてある位置を確認した。確認しておいてよかった。(なんで運転席の下なの?)

いよいよ当日 9月7日 前日から台風14号の強風域の中で風雨がちょっと強かった。
けど、もう予約しちゃったもん、休暇届だしちゃったもん、やらないわけにはいかない!

まず車検場近くのテスターへ 午前8時15分頃着
 ホイールキャップを忘れないうちにはずした。
 言われたことを言われた通りにやって、あっという間に終わってしまい、なにをやったかちゃんとおぼえていない。4000円。500円玉で払った。
 1コースには並ばないほうがいいよってアドバイスされた。

検査登録事務所(不完全分煙だった) 8時半着
@はじめはどこにいけばいいのかな。「予約受付」ってところに行ったら違ってたみたい。窓口の人と話がかみ合わなかったもん。
Aまずは、重量税&検査料の支払いだった。37800円+1500円の39300円。500円玉78個出したらいやがられた。
Bその窓口で「次はどこに行けばいいですか」と聞くことにした。次はリサイクル料預託手続き。
Cはじめ窓口へ行かずにいきなり端末を操作しようとしたらうまくいかなかったので今度は窓口へ。
 料金12550円のほとんどを500円玉貯金で支払った。「おつりで必要だから助かるわ」って、ここでは喜ばれた。
D次は別棟。途中受動喫煙を浴びた。
E「継続検査」って窓口に人がいなかった(まだ8時45分になっていないからかな)ので、
 長いすでゆっくり書類を確かめてからトレイに提出しようとしたら、「ユーザーはこっちだよ」って、ちょっとぶっきらぼうでこわそうな係員に呼ばれた。
F書類をじーっくりながめられて、返してくれるときにどのレーンに並べばいいか聞いたらどこでもいいっていわれた。

雨と風がひどい中、いよいよ車検コースへ 8時55分
@1コースは消防車とかバキュームカーとかで混雑、2コースはすいていたけれど、 以前下見で見学した3コースに並んだ。7台目ぐらいかな。
A9時ちょうど、サイレンとともに検査始まる。前の前の車、ブレーキ検査で×がついてやり直していた。


B9時15分頃、いよいよ私の番。まずまっすぐ入るように位置を決めて、内側のライトにテストセンターでもらった(新聞紙でできた)カバーをつけようとしたんだけど、雨でぬれてうまくいかない。
C電光板の「待機」から「進入」に従い、ゆっくりまっすぐ前進。ちょっと早すぎやしないかなちゃんとまっすぐ進んでいるかなって心配したけれど、「サイドスリップ○」、一発OKでひと安心。落ち着いた。
Dそのまま進んで、スピードメーター40キロでパッシング。特にハンドルを意識してしっかりにぎるとかもなく普段通りに3速まで上げた。
E終わったらビームを上向きにして、ヘッドライトの検査。それから電光板に神経を集中させてブレーキ検査。「ふむ」「はなす」を反応よくこなせた。
Fサイドブレーキもいつも通り思いっきりちからいっぱい引っ張った。すべて一発OK。
G次は排気ガス検査。プローブを突っ込むのはわかったけど、車の種類によってどれかボタンを押さなければならないみたいなのがわからなくて、どれだろーって迷っているうちに、検査が終わってOKだった。
Hシートに刻印してもらって、さらに前進。下から叩く検査。「ブレーキふんで」は聞こえたけど、その後「エンジン・・・」よく聞き取れなくてそのままにしていたら再度「エンジン止めて!」やっと聞き取れた。
Iくっきりモニターで下の作業の様子がよくわかる。OKの後、さらに前に動かして止めた。でも誰も近くにいない。来ない。
Jどーしたらいいのかなーとうろうろしていたら、別のレーンの方から係員がやってきて、エンジンルームの検査、ブレーキ踏んでウィンカー出してクラクション鳴らしてと指示通りこなす。(晴れの日は一番最初だけど雨だから最後に屋根のあるところでだった)
K「車体番号は・・・」といわれたので、「こちらでーす」と(得意げに)運転席シートを移動。あらかじめ車体番号がどこにあるか調べておいてよかった。   

再度検査登録事務所へ 9時25分頃
窓口に検査の終わった書類を提出したら、1分も待たないうちに呼ばれて車検証とステッカーを受取った。  

後日 9月11日日曜日昼間に
100円ショップでシールはがし液を買って、フロントガラスのステッカーをはがし、はりかえた。(けっこーがんこだ!)  

やった、おわった、できた! 
しっかり準備して、確実にやり遂げたことへの達成感、満足感を味わうことができた。
始める前、後ろの車にせかされるとやだなとか思っていたけれど、最中はそんなことどーでもよくなったし、逆に前の車が×出したりしてもたもたしていてもぜんぜん気にならなかったことは、普段の私の性格を考えると不思議。
あらかじめやっておいてよかったことは、車体番号位置の確認とコースの下見見学と500円玉貯金かな。

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