「ばか犬と私」はこちらに引っ越します
フレーム
2009年4月6日(月)
阪神×横浜

室戸から車で30分ほど離れた町・奈半利のお祭りに行ってまいりました。
規模は小さいながらも、素敵なお祭りでした。
魚のつかみ取り、鰹のタタキの実演、綱引き大会などなど、誰でもすぐに参加できるのがナイスです。

写真は綱引き大会に参加した時の勇姿?です。
準決勝で見た目優勝候補NO.1の巨漢に勝ったのはいいものの、それで力尽きてしまい、残念ながら準優勝でした。

賞品が馬路村のポン酢セットと、なぜか阪神×横浜戦(甲子園)のペアチケットでした。
もちろん甲子園までの旅費なんて出してくれません。
ふざけてますね。

なぜ高知のお祭りで野球チケットなのか不思議だったのですが、ハッと思い出しました。
奈半利の隣の安芸市は、阪神のキャンプ地なのです。

ここからは偏見に満ちた推測です。
安芸市が阪神を誘致するにあたって、きっとチケット買い取りのノルマがあるんですよ。
おそらく何万枚の世界でしょう。
安芸市はチケットをさばくのに苦慮するはずです。
そこでお隣さんの奈半利町に「買ってくんろ」と頼むのか脅すのか知りませんが、お渡しするわけです。

そこで今度は奈半利町がチケットさばきに苦慮して、
「おう、今度の祭りの賞品にしたれや!」
と相成って、取って付けたような賞品が生まれた訳です。

いえ、推測ですよ。

タダでもらっといて文句言う私も大人げないのですが、もう少し貰った人のことを考えた賞品にして欲しいものです。

しかし、そういうマイナス面を差し引いても、十分すぎるほど楽しいお祭りでした。
奈半利町さん、ありがとうございました。
(これも取って付けたような謝辞ですね)

2009年4月4日(土)
履歴
私は根っからの肉体労働者です。
長野県の野辺山で酪農の住み込みもしました。
鹿児島県の屋久島で、毎日山に入って森の間伐もしました。
北海道の羅臼では、地元の人間でも嫌がるイカ漁の船にも乗っていました。

画像のように体動かしてるのが好きなんです。
肉体労働が大好きなんです。

ですから、昨日今日と合わせて24時間もパソコンに向かって仕事をしていたにもかかわらず、「仕事をした!」という実感が全然わいてきません。
パソコンでの仕事も大切だとは分かっているのですが、どうも「仕事」としては認識しきれないのです。

……というような内容のことを今回書こうと、湯船の中で考えていたときでした。
風呂場の外から嫁様の声。
「何? 『秋山莉奈 水着画像』って?」

おいおい、人のパソコンの履歴を見るんじゃないっての!
フレーム
2009年4月3日(金)
広告も大変です
数日前ですが、以前にもおしらせした札幌のフリーペーパー「リファイン」掲載用に写真を撮りました。ネギがちょうどあくびをしたところを撮ったナイスショットですが、犬小屋がちょっと傾いて写ったので、NGにしました。ああもったいない。

うちのばか犬ネギですが、凶暴な性格とは逆に、その容姿は愛くるしいので、それを利用して「カッサン建築工房」の名を世に広めることを思い立ちました。
まず第一弾が「めざましテレビ」の「今日のわんこ」への申し込みです。と同時に「めざましマガジン」というフリーペーパーの「表紙わんこ」にも申し込んでおきました。こちらで見ることができます。
いやあ、人間って浅ましい生き物ですね。

今回の「リファイン」への掲載は、友人が絡んでいたこともあって、色々な面で大助かりでした。しかし、広告の売り込みをしてくる人の中にはおかしな輩もいます。

何度も「広告出してくれ」と電話してくる某雑誌の営業の人がいまして、金銭的に最初から無理だったのですが、個人的にその雑誌がわりと好きだったので、婉曲的に断っていたんです。
ガメツイ人間ってのはそういう心情を汲み取ってはくれないんですね。
だんだん脅しのようなことを言うようになってきたんです。
「あなたもこの業界で生きていくのなら、最初が肝心ですよ」とか、「今後、そちらの記事は一切書けないかもなあ」といった具合に。

私は小心者ですから、「そしたら、そちらで雇ってもらえないでしょうか?」と頼んでみたんです。
バカにされたと思ったのでしょうか、「ハイハイ、分かりました、ハイハイハイ、ガチャ」と切られてしまいました。
いやあ、人間って浅ましい生き物ですね。
フレーム
2009年4月2日(木)
ドーム論議
今日できたばかりの「SUNOKOベッド専用ドーム」のことです。

「ドーム」という名称は、作っている時から浮かんでいました。ハウスでもないしケージでもありませんから、ドームという響きが一番しっくりきたのです。

作り終わり、サイトにアップしてしばらくした時、嫁さんから「ドームは丸いんだよ」とのご意見をいただきました。
「てるひで」だと思い込んでいたタレントが「照英(しょうえい)」と知った時のような衝撃でした。

それでも私は言い張りました。「ハウスでねーべ? ケージでねーべ? だったらドームだべ!」と、感情が昂ぶると出てしまう北海道弁で強弁しつつ、英和辞典を手に取りました。
「dome=丸屋根・丸天井」

すぐに思考を切り替え、新しい名称を考えました。
「フェンス」……だめだ、外っぽい。
「ルーフ」……だめだ、これも外っぽい。
「ハーフハウス」……だめだ、言いにくい。
嫁さんも一緒に考えてくれましたが、なかなか良い言葉が見つかりません。

私はもう一度英和辞典を手に取り、domeに他の意味がないか調べました。
ありました。
「壮麗な建物」
壮麗とは規模が大きくて立派という意味です。小さな動物から見れば壮麗に違いありません。しかも「照英」と響きが似ているのも、ブログ的に◎です。

こうして「ドーム」という名称に再決定いたしました。終
フレーム
2009年4月1日(水)
左市弘
ネットで仕事をしていると、なんだか納得のいかないことが多々あります。
たとえば、何か書き込みをする時に「広告的な表現は控えてください」というのをいろいろなサイトで見かけるのです。しかし、「当サイトが認めたサイトは良いですよ」と後に続くんです。んで、認められたサイトってのはどんなサイトかと言うと、要は金出してるサイトなんですよね。
ルール決めた者勝ちの世界です。ホント、嫌になりますわ。
しかし、そういったことは大工の世界にもあったのです。


「左市弘」という銘のノミやカンナがあります。切れ味鋭く、また歯こぼれもあまりしないそうです。
画像は私のノミで、もちろん安くはありませんが、うんと高い訳でもありません。高級の部類に入るとは思いますが…。はっきりした値段は忘れましたが、1本15,000円くらいだったでしょうか?
左市弘のノミはその3倍くらいするそうです。一度使ったら他のノミを使いたくなくなるそうで、なんとも恐ろしいノミです。
 
この左市弘、もとは「市弘」という銘だったそうです。ところが、近代になって商標登録という概念が広まり始めたときに、どこか他所の業者が「市弘」という名称を先に登録してしまったそうです。
「市弘」と名乗れなくなった本家本元の市弘は、「市弘」の銘を反転させ、その上に「左」とつけるようになったそうです。なぜ「左」なのか今一つ分かりませんが、そうした逆境を乗り越えて、さらにビッグネームを勝ち取った訳です。


こんなことを言うのはとてもおこがましいのですが、私も「左市弘」のように、どんな不条理なルールがあろうと、それをバネにしていきたいと思います。腹は立ちますが…。


※3月分のエッセイはこちらのページです。

トップへ戻れ!