ARASHI STORM
CONCERT 2003 新嵐 ATARASHI ARASHI 2003年1月12日13日 (in大阪城ホール) 両日快晴。 |
![]() indexに戻る |
◇感想◇ |
【12日1部】構成+内容感想 |
○大阪はスタンド後方の席ばかりだったので、舞台全体がよく見えました。オープニングで星が散る映像は、バルオくんとバルコさんにひとつづつ分裂して散っていってるのを初めて知った。キレイ。 ○大阪城ホールは特効の規制があるのかAAFがちっちゃく感じました。でも熱そうなのは変わらない。 ○なにしろ実はバルオくんとバルコさんが大活躍していたことがよく判りました。相葉松潤の「幸福論」は歌詞もバルオくんに表示されてたんですねぇ。大阪から?松潤さんは歌の途中でマイクスタンドを頭上に投げ飛ばしてました。 ○「道」のオルゴールに合わせて歌い出す大阪オーディエンス。横浜ではあまり歌う人はいなかったような。変なところで終了してしまうので、ぷつりと曲が切れたところで笑い声もありました。メンバー的にはどうだったんだろう、歌って欲しかったのかな。 ○「愛と勇気とチェリーパイ」でスタンドライトの傘をぐらぐら揺らす相葉ちゃん。壊さないようにね、ってハラハラした(^^;。 ○櫻井相葉のユニット曲は裸足なのです。ダンスシューズも捨てがたいのですが裸足で踊るっていうのも野性的でなんかいいっすね。 ○「野生を知りたい」で使われる動く歩道。近くにいた初めて今回の冬Con'を観たっぽい人がそれを観て笑ってました。曲が曲なんでクールに決める感じなんですけど、コミカルな曲で利用しても面白いと思うなぁ、これ。オーラスがメインステージほぼ真横の席だったので、仕組みがよくわかりました。そこらへんのことはまたオーラスの感想にて。 ○最後の挨拶は要約しますと、相葉ちゃんが「嵐はエンドレスです」、松潤は「嵐は今の所順調」、ニノは実は長くてよく覚えてないんだけど最後に「僕らも安心です」とか言ってた。なんか結婚式の祝辞みたいだったの。どうも彼は自分の気持ちを言葉にするのが苦手な模様。ラジオ聴いてても最近すごくそう思う。大野くんは「ついてきて」、翔くんは「(このことが)何かのキッカケになれば」。ニノ以外は自分の気持ちや願いなんかを素直に言葉に出来るんだけど、ニノはそれが上手く出来ないから説教くさくなっちゃうの。でもこれも回数をこなすうちちょっと変わってきてたような気はします。その変化はこのあとの公演感想で。 |
【12日1部】MC |
▽「ナイスです」。 MC前の「ナイスな心意気」が終わるとみんな親指を立ててこう言ってました。最近あまり聞かない言葉(笑)。 ▽鼻水。 MC中の話ではないんですけど、ニノが汗とか鼻水とか拭き取ってはおーちゃんの衣装になびってました(^^;。それもかなりしつこく。誰もツッコんでくれなかったんだけど、嫌がるおーちゃんとなびり続けるニノの図は長く続いていた。イタズラ坊主。 ▽J-Stormからの曲。 「ナイスな心意気」をMステでサラリーマンの格好でやった時は、MC席の皆さんがシラーっとしててキツかったという話から、J-Stormに移籍してからリリースした3曲「a Day〜」「ナイス〜」「PIKA☆NCHI」のうちみんなはどれが好き? とゆう質問があって、この公演ここで初めて客電が着きました。いつも着いてるんだけどこの日は何故だか消えてて(彼らにだけ(ピンスポ)、メモ書きする身にはキツかったんです。着いてよかった。人気度合いは拍手の音にて。「ナイス」だけ音が低めだったので「(一番人気なのは)いずれにしてもナイスじゃないよね」とは二宮さんの弁。しかし「3曲の中では拍手が少ないだけ」と庇ってみたものの「そうゆうの人気ないっていうんじゃないの?」とズバっと指摘した松潤が正しい(笑)。 ▽ノベルティの話。 販促グッズのノベルティをニノだけ貰ってないというのですが、他メンバーはみんな持ってて、ニノは車に置きっぱなしだからなくなるんだよ、とだーれもニノに同情しない(当たり前(笑)。実はおーちゃんが2個持っているものもあるという事実も判明したりしたんですが、やっぱりちゃんと持ち帰らないニノが悪いということで最後までだーれも同情してくれませんでした(当たり前)。 ▽「青の炎」の主題歌。 青の炎の主題歌を嵐にしてよ!とニノに迫る他メンバー。あげく人気のなかった(?)「ナイスな心意気」にしようよ」と言われて本気で「ヤダ!」と言う二宮さん。グループ愛がないなぁ(笑)。そんじゃ、例えば他の嵐の曲で映画に合うのはないの?と訊かれ、しばし、悩んで「「helpless」とか・・・」と言ってました。一応合うのが見つかって良かった。でも「青の炎」はピンクフロイドで決まってるから嵐は無理、ということになって、「しょうがないね」と他メンバーも諦めてました。「また、(映画が)あったら(主題歌が嵐で)」って言ってるニノもなにげに図々しくて可笑しい。 ▽ジャパネット相葉。 今度のシングルが「4曲入りで1200円。お買い得ですね」という相葉ちゃん。その言い方がまるでジャパネットのようだ、っていう話。 ▽おまけ 「熱烈的中華飯店」の撮影で行ったところを、「韓国」と間違えるおーちゃんでした。正しくは「香港」。 |
【12日2部】構成+内容感想 |
○オルゴールの「道」。今まで中途半端なとこで曲が切れていた気がしたんですけど、大阪はオーディエンスが歌うのである程度区切りのいいとこまで流れるようになったような。 ○「眠らないカラダ」で櫻井相葉二宮で踊るとこ。かなりオーバーアクションで踊るニノ。自分で笑ってる。「眠らないカラダもてあまして〜♪」のとこでは、ニノのみならず相葉ちゃんまでもが大野くんのポーズを覗き込む(^^;。何度も踊った曲だからそれだけ余裕が出てくるんだと思うんだけど、そのコミカルさは曲調と合ってないんだよね〜(^^;;。 ○翔ニノ曲で、曲中二宮さんがパンツをあげてたような。ベルト切れた? 最後の方はかなり腰履きになってた気がしないでもない。ズボン落ちたらさすがに大変。 ○「明日に向かって吠えろ!」でバックステージにニノ松だけになる。基本的にこの二人は舞台上でコミュニケーションをとることが少ないのですが、目が合っちゃったのかロータッチしてました(笑)。今回私が見掛けたこの二人のスキンシップはこれだけ(でも観られただけで良しとしとこう)。 ○「WOW!」でメインステージの一番上にJr.と共にスタッフさんが肩組んで出てきて歌ってました。真ん中にいたテンガロンのお兄ちゃんは振付師(コレオグラファーという言葉は個人的に使いづらい)前田氏と思われる。いや、別にこの程度なら裏方が舞台上に上がってもいいと思います。曲が終わった後はすごすごと袖から戻っていきました。 ○最後の挨拶要約、相葉ちゃんが「ずっとずっと一緒にいて下さい。どうもありがと(←シャウトじゃなく普通に言ってたのが優しげで良かった)」松潤が「辛いことも(このコンサートを思い出して)乗り越えて」ニノはちょっと謙虚であった気がするものの、「スタッフに感謝して欲しい」云々。だからそうゆうのは言われてすることじゃなくて自発的にするものなのー(エンドレス)。大野くんと翔くんの発言メモがごちゃまぜになっちゃったんですけど「もの凄く楽しかったです。これからも突っ走りたい。助け合って頑張りましょう」てな内容。翔くんだったかな、「(コンサートを)観られなかった人」に云々というメッセージがあったんですけど、ここで言っても観られない人には届かないから(^^;。でもまぁ、その気持ちは温かいものだと思いました。 ○ダブルアンコールの前に、舞台裏が写って恒例の(?)もう1回やるか訊かれたんですけど、その時に珍しくニノが壁によじ登ってました(^^;。右壁に手をついて左壁に足を踏ん張って登ってたの。そのニノを翔くんが担いでバックステージに登場。なんか妙なテンションではしゃいでましたね。 |
【12日2部】MC |
▽タコセン。 タコせんべいが美味しかったという話で、略してカミセンならぬタコセンってね。ニノから出た話なんですけど「松本くんも美味しいって!」という申告がニノからあって幸せだった私(笑)。 ▽空耳アワー 私が勝手にタイトル付けただけなんだけど。翔くんが「Deepな冒険」の「恋ってさー♪」の部分が「小池さーん」に聞こえるって言って、そしたらニノがすかさず「眠らないカラダ」の「歪んだー♪」の部分が「ウガンダー」に聞こえるって言ってました。これは「ウガンダ」の方が面白かった(別に対決してる訳ではないんだけど)。 この空耳アワー話の続きで、「昔サンチェさんって人がいて、って今もいらっしゃるんだけどさー」と翔くんがJr.の思い出を語り始める。光GENJIの振付で半ギレで「壊れそうなものがたーり♪」と間違って歌っていたのに笑ったら「サクラーイ!」と怒られたとか。翔くんも実はサンチェさんに怒られた思い出が沢山ある人だよね(昔ラジオでもよく言っていた)。しかしそれよりも私は光GENJIをよく知らない為、サンチェさん同様この時まで「ものがたり」だと思ってました・・・。本当は「ものばかり」なのね。 ▽歯に海苔 相葉ちゃんの歯に海苔が付いてることを翔くんが発見してました。接近。 ▽「右腕取れてたよ」 楽屋のソファでものすごい格好で寝ていたという大野くん。「自分がどうなってたか知ってる?」と翔くんが寝ていた本人に訊く。もちろん本人は判らず、すかさずニノが「右腕とれてたよ」と教えてあげてました。こうゆうののタイミングは絶妙だよね。ニノをちょっと尊敬した(笑)。でも実際はそんなことはなく(当たり前)、ソファの背もたれを抱え込んで寝ていたらしい。 ▽大野キャスター MCで大野くんがあんまり喋らないので、大野くんがキャスターになり、他メンバー一人一人に個人仕事について訊く、というのをやってました。翔くんがツッコんだら前歯がマイクに当たったりと慣れない感じもありましたが、なかなかのレポーター振りを発揮。松潤に「ごくせんSP」のことを聞いた時に「さわだすぃん」の発音が良かったです。相葉ちゃんとは通じ合ってる感じで摩訶不思議なトーク。私的にはそれをニヤニヤしながら観ているニノ松が、自然に同じ様なポーズをとってしまうとこがツボ。二人とも体が柔らかいので、しゃがんで見ていました(^^。 |
【13日】構成+内容感想(前半) |
○この日は席がメインステージに寄ったスタンドだったので、バルオの映像も歪んで見えました。真面目な顔してるのに横広の変な顔になっちゃうの(^^;。これは笑ってしまった。ポップジャンプの下が見えて、モニタが見えないという微妙な席。でもこれはこれで裏側が見えて楽しめましたけど。 ○上下関係で降りてくる時、片足でリズムとる二宮さん。 ○「幸福論」では相葉ちゃんまでマイクスタンド投げ。松潤は投げキッスまでしてました。私は横から見ていたので、キッスが飛んでくる訳でもなく恥ずかしかっただけです(^^;。 ○「大宮SK」でへろへろになりながらも「O.M.S.K」とやりながら走ってる福太がツボ。これ、Jr.が可愛いと思う。 |
【13日】MC |
▽相葉ちゃんの成人お祝い。 成人おめでとう、ということで、何故か二宮さんがずずいっと前に出て「ありがとう(^^」。・・・あんたじゃないから。しばらくずっと二宮さんが成人を祝われてました(^^;。するとモニタの左上に「祝成人 相葉ちゃん」、右下に「Live 大阪城ホール」の文字がプリクラのように出て、まるでプレスが入ったような映像が作られてました。Liveといっても、大阪城ホールでしかライブ中継されてないんだけどね(^^;。このフレームを作ってくれたのは横山さんというスタッフの人らしい。本人も大喜びでお礼を言ってました。相葉ちゃんの二十歳のお言葉として「18で止まりそうな気がしてた」というのが一番相葉らしくて印象に残ってます。 ▽正確な公演回数。 冬Con'もう終わりだよ、っていう話から、今回は何回公演?12回公演とニノが言ったところ、「13回公演じゃねぇ?」と松潤が指摘。そう、13回公演が正しいのです。ニノは外見からかなんだかいつも正しいことを言ってるように見えがちなのですが実はいい加減。それを容赦なくビシッと言い合えるのは実は松潤しかいないんじゃないかと思っている私。松潤の存在は本当に貴重です(笑)。 ▽大宮SKが出来るまで。 「大宮SK」はコンセプトだけ二人で考えた後、細かい設定(?)衣装から曲からほとんどニノが考えたらしい。しかし出来上がったものは全て希望通りなのがあがってきておーちゃんはびっくりしたとのこと。相葉ちゃんが全身タイツで参加して通路に同化しちゃうとかいう案が出てたなぁ。お笑いじゃないんだから(^^;。 ▽大葉SA 大野くんと相葉ちゃんが物真似にハマってるという話から、急遽二人で物真似オンステージを披露することに。センターステージの真ん中、舞台を持ち上げてピンスポ。東山さんの真似と何故か田中邦衛さんの真似をしてくれました。相葉ちゃんの物真似は似てない、って話だったのですが、いつまでも始めない二人、相葉ちゃんから「似てる、かもしれないけどどーする?」と翔くんにマイク使って相談したりして。その様子をニノ松は同じポーズ(居間で寝転がってテレビ見る感じ)でくつろぎながら眺める(笑)。最後に二人でW邦衛とかやってた。邦衛VS邦衛。誰か邦衛さんと共演したことあったっけ。本人観たらどう思うかしら(^^;。この二人のコンビを翔くんが「大・・葉・・SA・・?」と考えながら名付けてて、その時は思わなかったんだけど文字にするとどっかのサービスエリアみたい。 ▽ソロシングル出します。 1人1人の宣伝タイムになって、今回いつも最後に1人残されてしまうおーちゃんが少し悲しかったのですが、この回で言った「ソロシングル出します」にはウケました(^^。しかもバックに4人付けてだそうです(笑)。コンサートでは披露されなかったんですけど今年初シングルの「とまどいながら」はおーちゃんソロの部分多いし、あながち嘘でもなかったかも。 ▽ゆっくりやろうぜ、コンサート これで冬Con'は終わりだから、こんなこと言ってました。なんだかね、縁起でもないんだけど解散コンサートみたいな感じがした(^^;。 |
【13日】構成+内容感想(後半) |
○「ALL
or NOTHING」で、メインステージで5人ですごく激しい踊りを踊ってる時に、ニノは1人だけ客にお尻を向けて、福ちゃんと向かいあって踊ってました(爆)。これ、今回の席の関係で見ることが出来たんですけど、他の公演でもやってたのかなぁ。福ちゃんもJr.から一歩前に出て踊っていたので、二人とも楽しそうだったので私的にはオールOKでした。観れて幸せ(笑)。 ○動く歩道を使った「野生を知りたい」もメインステージを横から観ることが出来たので、二本動いてる歩道の真ん中の境があんなに細いとは思わなかった。20pもない感じ? ゴム飛びをやってるみたいでした。あのベルトコンベアもガタゴトした感じだったのでもしかして人力?(まさかね)。タイミングとか合わせるの大変そう、と改めて思った。 ○本編最後の挨拶要約、相葉ちゃんが「コンサートで力をもらいました。これからも僕らと一緒にいて下さい」。松潤が「僕らをもっともっと愛して下さい」。相変わらずこの二人は自分のことを言葉にするのが上手いなぁ、と思う。そしてそれが苦手なニノのこのツアー最後の挨拶。「楽しく過ごせました。まーそのー2003年良いスタートが切れました。また会いましょう、楽しかったです。気を付けて帰って下さい」。なんとかやっと上手く表現できるようになってきたような感じ(^^;。「まーそのー」あたりにまだ苦手さが出てる気はしましたが。大野くんは「正直楽しかったです。有り難うございました」。翔くんは「お元気で。これからもひとつ宜しくお願いします」。 ○アンコールにて、スタッフさんが「W・E・L・O・V・E・あ・ら・し(はぁと)」と一文字づつ紙ボードに書いたものを持ってメインステージにいる嵐に見えるように客席側からボードを見せてました。観客はカメラに写ったことで確認できた。ダブルアンコールで、銀色テープが飛んでそれを拾って頭に最初に結びつけていたのはニノ。スタッフの紙ボードも増殖。花道脇に「アラシおつかれさま」の文字。最後にはける時のバックステージでは、スタッフが普通にクラッカー(?)を撒く演出もあり。私は正直言うとスタッフが黒子以外でステージに上がることにあまり良く思ってないんですけど、これらの演出は全て観客席側から嵐を祝福するものだったのでなかなか配慮されてるなぁ、とは思いました。 ○ダブルアンコールの終わりにも1人づつ挨拶があり、相葉ちゃんが「これからは、これからも、ホントがんばる」(笑)。松潤からは「大阪でまとまった」の失言。なら今まではなんだったんだ、とちょっとツッコミたくなりました。リハと本番を明確にして欲しいんだよなぁ。ニノは「もっと長く違うとこでもやりたい」という、冬Con'の短さについての名言がありました。せっかく構成を覚えたのにこれで終わりは短すぎると。長いツアーならマンネリ化を防ぐ為に構成が変わることも理解できるのですが、ボリュームが変わるのはやっぱ如何かと思うのよ。このニノの願いは叶えてあげて欲しい。おーちゃん「最高だね」。大野くんがこうゆう表現するのって珍しい。翔くん「明日から真人間になってしまう」。そんなハメはずしてたんだ(^^;。私はハズし切れなかったのであまり共感できなかったのです。 ○トリプルアンコールでは、「数えられないくらい曲がない」と申告する松潤から、これしかもう曲がない、ということで「ココロチラリ」を。といってもここまで来るとお手振りタイムだし。曲は増やして欲しいけど。このへんは次回までに「I promise」でね(笑)。 ○メンバーが全員はけた後、場内放送になったのですが「アラシ」コールが収まらず、「そんなに早く帰さないでよ」というニノの声が聞こえて、クワッドアンコール(っていうの?4回目のこと)が始まりました。曲は「ARASHI」。トリプルの時も書いたんですけど、所詮お手振りタイムだから。彼らを長い間観られたことはオトクだったかもですけど、席の問題もありましたし私的にはそんなにオトク感を感じることはありませんでした。別に決まった決めゼリフなんかもなく終了。中途半端な気がしたなぁ。以上2003年冬Con'オーラスでした。 |
2003年冬Con' 全体感想 |
今回のツアー、私は横浜2公演と大阪はオーラス含め3公演、計5公演を観ました。横浜公演を観た段階で率直に思ったこと、それはなんとも言えない物足りなさでした。それはどうしてだろう、観た公演だけに限ったことかもしれないし、席の問題かもしれないと思いながらも大阪公演に挑んだんですがやはりその感想は変わることがありませんでした。私なりにその物足りなさについて考えてみました。今回のツアータイトルを「新嵐」と聞いて、その名の通り、新しい嵐を見せてくれると思い込んでいたようです。実際のところ夏Con'から新曲は1曲しか増えていないし、曲の部分では新しいものがない状況でどんな新しい嵐を見せてくれるんだろう、と期待していたんですが、蓋を開けてみると今回の嵐Con'は私にとって新嵐ではなく嵐総集編のような内容でした。
曲はほとんど今までにやったものであったし、ステージ形態も一緒。ユニットでやる、というのもメンバーは違っていたとはいえ初めてではなかったし、火柱も長さの違いはあったにしろ初めてのことではなかった。はっきり言ってどれも意外性に欠けて、がつんと来るものがなかったんです。MCの話題も一度聞いたことがあるものが多くて、以前の嵐には考えられないことだなぁ、と思ったり(それだけ露出が増えたということなのかもしれませんが)。新嵐から初心を連想していたんですけど、正直そういう感じではありませんでした。13日オーラスのメモをみると縁起でもないんですが「解散コンサートみたい」という文字を無意識にたくさん書いていました。きっと解散コンサートのラストはこんなふうな曲順になる気がしたんです(^^;。そういう意味でも今回の冬Con'は今までの嵐の総集編だと思いました。そんなまったりとした内容の中で唯一印象に残って思い出すのが松潤大野ユニットとかだったりするのはきっと、思ってた以上に松潤歌が上手いじゃん、とかそういう意外性があったからなんじゃないかと。翔相葉のユニット曲も嵐にはない曲調を選んだせいか印象に残ってます。それ以外にはもう一度観たい、と思うものはなかったのです。(私には大宮SKはそれほど意外ではなかった。「不良」の延長というか想像の範囲は全然越えなかった。逆に二人でジャズとか踊ったらびっくりしたかも(笑)。翔ニノユニットはニノが踊ってくれてはいたんですけど絡みのダンスがなかったこと、これまたあの程度は踊れて当たり前なので満足できなかった)。そういう意外性が全体的に少なかったのが物足りなさの原因だと考えました。 ファーストCon'も持ち歌が4曲しかないという状況でやったコンサートだったんですけど、他にいろいろな先輩方の曲やらあげく演歌まで持ち込んでやっていたので、すごくバラエティに富んでいて面白かった。今までが盛り込みすぎだった為贅沢になってるのかもしれないですけど、この意外性の部分は無くさないで欲しいな、と思います。あと個人的に残念なことはアクロバットがどんどんなくなってること。掛け合いやコンビネーションを必要とするダンスが少なくなってること、などがあります。個々の仕事で忙しいと時間を作るのが難しいのかもしれないけれど、そこらへんも嵐ならではの良さが出るところだと思うので頑張って欲しい。 最後に各会場でのボリューム内容の違いについて。オーラスばかりが盛り上がってしまったら、ラストになるまでに積み重ねたものは、ただの通り道でしかなかったっていうことに思えるのはちょっと悲しすぎます。毎回オーラスな気持ちでやって欲しい。それは本人達がプロとしてオーディエンスのせいにしてはいけないこと。この点も次回考慮してくれるといいなぁ、って思っています。今回この点がとても気になったので、次回は回数行かないつもりでいるので(笑)、途中の公演でも「面白かった」と満足できるような内容になることを期待しています。 |
◆無断リンク・無断転載 厳禁◆
©ichiko2003