お金の計算、字を書く練習、電卓を使う練習、シールを貼る練習、災害時の対応など、いろいろありますが、まずはしっかり座って、嫌なことでも、目の前の事に集中して取り組むことが、学校生活や、将来の仕事につながると考えています。あおばでもプリントを用意していますが、学校の宿題を持ってくる子や、お母さんの手作り問題や市販のドリルを持ってくる子もいます。

全員の勉強が終わるまで、読書やパズルなど、静かに遊びます。

自由時間は高校生から小学生まで一緒の空間で、思い思いに過ごします。カードゲームを楽しんだり、牛乳パックの積み木で家を作ったり、その日のメンバーによって雰囲気が異なります。

各自で責任を持って帰る準備をした後、車に乗るまでの時間は、日によって、クイズやジェスチャーゲームで頭を使ったり、音楽に合わせて体を動かしています。他にも、みんなの前で今日食べた給食のメニューや、自分の思いを発表する機会と、他の子どもの話をしっかりと聞く練習をしています。

凧あげ、豆まき、ひな祭り、子どもの日、あおば祭り、ハロウィン、クリスマス、餅まるめ。室内で楽しむ事と、公園や、施設へのお出かけを通じて、場に応じたルールを学びます。でも一番は、友達と楽しむ事と考えています。

はさみで上手に○を切るのが苦手だったり、スティックのりを出し過ぎて先をつぶしたり、話も聞かず、勝手に作業をしてしまう。それでも季節の物を作って、毎月あおばの看板に貼って、飾っています。
基本は自力で作ってもらいますが、一人で作るのが難しい子はマンツーマンでアドバイスをしたり、手を取って一緒に作って完成させます。