編入先の大学・短大の単位認定について

編入先の大学で、今までに大学や短大で取得した単位がどれ位認定される(=履修免除)かという事は入学後の履修の負担を軽減し、卒業もしやすくする上で重要な
ポイントです。
なお、大学によって単位認定制度が異なるために曖昧な記述がありますし、こちらに関しては大学の関係者の方に訊かれる方が正確です。
こちらでは一般的な例を挙げていきます。 中には科目にかかわらず一括認定が可能な大学もあります。

(1)大学から大学へ編入学(学士入学)の場合
大学を卒業後、現在社会人で、もう1度大学へ行きたく、夜間(二部)や通信制を考えている方もいるかと思います。
一般教養科目は全て認定され履修が免除になる場合が多く、その内、一般教養科目の中でも語学の場合、(1)英語が編入先の単位数に満たしているか、(2)第二外
国語の履修が編入先で必要であり、加えてこの単位数が合致しているかです。もし、いずれかが満たしていない場合は3年次からの入学であれば3年生の内に早めに
履修され、単位を取得される事を勧めます(4年生に引きずらない)。
また、専門科目は大学によって単位認定がまちまちですが、基本的には同一科目、もしくは類似科目を履修した場合には(単位認定が)可能という事になりますが、一
般的に編入先は他学部や他学科からの編入となりますので、ほとんど単位認定がされない可能性が大きいです。

(2)短大から大学へ編入学の場合
現在、短大の夜間(二部)へ通われ、もしくは通信制で、その後は夜間の大学や通信制へ編入を希望している方に対してです。
編入を希望される大学に対して、単位認定がどれだけされるのかは、大学側の裁量もありますので明確な記述をするのはとても難しいです。
実際に、短大の夜間から大学の夜間へ編入をされた方から訊いた話ですが、あまり単位認定はされなかったとのことです。もっとも、余程、短大と大学で同一学科でな
い限りは短大の卒業単位数並に単位認定がされることはないと言えるでしょう。
単位認定の例として、希望される大学の学部・学科に設置されている科目と同一、もしくは類似していれば2単位×2科目=4単位(1科目)が単位認定され、あるいは、
どの科目とどの科目をどうにか組み合わせて単位認定というケースもあるようです。
従いまして、短大から希望される大学への単位認定は大学のHPに掲載されているカリキュラム等を参照されると良いかもしれません。
もし、他の短大と単位互換科目がある場合や大学の通信制が併設されていて、その単位の取得が可能な場合、希望される大学の履修科目が一致していますと単位認
定をされる可能性があるかもしれません。
いずれにしましても、編入を希望される大学、というよりも単位認定の上では学部や学科のカリキュラムを参照され、現在通われている短大に設置されている科目と見
比べて履修の計画をされるのも良いかもしれません。
なお、編入を希望される大学で語学や体育が必須の場合は短大では出来るだけこれらを履修されて下さい。

(3)国・公・民間を問わず、資格を持っている場合
入学前に資格を持っている、もしくは入学後に資格を持った際に、資格に関連した授業科目の履修が免除され、これらが単位認定(取得)になることがありますので、希
望される大学にはそのような制度があるかどうかを希望される大学へ問い合わせてみて下さい。
因みに、私が行っている大学でも単位認定になる授業科目がいくつかあります。しかし、私の場合はすでに単位認定の上限まで取得していることから、あとは自力で単
位取得をすることになるのです。

※部分的に更新中ですが、大学によって単位認定のシステムが異なる事もあり、前述の内容が必ずしも正確であるとは言えませんので、その旨ご了承下さい。

最新:5月4日更新
次回の更新:未定



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