Q&A(よくありがちな質問に対する回答)

入学前・後に不安や疑問が出てくるケースがあるかと思います。こちらでは過去に掲示板やメールでのご相談があったものなどを記載しています。
なお、出来るだけ私の経験の上で述べるために実際に通っている夜間(二部)の大学についてのみ述べ、経験のない通信制の大学については少々の知識があっても
未経験の者が述べることになってしまうためにここでは省略させて頂く旨ご了承願います。
また、このページは随時更新しています。

ノートパソコンは大学推奨の物を購入?それとも自分で探して購入?
入学手続きの書類の中にノートパソコンの購入案内が入っていて大学推奨のものであったり、生協等で販売されている場合があります。
大学にもよるかもしれませんが、私の大学では必ず推奨されているパソコンを購入しなければならないわけではありませんでした。
そして、大学で推奨されているノートパソコンは金額的に言いますと、学内の学生が購入するという前提でありながらも決して安い値段ではないように思いました。
しかし、このノートパソコンを購入する場合は盗難や故障の際の保障やサポート等がありますので、あまりパソコンが詳しくない場合は、推奨されたノートパソコンを購入
されても良いかと思います。加えて、大学で推奨されているノートパソコンには授業や学内で使う際の各種設定や必要なソフトのインストゥールがされている場合があり、
そのため、自分で探して購入された場合はこれらを自分で行なわなければならないかもしれません。そのため、自分でそれらの作業をするのに不安があるようでしたら、
同様に推奨されたノートパソコンを購入された方が良いです。
私の場合は、値段を大いに配慮して(簡単に言えば安く購入したかったために(笑))自分で探して大学で推奨されているノートパソコンとほぼ同等のスペックの機種を
購入しました。
それから、購入後で1つだけ注意点があります。それは、ノートパソコンを持ち運ぶ際には落下の危険性があります。もし落下によってHDDが破損の場合や修復が不可
能な場合もありますし、また、一番最悪なのはノートパソコン内部のマザーボードが破損した場合でこれは高額な修理費が掛かります。そのため、これらを防ぐためにも
「ノートパソコン専用のインナーバッグを購入され、使用して下さい。」
なお、インナーバッグを購入の前にパソコンのサイズ等をよくご確認下さい。
金額的にも定価よりもかなり安いです(量販店よりも安いかもしれません)。因みに私自身も使用しています。

入学式の服装はスーツ?それとも私服?
私の大学では回りを見渡す限りでは男女を問わずにスーツが圧倒的多数で私服は見掛けませんでした(細かく見たわけではないので見落としたかもしれませんが)。
どの大学でも服装の指定がなければ余程の物でない限りは私服でも良いとは思うのですが、かなり目立ちそうなので無難にスーツが良いと思います。

年齢差は気にならない?
二部といっても、その多くの学生は20歳前後で、どんなに社会人の受け入れが多い大学であっても、主流は20歳前後、もしくは20代です。この年代に該当されていない
方の場合は年齢差が気になることが少なくないかと思います。そして、友達同士で数人のグループが形成された場合、まず入りづらくなります。これは特に男性に限って
いえます。男性の方がどうも異なる世代間の付き合い方が狭いような気がしました。
その点、女性の方が異なる世代間の付き合いが広いことに気が付きました。
また、ご自身の年齢によっては飲み会でどんなに楽しくてもみんなと同じように騒ぐわけにはいかず、冷静さを保たなければならないでしょう。そして、コミュニケーション
を取りたいと思ったら、こちらから声を掛けなければならないことが多いかもしれません。逆にあまり若い年代の人から声を掛けられることの方が少ないです。
結論からいいますと、通学制であれば、1年でも早い入学を。思い立ったら入学です。

授業開始時間に間に合うかどうか?
一番重要な事は「1時限目(一番最初の授業時間))に遅刻の可能性が多いかどうか」です。
なぜなら、1時限目に必修科目が組まれている事があり、なおかつ、出欠を取る科目がある場合は遅刻が多いと単位取得が難しくなり、卒業が厳しいということになる
からです。先生(教授等)によっては多少の遅刻は大目に見てもらえる場合があるかもしれませんし、特に社会人を多く受け入れている大学程配慮をされやすいかもし
れません。
受験前に1時限目の必修科目の有無を直接希望される大学へ問い合わせてみる方が確実です。特に1時限目に語学があり、語学が苦手な人にとっては辛いかもしれ
ません。

夕食はどうする?
1時限目(一番最初)の授業開始まで時間がある場合は学食の利用が一番です。値段も安い事ながら、店を探す時間や食べるまでの待つ時間のロスがほとんどないの
で、授業開始までのちょっとした安心があります。
それでも、毎日学食では飽きるかもしれませんが。。。
また、どうしても1時限目の授業開始時間までに時間がない場合は事前に(朝の方が良いですね)コンビニ等でおにぎりやパンを購入され1時限の授業終了と2時限の授
業開始の間に食べるといった感じです。

サークルに入る?入らない?
社会人学生は、昼間は仕事で夜間は授業を受けるので時間的にサークルへの参加がほとんど難しいのではないかと思いますし、また、年齢を気にされる方もいるかと
思います。
一定の制約はどうしても出てくるのですが、実際に夜間のサークルは存在しています。でも、あまりサークルの数は多くはありません。
こういった機会は学生の時しかめったにないので、私は可能であれば入ってみたいですが、残念ながら夜間に入りたいサークルがありませんでした。

成績証明書や卒業証明書に「二部(夜間)」の記載が入る?
これは大学にもよる場合がありますし、二部を設置している全ての大学を把握しているわけではありませんので一概には言えませんが、ここでは「記載のない大学もあ
る」としか言えないのです。例えば、第二経済学部といった学部の前に「第二」という名称がある場合は「第二」という二部と同じ意味である記載がある場合があるかもし
れませんし、早稲田大学第二文学部(文化構想学部に改変)のように他の学部のように二部の単独の学部として設置されている場合には「二部」であることが誰にでも
わかるようになります。正確に知りたいようでしたら直接大学へ問い合わせをされた方が良いです。
なお、二部の記載がない場合でも、学籍(学生)番号の記載があれば二部であることがわかってしまう可能性もあります。

卒業出来るかどうかの不安があるけど、大丈夫?
これは仕事を終えてから毎回の授業に出席出来るかどうかといったものと同じく不安な内の1つですが、まずは先生の講義を集中して訊くことと、ノートをとるということ
です。
これは当たり前とも言えるのですが、社会人にとって勉強出来る時間が少ない以上、これらを行なう事で一から勉強する事なく、復習も限られた時間の中でもしやすく
なり、後の定期試験対策にもなるので必要不可欠なのです。
そして、定期試験で点数を取るポイントは教科書には掲載されていない、講義中に出てきた言葉や説明で、これを定期試験の際に記述しますと講義をしっかりと訊いて
いるということが評価されて点数が上がる可能性があるという事です。。
次に各履修科目についてですが、必修科目や選択必修科目は卒業するためには避けて通れないのですが、それ以外の選択科目については仕事をする上で活かした
い(役に立ちたい)、興味があるといった理由等でいろいろな科目の中から選択して履修しますが、「卒業する」という目標(目的)もありますので、ある程度は卒業に必
要な単位数の関係上、単位取得がしやすいような科目の履修もやむを得ないのではないかと思いますし、また、大学や短大によっては「GPA(Grade Point Average)と
いうものがあり、成績の平均値も卒業要件になっている場合には卒業単位数を取得さえすれば良いわけではありませんので、あまり単位取得が難しい科目ばかりです
と卒業が難しいということにもなるのです。
私自身、当初は興味のある科目の履修を考えていましたが、その科目の中には授業に出席しましてもなかなか内容の理解が出来ませんし、そのために復習もしようが
なく、これでは定期試験の対策も出来ないことから、履修を断念してしまったというものもあるのです。
必ずしも授業にさえ出席すれば単位取得が出来るとは限りませんし、また、社会人の場合、勉強時間も限られていますので、「あくまでも卒業するための状況によって
は」前述の通り、単位取得がしやすい科目の履修も1つの選択肢ではないかと思いますが、「決してこれを推奨しているわけではない」旨を付け加えます。

仕事に活かすために、在学中に何か資格取得をしたいけど、資格対応の授業ってある?
夜間のある大学にもよるかもしれないのですが、資格に対応されている科目や履修科目以外に講座が設けられていましたら、それらの授業をベースに資格取得のため
の勉強をすることができるので、ぜひ履修をされて下さい。因みに、私の通っている大学でも資格に対応されている科目があり、出来るだけ履修するようにしてます。また
、知人や友人も含め、多くの人が何らかの資格を目指していたりしています。例えば、図書館司書や秘書検定、日商簿記、初級システムアドミニストレータが多いと思い
ます。
ただ、私自身が実感したのですが、社会人の場合は時間の都合上、勉強が出来ない場合が多い、もしくは睡眠不足を踏まえて勉強することも少なくありません。そこで
、資格取得を考えているようでしたら、大学の時間割はあまり埋めない方が良いということです。いろいろな科目を履修されたいという気持ちもよくわかります。かといって、
時間割を埋めて履修ばかりですと、科目によっては宿題(課題)や実習後等による、授業外にすべき提出物があるかもしれませんし、あるいは履修科目の理解度によっ
ては復習が必要になるかもしれませんので、結果的に資格取得の勉強よりも大学の勉強の方が優先となってしまうこともあるのです。そのため、資格試験のための勉
強(時間)が不足になりがちです。例えば、英語や第二外国語を履修の場合、教科書の程度にもよりますが、語学があまり得意でない方はある程度、予習や復習をしな
いと授業についていけなくなります。
結局のところ、いかに限られた時間で集中して勉強が出来るかどうかということが1つのカギかもしれませんが、私自身、卒業までにあと3つ位は資格を取得したいと思っ
ているのですが、その内の1つは現状では猛勉強をしないとかなり厳しいのです。
以前卒業した大学の時は時間割を埋めるだけ埋めて、その後は自主休講!?もしくは試験を受けなかったりしたのですが、今は履修したい科目のみなので、削る科目
が全くないのです。

レポートの書き方がわからない?
大学や短大、もしくは学部や学科、履修科目によって、レポートの提出が課せられる場合があります。そして、入学後に早速レポートの提出が課せられた場合にレポート
をどのように書いたら良いかがわからないといったことはありえます。
仕事上の「報告書」とはまた異なります。「報告書」では時に簡潔性が求められることがありますが、大学でのレポートは簡潔に書くことが求められることはほとんどないか
と思います。
因みに、私が以前卒業した大学の法学部法律学科ではレポートの提出が1つもなかったのです。そして、2009年度に卒業した大学ではレポートの提出が度々あり、当初
は正直なところ、書き方もそうですし、決められた文字数まで書けるかどうかが不安でしたし、とにかく書くことで精一杯でした。今日でもレポートを書き続けていますが、今
でもあまりうまく書けていないと思っています。
個人的な意見ですが、「レポートは書き慣れではない」、そして、「たくさん書けば次第にうまくなる」というわけでもありません。
なぜなら、レポートの書き方にはある程度の規則(方法)があり、その規則に沿った書き方を理解する必要があり、その上で何度も書いてみるということです。もし、その
規則のように書かれていない場合は赤ペンで突っ込まれたり、減点の対象になったり、最悪の場合は再提出(私はその経験はありませんが)することになるです。
それでは、その規則とはどういったものであるかは、あくまでも私は一学生ですので、例えば、レポート・論文の書き方入門第3版のような本が数多く販売されていますの
で、一読されてみると良いのではないでしょうか。
しかし、気に留めておいた方が良いと思う点があります。それは、私が通っている大学で先生によってはレポートの書き方を説明されることがあるのですが、そこで気が
付いたのは先生によってレポートの書き方の説明に違いがあるのです(※基本的にはレポートの書き方を「進んで」教える先生はいません)。
それは、見方や捉え方が人それぞれですから当り前でもあるのですが、ただ、「良い成績を取りたい」となりますと、先生が説明されたような書き方をされないと良い成績
にはならないのではないかと思い、とある科目でその先生の説明通りに書いた結果、良い成績だったのです。そのレポートの内容自体はあまり良くはなかったと思うので
すが。とはいえ、現実的に「この科目はこの先生の説明通りに書こう」といった、書き方をしてはいられません。
結局、数学とは違い、「レポートの書き方には正解がない」ので、成績の付け方にも違いが出てくるのはありえることなのです。

卒業論文の提出は必須?
これは大学や学部などによって異なります。大学のHPにカリキュラムが記載されていることもあり、そちらを参照されると卒業論文の提出が必須か否かがわかるかもし
れません。また、履修科目で「ゼミナール」というものがあり、これが必須であれば、ゼミナールの論文を必ず提出しなければならないといった場合もあります。
なお、法学部では卒業論文は必須ではない大学が少なくないようです。因みに、私の出身大学では卒業論文は必須ではなく、ゼミナールも必須ではないので、論文を書
かなければ卒業ができないといったことはありませんでした。

ゼミナール(ゼミ)の入室は必須?
上記の「卒業論文の提出は必須?」と同様にこれも大学や学部などによって異なります。理系は研究室ともいえるようですが、管理人は理系出身ではないため、詳しくは
わかりません。
多くの学生は二部であっても社会人は少なく、卒業後は就職のために就職活動の上でも入室される人が多数です。ゼミは研究の一種でもあるために、授業ではありませ
んし、発表の機会もあります。そして、個人、もしくはグループになることもあり、次回の発表に備えてレポートやパワーポイント等、準備する必要があるのです。そこで、1
つだけ社会人にとって不安要素が生まれます。それは、「時によっては、ゼミの時間前に集まって作業をすることがあるかもしれない」。つまり、午前中や午後に集まる必
要があるかもしれないということです。
前述でも触れましたが、社会人が少ないことから、多くの学生は昼間も集まりやすいのです。そのため、「社会人だから、昼間に(学校へ)行くのは無理」ということもあるで
しょう。それについて理解をされるかはご自分のゼミの中での位置付け(役割)にもよりますし、様々な状況にもよるでしょう。でも、昼間に行くのは授業時間外で強制(義務
)ではありませんし、加えて、先生に話をされればまず大丈夫のはずです。念のために、入室前にその旨は確認されると良いでしょう。
ゼミは当然、ご自分の興味や関心をもっているもの、もしくは仕事に役立てるようなことをされる所へ入室をされるのがベストでしょう。但し、あまりゼミの活動が多いと社会
人には無理を生じます。二部の場合はサークルに入っていない人が多いことから、ゼミがサークル化される場合もあります。そうなると、活動時間が不規則になるともいえ
ませんので、その点を踏まえて入室されるゼミをよく考えられて選択されて下さい。
なお、入室するにも試験(面接や筆記試験)がありますので、人気のあるゼミは試験で不合格になることがあります。

授業が終わる時間が遅いから、飲みに行くことはない?
これは学校のある場所や交友関係など、いろいろな状況にもよりますので一概には言えないのですが、週末(翌日が休日)に限らず、平日の真ん中の日でも何人かで飲み
に行くことがあります。事前にいつ飲み会をやるかを決めていたり、突発で飲みに行こうということもあります。
但し、飲む時間が遅いことから、気をつけないと終電に乗れずに「朝までコース」の可能性がないとは言えないといったところです(笑)

大学をやめたいと思ったことはある?
正直に言いますと、何度もありました。例えば、授業についていけないというのではなく、仕事で精神的・身体的に疲れを引きずりながらの登校になる事から、まともに授業
が受けられるのかなぁ〜という状況があったりするからです。
または、正規の学生でなくても科目等履修生に変更することで、必修や選択必修といったものを履修せずに自分が勉強をしたい科目のみ履修できるためにこの方が良い
かなと思ったことがあります。
でも、最終的に卒業したのは、希望する資格を取得し、学長からその資格取得による賞状を授与されたいという理由があったからです。卒業証書は卒業する人は全員授与
されますが、その賞状だけは一定の資格者のみに認められるもので誰もが授与されるものではないだけに、これは卒業しないとという意気込み?があったのです。

第二外国語は何を履修したら良いかを迷っているけど、どの語学を履修したら良い?
第二外国語を設置しているものとして、ドイツ語やフランス語、スペイン語、中国語などですが、ただ、大学や短大によって設置している科目が異なりますので、入学を希望
される大学や短大のHPでカリキュラムの記載がありましたら、そちらでご確認ください。
次に、どの語学に興味があり、勉強をしたいかです。あるいは、現在、もしくは今後の仕事で使っていきたい、役に立ちたいといったような理由で履修を決められると良いで
しょう。
しかし、第二外国語の授業では正直なところ身につきません。それは、「専門科目」であったり、外国語学部のような語学の学科ではなく、あくまでも教養科目の一部であっ
て2年程度の履修のみだからです。そのため、より身に付けたい場合は授業の他に、自己学習や教室に通うなどして本気で勉強をしなければなりません。

また質問を頂いた際には更新していきます。


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