社会人が大学・短大へ入学するためには
入学試験で「社会人入試」制度があります。この「社会人入試」とは、社会人に大学入学の門戸を開き、社会人が専門的な教育が身に付けられること、そして学内の活
性化にも繋がる期待感等の趣旨で実施されています。そのため、合格するために相当な受験勉強をし、かつ従来から実施されている受験方法の1つである「一般入試」
に比して負担が軽減される「社会人入試」制度が設けられているのです。
しかし、注意すべき点は日中仕事やアルバイトをされている方、もしくは子育てや日中は外出が難しい主婦の方が夜間(二部)に通うことを希望しましても、この「社会人
入試」が実施されている大学だからといって、必ずしも通えるようなシステムというわけではありません。つまり、「社会人入試」が実施されている大学でも夜間に授業が
開講されている大学(夜間のある大学)でなければ、通うことは出来ないということになります。 どちらかといえば、「社会人入試」を実施されていても授業は昼間の時間
のみといった大学の方が多いのです。
そこで、昼間に仕事等をされている方が大学や短大へ通うことが可能な方法といえる、方法を「長所・短所」も含めて以下に紹介していきます。なお、一部の大学を除き
夜間のある大学や短大では社会人入試が実施されています。
(1)夜間(二部)の大学・短大へ入学
仕事を終えてから大学へ行くという主旨のもとで多くの大学では平日は夕方6時から授業が開始され、そして土曜日は午後1時からの授業が開始されていまして、中に
は午前中から授業が開始されている大学もあります。
平日の授業時間数(時限数)は2ないしは3で、3の場合は午後4時以降から授業が開始されていますが、実際には社会人は早退しない限りこの時間に授業に出席する
ことは難しいでしょう。なお、午後4時以降からの授業は出席(履修)が出来なくても午後6時以降の出席(履修)で卒業が十分可能です。
また、夜間であっても大学は大学ですし、教授陣も昼間とほとんど同じですから一部の制約を除き、時間帯だけの違いです。
念のためですが、夜間に通う社会人だからといって、単位が取りやすい、成績の配慮はほとんどありません。試験に向けての勉強は限られた時間でしなければなりませ
ん。
そのため、試験の他レポート提出が課された際も大変かもしれません。
問題は、夕方6時前に仕事を終えられない、残業がある場合は夜間の大学(短大)へ行くのが難しい事から行きたくても行けない方が少なくなく、加えて、夕方6時からの
授業に必修科目が配置されている事が多数のため、大学・短大へ行くためには仕事先の上司や同僚等に理解をしてもらう必要があるかもしれません。
通いやすいパターンとして、仕事先の近くに大学・短大がある、もしくは仕事先と自宅の間に大学や短大があるのが理想で、これに当てはまる方は東京23区等の主要都
市に限られてしまいます。
そのため、入学(合格)出来る以前に、仕事を終えてから大学へ行けるかどうかが一番の決め手となり、私自身も仕事先の場所から授業開始時間に間に合う大学がか
なり限られていて、某大学の某学部で勉強したいと思った事があったのですが、その大学は仕事先や自宅の正反対にあり、授業開始時間にもとても間に合わないので
断念せざるを得ませんでした。ただ、大学によっては一定の遅刻の時間は配慮される(マイナスにはならない)規定あります。もし、そのような規定がない場合は履修科
目の担当の先生と相談をされることで、少々の遅刻は配慮されるかもしれません。
学費については昼間の大学と比べて半額程度で、分納で支払うことが出来る場合もあります。但し、「昼夜開講制」というシステムのある大学によっては昼間の大学と同
額の場合もありますので、希望される大学のホームページや募集要項等で必ずご確認ください。



