日本史が必修科目ではなかった?
2008年2月14日のニュースで神奈川県立高校の社会で日本史が必修科目となるとのことです。私は当然、当たり前のようにどこの高校でも日本史は必修科目と思っ
ていました。そのため、そのニュースを見た時に「えっ、今まで日本史は必修科目ではなかったの?」と不思議に思いました。皆さんもこのことはご存知でしたか?しか
も、日本史が必修科目となるのは都道府県立高校の全校で初とのことです。
今までは世界史が必修科目のようで、私が通っていた高校でも確かに必修科目でした。
そういうわけで、私が通っていた高校では日本史も世界史も必修科目でした。そして、世界史は2年生で日本史が3年生での履修でした。
多くの受験生は社会の受験科目は日本史を選択し、例外として外国語学部や文学部英文学科への進学希望者は世界史の選択が多いという感じです。
私自身は社会の受験科目は世界史と決めていて、3年生の日本史の授業では受験科目ではないことからろくに勉強せずに家に帰っても世界史しか勉強をしていませ
んでした。そのため、日本史の中間テストではとても良い点数を取ったとは言えず、これはヤバイと思い、期末テストでは気合を入れて勉強をして普通の成績で単位を
取りました。内心はホッとしました(汗)
余談ですが、前述で私は受験科目は世界史と書きましたが、私が入学した当時は地理を受験科目として考えていました。それは地理が好きでしたし、中学まで地理が
わりと出来た(ほとんど勉強をしていなくても理解をしていたらしい?)からです。では、なぜ世界史を受験科目にしたのでしょうか?
※以下、私の通った高校の独自なルールも含まれています。
それは2年次の文系・理系の選択に関係していて、この選択により、地理を断念してしまったのです。
さらに詳しく書きますと、2年次で理系を選択した場合、3年次になって文系へ変更をすることは可能なのですが、2年次で文系を選択した場合、3年次で理系へ変更す
ることができないのです。また、文系を選択する場合に初めて地理の履修となり、理系を選択した場合は地理の履修ができないのです。
そこで、後々、文系を選択してから理系を選択すれば良かったといった後悔をしないようにと理系を選択したのです。その結果、理系を選択して地理が履修できず、2
年次の途中で理系はやめて文系に変更しようと決めて、履修中の世界史を受験科目と決めたのです。
因みに、3年次に文系への変更により、日本史か世界史かの選択があり、世界史を選択にしました。
同じく3年次で理系から文系へ変更した人は日本史を選択する人の方が当然多く、この場合は必修科目の日本史と選択科目の日本史といった2本柱となり、正直言っ
て、1年間で日本史を2つ履修というのは同じ年の受験としては厳しいと思いましたし、誰もがそう思われることでしょう。
今も昔も、受験生の中にはどの社会の受験科目が有利であるとか不利であるといったように気にされる方が少なくないのですが、私のような世界史で受験をしたという
例外を除き原則的には自分の得意な科目を選ぶべきで、私は有利・不利というのは全く気にしませんでした。
しかしながら、私は日本史をほとんど勉強しなかったことは理系の科目を除けば私の知識の中では大きな欠如で、常識的なこともほとんど知りません。それだけに、大
学へ合格することを優先においたために、それ以外のことはいっぱいいっぱいだったのです。
それだけに、日本史は常識的なこととしても覚えていきたいとつくづく思ってはいるのですが、いかんせん一からやる必要があるのでとても大変なのです(汗)