科目等履修生について  (※只今、作成中のため、随時内容を追加したり修正をすることがあります)

大学を卒業後、「教員免許を取得したくなった(在学中に教員免許の取得をするのに取得すべき単位が不足している場合も含む)」、「学芸員や図書館司書の資格を
取得したくなった」、もしくは、「興味のある科目を履修したい等」により、大学や短大へ通学をする場合をいいます。科目等履修生の多くは教員免許を取得する人のよ
うです。
しかし、「教員免許等の資格を取得する場合」、その履修するところの大学や短大の卒業生でなければ履修ができないといった制限のある大学が少なくありません。
そして、定期試験を受けることで単位が取得でき(但し、授業の出欠状況にもよりますが)、所定の単位を取得することでそれらの資格が取得できます。
一方、「興味のある科目を履修したい場合」ですが、基本的には多くの大学で実施されています。大学側としても「臨時収入」ともなりますので、余程でない限りは履修
が許可されるでしょう。希望する大学であれば、大卒が条件、希望する短大であれば、短大卒が条件で、それ以外の条件はほとんどないといってよいでしょう。
そして、定期試験を受けることで単位が取得できますが(但し、授業の出欠状況にもよります)、それは、その単位を取得した大学や短大へ入学をすることで成績の一
部として認定される場合があります。
なお、科目等履修生は「学生」という身分ではありませんので、通学定期券の購入はできない(通学する日が多ければ通勤定期券の購入ということになります)のと、学
生としての特権(優待割引等)もありません。
1科目でも履修ができますし、何か資格試験を目指されている方にも良いかと思います。原則的には大学内の施設(図書館等)も利用可能です。通学の他、通信制の大
学の募集もあります。

費用は入学金(登録料等)や1単位あたりの金額が掛かります。これらは大学や短大によって金額が大きく異なります。なお、入学金は希望する大学や短大の卒業生で
あれば免除という大学や短大があります。

募集は年2回(前期・後期)行なわれている大学が多いです。もし、後期に申込を希望される際は、申込をし損なうことにならないようにご注意下さい。

管理人は大学を卒業後、平成22年4月現在、科目等履修生として2年程在籍しています(平成22度で終了します)。昨年度、卒業後に履修をしてみたい科目や新設される
科目があって、それらを履修したかった(正確にいえば、ほとんど毎日通学していたために特定の曜日は学校を休みたかったために、その曜日に開講している科目の履
修をしなかった)からです。
そして、科目等履修生としてたまたま特定の科目を履修したことで、その科目に興味・関心を持ち、その後大学以外で関連講座の受講を多々することになり、さらにNPO
法人での活動もすることになったのです。



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