物語はアメリカの北西部辺りの田舎街を舞台に、負け組(?)男フィル・キンバリーさんが日々奮闘するドラマです。 この度、電子書籍にして頂ける…と、相成りましたので御見知りおきのない方の為に、登場人物及び粗筋なんぞを御紹介いたしたく思い、このページを制作しました。 この度、めでたく(笑)まとまりましたので、「一つ読んでみようか」と言う方は御購入の程、宜しく御願いいたしますm(_ _)m。詳しくはINFOコーナーへ… |
![]() ![]() ![]() ![]() 推定年齢30前後(笑)。「スネに傷持つ」じゃなく、ほっぺに傷持つ、ニューヨーク市警の分署の交通課警官だったが、殺人課(ホミサイド)に抜擢。 と、いうのも、ある出来事がトラウマとなり(笑)、以来強迫神経症気味の潔癖性に。それが「整頓上手」と勘違いされ刑事にさせられてしまったのである。が、死体を見てぶっ倒れる程の根性無し故、三日で辞職。 そして故郷に帰り様々な珍事に巻き込まれる(或いは首を突っ込む)はめになる。--そこからこの物語は始まるのである。 地元に帰ってからは清掃屋さんにお勤め。ここでも「整理整頓」ぶりを発揮。 好きな女優はジュディ・ガーランド(「オズの魔法使い」の頃ね)。また、兄で弁護士のダグラス・キンバリーもこの街に住んでいる。 ちなみにフィルはフィリップ・キンバリーが正式名。 |
![]() ![]() フィルの故郷の州警察の刑事さん。実はこの人が原因(?)でフィルの神経症が発症したと言っても過言ではない。容姿に無頓着な所から常に後頭部のセットは乱れ気味(笑)。 「あらいぐま」が人口より多い街故、仕事は少なめ…だが、やる時はやる女性。 フィルのアタックを何げでかわし続けている。 |
![]() ![]() ネイティブ・アメリカンのお医者さん。学位は取っているが、元々の設定ではいわゆるメディスンマン(ネイティブの人が成れるお医者さん、及び呪術師のようなもの)で、この物語では生かせなかったが「ワヤピ」と呼ばれる心因性の病いの治癒を専門とする人でもある。 フィルが故郷に帰ってから初めて出来た友人、兼お抱えセラピストとして、何かとフィルの面倒をみてくれる頼もしい存在。普段は寡黙で真摯な人柄だが、大酒飲みで絡まれると暴れるらしい…(汗)。頭2つ分くらい、フィルよりデカイ… |
![]() 左から順に #1(RACOON 註: 掲載時サブタイトル無) #2(イースター) #3(TIN SOLDIER 前編) #4(TIN SOLDIER 後編) #5(夜を救え) #6(回転花火-キャサリン・ホイール-) #7(TURN!TURN!TURN!) |
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![]() 警察を辞め、忘れ去られ、まるで自分の様にさびれた故郷で商売を始めるつもりで帰郷したフィル。だが、その矢先共同経営者になるはずであった旧友が目の前で謎の死をとげる。その場にいたフィルは当然容疑者として(気を失ってるが)しょっぴかれてしまうが…そこで、意外な人物達と遭遇する事になる。 |
![]() 新居も見つけ、ようやく日常が戻りつつあったイースター間近のある春の日。コインランドリーで、見知らぬ老人に突然「大量殺人」の告白を受けてしまうフィル。 警察も出動し、街は一騒動…老人の言動に不信を抱きつつも、それらしき事件もなく釈放されるが、納得の行かないフィルは密かにその老人の「告白」の謎を解こうとするが? |
![]() 故郷の生活にも慣れ、清掃会社に就職したフィル。帰郷を誰にも告げていなかったが、フィルの兄ダグの息子で甥っ子のビリーに発見され、敢え無く(?)家族との交流を余儀無くされてしまう。家族は暖かく迎えてくれたが、フィルの心境は複雑であった。その理由は、実兄ダグの存在。ことごとく相反するダグ…そんな折、ビリーがひき逃げ事故に遭う。事件か事故か?と、判断付かぬまま裁判へと持ち越される事になってしまう… |
![]() ビリーのひき逃げをした男の裁判が行われる。地元の警察に顔馴染みのフィルを、息子の裁判で利用しようとする弁護士でもあるダグ。が、フィルのちょっとしたミスから、裁判は思わぬ方向へと… 兄弟は反駁しながらも、つきつけられる「真実」に立ち向かわなければならない。 それは、幼い日の「あの出来事」の様に… |
![]() 故郷の夜はあまりにも寂しい…何かを見つけ出そうにも、ただ夜が明けるのを空しく待つばかりの眠れぬ夜が続いていた。 そんなある日、街で唯一の娯楽施設である映画館が閉館を控え特別上映会を催した。それはフィル憧れのポルノ女優主演の映画だった。が、当日そのフィルムだけが盗まれるという不可解な事件が起こる。フィルの眠れぬ夜を救えるのは「彼女」だけだ!そして、事件は意外な人物との出会いによって… |
![]() その奇妙な事件は雪解け間近の町外れで起こった。身元不明の少女が溶け始めた雪の下から発見されたのだ。ドロシーは全力を尽し事件を捜査するが、何一つ手かがりは掴めない。フィルの援護も空しく少女は「死体ナンバー」のまま、ドロシーは事件から下ろされてしまう。だが「少女」は… |
![]() 日々の生活に追われる人々。何も変らない事への不安や安堵。そこへフィル、ドロシーの元に思わぬ出来事が舞い込んでくる。それは、新しい「何か」への警告にもとれた。互いに互いを見つめ直し、確かめ合うがそこに答えは見つけられなかった… そしてフィルは決意を迫られる事になる。 きっとそれは「虹の彼方」にあるのかもしれない…と。 |
と、いう感じのお話ですm(_ _)m、と、いう事でひとつ宜しく。 |