FF4小ネタ集

SFC版及びWSC版のバグ情報と小ネタ集

SFC版

戦闘中装備変更ミス

戦闘中に装備を変更して、コマンドを確定前に ステータス異常や戦闘不能などでコマンド入力を強制終了された場合、 変更前の装備の性能のまま変わらない。 対応する性質は攻撃力、防御力、ステータス変化、耐性、武器特性など。 攻撃エフェクトは変更後の武器のものになる。 改めて装備を変更するか、戦闘終了するまで維持される。 逆に言えば、戦闘中の装備変更はコマンド入力を完了しないと 各種パラメータは変更されないということ。 アヴェンジャー装備でブラッド効果が持続されるのが有名。 また、狂戦士と混乱で中断された場合に限り、 弓矢の「攻撃すると矢が減少」の性質まで維持される。 これによって変更後の装備が消えてしまうこともあるので注意。 効率はよくないが、空欄を減らすことで武器盾増殖技ができる。

盗んだ武器を使う

アイテム欄にない武器を盗み、その武器を戦闘中に使用すると、 通常とは違った効果になる。 癒しの杖の即死効果が有名だが、通常は何の効果の無い武器も含め、 ほとんどの武器に即死効果が確認されている。 (即死効果確認した武器:アルテミスの矢、メデューサの矢、炎の槍、炎の矢、癒しの杖、ロッド、ミスリルナイフ) しかし、大地のハンマーだけはケアルガの効果。

似非クイック

特定のタイミング(コマンド選択権発生後、コマンド発生前)に キャラを倒して生き返らせ、(行動不能化→解消なら何でもよい) コマンド発生後、コマンドを適度なタイミング(コマンド選択権発生後)で入力すると 比較的すぐ次のコマンドが回ってくる。 うまくやれば、行動前に次のコマンドを発生させることができる。 (ただし、行動前にコマンド入力すると、前の入力行動が上書きされる) これを利用して、エッジ自身での盗み装備が可能。

盗んだ非戦闘用アイテムを使う

増殖技の要領で0個の武器か盾を装備し、 対象の非戦闘用アイテムがアイテム欄にない状態で、 そのアイテムを盗める敵との戦闘に入る。 戦闘中に、誰かの装備を変更する。 0個装備したキャラのコマンド入力が来ると、 0個の装備が使用できる空欄になっている。 これをアイテム欄に移動しアイテム欄の一番上の空欄となるようにする。 ここで、非戦闘用アイテムを盗むと戦闘中に使用できるアイテムになる。 ただし、使用しても何も起きないうえ、消費してしまう。 アラーム、テント、コテージ、ダークマターで可能。

弓矢の性質

弓だけ装備した状態では、弓のステータス補正の効果を受けない。 (WSC、GBA版では弓のみでもステータス補正の効果あり) また、弓を装備せず、鉄の矢だけ装備した場合は磁力に引っかからない。 弓矢で攻撃すると、攻撃時に矢が減る。 ただし、矢が最後の一本のときは、矢は減らずに、 次のコマンド入力発生時に矢のある腕の装備が空欄に変化するように予約される。 この予約はその戦闘中のみ有効なので、最後の一本を攻撃した後コマンド入力無しで 戦闘終了すれば矢はなくならない。 逆に、次のコマンド入力発生前に矢のあった位置に別の装備を持ってくると、 その装備が消えてしまう。 狂戦士(混乱)化→狂戦士(混乱)解除→コマンド発生→狂戦士(混乱)時の攻撃→装備変更→次のコマンド発生 又は、 コマンド発生前に行動不能→復帰→コマンド発生→攻撃入力→再度コマンド発生→装備変更→次のコマンド発生 という手順が必要なので、あえて狙わないとまず起きない。

アヴェンジャーの性質

装備者は、コマンド発生するタイミングで狂戦士化する。 戦闘中に装備した場合は時間経過で狂戦士化する。 狂戦士化はあらゆる耐性を無視して起こる。 この狂戦士状態はディスペルなどで解除可能。 (コマンド発生時に再び狂戦士化してしまうが) 戦闘中に装備して時間経過で狂戦士化した直後に解除効果を受けると、 コマンド入力も攻撃もできない状態になる。 また、コマンド発生するタイミングの狂戦士化と同時に解除効果を受けると、 前に決定したコマンド入力を真似する現象(後述の「モノマネ技」)が起こる。

オート「かくれる」バグ

行動待ち状態でないとき、ギルバートが瀕死だと次の行動順で勝手に隠れる。 しかし、瀕死になったあと、狂戦士や混乱状態になり、その後に隠れると、 隠れた後に、ギルバートが狂戦士や混乱行動をするタイミングで戦闘が進まなくなってしまう。 (FF5のゾンビがジャンプした時と同様) ちなみに狂戦士や混乱状態になった後に瀕死になっても隠れずに行動をする。

ふたりがけ

パロム、ポロムの固有コマンド。 「ためる」や「ジャンプ」と同じく、選択後2回行動順が回ってこないと発動しないコマンド。(選択→詠唱状態→発動) 選択すると、実行されるまでもう一方キャラのコマンドが開かなくなる。 選択した後、選択したキャラの行動順が来たとき、 ふたりがけ可能な状態ならば詠唱状態になる。 不可能な状態になっていれば、シンクロが乱れる。 詠唱時間は選択したキャラの行動選択待ち時間の3倍。 威力は発動したキャラ、つまり詠唱時間終了後に先に順番が来たほう、の知性を参照。 発動時に魔法行動が不可能な状態になっていればシンクロが乱れる。 発動に必要なMPが足りない場合は何も発動しない。 また、詠唱状態になる前に選択キャラがふたりがけ不可能な状態になると、 もう一方は前のコマンドをひたすら真似するようになる(これもモノマネ技)。 この状態は、もう一度ふたりがけを選択しないと解除されない。

モノマネ技

特定の条件を満たすと、前のキャラのコマンド入力を別のキャラが真似する現象が起こる。 ここではこの現象を「モノマネ」と呼ぶことにする。 (FF5の「ものまね」と似ているが異なるので) 現在判明している条件は以下3つ。 ・アヴェンジャーによる狂戦士化と同時に解除効果を受ける。 ・パロム、ポロムの一方が「ふたりがけ」を選び、詠唱状態になる前に 「ふたりがけ」を選択したキャラをコマンド不能のステータス異常(狂戦士、戦闘不能など)にする。 ・召喚士系のモンスターを石化&治療で見えい状態で召喚させてから、敵を全滅する。 アイテム選択系のコマンド「なげる」「アイテム」は普通にモノマネ可能。 魔法選択系のコマンドはその種類の魔法が使えればモノマネ可能、 使えなければ白魔法エフェクトとともに「こうかがなかった」 いずれも真似するのはコマンドの内容ではなく、選択位置。 また、忍術は黒魔法扱い。 例えば、ローザが魔法欄の左上に「ケアルガ」 セシルが魔法欄の左上に「エスナ」があれば、 ローザの「ケアルガ」をセシルがモノマネすれば「エスナ」を使用する。 選択位置が空欄の魔法をモノマネしようとすると、 やはり「こうかがなかった」となる。 アイテムやMPの消費は通常通り起こる。 一個しかないアイテムを使用後にそれをモノマネすれば、 空欄を使用することになる。 それ以外の非選択系コマンド(ウェイトでも時間が止まらないもの)については そのコマンドに対応する自己コマンドで真似する。 しかし、非選択系のコマンドの場合はバグってフリーズし、最悪セーブデータが消えることがあるので注意。 例えば、ヤンのコマンドをパロポロが真似した時は、 「がまん」→「つよがる」「うそなき」 「けり」→「ふたりがけ」 「ためる」→フリーズ になる。 前のコマンド入力がステータス異常や戦闘不能によって確定されずに強制終了した場合、 さらに前のコマンド入力をモノマネする。 ただし、一度でも対象選択まで進んだ後にコマンド入力が強制終了した場合は、 モノマネの行動はその行動になり、対象はさらに前のコマンド入力になる。 例えば、 1.キャラ1がコマンド入力でユニコーンの角(味方全体)を選択。 2.キャラ2がエリクサーを選択、対象決定前にキャンセルし、   アヴェンジャー装備でコマンド強制終了。 3.アヴェンジャー装備のキャラ3の狂戦士化と同時に   キャラ1の行動によって狂戦士化解除。 となった場合は、キャラ3の行動は、「エリクサーを味方全員に使用」となる。 この様に通常と違った範囲の行動を取ることができる。 しかし、「たたかう」の全体化などはできないようだ。 また、モノマネは「選択位置」を参照するので、 上の例でキャラ2の行動を 2.キャラ2が「ユニコーンの角をゴミ箱を交換」   アヴェンジャー装備でコマンド強制終了。 とした場合は、キャラ3の行動は、「ゴミ箱を味方全員に使用」となる。 この様に戦闘中は使用できないアイテムも使用できる。

フレア全体化バグ

モノマネ技を利用してフレアを4体以上の対象に掛けると戦闘終了後にバグる。 銀のリンゴを入手し、画面表示が乱れ、アラーム戦闘が発生する。 フィールドでは、大穴から落ちたり、上ったりする。 いずれにせよ冒険続行は不可能になる。 ちなみに、フレアを全体掛けするにはパロムをレベル52まで上げる必要がある。

体力0

体力が0のときはレイズやフェニックスの尾での復活時のHPが0になる。 装備を見るだけで戦闘不能になる。 HP0で戦闘に入ると即戦闘不能になる。 戦闘中なら復活できない。 ラスボス戦でのイベント復活もできなくなる。

ずらし技

移動中、方向キーとメニューボタンを同時に押すと、 1ドット程度進んだところでメニューを開ける。 このときにエッチな本を使うと画面がずれたり、見えない壁が出来たりする。 ずれた状態では目の前を調べる行為が出来ない。 フィールドやセーブポイントならテントやサイトロでできる。 敵の出ない所ではアラームでも出来ることがある。 マップを移動するか、戦闘をすると戻る。 応用すると、セーブポイントの隣でセーブしたり、セーブ&ロードでフィールド上のイベントをスキップできたりする。 ミストの村すり抜けが有名。 また、ずれた状態で乗り物に乗ると、特定の方向(ずらした方向に依存)に移動した時に、 画面は動くが、実際の位置は動かないという現象が起きる。 ホバー船や黒チョコボだとはまることがあるので注意。

魔法防御255

敵は魔法防御255になると、あらゆる魔法効果(アイテム、ダメージ、補助含む)を受けなくなる。 (風を纏ったバルバリシアと同じ状態) 例えば、ルナザウルス(魔法防御254)にすぐにシェルをかけることで、物理攻撃時のリフレクを無効化することができる。 フェイズのリフレクも魔法防御255にすれば無力化できるが、そこまで上げるのが大変。

消費MP変更、MPオーバーフロー

移動中に、移動中に使用可能な魔法を選択し、その隣(上下左右)の位置から、 方向キー(下上右左)と同時に決定ボタンを押すとすると、隣の魔法の消費MPが参照される。 ちなみに空欄は表示どおり消費MP0として扱われる。 対象を必要としない魔法(サイトロ、テレポ、デジョン)の場合は実際の消費MPも隣の魔法のものになる。 つまり空欄を隣にすることで消費0で使用できる。 また、対象を必要とする魔法の場合は、消費MPは通常通りだが、 現在MPが隣の魔法のMP以上であればMPが足りなくても使用可能になる。 その場合、使用後はMPがオーバーフローして6万5千以上になり表示がおかしくなる。 この状態では移動中魔法は使用できなくなる。(MPが負とみなされているらしい) 戦闘中は普通に使用可能。 現在MPを32767以下まで減らせば移動中も使用可能になるが、メテオなら330発、リリスの口付けなら100個以上必要になる。

デジョン限界&テレポ暴走

ホブスの山等で画面切り替えを繰り返したり、ドワーフの城で画面切り替えながら巡回して、 ちょうど64回画面をを切り替えると、デジョンで移動できなくなる。 デジョン限界を超えて、65回以上画面を切り替えると、テレポでの移動先が65回目の画面切り替え元に変わってしまう。 これを利用して、通常では行けないイベント用マップに移動することが出来る。 確認できたのは、地下水脈のセーブポイントイベント、ドワーフの城の闇のクリスタルルーム、ファルコン改造イベント。 地下水脈のセーブポイントイベントのマップでは、きちんと移動できるが、 外に行くとバロンの町の左上に飛ばされてゲーム続行不可。 闇のクリスタルルームはデジョンで移動した場合と同じ。 ファルコン改造イベントに飛ぼうとするとバグった画面に移動し即フリーズ。 (関連:64階層バグ

敵の石化を治す

敵を石化させた後に金の針等を使用することで敵の石化を治すことができる。 姿は見えないが攻撃はしてくる。 対象に選択はできないが、バーサクやリフレク反射などで攻撃可能。 見えない敵以外を倒せば戦闘終了する。 しかし、召喚系の敵に対して行い、見えない召喚敵の位置に召喚されると、 敵を全滅させても戦闘が終わらなくなってしまう。 このとき、コマンドウィンドウが勝手に閉じるようになり、モノマネが自動発動する。

WSC版

狂戦士

誰かのコマンド入力待ち状態で放置した場合、 狂戦士状態のキャラは攻撃してくれない。 また、ATBの仕様上、味方にセシルより素早いキャラ(エッジなど)がいる場合、 中心に配置して狂戦士化しておくとこちらの手数が増えていい感じになる。

アヴェンジャーの性質

SFC版と違い、装備者は戦闘開始時から狂戦士化している。 また、戦闘中に装備した場合はその直後に狂戦士化する。 通常の狂戦士解除では解除できない。 戦闘不能から復活直後も狂戦士化する。 ラスボスの魔法効果解除行動でのみ解除され、このときはコマンド入力も発生する。 クリスタル使用できないことによる詰みを防ぐ為と思われる。 これらの性質はGBA版でも同じ。

素早さ0バグ

呪いの指輪装備などで素早さ0のキャラがパーティーにいる状態で 戦闘に突入すると激しくバグってフリーズ。 高確率でセーブデータが壊れるので注意。 SFC版やGBA版なら素早さ0は最速なのだが。

並び替えバグ

戦闘をテレポで逃げた後、次の戦闘に入る前にメニューでキャラの並び替えをすると、 ソフトリセット以外の操作を受け付けなくなる。

矢殴り

矢のみ装備して攻撃した場合でも矢の武器特性が有効。 例えばメデューサの矢で殴れば追加効果の石化が発生することがある。 また、聖なる矢を装備して霊体やアンデッドを殴ると結構ダメージが与えられる。

体力0

体力が0のときは移動中、フェニックスの尾での復活時のHPが0になる。 SFC版と違い、HP0で戦闘に入っても普通に生きている。 戦闘中にレイズやフェニックスの尾を使うとHP1で復活。 また、移動中のレイズは、本来の体力を参照する為、 HP0に出来ない。 これらの性質はGBA版でも同じ。

HP65535

毒状態のキャラを即死魔法で戦闘不能にして、 体力0にしてフェニックスの尾でHP0の毒状態で復活させ、 一歩歩いて毒のダメージを受けるとHPが65535になる。 HPの万の位はライブラで確認できる。 現在HP依存の攻撃(各種牙、召喚ボム、ドラゴン)が強力になる。 (召喚魔法のドラゴンの場合はランダム成分のためHPが65281以上だと かえってダメージが少なくなることがある。) 回復すると元に戻る。

デジョン・テレポ限界

ホブスの山で画面切り替えを繰り返した場合、 デジョンで戻れるのは最近の32回分のみ。 さらに戻ろうとしても同じところに出てしまう。 また、テレポでの移動先もその場所に変わってしまう。 デジョンが使えなくなったドワーフの城でも同様なことが起こる。 ただし、イベント上でのクリスタルルームへの出入では、 デジョン登録がされなくなったので、やはり入ることは出来ない。

デジョン暴走

地下水脈の洞窟で、最初と次のフロア間で移動を繰り返し、 32回以上画面を切り替えてから、最初のフロア側でテレポを使用すると、 同じフロアに出る。 そのまま隠し部屋に入って出るとテレポが使えなくなっている。 この状態でデジョンを使うと、地上マップの端に飛ばされて移動できなくなってしまう。 他にも昔の水路や、トメラなどでも起こせる。 ちなみにGBA版でも可能だが、こちらはテレポでも同じことが起こる。

その他のバグ

チョコボに乗ってサイトロを使うと、現在位置が黒チョコボの位置になる。 後列武器が無効に。 セーブポイントでロード後にデジョンしてもセーブ可。 戦闘中矢を持ち替えると武器や盾を複数装備する。