・・・ 彫金と素材について ・・・

●彫金について

彫金という言葉は本来は金属を加工する技法のひとつをさしていましたが
最近では金属を素材としてアクセサリーをつくることを彫金と呼ぶことが多くなりました。

金属の板や線を材料としてひとつの作品が完成するまでには、金属加工のさまざまな技術が
総合して用いられます。

アクセサリー作りは、たがねや金槌を使った「打ち出し」、糸ノコを使って模様を切り出す
「透かし」、バーナーを使って金属を接合する「ろう付け」という作業を中心として進められ
ますが、この他、原型を蝋で作る技法などもあります。

猫のペンダントのできるまで

ねこペンダント
PN-03 \2800

左から順に
1.上にある板から糸ノコで形を切り出します。
2.いろいろな金槌を使い分け、模様をつけたり鏨(たがね)という道具で目、ヒゲなどもいれます。
3.各パーツをガスバーナーで接合していきます。
4.酸で洗い、磨きだして出来上がります。

素材について

彫金には金、銀をはじめとして銅、鉄なども使われ最近ではチタンなども利用されています。
harpでご案内している商品は主に洋白という金属で作られています。
洋白は、洋銀とも呼ばれる硬い銀白色の金属で、管楽器、高級な洋食器などに
多く使われています。(銀分は含んでいません)

特色としては銀のように黒く硫化することがなく非常に硬いため傷つきにくいことなどが
あげられます。

デメリットはその硬さのせいでが作る時に作業内容が若干ハードになることです。(^o^)


Shopのページでご案内している商品をシルバー950でお作りした場合は下記のようになります。
ペンダント本体のみ +1500円 (チェーンもシルバーでセットした場合 +2500円)
イヤリング本体のみ +1500円 (金具もシルバーでセットした場合 +2500円)
ブローチ +2500円
タイニーピン +1000円
スプーン +2500円


愛用の工具。左からいも槌2本と金床という名前の道具です。





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