2013年7月30日(火)   海栄丸    天気・・・曇りのち晴れ    小潮   波予測 2m後1.5m

 

久々に平日釣行が出来るので、どこに行こうか迷っていた。どうせなら、土日はいつも一杯で乗れない人気の船がいいなぁ・・。
頭にあったのはアカムツ釣り。白身のトロと言われるぐらい、たいそう美味しい魚らしい。
ただ、この釣りは水深があるので、道糸を買って巻き替えなくてはならない。PEを400mも買ったら高いよなぁ・・・。
天気予報、波予測もイマイチで、迷っている内にとうとう釣行前日。今から巻きなおすのも面倒くさいから「やーめた。」(爆)

前日夕方の天気予報をみると、雨は降っても大したことなさそうな感じなので、タテ釣りが始まった海栄丸に電話した。
船長が、「明日は用事があるので息子に行かせるから、自力で釣ってね~」って。(笑) それが一番難しいんですけど・・・(^^ゞ
お客さんは私を含めて4人らしいので、まあのんびり釣りしましょう。

出がけにパソコンを開くと、掲示板に好人甥さんから「明日タテ釣りに行く」との書き込みを発見。(@_@;)
日付からして明日は今日のこと。 ひょっとしたら一緒の船か? 喜び勇んで出発した。

岸壁に着いて、支度をしていると見慣れた車がやって来た。やっぱり好人甥さんだった。やったー\(^o^)/
程なくして若船長操船の海栄丸がやってきた。お客さんは4人なので左舷に男女ペアの2人、私たちは右舷に入った。。
私は艫に座らせてもらって、好人甥さんは操舵席横。



配られた船宿仕掛けは幹糸10号ハリス8号でイサキ針の11号。餌になるイワシが小さいのでもっと小さな針でもOKとのこと。
持ってきた仕掛けがイサキ針の10号だったので、まずはそれを使ってみることにした。
しばらく走って、ポイントに到着。今日はガラガラだし、船長もいないので、ソナーや魚探を見せてもらった。
若船長がソナーと魚探を見ながらイワシの群れを探す。 ソナーに赤い反応がでて、魚探にも塊が映った。
ほほ~、こんな感じで映るのかぁ・・。(^O^)

「水深は40m 10~30mで反応あり」若船長のアナウンスが入って、仕掛けを投入。
今日は試してみたいことがいくつかあった。一つは餌の付け方。なんせ、この釣りは餌になる小魚が針についてくれなければ釣りにならない。
昨年この釣りに出会って、どうやったら餌が付きやすいかがよくわからず、サビキの要領で仕掛けを上下させたりして餌が付くのを待っていた。

ところが、関西の巨匠が雑誌にかかれていたのは全くちがっていて、「餌の帯を一気に通過させて。そのままの勢いで底まで落とす。」というもの。
タテ釣り(落とし込み)は、サビキ針ではなく空針を使うので、空針には落とす途中で餌が食付いてくるのだそうだ。

とはいうもの、そのまま自由落下させたら凄い勢いで落ちていくから、餌が食いつく間がないのではなかろうかと、サミングしならがギクシャクと落としていく。
で、餌が付いた感触が全くない。まあ、付いてないから分からないの当たり前なのだが・・、う~む難しい。
でも、好人甥さんには7~8cmぐらいのイワシが付いてる。「ねぇねぇ、どうやってるのー?」(笑)

好人甥さんの仕掛けは8号針とのことで、私も一つ分けてもらった。そしたら餌が付くのがわかった。
やっぱり針は小さい方が餌が付きやすいのか・・、でも底に落としてもアタリがない。(^^ゞ
左舷の二人組みはにぎやかなようで、ヒラメやマゴチを釣っておられる。 う~む何が違うんだ?

仕掛けの落とし方は、なんとなく自分で一つの形ができた。釣り堀でやっていたように、糸をだして竿をたて、錘の重さに任せて竿先を下げていくもの。
これなら、落下途中餌のアタリが取りやすい。巨匠のいう「一気に通過させる」ことはできないが、一定のスピードで通過させることはできる。

これで釣れたのは小アジと中あじ。ほとんど餌じゃないの・・(^^ゞ
ところが、一度だけ良いアタリがあって、しっかり乗せたつもりだった。とっても重たいので、これはヒラメに違いないとゆっくり巻き上げてきたのだけれど
あと数mのところでラインが船底に入ってしまい巻けなくなってしまった。
てっきり後ろと祭ったと思ったのだが、「若船長が祭ってないよー」って。 しばらくしたら巻けるようになって、上がって来たのは立派なゴマサバ。(^^ゞ
それもハイブリットゴマサバじゃなくって、完全なゴマサバ。
納得できんわ~、あの引きでゴマサバはないでしょ。きっと途中でバレてその後にサバが食ったに違いない。???

ここで、さらに仕掛けを変えてみた。今度は針に蛍光玉が付いている。たて釣りには邪道なのだろうけど、以前から試してみたかった。
餌が付いたのか半信半疑、落とし込んでいくと、底に落とす前に重みがました。結構重いけど何かしらと上げてみるとマトウダイだった。

今日の狙い獲物ではなかったが、一度食べてみたかった魚なので、これはこれで嬉しかった。(^O^)

その後も相かわらず、餌が付いたのどうかわからず、悩ましい時間が過ぎていく。残り時間は、もう1時間はない。
ここで、サビキ飲ませの仕掛けを取り出した。もう、タテ釣りとしては完全な反則技。でも、これも餌の乗りが悪い時に一度試してみたかった。

これには一発で餌が付いたのがわかって、そのまま落とし込んでいくと、ガツンっとあったった。 30cmのカサゴちゃんだった。
サビキの方が餌が付きやすいのか?でもこのとき空針の好人甥さんに餌はついていたから、偶然か??
その後は、サビキでもつかなくなって、このまま終了。 やっぱり偶然だったのねー。(T_T)

今日は、鰆やヒラメが釣りたいね~と話していたが、見事に撃沈となった。 またリベンジじゃー。

マトウダイ1 カサゴ1 ゴマサバ1 アジ2 (メバルとカサゴはいただきもの)



好人甥さん、思わぬご一緒で、とても嬉しかったです。またリベンジしましょうね~。(^O^)
若船長にはお世話になり、ありがとうございました。またよろしくお願いします。<m(__)m>

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