2011年8月28日(日)  内瀬釣りセンター(HP)    天気・・・晴れ  大潮

魚かしの牧野さんは、筏釣りなどで使える集魚団子を試作されているのだが、
今回は、それを使った筏釣りにご一緒させてもらった。もちろん、三男も一緒である。
なんつったて、「魚かしフィールドテスター君」だからねー。(笑)

当初は、阿曽浦の筏でカワハギ五目の予定だったが、台風の影響で乗れなくなって
急遽、場所変更となった。 牧野さんの電話によると、「チヌとアジがバンバン釣れる」所らしい。(笑)

私は今までチヌ釣りをしたことがない。だって、難しそうだもんね〜。(^^;)ゞ
それでなくても、下手くそなのに、そんな人間が、チヌなんか釣れるわけがないと思っている。
でも、私のような素人が「バンバン釣れる」なら面白そうである。

午前2時に出発して、国道23号を走る。ガラガラの玉城IC付近の餌屋さんを素通りして
魚かしに着いたのは5時ちょと前。電気が点いてないのでしばらく車で待っていると
コンコンと窓を叩く方が・・・。H名人と火消し屋さんだった。今日は辨屋さんとのこと。
お久しぶりにお会いできて嬉しかった。(^-^ )

5時になっても電気が点かないので、電話してみると、「寝過ごした」って。(笑)
相変わらず、お忙しいようである。
荷物を積むのを手伝っていると、めずらしくエビブクがある。
今日はシラサを付け餌にするとのことで、中を覗くと、電池切れかシラサが全滅している。(◎-◎;)!!
「今日のためにわざわざ買いに行ったのに」・・・と残念そう。
ということで、本日の付け餌は「こえび」となった。
まあ、万が一のために青虫とオキアミは持ってきてはいるが・・。何かの役には立つかな?

牧野号の後ろを走ること数分、着いたところは内瀬釣りセンターだった。
ここではすっかり「顔」らしく、すぐに大きな牡蠣筏に送ってもらった。操船はゆかっちさん。
ふ〜ん、この人が有名な女将さんかぁ・・(^-^ )

牡蠣筏は4つの筏が連結されて、とても大きい。十数人は乗れるのではなかろうか。
「大将が貸切にしといたからな〜」と牧野さんに言っていた意味がわかった。

内向きに3人並んで釣る事にした。チヌ釣り用の道具は持ってないので、全て牧野さんのを
使わせてもらった。初めて使うチヌリールである。
道具の説明、仕掛けの作り方と、釣り方、チヌのアタリなどを教えてもらい早速釣り開始。
牧野さんの釣り方は、少なくとも私が聞いているチヌ釣りの方法とは全く違う。
たぶん、チヌ師の方々からしたら、常識外なんだろうけど、、実際に牧野さんは
この仕掛けでチヌを何度も釣っている。

「今日は3人で3桁ですね〜」なんて、景気のいい話がでる。「ほ、ほんとに??」(^▽^)

朝イチからアタリがあるのかと思ったら、まったくない。(笑)
まあ、寄せて釣る魚だから、しばらく団子を打ち込んでいけば大丈夫だろう。

ところが大丈夫じゃないみたい・・。待てど暮らせどアタリがないのである。
小あじが群れているので、ひょっとして底に中アジがいるのでは?とオキアミをつけてみると
見事に10cmぐらいのアジが釣れた。(笑) 上から下まで小あじのようである。(^^;)ゞ
その後も、気分転換に時々オキアミで小あじと勝負していた。(笑)

スポーツ新聞によると、今日の8時〜9時ぐらいに大物の来る確率が高いと書いてあってので
楽しみに待っていたが、何もないまま時間は過ぎて行った。(爆)

しばらくして、三男が「オーッ」と声を上げた。筏竿が満月になっている。
牡蠣でも釣ったかとおもったら、ラインが出ている。魚だ!!(◎-◎;)!!
しかし、初めて使う筏竿に、チヌ用リール。それなりに指ドラグを試たらしいが魚は筏の下に潜って
竿がはじけた。ラインブレイクではなく鈎外れ。あわせが出来てなかったのだろう。
ちなみに、鈎にはウロコが付いていたそうである。ボラのスレか?? それとも本命??

沈滞ムードから一気にやる気モードに変わるも、その後は反応なし。(T_T)
何とかならんのかなぁと打ち返していると、突然ズッコケて筏の隙間に落ちそうになった。
座ってた椅子の布がビリビリに破れてしまった。

いくら私がデブでも、こんな風に破れるか〜?(爆)

今日は12時半に上がる予定にしていたので、片付けモードに入ろうとした矢先、
私の目の前を20cmぐらいのサヨリの群が横切った。
完全に無気力モードだった三男が、それを聞いて息を吹き返し、サヨリを狙いたいという。
実は、サヨリがくるかもしれないと、仕掛けとアミエビは持ってきていたのだ。
ということで、2時間の延長をお願いして、三男に「おかず調達」を任せた。

私は潮変りでチヌが食ってくることを祈って、打ち返していた。
いままで、オキアミに食ってきた小アジが食わなくなった。虫餌には何かちょっかいをだして
くるが、あわせても鈎がかりはしない。
もう時間も押し迫ってきていたので、虫餌でじっくりまってあわせたら、今度は鈎がかりした。
小あじだろうと、巻き上げてくると、いっぱしに締め込みがある。
中アジか?と、慎重になると、あがってきたのは手のひらぐらいのチンタだった。
一応、大きさはどうであれ本日の本命である。(笑)

魚かしHPより無断転載 牧野さ〜ん、お許しを(^-^ )


時間がきて、これにて納竿。結局3人がかりで、このチンタ1匹で終わった。(^^;)ゞ
やっぱ難しいねぇ・・チヌ釣りは。

ちなみに私達の対面の筏の方は、1匹バラシされたそうだが、2時半時点で釣果ない。
その隣の、農作業服を着た釣りガール(たぶん地元のおばちゃん?)のお二人は
チンタを1匹釣っていた。
沖の方の筏では20匹以上釣った人もいるみたいで、また40cmのチヌを釣った人もいたらしい。

本日の釣果
 私
 チンタ1匹(リリース)
 付け餌 青虫  
 撒き餌 魚かし特製団子


三男
 約20cmサヨリ×13匹
 小あじ 2匹
 延べ竿サヨリ仕掛け&アミエビ

牧野さんには、何から何までお世話になり有難うございました。 
毎度お役に立てずに恐縮です。(^^;)ゞ
次回は カワハギ五目でご一緒いただければ有難いです。よろしくお願いしますm(__)m

帰りは玉城ICに入った時点で、鈴鹿ー四日市7km程度の渋滞だったので
そのまま高速で大丈夫だろうと走っていたが、強烈な睡魔に襲われて
SAで30分仮眠をしたら、「15km55分」に変わっていた。(T_T)

亀山PAで降りて四日市ICまで下道をつかった。約45分で行けたからOKかな?

今回、初めてチヌ釣りに挑戦したが、やはり難しい釣りだなぁと思った。
やっぱり五目釣りのように、誰にでもそこそこアタリがある釣りが、私達親子には向いているかな(^-^ )

内瀬釣りセンターさんは、釣堀も2基筏を持っておられ、ちょうど私達の乗った筏に放流用生簀があったので
ちょっと覗いて見たが、綺麗な鯛やワラサなどが入っていた。
当日は1基だけ、貸切で使っていたが、賑やかだったので、釣れていたのかな??(^-^ )