2009年11月28日(土)    忠栄丸(HP)   

天気・・・晴れ  満潮・・・8:15 干潮・・・14:49  若潮

この日の仕事がキャンセルになったので、三男と釣りに出かけることにした。
ちょうど同じ日に傳八屋さんで「三重釣り歩記会」が行われるので、好人さんにお願いして
入れてもらおうかとも思ったが、人数が一杯のようなので、割り込んで迷惑かけてもいけないし、
どのみち翌週は釣堀にいくので、今回は師崎から船の「ウタセ五目」行く事にした。
あわよくば、天然真鯛(小鯛だが・・笑)に出会えないかなぁという思いがあったのだ。(笑)

師崎からの乗り合い大型船は沢山出ていて、ほとんど船に乗ったことがない私には何処がいいのか
全く分からない。釣行数日前から毎日各船の釣果欄を見ながら悩んでいた。
そして釣行前日の天気予報でその悩みはさらに深まった。それは「船酔い」である。
子供のころから全く「乗り物酔い」とは無縁だったのだが、一昨年末にメニエル病を発病し
今は、投薬で酷い症状にはならないものの、睡眠不足になるとちょっと乗り物が辛いことがある。
そして、概ね釣りに行くときは「睡眠不足」というかほとんど寝てない。(笑)

ヤフーを見ると「内海0.5m後1m、伊良湖1.5m後2mでうねりをともなう、とあり、風も5〜8mぐらい」と
なっているのだが、これが果たしてどれぐらいのものなのかが良く分からない。結構揺れるのだろうか・・・??
「波高0.5m 風力3」ぐらいなら自信はあるのだが・・(^^;)ゞ

「よし、やめよう!」と一旦は決めたのだが、やはり諦めきれずもう一度各船のHPをチェックする。(笑)
よく見ると、忠栄丸さんが水深も15mと浅く「伊良湖沖」ではなく「師崎沖」となっていたので電話してみた。
「師崎前でやりますんで、揺れはほとんど関係ないと思いますよ〜。まだ空いてますから大丈夫ですよ」って。
「よし、やっぱり、行こう!!」(笑)

午前5時前に家をでて、6時頃現地到着し、受付を済ませる。
「今日は空いてますか?」と尋ねると、「飛び込みもあるから30人ぐらいにはなるかも・・」とのこと。
聞いてはみたものの、その30人が多いのか少ないのかがよく分からない。(爆)

乗船場所の駐車場まで案内してもらい、支度を整える。竿は貸竿をお願いしたので防寒着を着てクーラーと
バッグだけを持って乗り込んだ。クーラーは釣堀で使っている27Lのヤツ。ちょっと大きいか??(笑)
右舷の操舵室のところが空いていたのでそこに座ることにした。

貸竿を2本受け取り、自分の分だけ昔買ったミニラークを取り付ける。きっと三男の面倒を見るのに置き竿に
することが多くなるだろうから・・。 三男は簡易竿受けで充分だろう。(笑)

7時になり、出船。やっぱり30人ぐらいは乗っているようで、隣とはそれほど余裕はない。
一斉に出船した他の大型船もほぼ満員状態で、改めて船釣りの人口の多さに驚かされた。

港を出ても波は穏やかで、睡眠も4時間半ぐらいは取れたし、これなら酔うこともないだろう。
アネロンも飲んだしね〜。

10分も行かないうちに釣り場に到着。
水深は15mぐらいで、根係りに注意しながら底付近を狙ってくれと船長のアナウンス。
仕掛けは胴付き3本鈎、錘は60号、餌は活きウタセ。

3本鈎の上2つにウタセを鼻掛けし、一番下はサンマの切り身を着けてみた。
カサゴが釣れるのではないかと、昨晩仕事帰りに買って短冊に切ってきた。

子供の右隣の人がカレイを釣り上げた。私の一人置いた左の人がカワハギW。
この人は俳優の笹野高史さんに似た感じで、電動リールを使い、ちょっと常連さんっぽい。

私は全くアタリがなく、???
ハリスがクルクルとよれて上がってくるところをみると、正しくウタセが付けられてないということか?
周りを見るとみなさん、尻尾を噛み切って尻がけにしている。
そういえば、船長が「尻尾を噛み切って・・」と言ってたような・・・(^^;)ゞ

しばらくすると三男の竿が曲がった。なにか付いているようだ。
五目釣りというのは、魚が上がって来るまで「何が釣れたんだろう?」と楽しみがあっていい。
上がって来たのは23cmのアイナメだった。良かったねぇ〜(^▽^)

その後私にサンバソウが釣れ、息子はカサゴ、さらにサンバソウを追加。
私もしばらくしてサンバソウを追加。しかし釣果これっきり・・・

錘は60号で水深も15m程度ならそれほどお祭りしないだろうと思っていたら、お祭りばっかり。
特に三男は竿の位置が定まらなかったり、ラインが吹けたりして、私はもちろんの事、右隣の人やさらに
その向こうの人まで巻き込んでお祭り騒ぎ。 「どうもスイマセン」の連発である。(^^;)ゞ

私の左隣の人もどうやら私同様初心者のようで、私と結構お祭りしてしまう。
私も一つ向こうの笹野さん風常連さんと祭ったりして・・・。
もう自分と三男の分で私は「♪ま〜つりだ、まつりだ、まつりだ、大漁まつり〜」状態である(笑)。

船長はマゴチが上がるたびに「はい、マゴチあがりました〜」とアナウンスしてくれるが、
なにやらすし屋の大将みたいで面白い。私は口真似しながらせっせと二人分の仕掛けを交換していた。(爆)
結局2人分で16〜7セットの仕掛けをオシャカにしたように思う。(T_T)

沖上がりの船長のコメントによると、マゴチは船中でも結構上がったようだが、期待の小鯛やヘダイ、カサゴなどは
活性が低かったようである。

たぶん、竿頭は左舷の常連さんで20匹ぐらいは釣っていたようだ。
当日の釣果写真を見ると左舷の人が大半だったが、右舷と左舷で偏りがあるのだろうか?
左舷の方に上手な人が多かっただけなのだろうか???
右舷では笹野さん風常連さんが一番沢山釣っていたと思う。
たぶん、マゴチ、カワハギ、小鯛、サンバソウなどでちょうど二桁ぐらいではないだろうか。

この常連さんの餌の付け方や投入の仕方、竿の上下の仕方など、見よう見まねでやってみたが、
一向にアタリを出す事ができず、常連さんお穂先がククッとはいるのを羨ましく見てるだけで終わってしまった。
なんでやねん!という気もするけど、やっぱ魚釣りは難しいですなぁ・・・・(^^;)ゞ

今回、後半から風が強くなり、海面は兎が飛ぶようになった。これが波高1m風6mぐらいなのだろうか?
でもこのぐらいなら全く船酔いの心配はないことが分かった。
今回は、内海1.0mなら大丈夫ということがわかったのが一番の収穫だったかも。(^^;)ゞ

私  将来クチグロ×2

三男 将来ポン級アイナメ×1
    若手のカサゴ×1
    将来クチグロ×1

注)
決して堤防釣りの釣果ではありません。(笑)

下船後、船着場で味噌汁をご馳走になってるとき、延べ竿で堤防つりをしていたおばちゃんが
手のひらぐらいのチンタを竿を満月にしながら釣っていた。なんか複雑な気分・・・・(^^;)ゞ

三男も「堤防で釣った方が良かったのでは?」などと、人の気も知らないでノー天気なことを
言いやがったが、「今日は、久しぶりにお父さんと遊べて楽しかった」と言ってくれたので、すべて◎。(笑)  
釣果はおいといて、子供と楽しい1日だった。(^▽^)

ちなみに、帰路、赤羽商店のお世話になったのは言うまでもない。
カワハギの肝合え、サイコーでした。(爆)