CSVファイルからの利用者情報一括操作

 このデータベースは、CSVファイルに保存されている利用者情報から、利用者の追加や進級処理で必要になる学年・組・番号の変更処理を行うことが出来ま す。
 CSVファイルとは、Comma Separated Valueの略で、フィールドのデータを半角のコンマ( , )で区切った1行を1レコードとして扱う形式のテキストファイルで、メモ帳などのテキストエディタやMicrosoft Excelで作成することが出来ます。

利用者の追加

  1. 追加する利用者の情報を記録したCSVファイルを作成します。フィールドの順番は以下の通りです。また、ファイルの1行目から追加する利用者 のデータとして読み取りますので、見出し行は作らないでください。

    CSV ファイルの形式・・・
    利用者番号, 氏名, 学年, 組, 番号, 性別, 郵便番号, 住所1, 住所2, 電話番号

    ※ 赤字で示した利用者番号と氏名は必ず入力してください。それ以外の項目は 省略することが可能です。
    ※ 性別は、0・・・男 1・・・女
    ※ 学年を省略した場合は、教職員として登録されます。
    ※ 性別を省略した場合は、男性として登録されます。

  2. メニューを [管理メニュー(A)] - [利用者] - [利用者情報管理] とたどり、利用者情報管理の画面を開きます。

  3. [利用者一括登録] ボタンをクリックすると、ファイルを選択する画面が現れるので、作成したCSVファイルを選択してください。

  4. ファイルから利用者の追加が実行されます。データに不備がある場合、その行は処理されず、次の行の処理を行います。

  5. 追加が完了したら、追加された件数が表示されます。途中でエラーが発生した場合は、その旨を知らせるメッセージも表示されます。

CSVファイルの例 (「1年2組10番 山田花子」、 「1年1組9番 山田太郎」 の場合)
50001, 山田 花子, 1, 2, 10, 1, 5X0-000Y, 大阪府○○市△△町□□台, 1-1-1, 06-XXXX-XXXX
50001,山田 太郎, 1, 1, 9, 0, 5X0-000X, 大阪府○○市■■, 1-11, 06-XXXX-OOOO
(・・・以下、同様に続く)

エラーメッセージ表示は、次のバージョン(Ver. 1.0.2)に実装予定。

学年・組・番号の変更

  1. 利用者情報変更のためのデータを記録したCSVファイルを作成します。このプログラムは、ファイルの1行目をデータとして読み取ってデータ ベースに登録しようとしますので、見出し行などを入れないようにしてください。

    CSVファイルの形式・・・
    利用者番号, (新)学年, (新)組, (新)番号

    ※ CSVファイルに指定した内容がデータベースに書き込まれます。
    ※ 赤字で示している利用者番号、(新)学年のフィールドは省略することが出来ません。
    ※ (新)組と(新)番号を省略すると、0が入力されます。もともと入っていた組・番号を上書きします。

  2. メニューを [管理メニュー(A)] - [利用者] - [利用者情報管理] とたどり、利用者情報管理の画面を開きます。

  3. [学年・クラス変更] ボタンをクリックすると、ファイルを選択する画面が現れるので、作成したCSVファイルを選択してください。

  4. ファイルから学年とクラスの書き換えが行われます。レコードが足りないなどの不備がある行は処理を行わずに、飛ばして次の行の処理を続けま す。

  5. 書き換えが完了したら、実際に変更がなされたレコード数が表示されます。途中でエラーが発生した場合は、エラーが発生したCSVファイルのレ コードが表示されます。
CSVファイルの例 (利用者追加の例にある「山田花子」「山田太郎」を進級(山田太郎は卒業生として登録)させる場合)
50001, 2, 3, 12
50001, G
(・・・以下、同様に続く)


エラーメッセージ表示は、次のバージョン(Ver. 1.0.2)に実装予定。