種別コード、登録番号とバーコード


 本データベースには、資料を区別するための数字が3種類あり、蔵書テーブルに格納されます。ここでは、その違いについて解説します。

内部図書番号
ひとつの 資料にひとつの数字が割り当てられ、データベースの中で重なることはありません。
種 別コード
資料の種 類を表すもので、同じ数字がいくつも存在します。
登 録番号
種別コー ドの中で資料を区別する数字で、種別コードが異なれば、同じ登録番号が存在します。

 データベースに登録する資料には、すべて上に示す3つの数字を持っています。どれかひとつでも不足すると、正常に動作しません。内 部図書番号はプログラムが自動的に値を割り当てますが、種別コード登録番号は利用者が数字を指定する必要があります。
 内部図書番号は、ひとつの番号にひとつの資料が対応付けられてい るので、データベースの中で貸出記録や予約記録に利用されており、利用者からは見えにくくなっています。種別コード登録番号は、番号付与を利用者が自由に行えるので、利用者の目に見える部分 (バーコード番号など)で利用されています。
 内部図書番号はそれだけで資料を特定できますが、種別コード登録番号は二つそろって、ひとつの資料を特定します。

 
種別コードの作り方の例を参考に載せておきます。

種別コード
その種類
0
公立図書館蔵書
1
○×高校図書館蔵書
2
英語文献
3
寄贈図書
4
ビデオ・CD・テープ
5
雑誌



バーコード番号の決定方法

 本データベースのバーコード番号は、下の図のように、登録番号種別によって構成されています。この例を上の表の種別例で解釈すると、○×高 校図書館の図書のなかで、39485番目の資料をあらわしています。

 下の表のように蔵書テーブルに図書が登録されている場合に、バーコードは下の図のように出力されます。
内 部図書番号
種 別コード
登 録番号
図書名
・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
9874
1
39485
理科年表  机上版 1994
・・・
9875
1
39486
吾輩は猫である
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
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利用者番号について

  利用者番号はデータベースに登録した利用者番号フィールドの値を、そのまま貸出や予約などの業務に利用します。負数も利用できるので、正数 を学生、負数を教職員という感じで分けて利用することが出来ます。