B級審判員資格認定講習会に参加して


石川県テニス協会  吉本政俊

 11月25日・26日の2日間にわたって新潟市で開催されたB級審判員認定講習会に参加しました。
B級審判員試験は、年1回全国主要都市で開催される日本テニス協会主催の試験です。 今回は70名定員のところ約50名の参加で、参加者の所属は数年後に国体を控えた地元新潟県が半数以上でしたが、東京都・神奈川県・山梨県等からも受験に来ていました。
石川県からの参加者は2名で、受験者は私だけでした。 (受験料と宿泊費、交通費がかかるので、遠くからの受講者が少ないのは仕方がないかもしれません?)
講習会は日本テニス協会審判委員会の2名を講師として、1日目には「テニスルールの解説」や「主審の手順」「ロービングアンパイアのやり方」などの講義と、近くのテニスコートでのソロチェアとラインアンパイアの「審判実技」がありました。審判経験皆無の私には、この実技は考えていた以上に難しく、頭では理解していても体が反応せず、回数を重ねることで身につけるしかないと思いました。
宿題として「スコアカードの付け方」や「トラブル処理の方法」に関する問題が出て、仕上げるのにかなりの時間を要しました。2日目には提出した宿題の回答を含めた「スコアカードの記入」や「トラブル処理」に関する講義のあと、最後にこの2日間の総仕上げとして、「認定試験」と試験官とマン・ツー・マンの「口頭試問」がありました。
私は「C級審判員の講義に毛の生えた程度か?」と高をくくっていましたが、2日間にわたっての講習会は結構ハードのものであったように思います。とはいえ、テニス歴14年程でC級審判員の資格はあるものの、審判の経験がまったく無い、ましてやソロチェアなんてとても出来る技量のない私が合格できたのですから、チャレンジ精神さえあれば資格取得は難しくないと思います。
講習会の内容はとてもためになるものですので、受講はお勧めです。 B級審判員になると、希望すれば「全日本テニス選手権」や「全日本ジュニア選手権」などJTA主催の多数の大会で主審・線審等で大会運営に協力できますので、近い将来大会運営に協力したいと思います。

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