2009年 釣行記


2009年12月15日 雄勝湾根魚釣り

朝はかなり寒かった
 師走も中盤に入り、いよいよ初売りの準備などで忙しい時期になってきました。
今年も色々と釣りましたが今回が今年の釣り納めです。
今年は今までに無い不景気で商売的には良くない一年でしたが、良いお客さんに恵まれ非常に勉強になった一年でした。
今年最後の釣りは雄勝の魚心さんで大人気の根魚釣りに行って来ました。  

魚心の伊藤船長
 朝六時頃に出船し30~40分程走りポイントに到着。
初めての雄勝の根魚なので重めの1オンスシンカーで始めます。
私は状況が分からない時は重めのシンカーで根の高低差やアタリの出易い所や誘い方を把握し、次にワームの傾向を把握していきます。
初めての雄勝はさすがリアス式海岸らしく松島湾より根の高低差が高く、岩の質もちょっと硬めでした。

景色は壮観です
 そんなにアタリが多いわけではありませんがポツポツと魚は上がります。
しかしイマイチ良いサイズが私にはなかなか出ません。
だんだん分かってきましたが松島とはワームのカラーや大きさの選択も違うようです。
アタリを多くして数を狙うか、アタリを減らして大型狙うか自分で決めたほうが良さそうです。

同行した丹野さん
 水色も当日は松島なら充分澄んでいる色でしたが、船長に聞くと今日は水色がかなり濁っていると言うのでワームのカラー選択にはこの辺が関係しているようです。
店の定番を組むのに非常に勉強になりました
同行した丹野さんと鈴木さんも初めての雄勝でなかなか良いサイズが出せず、少し戸惑っているようでした。

同行した鈴木さん
 それでもアベレージサイズは大きく雄勝のポテンシャルの高さを感じます。
私には48㎝46㎝のメスが来て、船中では二本の50アップが出ました。
船長に聞くと今日の状況はアタリが少なくいつもより悪いとの事。
更に近年のブームで年々魚影は薄くなってきたと言っていましたが、私には充分魚影もサイズも良い場所と思えました。

最大は48㎝のメスでした
 アベレージサイズが良いのでアタリの取り方も松島とは変えた方が良いですね。
一本良いサイズを掛けましたが根に入られ獲れませんでした。
松島では違和感があった後に聞きアワセをしても問題ありませんが、ここでは即アワセにしないと致命傷です。
課題は残りましたがそれ以上に勉強になり2009年を締めくくる良い釣りが出来ました。


2009年12月8日 ヤリイカ釣り

穏やかでした
 お客さんから先月からヤリイカの情報を色々頂いていました。
やはりあの味は皆さん大好きらしく、一度食べた方でヤリイカ釣りを止める方はあまりいません。
ただし興味はあるけど釣り方が分からない方が多いのも事実です。
今週はそんな方を連れてヤリイカ釣りに行って来ました。

イカ釣り初挑戦の
佐々木さん
 教える時間も考え、早めに釣り場に入りました。
今回同行した佐々木さんにエギの基本的な操作やコツを教えていきます。
エギングというとシャクリのイメージが強いですが、実は底取りの方が大事だと私は思っています。
底を狙えれば中層を狙うのは簡単ですし、特にヤリイカは激しくシャクリ過ぎない方が釣れるんですよね。

タコは不発でした
 練習後、時間がまだあったので雷魚タックルでマダコも狙いましたが残念ながらアタリはありませんでした。
そのうち人も増えてきたので自分達の釣り座に戻り、エギングをしながら地合いを待ちました。

エギタックル
 しかし前日までのシケの影響で水が濁っているせいか、暗くなってもなかなかアタリは出ませんでした。
おかしいな~?と思いながら丁寧に攻めているとようやく私にヒット!
すぐに違う方にもヒットしたので地合いがきたようです。
よーし!気合を入れて釣り続けますが、その後アタリはパッタリ止まってしまいました。

一杯だけでした
 結局その後イカは釣れず防波堤で二杯しか上がりませんでした。
残念ながら佐々木さんのエギにはイカは掛かってくれませんでした。
なんとか釣らせてやりたかったのですが残念です。
とりあえずヤリイカの味だけは味わってほしかったので、釣ったイカはほぼ強制的に持ち帰って頂きました。
釣らせられなくて申し訳ないのでまた一緒に行きましょうね。
(お礼にビールを頂きありがとうございました!)


2009年12月1日 赤メバル釣り

朝は寒かった
 ついに今年も師走を迎え、一年の終わりが近づいてきています。
個人的には毎年恒例の赤メバル釣りの時期はとっくに来ているのですが、今年は例年になく不調のようです。
大漁は無理でも一回食べる位は釣れるだろうと思い、お客さんを誘って志津川の三浦屋さんに赤メバル釣りに行ってきました。

同行した千葉さん
 朝六時に出船するとやはり師走ですね~寒い!
船長にまだ暖かい方だと言われますが、たまにしか早起きしない私にはかなり効きます。
港を出て一時間程でポイントに到着し、釣りを開始しました。
今回初めてサビキを自分で巻いてきたので、ワクワクしながら釣りを開始しました。

同行した鈴木さん
 最初の何箇所かはアタリも無く、移動が続きます。
四~五箇所移動した後ようやく喰い気のある群れに当たり釣れ始めました。
私の自作サビキにも喰ってきてくれました。
周りに比べ追い喰いは少ないもののポツポツと釣れ続きました。
前評判よりは良いかな?と思いながら続けると、段々アタリが少なくなってきました。

天気には恵まれた
 周りより明らかにアタリが少ないので焦ります。
できれば自作のサビキで釣りたいので粘りましたが、仕掛けの差は明らかなので皆が使っているタイプの仕掛けにチェンジします。
すると次の投入からアタリが復活。
仕掛けの差はメバル釣りでは大きく影響しますね~。

釣果
 しかしその後は更にアタリが少なくなり、一回だけ満貫がありましたが結局状況は良くならず納竿の時間を迎えました。
仕掛け選びで選択を間違った私が船の中で一番釣れなかったようです。
私が座った左舷の後方があまり良くなかったので運にも恵まれなかったかもしれませんね。
大体一匹800円の魚なので船代以上にはなっているので不満はありませんが、次はもう少し仕掛けの選択などの切り替えを早くしたいですね。


2009年11月24日 松島湾ハゼ釣り

天気は良かった
 松島湾のハゼ釣りもそろそろ終盤に入っています。
絶好調だった去年に比べると今年はサイズが若干小さい傾向があったようです。
とりあえずサイズはどうであれハゼが喰いたくなったのでカミさんと二人で松島シーネットにハゼ釣りに行って来ました。

松島シーネット石幡船長
 石幡船長はルアーのイメージが非常に強いが、エサ釣りでは実に渋い流し方をするので私の好きな船長の一人です。
子供を学校に送ってからでないと乗れないので、石幡さんに無理を言って朝九時に出船しました。

湾内は鏡のようでした
 出船すると湾内は風も無く鏡のようでした。
十一月末なので風は冷たいですが非常に釣り日和の天気です。
丁度紅葉も綺麗な時期なので贅沢なロケーションでの釣りです。
こんな贅沢な釣りも宮城ならではでしょうね。
仕事で都会にも行きますが住みたいとは思いませんもの。

カミさんには大型
 ポイントに到着し釣りを開始すると、渋っているのか大きいアタリがあまりありません。
最近朝晩の冷え込みが厳しい影響か釣れた魚が冷たく感じました。
エサの大きさやアタリの取り方で対処しますが、それでも乗らない奴も多く、エサの端っこを咥えてじっとしているような奴を上手く喰いこませて乗せてやらないと針掛かりしないような感じでした。

私には小型が多かった
 さいわい柔らかい竿を持ってきてたのと、船長の丁寧な流し方でポツポツと魚は釣れ続きました。
結局朝一番に入ったポイントで充分に釣れ、移動せずに済みました。
子供を迎えに行く時間も考え、午後二時に竿を納めて帰港しました。

全部で50匹位でした
 結局二人で五十匹位釣れました。
状況を考えればかなり御の字の釣果でした。
家に帰ってからカミさんとハゼを背開きにして天ぷらにし、更に甘めのタレを作り夜にハゼ天丼を作ってあげたところ子供達に大好評。
何度もおかわりをして五十匹のハゼはペロッと無くなりました。
好評だったのでまた来年も食べさせなくちゃいけませんね。
石幡さ~ん、また来年もお願いしますね~。


2009年11月17日 奥松島根魚釣り

高橋船長
 只今シーズン真っ盛りのロックフィッシュ。
ブームも重なりロックフィッシュ人口は毎年増えているように感じます。
そんな中、マメな繰船で最近人気上昇中の松波荘の高橋船長。
今週は奥松島の高橋船長の所に遊びに行きました。

寒い一日でした
 朝七時に出船すると予想以上に寒い!
お昼前から雨が降る予報なのでちょっと辛そうです。
最近寒さが身に染みるようになり年を感じるようになりました。
船長の話では前日にTVの取材で出船したのだが、シケ後の濁りがきつく状況は良くはないとの事。
自然相手だからしょうがありませんね。
港を出て五分位でポイントに到着し釣りを開始しました。

アタリは少なかった
 すぐに同船した方に40アップのアイナメが釣れたので、今日は良いかな?と思いながら釣りを続けますが当たりません。
タマに小さいアタリが出ますが乗せられるようなアタリではなく、その後の追い食いもありません。
次々とポイントを変えながら釣り続けますがイマイチ攻め方を絞れません。
首を傾げながら釣り方等を色々変えて釣り続けました。

ヒラメも出ました
 水の色が濁っていたので大きくポイントを移動します。
透明度の高いエリアに入ると答えがすぐに出ました。
ヒラメや黒ソイが釣れ、アタリが少し増えました。
しかしなぜかアイナメのアタリが少なく、日中なのにガルプワームにはドンコが喰ってくるような状況。
やはりシケの影響で底荒れしているようです。

ドンコが結構釣れました
 厳しい状況ですがポツポツと魚は出ました。
ドンコの比率は高かったのですが状況を考えればアタリが在るだけまだマシという感じでした。
そんな中、丹野さんにデカイ魚がヒットしました。
かなりの引きと首振りでアイナメなら間違いなく50アップです。
タモを用意して皆で水面に上がるのを凝視しました。

80㎝のアナゴも出ました
 皆50アップのアイナメと確信して待っていると魚体が薄っすら見えてきました。
アレ?なんか長い?
なんと上がってきたのは巨大なアナゴ、それもマアナゴです。
優に80㎝はありました。
ガルプはアナゴも釣れるんですね~。
今回は魚も笑いも美味しい所は丹野さんに持ってかれましたね。
次は負けませんよ~。


2009年11月10日 ヤリイカ釣り

海から風が吹いていた
 半月ほど釣りに行けない日々を過ごしていましたが、その間も色々と情報が入ってきていました。
その中で特に気になるのが去年来なかったヤリイカの情報。
遠い所では釜石などでかなり釣れていて大船渡でもそこそこ釣れているらしい。
一度ヤリイカを食べた事のある方にはたまらなく魅力のある話です。
今週やっと釣りが出来るので早速エギを持って行ってきました。

さざえ堂の磯野船長
 ヤリイカ未経験の磯野船長を誘い、釣り場に向かい夕方四時前に到着。
すぐに夕マズメが来るのでそそくさと準備をします。
ヤリイカは地合いの手返しが大事なのです。
アオリイカとは誘い方なども違うので磯野さんに教えながら、二年振りのヤリイカの地合いを待ちました。

一杯目
 棚を色々探りながら釣り続け、もうすぐ日が暮れる頃にようやく一杯目が乗りました。
二年振りのヤリイカは胴長15㎝程でしたが嬉しい一杯です。
写真を撮った後、釣れた場所と棚を磯野さんに説明し、釣りを再開すると磯野さんにもヒット!
完璧に地合いに入っていました。
磯野さんヤリイカ初ゲットおめでとう!

ヤリイカゲット!
 写真撮影し釣りを再開すると同じ棚でアタリが続きます。
ショートバイトが多く、乗せるのに苦労しますがそれはテクニックでカバー。
なんとか二杯追加し、計三杯になったところでアタリが無くなりました。
どうやら地合いが終わったようです。
それでもまた群れが入るかもしれないので釣りを続けました。

全釣果
 しかし待てども待てども群れが来ないのかアタリは出ません。
諦めて(早く飲みたくて?)七時前に撤収しました。
せっかくなのでアジ活かしビクにエアーポンプを付けて持ち帰ったら、家に着いてもまだ生きていました。
早速締めて刺身にして二年振りに食べましたが、やはり最高の味でした。
個人的にはイカ族最高の味だと思っています。
家族五人分としては少し足りなかったので、合い間を見てまた釣りたいですね。


2009年10月13日 アオリイカ釣り

風が強かった
 先々週に続き今週もアオリイカ釣りに行く予定を立てていました。
今回は渡船して沖磯に渡って釣りをしようと思っていたが、残念ながら風が強く船頭さんから沖磯は無理と判断されました。
沖提だったら十時頃まで出来るかもしれないと言われたので、仕方なく沖提に上げてもらいました。
(ちなみに私は高所恐怖症です)
高い足場にビビリながら六時頃釣りを開始しました。

さざえ堂の磯野船長
 今回はさざえ堂の磯野船長と二人での釣行です。
今回初めてアオリイカ釣りにチャレンジする磯野さんには、前回と同じくDVDを来る途中見てもらい、あとは状況に応じてアドバイスを送りました。
本来なら快晴ベタ凪ぎの時に来られれば一番なのですが天気だけは仕方ありません。
お互い高い所が苦手なのでビビリながら釣りを続けました。

一杯目(エギ三寸)
 東風がビュービュー吹き、水色も白くはっきりいって状況は最悪です。
背中から風を受けて釣りの出来る場所で、至近距離を狙ってみるとアオリイカが水面近くまで追いかけてきました。
ちょっと追うスピードが遅かったので、あえて乗せずにもう一度エギを投入し様子を見ると先程よりスピードアップしました。
やる気が出たようなのでエギをそのままステイさせなんとか一杯目ゲットしました。

二杯目
 次に目で確認出切る根の横をかなり近い距離でショートジャークで通し、カーブフォールさせるとフォール中にアタリ!
合わせると先程と同じ位のサイズが釣れました。
さすが沖提、防波堤とは明らかにアベレージサイズが違います。
しかしこの場所の反応も無くなり、仕方なく横から風を受ける所で釣りを始めました。  

三杯目(エギ3,5寸)
 遠投すると足場が高いのと強い風で思うようにエギを操作出来ません。
2,5寸では沈まない程の風です。
エギを大きくして至近距離を丁寧に誘い、反応して浮いてきたイカをサイトで獲る釣りに切り替えました。
あまり得意な釣りではありませんが、今日はこれが正解らしくイカを獲るペースは若干上がりました。
しかしサイズは明らかに小さくなり、リリースサイズも来てしまいます。
この頃から風向きが変わり強い西風が吹き始めました。

初アオリゲット!
 このような状況なので初めての磯野さんはかなり手こずっていたようです。
何度か当たったようですが、ことごとくバラシてしまったようでした。
西風が強くなってきたので様子を見に行くと、何杯かの見えイカをなんとか乗せようと苦戦していました。
見るとサイトには向いてないエギを使っていたので、すぐにエギを変えてもらい釣り方をアドバイスすると、さすがプロの船頭!一発で乗せました。  

ウネリもありました
 しかし風は更に強くなり九時半に撤収。
でも家に帰るにはまだ早いので荷物を減らして防波堤に移動しました。
タイミング悪く雨もザーザー降ってきましたが気合で釣りを再開。
ウネリで波は来ますが不思議と沖提より水色が澄んでいました。
一投目から追いかけてくる小イカがいたので期待が出来そうです。

当日最小サイズ
(エギ2,5寸)
 防波堤なので2,5寸で誘うと早速小イカが一杯釣れました。
サイズを狙いたいので三寸に替え、縦誘いの釣り方に切り替えるとこれが大正解!
いきなり本日最大サイズが乗ってくれました。
巨大ではありませんが嬉しい一杯です。
波がひどくなってきたので、ちょっと移動した所で更に一杯追加しましたが、波が足元まで来るようになったので諦めて移動することにしました。

当日最大サイズ
(エギ三寸)
 車で波の静かな場所に移動し、釣りを再開しましたが風が強く苦戦しました。
磯野さんが立て続けに二杯獲ったところで雨が更に強くなり、さすがに心が折れて一時頃釣りを止めました。
なかなか良い状況に当たりませんが、今回は何パターンかハマってくれたので内容的には満足出来る釣行でした。
今年は今回で最後ですがアオリイカは辞められそうにありませんね。


2009年10月6日 鯰釣り

風も無く静かでした
 今週はへら鮒釣りをお客さんとするつもりでしたが、天気予報が雨の予報だったので前日に話し合って中止にしました。
しかし朝目覚めると曇ってはいるものの雨は降っていません。
丁度散髪に行きたいと思っていたので散髪に行き、お昼を食べてから新規開拓も兼ねて鯰釣りに行って来ました。

良い場所は無かった
 何箇所か思い付く所を回りましたが、稲刈り時期らしくどこも水位が低い。
良さげな場所も何箇所かありましたが鯉釣りの人がいたり、反応が出なかったりで全然ダメでした。
まあダメというのも貴重な情報ですから、それはそれで良いんですけどね。
夕方近くなってきたので、今時期実績のある場所に移動することにしました。

一本目
 まだ明るい時間でしたが釣りを再開してみると、ちょこちょこ反応が出ます。
ただ最盛期と違い同じ魚が何回もアタックするのはあまりありません。
単発で十回位出ましたが全部乗らず、なんとか乗せた二本もバラしてしまいました。
ルアーローテーションをしながら粘り、暗くなってからようやく50㎝位のを一本獲りました。

二本目
 反応が無くなったので少し移動して再開するとアタリは有るもののなぜか乗りません。
今日は渋いな~と思いながら釣り続けるとようやく大型がヒット!
慎重に寄せるとなかなかの引き。
ゆっくり抜き上げると思ったより太いナイスサイズ。
大体60㎝位で重さは2㎏超えてるかな?と思う位のサイズでした。
満足出切るサイズが出たので早めに家路につきました。
結局2本キャッチ、2バラシ、バイト20発以上と満足出切る内容でした。

この日のメインルアー
 今回手持ちのキャタピーがだいぶ痛んだので、新品を用意して釣りをして気付いたのですが何回か変形したカップのものと新品では明らかに鯰の反応が違いました。
何度か変形した物は直したつもりでも音色がだいぶ違い、魚の反応も悪いようです。
スミスではカップだけの販売はしてないのでキャタピーはどうやら消耗品的に考えた方が良さそうですね。


2009年9月29日 アオリイカ釣り

海は大荒れでした
 先週、先々週と仕事でまともに釣りが出来ませんでした。
三週間振りの休みで今週はアオリイカ釣りに行く予定でしたが天気は残念なことに荒れ模様。
期待はほとんど持てませんが行ける時に行っておかないと次いつ行けるか分かりません。
秋保さんにエギングを教える約束もあるので、ダメもとで三人で日本海にエギングに行って来ました。

一杯目(エギ三寸)
 途中降っていた雨も現地に着く頃にほとんど止みましたが風が凄い。
西風なので海も大荒れです。
悩みましたが何箇所か見て、風を背中から受けて水の濁りの少ない場所を選び、釣りを開始しました。
来る途中DVDで基本的な事は教えていたので、足りない部分を簡単に説明してから釣りを続けます。
反応が出ないので少しずつ移動しながら釣っていくと、ようやく小型のアオリイカが乗ってくれました。

秋保君初のアオリイカ
 釣れた所だけエギが引っ張られるように潮が効いているので秋保君に投げる方向などを教えてから場所を譲り、釣り続けると秋保君にヒット!
私が釣ったサイズより一回り大きいサイズのアオリイカです。
初めて釣ったアオリイカにかなり興奮しているようです。
状況がかなり厳しいのでほっと一安心、肩の荷が下りました。
秋保君初アオリゲットおめでとう!

朝マズメの釣果
 その後朝マズメが終わるまで数杯釣れましたが、日が昇ってからは反応が無くなってしまいました。
仕方なく次の場所に行ってみますが反応は出ません。
寝てないので仮眠を取ってから良い場所を捜しますが磯場は当然波が高く上がれません。
防波堤もどこも水が白く濁っている所ばかりです。
一番まともっぽい水の所に入り粘ってみる事にしました。

最後の一杯
 しかし反応は無く、秋保君が一杯釣っただけでした。
お腹も空いたので一時頃納竿しました。
釣果は悲惨でしたが色々歩いたお陰で風向きと濁りの関係も分かりました。
おみやげが少ないので帰りにカニを買って帰りましたが今度はもう少し状況の良い時に当たりたいですね。


2009年9月8日 バス釣り

ベイトオンリーで勝負
 今週も台風のウネリで波が高く海釣りは断念しました。
何を釣ろうか考え、久し振りにバス釣りに行く事にしました。
最近は下火ですが何年か前に全国でビックベイトブームが来た事がありました。
今更ですが、私はまだデッカイルアーでデカバスを狙う釣りをちゃんと続けた事がなかったので、ビックベイト用とノーマルサイズ用のベイトロッド二本だけもって、朝十時すぎからお客さんの鈴木さんとバス釣りに行って来ました。

最初の一匹
 まず最初は川に行ってルアーを投げ続けました。
水量は丁度良いのですが少し濁りが入っているのが気になります。
大きいルアーには反応が出ないのでノーマルサイズのバイブを投げると30㎝くらいの小バスがすぐに釣れました。
その後も大きいルアーでは反応は出せず、バイブでもう一本同サイズを追加して野池に移動しました。

この日のメインルアー
 お腹も減ったので途中買い物をしてから野池に到着。
お昼御飯を食べてから早速釣りを開始します。
バクラストンをメインに、気になるカバーは大きめのワームのノーシンカーなどを入れて釣りを続けました。
一回バクラストンにアタリは出たのですが乗らず、ノーシンカーで一本30㎝位の小バスしか出せず次の場所に移動しました。

久々のデカバス
 鈴木さんの案内で次の野池に行き釣りを再開。
先程の池でバクラストンに当たった時は一旦ルアーをボトムまで沈め、スローローリング的に釣っていた時に当たったのでこの池でも同じ様に釣り続けます。
左端から攻めて行き、少しずつ右に移動し池の真ん中まで来た頃ヤツは来ました。
バクラストンを遠投しカーブフォールでボトムまで落としてる時、もうすぐ底に着く頃にラインがピンと張りました。
とっさに合わせると想像以上の引き!デカイ!

丁度50㎝でした
 剛竿EGバリスタが根元から曲がります。
ドラグを少し緩めて慎重に寄せていきます。
しばらく時間が掛かりましたが、最後は鈴木さんがボガグリップでランディングしてくれてようやくキャッチ出来ました。
さすがにこの位のサイズになると全然引きが違いますね~。
久し振りに少し焦りました。

最後はナマズでした
 その後反応が無く、何箇所か回りましたが全然ダメでした。
最後夕マズメにクリークで小バスとナマズに遊んでもらって帰りました。
アタリは少ないけどビックルアーでのデカバス狙いは思った以上に面白かったです。
トーナメント的な釣りと違い、頭も疲れないのでストレスも感じませんでした。
フィネスでの数釣りは今でも好きですが、ビックルアーの使い方やパターンを覚えられればまた違うバス釣りが展開出来るかもしれませんね。
当日のタックル
ビックベイト用  EG テムジンTMJC-74XXXバリスタ
 シマノスピードマスター200+フロロ20ポンド
ノーマル用  シマノファイナルディメンションPV1610MH
 アンタレスDC+ナイロン20ポンド


2009年9月1日 雷魚釣り

とんぼの季節ですね
 子供達の長い夏休みも終わり、ようやく時間が取れるようになりました。
一ヶ月振りにまともな釣りが出来ると思っていたら、なんと今週は台風直撃。
海は大荒れで釣りには行けないので内水面でしか釣りは出来ません。
午前中少し用事があったのでお昼からさざえ堂の磯野船長を誘い雷魚釣りに行って来ました。

ファイト中の写真
 釣り場に着くと見慣れた車が止まっていました。
あれ?と思って見たらなんと松島シーネットの石幡さんが先に来ていました。
午前中にお誘いの電話をしたのですが携帯を車に置きっぱなしだったらしく、まさか釣り場で会うとは思いませんでした。
もちろんせっかくなので三人並んで楽しく釣りを開始しました。

全長77㎝でした
 石幡さんに聞くとバスとケロは一匹ずつ上げたのだが雷魚はまだ出て無いとの事。
しかし水面がたまに動くし、ケロの姿がほとんど見えないので本命が動いている感じがアリアリです。
夜中の雨で水温が下がったのかな?と思い通常よりステイの時間をかなり長くして釣り続けているとようやくアタリ!
思ったより良いサイズだったので慎重に寄せると全長77㎝のナイスサイズでした。 

石幡さん一本目
 パターンが読めたので皆でステイ長めに誘いながら釣りを続けました。
そのうち石幡さんにアタリ!
慎重に寄せて取り込むと、長さは60㎝ほどですが良く太ったコンディションの良い本命でした。
やはり長めのステイをさせている時に喰ったので読みが当たったようです。

磯野さんの嬉しい一本
 私と石幡さんが一本ずつ上げたところで磯野さんに少し焦りの色が見え始めました。
もちろん釣り仲間の私達ですから容赦無く言葉でプレッシャーを掛けていきます。
(「早く磯野さんの写真がとりたいな~」とか色々)
この頃から風向きが変わり私と石幡さんにはまったく当たりませんが、磯野さんの所には魚の気配があり何度か当たり始めました。

仲良く記念撮影
 フロッグを吸い込まないアタリが何度かあった後、ようやくフロッグが吸い込まれましたがすぐにバレてしまいました。
う~ん今はプレッシャーは掛けられる雰囲気ではないな~。
微妙な空気の中、磯野さんのフロッグがまた水中に吸い込まれました。
今度はバッチリとフッキングも決まりました。
取り込むと60㎝までは無いものの嬉しい一匹です。

最後は丁度80㎝
 これで皆一匹ずつで先程までの微妙な空気も無くなりました。
このまま終われば皆一匹ずつで引き分けかな~と思っていたら、やはりあの男がやってくれました。
ジャスト80㎝のビックサイズを石幡さんが釣り上げてしまいました。
前回のケロ勝負に続き、また負けてしまいました。
誰かあの男を止めてくださ~い(泣)


2009年8月20日 黒鯛放流

奥松島に放流しました。
 今回は釣りではありませんが皆様から頂いた放流募金が黒鯛の稚魚に姿を変え、宮城の海に放流されたのを報告したいと思います。
今年は去年より良くなりましたが宮城県の黒鯛はここ何年は不調が続いています。
調べてみると黒鯛の魚影が濃い日本海側では盛んに放流が行われているらしく、釣り団体以外にも有志で個人レベルでの放流も行われているそうです。

山形水産振興協会の方々
 そのような事情が分かると黒鯛の放流が全然行われていない宮城県が釣れなくなったのも納得できます。
それで去年からマルキューの営業の方に頼んで黒鯛の稚魚を買える所や、値段、時期などを調べてもらいました。
最初は当店だけで行っても良いと思っていましたが思ったよりお金が掛かるので悩んでいた所、日釣振の方が黒鯛放流の予算を出してくれたので予想以上に放流する事が出来ました。

12,000尾の稚魚
 ちなみに黒鯛の稚魚は1㎝約10円の値段になります。
放流出来る大きさが約4~5㎝からであまり大きくなるとかなり高くなります。
今回予算が大体五十万位だったので約12,000尾の稚魚が買えました。
あと輸送料金が民間だとかなり高いのですが今回稚魚を買った山形水産振興協会の方が格安で運んでくれたので助かりました。

手作業で行います
 ソイやアイナメがいる場所に放すとほとんど食べられてしまうと言うので奥松島のかなり静かな場所に放流しました。
今はまだ4~5㎝ですが五年後には約40㎝まで育つそうです。
今回放流に手伝ってくれた三徳屋さんの奥さんや竹の皮屋の営業の方たちと一杯一杯手作業で放流しました。
皆さん暑い中ご苦労様でした。
今後もこのような活動があったら皆様に御報告していくつもりです。

皆様御苦労様でした
当店で皆様から頂いた放流募金
平成20年度 ¥83,371
平成19年度 ¥73,573
平成18年度 ¥92,809
ご協力ありがとうございました!


2009年8月18日 仙台湾ジギング

出船前に記念撮影
 三年前から恒例になった夏休みのジギング。
何歳までやるか分かりませんが今の所ジギングは好きらしく、今年も子供達の要望で行なう事になりました。
いつも御世話になっている赤間船長に頼み、朝九時に出船してポイントに向かいました。

ジギング初挑戦の平地君
 出船してすぐに船のアクセルがおかしくなり一旦港に戻り、船を取り替えるトラブルがあり三十分程遅れましたが、その後はトラブル無くポイントに向かいました。
今回は家族だけでなく同級生の平地君が同乗しました。
ジギングをまだやった事が無いと聞いていたので前日にお誘いし、私の道具を貸して急遽参戦することになったのです。

沖は凪ぎでした
 一時間半ほど走りようやく鳥山を発見しました。
途中鳥が全然居ないのが不思議なので船長に聞くと最近湾内に魚の気配が全然無いらしく、かなり沖まで走らないとダメという。
金華サバがブランドとして確立されてから巻き網船も多いらしく、昔より青物を釣らせるのは結構大変になったらしい。

 鳥山に到着してから釣りを開始してからは大変でした。
男の子は針外しが出来るのですが女の子の釣った魚の針外しでてんてこ舞いです。
しまいには男の子二人ともライントラブルに見舞われリーダーを二回も結び直しさせられました。
船長に針外しを手伝ってもらいながら釣り続けました。

 当然写真を撮る暇もなかったのでファイト中の写真などは無しで、合い間にまとめて撮りました。
最初の鳥山から良いペースで釣れていましたが段々鳥山の移動が早く小さくなってきました。
当然釣れるペースも下がり移動が多くなってきました。
途中私がタモでカモメを取って盛り上がった以外は、段々船中の雰囲気が暗くなってきました。

 船中の雰囲気もダレてきたので秘密兵器のカッパエビセンを子供達にやりカモメの餌付けをさせると意外に大喜び!
魚が居なくても船中の雰囲気も明るくなりました。
この事を後日ある船長に言ったら、大人も餌付けで喜んでくれると楽なのにな~と言っていました。
確かに餌付けで喜ぶ大人は皆無でしょうから釣れない時の精神的なプレッシャーは大変なものなんでしょうね~。

全部で50ℓ位の釣果でした
 その後も状況は良くならないので諦めて二時頃に沖上がりしました。
大漁とまでは行きませんでしたが充分に子供達と遊べました。
来年も出来るかどうか分かりませんが餌付けで喜んでくれるうちは続けたいと思います。
餌付けで無視されるようになったら釣れない時に私がプレッシャーに潰されてしまいますからね。


2009年7月28日 松島湾メバル釣り

ハゼはイマイチでした
 先週から子供達が長い夏休みに突入しました。
今週は夕方からさざえ堂さんに乗ってメバル釣りをする予定が入っていましたが、午前中は時間があるので子供達とハゼ釣りをしました。
何箇所か回りましたが最近の長雨の影響かイマイチでした。
夕食用に十匹前後キープして昼食をとり、夕方に備え一旦家に帰りました。

夕方出船しました
 出船に間に合うように早めに家を出て港に着くと、船長がすでに港に来ていました。
心配していた沖からの風も少し弱くなったので波もあまり高くなさそうです。
準備も済み全員揃ったので夕方五時半頃出船しました。

同船したメバル狂の方々
 今回同船した皆さんは明らかにメバル狂のツワモノばかりです。
状況さえ良ければ必ず魚を引きずり出せる人達なので安心して釣りが出来ます。
いろいろポイントや深さなどを説明しておいたので大丈夫でしょう。
最初のポイントに到着し早速釣りを開始しました。

夕日がキレイでした
 釣りを始めましたがアタリがなかなか出ません。
ウネリが思ったより高いせいか底までリグを届けるのが難しい。
船長に聞くと水色も少し悪いとの事。
状況はあまり良くないようですが仕方ありません。
粘りましたが志賀さんがメタルジグで一匹釣っただけで後が続かないので次の場所に移動しました。

一匹目
 次の場所に移動した頃に丁度日没になるころになりました。
一番メバルの喰いが立つ時間になるので気合を入れて釣りを続けます。
私は前回反応が良かったキャロで釣り続けましたが反応がありません。
メタルジグの志賀さんがアタリが多いので、切り替えるかどうか悩んでいる時にようやくアタリ!
しかし松島湾サイズに程遠い15cm級。
キャロに見切りをつけメタルジグにしました。

まずまずサイズ
 メタルジグに切り替え一投目。
魚があまり浮いていないようなので底まで落とし、底の根を意識しながらリアクションの動きで誘っていきます。
一段低い根の間にカーブフォールで落ちていく時に良いアタリ!
取り込むと松島湾サイズと言える位のサイズ。
同様のパターンでもう一回り太ったサイズを追加しましたが地合いが終わったのか、その後アタリは止まってしまいました。

二匹キープしました
 九時まで釣りを続けましたが結局アタリを出せず終了。
全体でも八匹しか出ませんでした。
魚探にも魚は確認できるのになぜ喰わないのか分かりません。
初心者でも簡単に20センチオーバーが釣れるゲームを確立するのが私の目標なのですが、まだ目標には程遠いようです。
今後も船長と相談しながら調査を続けたいと思います。


2009年7月13日 スルメイカ釣り

イカの老舗 丸洋丸
 今年も夏の風物詩のスルメイカ釣りの季節になりました。
当然今年も丸洋丸に予約を取っておきました。
今年は去年よりイカの調子が良いので期待してしまいます。
しかし当日は西の風が非常に強く出船が微妙なところでした。
とりあえず出てみてから判断することになり、夕方五時半頃塩釜港を出船しました。

船釣り初心者の八巻くん
 案の定、港を出ると波がザブザブしています。
沖に行けば行くほど波が高くなっていきます。
今回は昔に私が会社に勤めていた時の後輩で、船釣り初心者の八巻君がいるので、ちょっと心配ですが船が出てしまえば帰る事は出来ないので、具合が悪くなっても我慢してもらうしかありません。
不安を感じながらポイントに着くのを待ちました。

夕日がキレイでした
(波はすごいけど..)
 一時間以上走ってポイント周辺に到着しました。
波の高さは予想以上です。
ゆっくり走りながら魚探でイカを探しますが、なかなか見つかりません。
波がかなり高いので魚探が効きにくいと船長が言っていました。
しょうがなく前回に大釣りをした場所に入り、船を固定してから釣りを開始しました。

どんどんイカが貯まっていきます
 釣りを開始するとすぐに何人かイカを釣り上げました。
どうやらポイントは合っているようです。
八巻君に釣り方と仕掛けの裁きかたを教えた後に釣りを開始すると、早速私にも釣れ始めました。
イカの反応は良いので色々試してパターンを探ります。
不思議とこの日は大きめのシャクリより小さめでキレの良い動きに反応が良く、釣れる棚はかなり広めの傾向がありました。

さすがプロ上手い!
 この日はキャンセルも入りお客さんが少なかったので船長の隆洋君も珍しく竿を出しました。
プロの釣り方を見るのはなかなか出来ないのでよく見ましたが、さすがに上手い。
十二本針(多!)を駆使し見事に多点掛けしていきます。
せっかくなので自分の竿を置いて船長に色々と教えて頂きました。
解決出来なかった疑問などにも答えてもらい、非常に勉強になりました。

八巻君も頑張りました
 結局この日は一箇所で釣れ続け12時までやってトップで230杯と大爆釣でした。
初心者の八巻君も90杯と予想以上の釣果。
よっぽど釣りに夢中だったのか心配した船酔いも大丈夫でした。
私は190杯位と充分すぎる釣果でした。
でも船長のアドバイスがこの日の一番の収穫でした。
イカは釣って楽しく、食べて楽しいと二度楽しめるのが良いですね。


2009年6月30日 雷魚釣り

ヒシモも大分生えました
 今週は午前中用事があり、夕方からも予定がありました。
午前中の用事が終わり一時頃に家に帰ってきてから、同じく火曜日定休の石幡さんに電話すると雷魚釣りをしていました。
せっかくだから一緒に釣りをしたいので合流することにし、場所を決めてから現地に急いで向かいました。

雷魚大好きの石幡さん
 現地に到着し、合流してから早速釣りを開始しました。
三時間位一緒に出来るかな~と思っていたら先方から電話が入り、夕方からの用事が無くなったので夕暮れまで雷魚狙いに決定。
二人で冗談を言って笑いながら釣り続けますが、雷魚の反応がまったくありません。
捕食音も無く、飽きてきたので雷魚マンなら誰もが知っている定番の外道のアレを狙うことにしました。
もちろんアレですアレ。
そうケロです。(・∀・)ケロケロ!!

藻ダルマのケロ
 カエル釣ったら1ポイント、雷魚釣ったらマイナス3ポイントと急遽ルールを決めて勝負を開始しました。
石幡さんのフロッグの周りには早速あいつの気配が出ます。
何度かフッキングミスがありましたが、あっさり1ポイントゲット。
くっそー去年アオリイカで負けたので今回は負けたくない。
ようやく私のフロッグの周りにあいつの気配が出ます。
慎重に寄せ、喰う時間を長めにしてから合わせるとスッポ抜け。
今日は雷魚だけでなくカエルも喰い渋りです。

勝利に酔いしれる石幡さん
 結局2対0で石幡さんの勝利。
う~んプロの船頭恐るべし。
この後さざえ堂の磯野船長も合流して三人で釣り続けましたが、カエルも雷魚も反応は出ませんでした。
釣果は悲惨でしたが三人で冗談言いながら楽しい釣りが出来ました。
対象魚は何であれ次こそは勝つぞー。


2009年6月23日 雄勝湾カレイ・イカ釣り

陽気な魚心の伊藤船長
 今週は雄勝湾の魚心さんに乗りロックフィッシュをする予定でしたが波の予報が3mとなり、前日にあえなく中止になりました。
明日は何を釣ろうか悩んでいたら船長が最近カレイが釣れてるからと誘ってくれました。
予想外のカレイ釣りですが急きょ魚心さんの友達のさざえ堂の磯野船長と三人でカレイ釣りをする事になりました。

さざえ堂の磯野船長
 遊びの釣りなので朝9時とゆっくり出船してみると湾内でもかなりウネリが高い。
優に2m以上のウネリが入ってきています。
ポイントに到着し、まずは流し釣りで釣りを始めると意外にすぐにアタリは出ました。
取り込んでみるとマガレイ(アカジガレイ)が釣れてきました。
あまり雄勝にマガレイのイメージが無かったので、ちょっと驚きです。

ミズガレイも釣れました
 その後もコンスタントにマガレイは釣れ続けました。
マコガレイがあまり来ないのが不思議でしたがマガレイがコンスタントに釣れ続くほど魚影が濃いのが予想外でした。
雄勝湾のカレイ釣りというとかかり釣りでマコガレイ狙いがメインで、あまり数が出ないと思っていたのですが、かなりイメージが変わりました。
その後ウネリに加え風が強くなってきたので一時筏に移動しマコガレイ狙いに切り替えました。

マコガレイは最大38㎝
 筏に移動し釣りを再開するとさすがにアタリは少なくなりました。
しかし来ればマコガレイの確率が高く良型も入りました。
風が凪ぎ海が穏やかになったら、また流し釣りをするとマガレイがコンスタントに釣れ続けました。

ナメタも出ました
 条件が悪い中、船中45枚程カレイを釣った所で餌が無くなったのでカレイ釣りを止めました。
予想以上に雄勝のカレイ釣りのポテンシャルが高いのに驚きました。
早朝はかかり釣りでマコガレイを狙い後半は流し釣りでマガレイ狙いに切り替えて釣ったら良い時は一人三十枚位釣れるのではないでしょうか。
カレイ釣りが終わった後、船長の提案で湾内にイカが入って来ているので調査をしたいと言われたのでカレイ竿を片づけ、皆でイカ釣りを始めました。

イカはまだ小さかった
 中オモリにリーダーを付けて小さめのエギをセットして釣りを開始します。
船長に聞くと雄勝湾は結構毎年イカが入るらしく今年はまだ走りの時期だが、ボートでのイカ釣りを確立したいと意欲を語っていた。
深い場所や浅い場所などを色々釣ってみたが、この日は小さいのが三杯だけしか上がりませんでした。
これからイカも大きくなり魚影も濃くなるらしいので今後の開拓に期待したいと思います。

楽しい一日でした
 朝九時から夕マズメまで釣りをしたので流石に疲れたが楽しい一日でした。
先週のメバル釣りもそうだが、まだ宮城には可能性のある釣り物があると思います。
私がこの業界に入った頃は船のスルメイカやジギング、ロックフィッシュも無かった時代でした。
最初から採算が取れるわけも無いのを我慢して確立していった船頭さんの歴史があります。
若い船頭さん達の努力を影でサポートするのも釣具屋の仕事だなと思った一日でした。 


2009年6月16日 松島湾ロック&メバル釣り

今回乗船したさざえ堂さんの船
 松島湾はロックやシーバスが有名ですが梅雨時期になると良型のメバルが浅瀬に入って来る事は意外に知られていません。
防波堤ではなかなかお目にかかれない20㎝オーバーがアベレージサイズと非常にポテンシャルが高いのです。
丁度忙しい時期の夜釣りで体に負担は掛かるのですが、さざえ堂の船長に相談したところ快く引き受けてくれたので午後からロックをやってそのまま夕マズメからメバル狙いをしてみました。

40㎝のベッコウゾイと
トーナメンター志賀さん
 午後二時に出船してみると若干風が肌寒い模様。
ロックは問題ないがメバルにはマイナス要因です。
ちょっと心配ですが今回もガルプを封印して、まずは根魚狙いから始めてみます。
ポイントに到着しキャストすると同行した志賀さんの竿にいきなりアタリ!
かなり良い引きをしてますが冷静に寄せています。
バグアンツに喰いついたのはかなりマッチョな良型のベッコウゾイ。
後で計ったら丁度40㎝でした。
さすが志賀さん上手いですね~。

お洒落な磯野船長
 その後もポイントを移動しながら魚を捜します。
ポツポツとアタリはあるのですが喰いが渋く、乗せられないアタリが多く苦戦です。
船長に聞くと最近午前中は良いのだが午後になると喰いが渋い状況らしい。
それでもキープサイズは何本かずつ獲れました。
そのうち夕マズメが近くなってきたのでメバルの反応を捜して、メバル釣りを開始する事にしました。

一匹目
 良い反応を見つけたのでポイントを決め、釣りを開始しますがなぜかアタリはありません。
魚は居るのですがシーズンの走りなので水温がまだ低く、喰いは悪いようです。
反応も底ベッタりのようであまり浮いてきません。
ジグヘッドの横の釣りには反応しないようなのでキャロで横の動きに上下の誘いをプラスして釣りを続けるとようやくアタリ!
釣り上げると24~25㎝クラスの松島湾のアベレージサイズでした。

たまには私の写真も...
 ようやく一匹目を上げホッと一安心です。
釣り方はまず底を取りリールを巻かず竿でシンカーをゆっくり誘い上げ、竿をそのままの状態でまたシンカーをカーブフォールで落としていく釣り方に反応しました。
アタリの出方もカーブフォール中に喰ってるはずなのに次の誘い上げの時にモタッと重くなるアタリで、かなり活性が低かったのが分かります。

この位のサイズでした
 その後バラシもありましたが、どうにか船中三匹を獲り早めに帰港しました。
今回はまだ走りの時期で厳しい内容でしたが、釣れれば20㎝オーバーの松島湾のポテンシャルは判ってもらえたと思います。
これから暑くなると船の周りでメバルがボイルして入喰いになる事もあるので興味のある方は船長に相談してみてはいかがでしょうか。

キープしたのはこの位です

詳しくはこちら
釣り船さざえ堂
http://www.sazae-do.com/



2009年6月9日 マコガレイ釣り

釜ノ淵漁港から出船した
 タナゴ釣りの師匠の鈴木さんからマコガレイ釣りに行かない?とお誘いの電話が入りました。
去年大風で散々な目に会ってからカレイ釣りに行ってなかったので、久し振りに赤間船長のところにカレイ釣りに行って来ました。

風も無く穏やかな日でした
 朝八時とゆっくりめに出船すると手前は若干波がザブザブしていましたが、沖に行くと風も無く非常に穏やかでした。
一時間ちょっと走り網地島近くの定置網周辺のポイントに到着し、早速釣りを開始するとポロッポロッとアイナメが釣れました。
しかしマコガレイの反応は薄くアタリがありません。
どうやら週末の底荒れが若干影響しているようでした。

御世話になった赤間船長
 特に泥底は影響が大きいらしく反応が極端に少ない。
仕方が無いので定置網の周辺を流すと反応は出るがゴミが多く、針や仕掛けがドンドン無くなっていきます。
辛抱の釣りですがマコガレイを狙う為には仕方ありません。
アカジガレイと違い、数も少なく性格も難しい面があるので数があまり望める魚ではないのです。

私が釣ったマコガレイ
 アイナメが中心でしたが周りでポツポツと本命のマコガレイが上がり始めましたが、なぜか私にはアイナメしか来ません。
当日持って行った手持ちの仕掛けがどうも状況に合っていないようです。
仕方が無いのでオモリの色やコズキ方でなんとかしようと思いましたが、上手くいきません。
結局アイナメは結構釣りましたがマコガレイは船中最下位になってしまいました。 

当日最大サイズ
 底荒れに強くアピールの高い仕掛けの方がこの日は当たったようで多い人で五枚超えるくらいの釣果でした。
私はマコガレイ二枚とアイナメ十本以上の情けない釣果に終わりました。
ある程度状況に応じた仕掛け選びは判っていただけに用意してこなかった自分に腹が立ちます。
今度行く際には仕掛けのバリエーションをちゃんと考えて万全の用意をして望みたいと思います。


2009年5月26日 松島湾根魚釣り

朝方風が強かった
 五月に入ってから松島湾では順調に根魚が釣れているようです。
今年もまずはかなめ丸に乗ろうと思い、保さんに予約を取っていました。
毎年松島湾で根魚をする季節になると今年も本格的な釣りシーズンが来たんだな~と感じます。
風が多少強い朝でしたが六時に須賀漁港を出船しました。

いつも楽しい保さん
 港を出るとカモメがあっちこっちに飛んでなにかを追いかけているようです。
保さんに聞くと小さいシーバスがシラスを追いかけているとの話。
散らばっていたので釣れそうな気配はありませんでしたが、試しに狙ってみます。
良さそうな場所でしばらく投げましたが反応が無いのでシーバスを諦め根魚狙いに切り替え移動しました。

友達もベッコウゾイをゲット!
 ポイントに到着し釣りを再開しましたが反応がありません。
何箇所かポイントを移動してもアタリがありません。
途中私に40オーバーのアイナメが一本来ましたが状況は変わりません。
船長に聞いてみると何日か前から調子が悪いらしく潮が上げ潮にならないと厳しいらしい。
十一時過ぎまで下げ潮なのでそれまでは辛抱して真面目に釣りをしました。 

保さんが釣った水ダコ
  その後反応の良い場所を捜しながら釣りを続けるとアイナメは来ないがベッコウゾイがポツポツと釣れました。
ただし根の上で釣れる事は無く、根の一番下まで入った時に小さく当たるパターンでした。
場所を沖に変えて釣りをしてる時、保さんがやってくれました。
根掛かりだと思っていたら、なんと5㎏以上の水ダコを釣り上げたのです。
マダコは何回も見てますが水ダコを見たのは初めてだったので、余計びっくりしました。
あの姿はまさに魔物ですね。

この日メインのスライダー
 その後場所を変えながら釣りを続けると、不思議な物で十一時を過ぎ上げ潮に変わると今まで反応の無かったアイナメがポツポツと当たり始めました。
人間素直な物で今まで沈み気味な船中の雰囲気も明るくなりました。
ポツポツとアイナメが順調に釣れ続き、皆笑顔が出るようになりました。
私も45㎝のアイナメを獲りましたが、その前に50㎝位のアイナメを残念ながらバラシてしまいました。
糸を出さずに強引にやり取りをしたせいでフックが曲がってしまったのが原因です。
刺さり重視であまり太くないフックを使っていたのを後で思い出し後悔しました。

この日絶好調の田中さん
 今回お客さんの同僚でエコギアモニターの田中さんが同乗しました。
さすがに上手でこの日一番の釣果を出しました。
当然エコギアしか使わないので私もこの日はガルプを使わずスライダーなどをメインに釣りを組み立てました。
意外にガルプとアタリの数は変わらず、来れば型は揃い易く感じました。
さらに今まで見逃していた細かい対処に気付き、魚は少なくても得る物は多かったです。
田中さんと色々情報交換しながら一緒に釣りが出来たのも大きな収穫でした。

キープしたのは全部でこの位
 前半苦労しましたが後半なんとか盛り返し、船中二十本位の釣果にはなりました。
なかなか厳しい状況でしたが皆健闘した内容だと思います。
今回あまり気にしなかった事に色々気付けたので私的にはかなり満足出来る釣りでした。
上手い人に比べれば私はまだまだ勉強不足ですね。


2009年5月19日 鯰釣り

今季一本目
 忙しいゴールデウィークも終わったので、そろそろシーズンが開始した鯰釣りを始めました。
仕事が終わってから何回か色んな場所に調査に行くと、当たり外れはあるものの良いエリアでは反応が良い感じで出るようになりました。
サイズも悪くなく二本釣る事が出来たので、釣り仲間の石幡さんを誘って夕方から鯰釣りに行きました。

水は当然濁っていました
 夕方四時に待ち合わせてさっそく釣り場に向かいました。
しかしこの日は天気が良く、まだ日差しが強かったのでポイントに着く前に一箇所沼に寄り、二人で雷魚釣りを一時間程やってからポイントに向かいました。
残念ながら雷魚はヒシモがまだ生えていないせいかワンバイト、ノーフィッシュで終わりましたが気持ちを入れ換えて本命の鯰釣りを始めました。

松島シーネット船長石幡さん
 石幡さんは今回が始めての鯰釣りなので基本的な釣り方などを教えてから、さっそく釣りを開始しました。
二人でドンドン探って行きますがなかなか反応がありません。
何回かアタリはありましたが乗ってくれません。
しかし日もすっかり暮れて鯰のゴールデンタイムに入ったので、集中力を切らさず釣りを続けました。

一本だけ取れました
 石幡さんが次の日に予定が入っていたのでタイムリミットを八時に決め釣り続けて行くと私のルアーにようやくまともなアタリ!
きっちり合わせて一気に抜きあげると55㎝位のまあまあサイズ。
釣れたのは嬉しいけどガイド役の私が釣ってしまい申し訳なく複雑な気分です。
・・・(-∀-lll)ヤッチマッタナ~オレ

私のタックル
 その後、石幡さんにも何回かアタリはありましたが活性が低いのかフッキングには至りませんでした。
誘っておいて釣らせられなかったので責任を感じます。
石幡さん!今度はもう少し活性が高くなってからリベンジしましょう!
今度こそ釣らせますから~(・∀・)ゴメンネ


2009年5月12日 渓流釣り

今週もダメでした
 先週ヘラブナが全然ダメだったので今週も早起きして同じ場所に行きましたが、また鯉に一回ハリスを飛ばされただけでヘラブナの顔は見れませんでした。
十時頃まで粘りましたが状況は好転しませんでした。
ゆっくり起きて来た友達も合流したので、道具を片付けて渓流釣りに行くことにしました。

二年振りの渓流
 お昼位に川に到着し準備を始めます。
去年は渓流釣りに行かなかったので二年振りの渓流釣りです。
友達と下流と上流に別れ早速釣りを開始しました。
今回は得意な零釣法を止め、小継の渓流竿に0,2号の水中糸にし餌をミミズだけで挑戦してみました。

キレイな一匹目
 心躍らせながら餌を振り込むと一投目からアタリ!
まさかアタリが来ると思っていなかったのでこれはバラシました。
思ったより活性が高いのか何回か違う筋を流すとまたアタリ!
これはキッチリ合わせて一匹目をゲットしました。
ヤマメに会うのは二年振りですがやはりキレイな魚です。
型も20㎝程で十分満足出来るサイズでした。

マズマズの三匹目
 その後も意外にアタリは続きました。
しかし小さいサイズが多いのか乗らないアタリばかりです。
その後二匹目も追加しましたが小型のアタリばかりでした。
上流と下流に釣人の姿が見えたので三匹目を釣った後、場所を大きく移動しました。

水は濁っていた
 支流の川に移動し水を見てみると異常に濁っていました。
どうしようか悩みましたが残り時間も考え入渓しました。
残り時間があまり無かったので手前の大場所だけ攻めて、ドンドン奥に入っていきます。
三十分程歩き良さそうな場所を見つけたので一服した後、釣りを再開しました。

最大でこの位でした
 水が濁っているせいか落ち込みの辺りでアタリが集中しました。
餌も何気なく持ってきたミミズが今回は大正解でブドウ虫はハズレだったようです。
通常極端な濁りはマイナスなイメージがありますが逆に魚の場所を特定しやすかったように感じます。
更に上の木が邪魔で振込みにくい筋は根気良く流れに入るまで粘ると、入った時に必ず魚のアタリが出ました。

私の獲物はアイコでした
 五時近くまで釣り上がってから竿を畳み帰路に就きました。
今回私は魚をキープするつもりが無かったので友達にキープサイズは全部あげて山菜だけキープしました。
二十㎝前後のキープサイズが二人で10本で、私はリリースサイズも数えると十本位釣れたので満足のいく釣行でした。
なぜか当たらないヘラブナだけが心残りです。


2009年4月28日 防波堤メバル釣り

反応は無かった
 先月サクラマスを釣った後、一ヶ月以上も釣りから離れていました。
今年から息子が高校生になったので、子供部屋を作るのに家の中の家具を動かしたり掃除したりで休みの日は全部潰れていました。
先週ようやく大体終わったので、今週は朝早く起きて近くの沼にへら鮒釣りに行きました。

海は穏やかでした
 朝七時頃からエサ打ちを始めましたが、いつまで経ってもウキが動きません。
産卵後の一服状態に当たったらしく、まったく魚が寄りませんでした。
お昼頃まで粘りましたが友達が来たのを境にへら鮒に見切りを付け、海に行く事にし急いで家に帰り道具を積みなおして一時半過ぎに海に向かいました。

マコガレイが来ました
 三時近くに釣り場に到着し道具を用意し、釣りを開始しました。
エサとブラーを持って来ていたので防波堤の深さと地形をチェックしながら釣りを続けました。
大体の地形を把握した後、アイナメ狙いで際を探るとようやくアタリ!
結構引くので慎重に寄せると、なんとマコガレイ。
一気に引き抜きサイズを測ると25センチ位と防波堤ではまずまずのサイズです。
その後アタリも無く暗くなって来たのでタックルをメバルロッドに替え、メバル釣りを始めました。

バイブで釣れた15cm級
 地形と水深は測っておいたので一番良さそうな場所から攻めてみます。
型を狙いたいのでボトムまで沈め、ボトムの1~2m位の棚をトレースし続けてます。
小さいメバルが多く乗らないアタリが多いのですが辛抱しながら釣り続けました。
何匹か小メバルを釣った後、ようやくまともなサイズが掛かりました。
太めの15cm級ですが、うれしい一匹です。
しかしその後も粘りましたが小メバルしか当たらないので、諦めて小メバル狙いに切り替えました。

フロートリグでは入喰いです
 フロートリグに土佐カブラとワームカットを組み合わせてからは、ほぼ入喰いになりました。
当然サイズは選べませんが、しょうがありません。
丁度干潮で港内のゴミが外洋に流れていたのでメバルも水面まで浮いてライズしていた状態なのでフロートリグとの相性がバッチリとはまったようです。

最小サイズ
 延々と10~12cm級の小メバルは釣れ続けました。
しかし30~40匹位釣り、そろそろ飽きた頃に事件が起きました。
前情報でイカの話を聞いていたのでイカ用のウキ釣りの仕掛けを投げていたのですが、全然アタリも無く諦めていた所でいきなりウキが消しこみました。
メバルロッドを下に置いて急いで合わせると強烈な引きが手元に来ました。
エッ?何?イカ?
イカの仕掛けですが明らかに良型の魚の引きで、下にギュンギュン突っ込んでいきます。
ドラグも出るのでスプールを手で押さえて時間を掛けて少しずつ寄せました。

便利なシマノのタイディー
 ようやく魚の背中が見えると茶色い背中。
アイナメ?ベッコウ?どっちとも引きが違うので頭がこんがります。
ようやく水面まで寄せた時、魚が横たわるとなんと巨大なメバル。
優に30cm以上ありました。
思わず魚を取り込むのを忘れ、あまりの大きさに見とれていた瞬間にメバルが反転して針が外れ水中に消えていきました。
ヽ(`Д´)チクショー
意外な形での尺メバルとの出会いでしたが、想像以上の引きの強さでした。
いつか狙って尺メバルを取りたいですね。 


2009年3月17日 サクラマス釣り

水はキレイだった
 今年は全体的にサクラマスは不調なようで、昨年に比べ総本数はかなり少ないようです。
今週も私はサクラマス釣りに行く事にしていましたが、朝に大幅に寝坊をしてしまい八時半頃に家を出発しました。
(待ち合せをしていた師匠、Y君ゴメン!)

途中から風が強くなった
 どうせ遅れたついでなので最近行ってない場所に向かいました。
途中友達に連絡をしてから何箇所か回りますが反応はありません。
お昼近くになったので友達と合流して、お昼を食べてから風裏になる場所に移動しました。

真面目に釣りをする友達
 釣り場に行くと先行者がいたので上流の空いている所に移動し、上流に友達が入り下流側に私が入る事にしました。
ラインチェックをすると大分痛んでいたので10m以上カットしリーダーを結び直してから釣りを再開しました。
最初18gのスプーンを二回程通してみると予想以上に流れが速く、底の流れに入っていきません。
21gに取り替えて一投目、良い感じで底潮に馴染みターンした後ゆっくりトレースしていると軽くコツッと当たった後、竿先に荷重が掛かったのでとっさに合わせると重い生命反応。
久し振りのヒットです!

ランディング後の写真
 掛かったのは良いですが、ここからが大変でした。
釣り場の下流は木が岸から出ているのでラインは出せません。
更に流れがかなりキツイので予想以上に魚が重い。
竿を立てて糸を一切出さずに小刻みにポンピングして少しづつ寄せていきます。
途中二回ほどヨシに魚が絡み気味になりましたが強引に引きずり出しました。
魚の正体はまだ分かりませんが、大分寄せた頃異変に気付いた友達がネットを持って来てくれたのでランディングしてもらいました。
魚の正体は良型のサクラマスでした。ヨッシャー!

ヒットルアーはガバット21g
 一年振りのサクラマスにさすがに興奮しました。
寄せてる途中あまりに重いので、もしかして鯉?と思っていましたがほっと一安心です。
魚をストリンガーに繋いだ後、さすがに集中力が切れたのか直ぐに竿を持つ気にならず、一服しながら師匠や家族に報告したりして三十分以上休憩しました。
その後写真撮影も終わり、集中力も戻ってきたので釣りを再開しました。

丁度60cmでした
 夕マズメまでまだ時間があるので黙々と投げ続けます。
途中休憩も混ぜながら釣り続けましたが、なにも反応は有りませんでした。
今回は強い竿と強いラインに助けられましたが、正直使いにくい一面もあります。
場所によってタックルを使い分けるノウハウも必要だな、と痛感した一日でした。
それから蛇足ですが、来週から子供達が春休みに入るので、学校が始まるまではしばらく釣りを休む予定です。
当日のタックル
ロッド ダイワ 旧シーマ832MHFS
リール ダイワ セルテート2500
ライン バークレー ファイヤーラインEXT16ポンド1.0号
リーダー フロロカーボン20ポンド


2009年3月10日 サクラマス釣り

風がいくらか強かった
 久し振りにまともな休みが取れました。
一月から続いた展示会や売り出し、用足しなどの多忙な日々もようやく先週で終わり今週からは、しばらく釣りに専念出来そうです。
9日にお客さんのSさんが追波川に行くと聞いていたので、サクラマス用の道具と差し入れを持ってお昼頃に追波川に行って来ました。

人はそんなに多くなかった
 Sさんと現場でお昼御飯を食べてから川に降りていくと、対岸と合わせて三十人位釣人がいるようです。
平日でもサクラマス釣りの人気の高さを感じます。
釣り場につくと前日店に来たYさんが二人で釣りをしていました。
Yさんは今期すでに二本もサクラマスを取っています。
挨拶をしてから早速釣りを開始する事にしました。

対岸は人が少なかった
 Sさんに最近の状況と釣り方などを教わり釣りを開始。
まだ水温の低い時期なのでスプーンを使い釣りを続けます。
飛距離でターンさせる場所を変えたり、底を転がす距離を変えたり、カラーを変えたりしながら攻め続けます。
一時間程続けているとYさんのほうが賑やかです。
どうやらYさんが本命のサクラマスを釣り上げたようです。
釣りを中断してSさんと様子を見に行きました。

Yさんが釣ったサクラマス
 Yさんのところに行くと丁度ストリンガーにつないだ所でした。
なんと今期三本目のサクラマスです。
(´∀`*)イイナ~
祝福をした後、魚を見せてもらうと60cm程の大きさで体型も太めの良型です。
写真を何枚か撮らせて頂き、釣れたルアーやパターンを教えてもらいました。
釣れたルアーは真似をするのが鉄則です。
カラーを似たようなものに変えて釣りを再開しました。

諦めずに頑張りましょう
 しかしその後も当然のように当たりはありません。
集中力が無くなりかけた頃にお客さんのMさんが来ました。
Mさんは二十年位サクラマス釣りをしているベテランの方です。
非常に親切な方で色々とノウハウを教えて頂きました。
夕方までいましたが寒くなってきたし用事もあるので帰る事にしました。
なかなか努力が報われない釣りですがシーズン中に一本位は取りたいですね。


2009年2月17日 サクラマス・メバル釣り

水は濁っていた
 今月は問屋の展示会やフィッシングショーなどで出張が多く、休みが全然ありません。
来週も仙台で展示会があるので、今月はまともな休みが今週だけです。
久し振りの休みなのに前日から雪が降る最悪の天気。
朝早く釣りに行くのは危険なので、雪が解け始めた朝八時半頃家を出てシーズンインしたばかりのサクラマス釣りに行って来ました。

途中から風も強くなった
 釣り場に着くと水がだいぶ濁っています。
状況は悪いようですが釣りを開始しました。
場所捜しも兼ねて一ヶ所で粘らず、どんどん場所を移動しながら釣りを続けました。
途中新しいルアーの動きのチェックなどをしながら続けましたが、当然アタリはありませんでした。
夕方まで粘りましたが、諦めて海にメバル釣りに行きました。 

最初の一匹目
(ピンボケですいません)
 釣り場に五時半頃到着し、さっそく釣りを開始しました。
最初はジグヘッドでチェックしますが小型がたまに当たる程度。
数よりも型にこだわりたいのでメタルバイブに変更し釣りを続けます。
何匹か小型が掛かりましたが状況は好転しません。
風がかなり強く風裏を釣っていましたが、あえて向かい風になる釣り辛い場所に移動しました。 

余裕の20cmオーバー
 風が当たって水面に泡が出来ている所が目に付いたので、そこを通るようにキャストしルアーを沈めます。
ボトムから2mほど上位まで沈めてからリーリングを始めるとドスンとすぐに押さえ込まれました。
思った以上に引くので黒ソイかな~と思いながら慎重に寄せ取り込みました。
ライトを当てて魚を確認すると黒ソイじゃなく20cmオーバーの良型メバルでした。
キタ━(゚∀゚)━!

EGのリトルマックス3,5g
 久々の良型メバルにかなり興奮しました。
メジャーが無かったので正確には分かりませんでしたが大体22~23cm位でした。
写真を撮影した後も同じ場所を狙おうとしましたが向かい風でライントラブルを起こし、強風の中なんとかリーダーを結び終わってから同じ場所を狙いましたが反応は有りませんでした。
粘ろうか悩みましたが風が更に強くなってきたので七時頃竿を片付けて帰路につきました。
風の強い時はPEじゃなくフロロの方が良いかもしれませんね。
当日のタックル
ロッド  ダイワ ソルティストST-RF862X
リール  シマノ ソアレ30 2500HGS
ライン  バリバス ライトゲームPE0,3号
 +フロロリーダー


2009年1月27日 雄勝海タナゴ釣り

久し振りに来ました
 お正月にタナゴ釣りの師匠から、まがりやが平日も船を出すようになったと教えてもらいました。
若奥さんが亡くなってから行ってないので、もう五年位行ってません。
久し振りに和男さんの船に乗りたくなったので師匠と二人で、雄勝のまがりやにタナゴ釣りに行って来ました。

師匠の鈴木さん
 朝六時半頃に港を出船しポイントに向かいました。
最近の状況を聞くと今年は好調だが二日程前から渋くなったとの事。
とりあえず久し振りのタナゴ釣りが出来るだけですでに私はすでに満足です。
ポイントに到着し釣りを開始すると、朝マズメらしく喰いが良くすぐに釣れ始めました。

綺麗な一匹目
 私も順調に釣れ続きました。
久し振りに見るタナゴはやはり綺麗です。
型は小さいのから大きいのまで大小混じりますが順調に釣れました。
小さいのは放すと群れが散る!と和男さんに怒られるので大きいバケツに酸素ポンプを付けて生かしておき移動時に放しました。
順調に釣れましたが、さすがに和男さんと師匠は上手く私の1,5倍位のペースで釣り上げていました。

まがりやの和男さん
 前に和男さんの船に乗った方から船頭ばっかり釣って頭にきたという話を何回か聞いた事があります。
たしかにお金を払っているのでその気持ちも分かりますが、自分が客だという意識を無くして考えてみると、自分に釣れなくても船長が釣っているのは船の下に魚は間違いなく居るという事を教えてくれていると思えば腹も立ちません。
逆にタナゴ釣りの腕が超一級の和男さんと一緒に釣りをすれば自分のレベルがどの位か分かるのでタナゴ釣りが上手くなりたい方にはオススメです。

最大で30cm位でした
 話が脱線してしまいましたが、その後順調に釣れていた場所も日が昇ってから喰いが止まり喰い渋ってしまいました。
場所を移動し次の群れを捜します。
移動中仕掛けとリールをワンランク糸の細い物に取替え準備しました。
二十分程捜し群れを見つけ、船を固定してから釣りを再開しました。

船は狭いので二人が丁度良い
 釣りを再開すると最初は釣れましたがすぐに喰いが渋くなりました。
思ったより釣れる棚も安定せず辛抱の時間です。
オモリの号数を軽くしたり軽い針の仕掛けに変えたりしてポツポツと釣りました。
たまに新しい群れが入った時だけパタパタと釣れますが長続きせず、時間だけが過ぎていきます。

良型だけキープしました
 結局状況は良くならず一時半頃釣りを止めました。
私が四十枚程で和男さんと鈴木さんが六十枚程釣ったようでした。
私は小さいのをリリースして二十枚程持ち帰りました。
久し振りのタナゴ釣りも満喫しましたが家に帰ってからのタナゴのタタキと刺身も久し振りだったので美味しい酒が飲めました。
寒いけど繊細なタナゴ釣りはやっぱり面白いと思った一日でした。
当日のタックル
竿  KT関東二代目尺タナゴ
リール  ダイワ棚ハンター改
ライン  ナイロン5ポンド&フロロ4ポンド
仕掛け  自作四本針0,8号&0,6号


2009年1月13日 防波堤メバル釣り

日中は穏やかでした
 忙しい初売りも皆様のお陰で無事に終わる事が出来ました。
本来なら初売り後の連休で初釣りを行うところですが、今年は後片付けと出張でアッという間に終わってしまい釣りに行けませんでした。
ようやく今週に時間が取れましたが予定していた船釣りは波が高く中止。
それでも一ヶ月以上釣りに行けてないので我慢は出来ません。
この時期の貴重なターゲットのメバルを狙いにお昼頃に家を出発しました。

最初の一匹目
 釣り場に着くと丁度風裏になっているせいか予想以上に穏やかでした。
早速準備をして釣りを開始します。
今回は今後の事を考え、この時期のデータが無い釣り場を主に選択しジグを中心に釣りを組み立てました。
藻の際をリフト&フォールで攻めていくと、しばらくしてようやく可愛い一匹目が釣れて来ました。
しかしその後反応がまったく出ないので次の釣り場に移動しました。

アイナメも来ました
 次の釣り場に着くと強風が真正面から当たる最悪の条件。
ジグをワンランク重くして対処しますが思い通りにトレース出来ません。
良さげな場所を諦め風の弱い内側を狙うことにしました。
敷石の崩れた場所で小さいアイナメが釣れましたがアタリはそれっきり。
残り時間も考え次の場所に移動しました。

小メバルばかりでした
 次の場所に到着すると風裏のせいか若干風が弱く釣りやすそうです。
初めての釣り場なのでルアーをあっちこっちに投げて水深をチェックすると予想以上に浅い。
この時期に浅い所を攻める事はあまりしませんが日も暮れてきたので釣りを続けました。
水が濁り気味なのでジグヘッドにグロー系のワームをセットし直すと小さいアタリが出始めました。
釣り上げてみると10センチ位の小メバル君でした。

ドンコも釣れました
 ポイントの選択を間違えたのか上から底のタナまで全部小メバルです。
良型の底狙いを諦めフロートリグに土佐カブラをセットして釣り始めると小メバルの入れ食いになりました。
活性が高いのか時折フロートにボイルする程でした。(´~`)イヤーマッタク
しかしサイズはどんどん小さくなり6~7センチのミニサイズも混じり始めました。
飽きてきた頃、雪が本格的に降ってきたので六時半頃に竿を畳み家路につきました。
次はもう少し良型の出る場所を見つけたいですね。
当日のタックル
ロッド シマノ ソアレS706ULS&S806ULT
リール シマノ ステラ2500&ソアレ30
ライン PE0,3&0,6号
ルアー ジグ3&5g、ジグヘッド+ワーム

〈戻る〉