2003/12/18
PocketPC/2002/2003でのJavaアプレット実行環境について、走り書き。
PersonalJava(MIPS/SH-3用)
制限なし?の評価版。Sunのサイト上で無料で配布されていましたが、現在はなくなってしまった模様です。
160MHz程度のPocketPCでもそこそこ動く高速なVMですが、PocketPCのキー入力がとれないという問題があったようです
(G-Fortで確認)。ゲームを考えているとつらいかもしれません。
PersonalJava(StrongARM系用)
Insignia社から各ベンダーに供給されている。普通のユーザは「PersonalJava搭載」と
記載のあるPDAを購入して入手することになります(PocketGear、PocketLOOX等)。
インストール後は、Pocket Internet Explorerなどからアプレットを起動できます。
キー入力はきちんととることができました。
ちなみに、このインストーラは他のPocketPCでもインストールできるようです。
→esmertec社
NetFront(ブラウザ)
ACCESS社から販売されているPDA用ブラウザです。PersonalJava準拠なので、JAVAアプレットを実行させることができます。
PDAによっては同梱されています。シェアウェアなので一般ユーザも購入することができます。
→ACCESS
結論
というわけで、PocketPCで無償のJava実行環境を得るのは難しいという結論になりました。
PDAを購入したときに付属していない場合は、あらためて買うことになりそうです。
MIPS/SH-3など古いPocketPCのPDAだとそれもつらそうです。
まあ、新規ユーザは気にしなくともよいかと思いますが。