炎神戦隊ゴーオンジャー BunBun！BANBAN！劇場BANG!! ／仮面ライダーキバ　魔界城の王 ／モモタロスのまっかっか城の王

(ネタバレありますので注意！) 炎神戦隊ゴーオンジャー 期待されるのはノンストップアクションと、燃えるシーン。 それだけだ！ なんだか心の強さを連呼しすぎな気もするけど、それ以外は面白い。 江戸時代でもタイムスリップじゃないところがいいね。 サムライワールドだから、なんでもありだ。 「この世界は11の異界(プレーン)に分かれているナリ〜」って設定、 やっつけだと思っていたけど、結構活用しているよね。 見どころはマスクのとれたレッドの大立ち回りかな。 これはぐっときた。 相方さんは半田健人の意外な役者ぶりに、評価を一段階改めた模様。 ゴーオンゴールドの「裏切ったんじゃない、表がえったんだ」 というセリフは、やっちまうんじゃないかなあと思ったら、案の定出てきた。 まあ、水戸黄門でも定番のセリフだしね。江戸村時空ではありでしょう(←ホントは太秦村)。 歴代のファンは、最後の炎神というか菊池美香のひとことで よろこんじゃうでしょう。 仮面ライダーキバ　魔界城の王 果たして、雪男ライダーに連れ去られたリュウタロスの運命や如何に！ ではなくて。 さて、毎年ライダー映画となると、本編ストーリーなのか番外編として扱うべきなのか、 ぎゃーぎゃー言っているのだが、今回はTVメイン脚本家が書いているので問題ないでしょう。 と思ったけど、ひとつだけ相違点があり(皆が○○を知っている！)。 これは、もうちょっと本編が進まないとわからないか。 本来会えない親と子の共演という題材が軸。 なかなか面白くかつ、ドラマになっていたんじゃないかと思う。 いまや、紅音也のキャラクターが結構なお気にいりになっている。 婦人警官とのやりとりは、絶品。そりゃあ捕まるよな。 最初、ホリケン起用と聞いて、案外いけるんじゃないかなと思った。 錯乱気味の悪のボスっていうのはなかなか危険な香りがするから。 まあ、実際は、ちょっと違うキャラだったんだけど。 なかなからしい演技だったと思う。 名護くんのしょぼーんとした表情は笑っちゃったけど、 また違うタイプのイケメンが登場。おおっ。ワイルドな京本正樹っぽい。 見どころは時を超えたギミックによって可能になった、 バージョンの違うイクサとイクサの共闘。 そして女性陣のコンビネーションがいいね。 本来の設定よりも、演出の面白さを重視しているような印象を受けるけど、 それはそれでよいと思う。思いついたらやっちゃえ。 (有料ネットムービーのほうで説明がついているのかもしれないけど) そして、クライマックスはおなじみのBGMと共に、 これでもかこれでもかとばかりに繰り出される連続攻撃。 おー、いいねえ。 締めは、月までぶっ飛ぶこの衝撃。 やっぱタっちゃんがいないとなあ(byキバット) 三本合わせて十二分に楽しい時間を過ごすことができた。 いやあ、満足満足。 最後に言っておく！ キバのエンディングロールで席を立った人は、 この映画から受ける衝撃の半分も味わっていない。