仕事忙しめなKix君に、いいかげん、にぎりこぶしを固められそうなのだが、
本日は一泊二日のスキー旅行なのである。越後湯沢にある石打丸山ゲレンデとゆー
ところだ。この時期、やや突発的なスキー旅行の電車&宿予約をとれるとは、
ツアコン波留子さんには脱帽するしかない。
朝、寝坊したのでひげもそらずに待ち合わせ場所にかけつけると、誰もいない。
早すぎたようだ。
やがて現れた波留子さんは、カバンではなく、スーパーにお買い物に行くときに
使いそうな車輪付きのバッグなのでびっくり。
あきぼんさんもディパックひとつで軽装だ。
さすが旅慣れしているなあ。
おにゅーのワインレッドのウェアを来た大将さんと合流して、出発。
「踊る大捜査線」のシールを差し上げたんだけど、覚えているかなあ。
駅でキティ弁当を見つけてはしゃぐキティハンター波留子さん。
なかはなにからなにまでキティづくし。表紙の搭乗員スーツのキティがミニスカだとの
波留子さんの指摘に、感心する一同。
さらに次の駅の売店でキティだるまを見つけたりして、盛り上がるけど、
なんと新幹線で一時間ちょいでついてしまうのだ。
行きはちょっと短い気がするけど(電車の中のおしゃべりも楽しいでしょ)、
帰りはこれがありがたいんだろうなあ。
ガーラ湯沢駅に到着して、ようやくフルメンバーが顔を合わせるのだった。
実は同じ電車に乗っていたんだけど。
到着した宿は、こじんまりとした家族経営のお宿。
駅までライトバンで迎えに来てくれるところが親切だ。
なんか将来はこーゆー生活もいいかなあとか、ちょっぴり思ってしまう。
そうそうにセットアップして、雪山に繰り出す一行。
さすがに生涯4回目ともなるとスノボーもなんとか滑れるようになっているが、
まだまだころころ転んでいる。ボードはぼくひとりなので、平地で追いつくのが
大変だ(ボードだけわざわざ片足はずさなきゃならない〜)。
寒冷地仕様の秋田の三人あきぼんさん、kontakeさん、Iさんは、
高みをめざして行ってしまい、
まめぞうさんと大将さんはスキー教室に参加してしまったので、
ファンスキー初心者の波留子さんと、なだらかなコースを延々と繰り返す。
でも、なだらかで長いコースがあるので、初心者でもそれなりに滑っている気に
させてくれるのが嬉しい。
昼過ぎになると、雪が勢いを増してきた。そこで、一匹狼なJUN2さんに遭遇。
ひとやすみしようと言うことになる。スキーグッズ店で紅茶をすすりながら
ストーブにあたる三人。
波留子さん「寒いね〜」
JUN2さん「寒いね〜」
とは言うものの、実はぼくはこのスキー旅行をとおしてあんまり寒くはなかった。
長野スキーで究極の寒さを体験したからなのか、朝の寮のほうが寒いからかは定かでは
ない(←人より転んでいるからだな)。
なぜか隣のレストランにいた秋田三羽カラスメンバーの方々と遭遇。
寒くないといいつつもみそラーメンを注文するぼくであった。
その後、厳しい教官の特訓を受けてきたまめぞうさんと大将さんが凍りながらやってきた。
もう危ないので下山しようということになる。
天候が悪くなり気分は「ホワイトアウト」。ちょっとわくわくしていたぼくも、濃霧で
0視界なのはさすがにあせった(とゆーかB君に鍛えられていなかったら、
この時生還できなかったんじゃないか?ありがとうB君)。
旅館に戻り、ひとっぷろ浴びたいところだけど、なんと徒歩で行ける温泉がない
ことがわかり、みんな(とくにJUN2さんが)ふくれ顔。宿のライトバンで、近くの温泉に
連れていってもらおうと交渉役を買ってでて、食事の準備で忙しそうだからと
空手で戻ってきた役立たずが一人いたけど、まあよしとしよう(確かRJとかいう奴だった)。
食事どき、同じく泊まっている、元気なさげなスキー合宿の若人達を尻目に、
一升瓶を注文して大いに飲みまくるIさんと波留子さん。
あっと言う間に瓶は空になっていた。
なんだかんだ言われて、ぼくも少々飲んでしまう。
部屋に戻って思い思いにくつろぐ。
ぼくが旅行で一番安らぎを感じるときなのだ。
豆まきをするというので、鬼に任命される。謹んで拝領いたします。
あきぼんさん、ぼく、大将さん、JUN2さんで神経衰弱をやったら、あきぼんさんのひとり勝ちだ。
ホント、このゲーム苦手なんだよな。昔から弟に勝てなかったし。
こちらに脳みそを使っていると、波留子さんに無理矢理マスカラを塗られてしまう。きゃー。
どーして女の人って男にお化粧したがるんだろう。そういえば高校生のときもそんな先輩が
いたなあとほろ苦い思い出が。
そのあとはメンツがJUN2さん、まめぞうさん、波留子さん、kontakeさんに変わって
例によってUNO。大将さんは果てしなき指圧の旅に連れて行かれてしまった。
Iさんは指圧もできるらしいので、波留子さん、大将さん、JUN2さん、まめぞうさんと
順番に指圧してくれる。ゲーム中、かわるがわる婦女子の悲鳴が聞こえる。
なんだか怪しい感じ(笑)。
寝る前にハッピーバースデー波留子さん。
みんなでお祝いするけど、波留子さんはちょっとふくれっつらだ。
三十路突入を祝ってもらうのが複雑な気分らしい。
反面、お仲間入りを祝福する三十代の方々。
というわけでお休み〜(豆まき忘れているってば)。
朝、「未来戦隊タイムレンジャー」最終回をkontakeさんがつけてくれたので
目が覚める。がしかし、クライマックスというところで、
波留子ママの「ごはんよ〜」という声が聞こえるので、
泣く泣く中断。子供時代をリアルに思い出してしまうのであった。
でも実はしっかりビデオに撮ってあったりして。
kontakeさん「つづきが気になるのであとで日記に掲載してー」
はい、掲載しておきましたよー。
本日は快晴なので、頂上からの「メルヘンコース」という聞くからに初心者コース!
をすべろうということになる。
でも、なだらかで長いので、初心者でもそれなりに滑っている気にさせてくれる
のが嬉しい。
そのあとは同じコースを何度も滑る。
さあ、そろそろ時間なので帰ろうというところで、
最後の坂が難所として襲いかかる。
あれ〜?昨日はなんとか滑れたのになあ。霧の中を無我夢中で滑ったときとは
違い、板のようなアイスバーンと傾斜にすっかり飲まれてしまう3人。
「俺が先にいってやるぜ!」と先陣を切ったのはぼく。
そこは格好よかったんだけど、途中で2人に追い越されるのがなさけない〜。
宿に戻る。上級者のひとたちはもうとっくに帰っていた。
ひと滑りのあとのコーヒーがおいしい。
このとき、Pさん(誰?)から謎のアイテムを手渡される。
なにかよくわからないまま受け取るのであった。(BGM「イース」の宝物Getミュージック)
これが歴史のターニングポイントになろうとは、そのとき知るよしもないRJであった(タイムレンジャーの見すぎだってば)。
着替えを終えてから、なごりを惜しみつつ宿を出発。
宿のご主人に近くの温泉で降ろしてもらうことにする(もちろん、交渉したのはぼくではなく、波留子さんだ、ごめんなさーい)。
個展と同じ階にある温泉という奇妙キテレツな温泉でひとっぷろ浴びると、
とりあえずみんな満足そうだ。
RJさん「ねえ、まめぞうさん遅いねえ」
JUN2さん「女にはいろいろあるのよ」
ひとっぷろ浴びた後は食べるということで、駅近くの「へぎそば」の店へ。
適当に選んだんだけど、午後5時開店というこだわりさのせいなのか、おいしいー。
とくにここの天ぷらは何かが違う〜。
ここの名物はイカ飯、柿の種、酒まんじゅう、草団子とかそこらへんらしい。
帰ってからビデオを見ながら食べる用に酒まんじゅうを買って、
帰宅の途につくのであった。
帰りの新幹線はみんな寝てしまう(ったような気がする)。
起きていたのはぼくと波留子さんくらいだなー。
やっぱり一時間ちょいで到着するのはありがたい。
うーん中身の濃い二日間だった。
さーてビデオを観る前に、Pさんからもらった例のアイテムをあけてみよう。
かぱ。
それは‥‥(つづく)