議事録 平成17年度   定例議会326回〜330回
  福井すみえの一般質問
  福井すみえの反対討論
  福井すみえ発言 (平成18年度特別・企業会計予算)
平成18年3月15日  反対討論
 特別・企業会計予算
議案第10号 平成18年度猪名川町水道事業会計予算に反対いたします。
 福井澄榮が資料請求したところ、水道庁舎建設整備事業として10億7,000万円の債務負担行為を計上しており、その内容として資料請求したところ、中央監視制御装置費用として4億8,000万円は借金すると。そして水道庁舎建設費として5億7,000万円は水道基金を取り崩す。設計監理業務委託料としてその他2,000万円上がっております。うたわれております笹尾のテレメーター等は、もつ間はもたせて、いざというときに修理すればよい。また、5億7,000万円も基金を取り崩して水道庁舎を建てるとはもってのほかで、本町の高料金対策に回す方が住民も納得するので反対といたします。水道庁舎建設という大きなむだ遣いに断固反対いたします。
平成18年3月15日  反対討論
 特別・企業会計予算
私は、議案第8号 平成18年度猪名川町下水道事業特別会計予算に反対いたします。
 全国では、小さな高齢化率の非常に高い自治体でも、下水道工事後3年以内には100%の世帯が水洗化工事を完了したところもあります。しかし、本町は昭和52年から建設費だけでも173億円以上を投入して下水道工事をしたのに、いまだに未水洗化が511世帯もある。遅々と進まない水洗化にもっと努力してほしいので反対といたします。
平成18年3月15日
 特別・企業会計予算
水道庁舎建設ですね、これは私は大問題と思っております。
 まず、先ほども中央監視制御装置費用として4億8,000万円、水道庁舎建設費として5億7,000万円、これは5億7,000万円の方は起債はしてもらえないということで、基金から取り崩して行うということですね。しかしながら、これに対しての賃貸料というのは微々たるもんですし、こういうことはする必要は私はないと思います。ましてや、笹尾の浄水場が壊れた段階で、そのときに考えればいい。これから何年もつかということも、意外ともつかもしれませんしいうこともありますので、早計にこんなとこさわる必要はないと私は思っております。
 それからまた、町長の施政方針12ページで、防災拠点となり得る水道庁舎を建設。こういう中央一括して管理する。もしそこがねらわれたら一発でアウトで、それこそ水道なんか全町とまってしまうわけですから、こういうのはわかりにくい笹尾の方でやるということも一つ非常に大事なことであろうかと思います。まずもってこういう基金取崩3億円というような、こういう会計ですので、やはり基金の目減りというのはもう避けられない。そしてまたニュータウン開発もままならないという現在、口径別分担金というのもなかなか入ってきませんし、基金というのは目減りしていくのは目に見えております。
 そんな中でこういうむだな工事は私はする必要ないと、こう思っておりますが。見直しする気持ちは毛頭ないようですね。18年が20%、19年が70%、20年が10%として、年次計画でこの水道庁舎を建設していこうということをおっしゃいましたので、もう全く見直すいうことはなかろうと思いますが、なおかつこういうことはやはり見直していただいて、こんなとこへ5億7,000万円もつぎ込むんであれば、そのお金をもって水道高料金対策として少しでも水道を安くすることによって、また皆さんが猪名川町に住もうということです。逆に出ていこうということになっては困りますのでね。もう少し基金運用を上手に、大切に使っていただきたい。そして後世の子供の代、孫の代まで借金を累々と残すということは、私たちの年代でしてはいけないと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
平成18年3月15日
 特別・企業会計予算
水道庁舎建設ですね、これは私は大問題と思っております。
 まず、先ほども中央監視制御装置費用として4億8,000万円、水道庁舎建設費として5億7,000万円、これは5億7,000万円の方は起債はしてもらえないということで、基金から取り崩して行うということですね。しかしながら、これに対しての賃貸料というのは微々たるもんですし、こういうことはする必要は私はないと思います。ましてや、笹尾の浄水場が壊れた段階で、そのときに考えればいい。これから何年もつかということも、意外ともつかもしれませんしいうこともありますので、早計にこんなとこさわる必要はないと私は思っております。
 それからまた、町長の施政方針12ページで、防災拠点となり得る水道庁舎を建設。こういう中央一括して管理する。もしそこがねらわれたら一発でアウトで、それこそ水道なんか全町とまってしまうわけですから、こういうのはわかりにくい笹尾の方でやるということも一つ非常に大事なことであろうかと思います。まずもってこういう基金取崩3億円というような、こういう会計ですので、やはり基金の目減りというのはもう避けられない。そしてまたニュータウン開発もままならないという現在、口径別分担金というのもなかなか入ってきませんし、基金というのは目減りしていくのは目に見えております。
 そんな中でこういうむだな工事は私はする必要ないと、こう思っておりますが。見直しする気持ちは毛頭ないようですね。18年が20%、19年が70%、20年が10%として、年次計画でこの水道庁舎を建設していこうということをおっしゃいましたので、もう全く見直すいうことはなかろうと思いますが、なおかつこういうことはやはり見直していただいて、こんなとこへ5億7,000万円もつぎ込むんであれば、そのお金をもって水道高料金対策として少しでも水道を安くすることによって、また皆さんが猪名川町に住もうということです。逆に出ていこうということになっては困りますのでね。もう少し基金運用を上手に、大切に使っていただきたい。そして後世の子供の代、孫の代まで借金を累々と残すということは、私たちの年代でしてはいけないと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
平成18年3月15日
 特別・企業会計予算
317ページの18節の備品購入費ですね、これ緊急用トイレ3基ということで、マンホールに直結できるすぐれものなんでしょう。これは今後町内、今後順次ふやしていかれるのか、もう3基でとりあえずこれを使ってみてどうかということをされようとしてらっしゃるのか。そのあたりをお伺いします。
平成18年3月15日
 特別・企業会計予算
その職員さんの努力は私も認めたいと思うんですが、やはりこれ住民の方の意識が低過ぎると思いますね。職員も非常に日々の仕事もして、その上に訪問していると、こう思われますので、やはり何回も足を運んでいただかなくてもみずからがしていくというふうにあってほしいわけですけど、なかなか意識が低いんではないかと、こう指摘したいと思いますね。なおかつ低い意識を高めていただきまして、これニュータウンはもうほぼ、猪名川荘苑除いてですか、100%ですよね、ニュータウンの方たちは。在来が100%のとこ1ヵ所あるんです。内馬場というとこですね。これは大したもんだなと、こう思うわけですけど、あと惜しいなというとこもあるんですが、非常にそういうことでこれだけの貴重な税金を投入しておりますと、一般会計からも投入して、また町債も借金も重ねてやっているわけです。ですので、何としても使用料を払っていただきたい。それにはやはり垂れ流しをしないようにしていただきたいと、清流猪名川を取り戻そうということで一生懸命若い人たちも川の清掃をしていただいています。そういう観点からでも、やはりみんなが自覚を持って意識していただきたいと、こう思うわけですけど、18年度強硬に取り組んでいただきたい思うんですけど、例えばこの方たち、511戸の方たちを最低1回以上は面談をしていただきたいと思うんですけど、そういう決意はどうでしょうか。
平成18年3月15日
 特別・企業会計予算
 毎年のように指摘をするんですけども、やはり未水洗化戸数が依然としてまだ511戸、18年の1月末現在で511戸もあるということですね。このようにして町債をまた今年度も2億1,260万円という町債を組んだり、それから公債費ですね、公債費が6億8,477万6,000円という膨大な費用を返していかないといけないという、こういう状況においてどうしてまだ、せっかく引いて差し上げたのに511戸の方がまだまだ水洗化にしないで垂れ流しをしているということですね。これはゆゆしき問題だと、こう思うわけですね。何としても速やかに、何回も言いますけども、地方のほんの小さな村においても即100%水洗化というところもありますので、猪名川町としては非常にこれおくれをとっていると思いますね、そういう地域からしたら恥ずかしいことだ思います。
 そしてまた、蛍の生息地云々ですけども、やはりご飯粒ぐらいなら流してもそれは蛍のえさになりますけども、その中にはやはり今、台所等いろんなところで洗面所等で危険な洗剤が使われているわけですから、そういうのは垂れ流しになっているわけですね。水洗化してきちっと下水道費を払って3億円云々の使用料をいただいているわけです。ですが、511戸の方からはまだいただいてないということですので、これをことしどのようにしていかれるのか、これこそゼロになるように頑張っていただきたいわけなんですが、遅々として進まない。きのうもちょっと指摘しましたけども、税金を納めてない方に最低年1回以上もっと会って説得していただくということが必要ではないかと申し上げたんですが、この未水洗化の戸数の方々においても、頻繁にお願いに上がるというぐらいがあってもよかろうかと、こう思うわけですが、遅々として進まない。こういうことはどのように考えていらっしゃるんでしょうか、これだけの膨大な借金を抱えて。
 それともう1点は、公債費6億8,477万6,000円というのを返すわけですが、あとどれぐらい、いかほど残っているのか、その点もちょっとわかりましたら。

平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
 287ページの損害防止費ですね、それの水稲の病害虫防除事業助成金106万7,000円なんですが、先日も猪名川町の蛍の生息地ということで1,000ポイントですか、調査するということですね。何よりも農薬による蛍及びいろいろな動植物の減少ということが昨今言われてるわけですけど、それとこちらとの連携というのはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。

平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
ケアマネージャーにすべてゆだねるんではなくて、やはり常からそういうふうな目に触れるところにうたっておいていただきたいなと、こう思っているんですが。
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
ええ、それ言うてますやないの。だからそういうふうな一つ何かしようと思っても何かがネックになって、ああ、もうほなあかんなと、こうですわ。だから生きがいづくりとはほんのささいなことですけど、それがじゃあ、出して売れた。じゃあ、うれしいな、もっとやろうかということにつながっていくので、これは介護保険だけじゃなくて国保とか老人保健ですね、そういうとこもひっかかっていきますので、ぜひともそういうスムーズにということを願うわけですけど、今後どのようにしようとしていらっしゃるのか、伺います。
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
239ページですね、居宅介護住宅改修費として1,000万円上がってるわけですね。これは県事業として猪名川町が、市町村が窓口ということで。ですけど、これを知らない人が非常に多いわけです。私も、ホームページには詳しく書いてますけど、残念なことに高齢者ほどホームページなかなか見てる方が少ないということもあって、何かでまたお知らせせないかんと思うんですけどね。最近では広報いながわ等でもたまには取り上げられてますけど、常にどこかのコーナーにそれがもううたってあるというと、そのとき見なくても次の号で目にすると。そうしたときに何がこれいいのかといいますと、これからたくさんの退職者の退職金いただいて、古くなったから家、改修しようかということですけど、これを知らなかったがためにということもありますので、やはり元気な人にも出るなんて言ったら、うそっていう人もう圧倒的ほとんど、まさかっていうことですね。まさかでないんだよということで可能な限りお知らせしてるわけですけど、私個人では限りがありますので、やはりこういうことは広報のどこかに、常にそのコーナーにうたってあるというふうにいたしますと、住宅改修しますと、やはりそれだけ我が家がかわいくなってきて我慢もちょっとはするし、それからバリアフリーにしますと、いざといったとき安心だわっていうことで、またそれによって安心がありますから元気になるということもあったりしますので、これをぜひとも大きくうたってほしいと思うんですね。
 相談に行ったところ、元気な人にそんなもん出してたらこんなんすぐパンクしますとか、そんなこと町の窓口で言われて帰ってきたという、過去にもそういう一般質問したんですけど、そういうことのないように、どうぞ、どうぞ皆さん使って、いい住みやすい住宅にしてくださいと言った方が、これ60歳以上で元気な人にも33万3,000円限度に支給されるわけですね。そうしますと、施設に一人入ると32万円ぐらい特養、老健施設になるともっと、48万円とか病院に至ってはもう70万円、60万円、会計に負担かかってくるわけですね。そういうような中で、もうそりゃどうしてもいたし方ない人はいたし方ないんですが、そうでなくてという方もいらっしゃると思いますので、やはり家族の人も面倒見やすいというふうなことで使っていただく。それで元気のうちから、資金のあるうちからこれを利用していただくというふうにね。そうすると、長いことその家に愛着を持って住んでいただけると思うんですが、これを強力にPRしていただきたいと思いますが、今年度どういうふうになさろうとしていらっしゃるのか、伺います。
 それと、先ほど下坊委員も、道の駅等でのかごづくりをすることによって、竹がもうほかの木を駆逐するがごとくにはびこっております。でもこれ非常な財産だと思うんですね。ところが、こないだ3月3、4、5日とビエンナーレ展で竹を切り出してきてくれはったんです、町のここの裏山からね。その竹を半分に割って、そして道の駅で踏み竹ですね、あれはどこ行っても売ってないんだという高齢者の方がいらっしゃって、身近な猪名川町の道の駅で売ってくれたらいいなっておっしゃってたのを耳にして、その竹、大きな立派な竹を切って、即、道の駅に出したらどうですかと言いましたら、ところが、その何か商工会とかいろいろメンバーが特産品指定をしなければ道の駅に出せないというようなひっかかりがあるそうです。だからやたらに出せないんだということもありますので、そういうのももっとスムーズに、住民の方がこうしようかといったときにスムーズにできるぐらいのことがあってもいい、それも一つ特産品になるんではないかと思いますので、そういうとこがネックになってるので。
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
よく言われてますよね、介護予防として要介護認定にならないように要支援、またそれを元気にしていくということで運動量とかいろいろあるわけですけど、猪名川町では食生活改善と、それから認知症にならないための予防策ということに使われるわけですね。そういう例えば運動機能を回復するというようなことの事業っていうのは考えられてるんでしょうか。
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
241ページの18年度から新しく介護予防特定高齢者施策事業委託料ですね。これを地域包括委託としてこれも社協にゆだねるのか、地域、今できてるとこにゆだねるのか、もう一度詳しくお願いしたいのと、どのように具体的にプラン練りをされているのか、もう上げてきてるのやったらお願いします。予算をもらってこれからっていうんだったら、そのこともお願いいたします。
 それから、4款の委託料の包括的支援事業委託料、同じ241ページですね、1,743万円、これ社協に委託するということで、こういう支援事業の内容をちょっと披露してください。
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
全く一年間で1回も出会えなかったということのないように1対1で話して顔見ていただいて、取り立て、差し押さえとかそんなんじゃないんですから怖くも何でもないと思いますので、やはり人と人とが出会うことによって、それならと思っていただけるんではないかと思いますのでね。やはりついついついついということではなかろうかと思いますので、一度も出会えないという、出会わなかったということのないように、18年度は頑張って出会っていただきますようによろしくお願いいたします。
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
行方知らずの方っていうのはそれは難しいかもしれませんが、現に帰って生活していらっしゃる方もたくさんおられるんではないかと思うんですが、そういう方で一度も面談できなかったというケースを、じゃあ、お伺いしましょう。
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
私、今尋ねましたのは、分納も当然していただかないといけないわけですが、前年度、1回も滞納者に出会えなかったというケースがあったのかないのか、全く出会えないケースがあったのかないのか、そこの点、もう一度伺います。
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
委員長権限で喫煙をとめられてしまったわけですが、私は今年度こういうところへ入りたくないなと思って、窓もあけていかなし方ないなと、今の状態ではそう思っております。とにかく何とか対処してほしいと思います。
 それと、面談やっていっていただいてるわけですけど、最高一人の方に何回面談されたか、それからまた最低一人の方に何回面談されたか。一人もいなかったか、一回もなかったか、そういうところもうちょっと状況を詳しくお願いします。
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
ですから国保会計に、私が肺がんになってこういうところへ数字に上げていきたくないので申し上げてるんですね。何も喫煙されてる方のを吸って、私だけじゃない、喫煙されてる方も今後どうなるかわかりませんので、やはりそういう意味でも徹底していただきたいと思いますし、庁舎のやっぱり責任者っていったら町長ではないかと思うんですが、一度、ご答弁をお願いいたします
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
まず拠出の件は、これでいたし方ないということですよね。
 それと滞納なんですが、これは猪名川町ではないとは思いますが、聞くところによりますと、滞納しても年に1回ぐらい知らせが入って、納めてくださいよと、それでちょんだというようなこともこっちの耳に入ってくると、ええっ、そんなん、じゃあ、我々も払わんとこかなんてとんでもないことをるる言われる方がいらっしゃるわけですけど、いや、そんなんやっぱり納めてもらわんと困るわっていうようなことで会話するわけですけど、そういう420名の方ですよね、たくさんの方ですよね、そういう方に、先ほども雇用してでも、元税務署におられた方なんかを雇用してでも徴収していきたいということですけど、ついうっかりが、だんだんついうっかりになっていってるんではないかということもありますので、やはりこれはみんなが納めてるわけですから、もっと強硬にやっていただきたいと思いますし、そういうそのただ1回ぐらいしか知らせがないとか訪ねてもこないとか、そういうようなことがあるのかないのか、何回ぐらい一人の方に面談なりしていらっゃるのか、その点を伺いたいのと、それから3階部分は議会のルールと言われますけど、議員一人一生懸命叫んでおりますが、非常に一人プラスアルファぐらいの方が一生懸命窓あけて対応してるわけですが。
平成18年3月14日
 特別・企業会計予算
まずお伺いしたいのは、滞納者が約420名ですね。しかしながら、生活保護受給世帯が平成17年で19世帯数ですね。生活保護を受けていらっしゃる方でも国保は払っていらっしゃる方もいらっしゃると思うんですが、余りにもこの違いがあり過ぎて、それは収入がほとんどないという状況も考えられるのは考えられるんですが、それでも日々生活されてるわけですので、そこのあたりのもう少しPRを、これだけの滞納が行われているということをもっとPRして、皆さん、納めていただかないとこの会計は大変ですよということでうたっていただきたいなと思うわけですが、そういう施策を今後強硬にどのようにしていかれるのか。
 それから、その前のページの24ページですね、資料提出の。先ほども議員さんおっしゃっておられましたが、男性、悪性新生物の死亡者の37名中、肺がんが非常に多いということで、女性の倍以上ですね、死亡される方も。そういうことを見ますと、やはり私も国保払ってる手前こういうところには数に入れたくないと思っておりますが、何分にも、こんなこと言ったらなんなんですが、本庁舎の3階部分も一部喫煙オーケーと、全部、各学校も運動場でもだめ、それから今度の条例でも町長は山林方面でも火災のことが心配で喫煙しないようにということで条例を制定してるわけですけど、それだけではないと思うんです。こういうやはり会計に一人でも協力していくんだという思いがあれば、人の前でぱかぱか吸うというのは私はいかがなものかなと思っております。改善されませんですので、これに対する総責任者はだれになるのか、この建物に対する。よろしくお願いいたします。
 それと、やはり国保会計から老人保健に拠出されたり介護保険に拠出していってるわけですね。これだけ苦しい会計の中から拠出してるわけですが、そういう拠出を少しでも減らすというその施策をどういうとこで講じていこう、また、今までの施策はわかっておりますが、よりどのようにしていこうと決意されてるのか伺います。
平成18年3月24日   反対討論
 第330回定例議会

議案第8号 平成18年度猪名川町下水道事業特別会計予算に反対いたします。昭和52年から、建設費だけでも約173億円も投入して、ビューティフル猪名川のスローガンのもと下水道工事をしてきたが、いまだに511戸の世帯が水洗化になっていない。そのため、生活雑排水が垂れ流しの状態が続いております。これが100%水洗化になるまで反対していきます。
 全国では、高齢化率の非常に高い小さな自治体でも、下水道工事後3年以内に、つまり下水道法を守って全世帯が水洗化工事をしたところもあり、猪名川町が不可能であるはずはありません。また、最高裁判所に訴えている前収入役宅前の下水道工事に絡んで、私有地を大幅拡幅し延伸して不正に使った税金がいまだ返還されていないので反対といたします。
平成18年3月6日   一般質問
 第330回定例議会
○7番 福井澄榮  まず3点質問してまいります。まず1点目ですが、小児急病センターについて、広域小児救急医療施設、阪神北部3市1町広域で伊丹市に設置予定の経緯についてお伺いします。それから2点目は庁舎増築、いわゆる第2庁舎建設を撤回せよ、最悪の税金のむだ遣いであるので撤回せよ。それから3点目は会派室ほかに改修するのを撤回せよ、現本庁舎の3階部分ですね。今後ますます財政が厳しくなる中、議会が率先して税金を使ってはならない、こう思いますので、撤回していただきたいと思います。
 まず1点目ですが、小児急病センターについて。
 18年2月3日の文教厚生常任委員協議会に住民生活部からの行政報告で資料が配付され、2月13日の文教厚生常任委員協議会で説明が行われた。また3月1日発行の広報いながわでも大々的に住民に報道された。そして18年度の町長施政方針でも、かねてから懸案となっていました広域小児救急医療施設については伊丹市において設置することとし、新年度に実施設計を行う運びとなりましたと。平成15年より3市1町で小児救急センターの共同設置の協議を重ねてきて、このたび平成20年4月の開設を目指しますとのことであります。協議会で配付された資料を見ると、3市1町広域小児救急医療施設と記されています。小児急病センターと小児救急センターでは大きな違いがあります。この件は代表質問等でも、また委員会等でも議員さん方も指摘されておりましたが、小児急病と救急と違うんではないかと。結果は、広報いながわにも載っておりました急病センターですね、つけ加えておきます。
 平成20年開設の小児急病センターは、入院、手術等を要しない比較的軽症患者対応であります。小児救急センターとは、例えば3次救急であれば重篤な患者への医療を施すことができるものであります。小児急病センターができても、またもやたらい回しにされてしまう可能性が大となることは十分想定できます。なぜその3次救急等の救急センターではなくて軽度な急病センターになったのか、その経緯を伺います。
 それと、宝塚、伊丹、川西、猪名川ということであれば、そのせめても中間地点もしくは医療施設の整っていないこういう北部の方にどうして持ってこれなかったのか、その経過もお伺いしたいと思います。
○議長(福本典子君) 住民生活部長。
○住民生活部長(小北弘明君) それでは、福井澄榮議員の小児救急ということで概要を説明させていただきます。
 ここ数年来、小児に係る医療需要は増加しているものの、小児科医師のなり手の減少、研修医制度の実施などが要因となりまして全国的に小児救急医療体制が危機的な状況となっており、国や県では、その体制確立に向けた取り組みが喫緊の課題となっております。このことは猪名川町を取り巻く近隣市においても同様でございまして、特に各市の市民病院では、市のその診療体制の維持に苦慮する状況が続いていたことから阪神北部の共通の課題として位置づけ、伊丹、宝塚、川西、猪名川町の3市1町で構成する阪神北部広域行政推進協議会の最重点取り組み事項として位置づけまして今日まで検討を進めてきたと、そういうことでございます。
 この検討の過程で、豊能広域こども急病センターの取り組みも参考にしながら担当者間での協議を進めましたけれども、急にその話が進展することになりましたのは、申し上げたように医師の確保が最も重要な課題ということでありました。これについて兵庫県が中に入ってくれまして、3市の医師会、また3市の公立病院、大学等の医療機関の協力、理解が得られまして、ここに最も重要な案件である医師の確保のめどがつきましたことから、これ仮称でありますけれども、阪神北広域小児急病センターの共同設置が具体化に向けて進むことになったものでございます。
 また、次の課題といたしまして、この規模や費用負担などの具体的協議に入るためには設置場所をまず特定すると、そういう必要がありましたことから、おっしゃいましたように2月3日の臨時の行政報告、また2月13日の文教厚生常任委員協議会でもご説明をさせていただいたものでございます。この場所については、これもご案内のとおり伊丹市の昆陽池のところの跡地を利用するというふうに合意がなったものでございます。今後におきましては、この合意事項に従いまして担当者間でさらなる細部にわたる協議を進めまして、これもご案内のとおり平成20年4月の供用開始を目指して取り組んでまいりたいと考えております。
 そこで、なぜ軽度なものになったかということでございますけれども、あくまでも3次救急については兵庫医大を中心とする圏域が定められております。これについては過去より議員ご質問の中でお答えさせていただいたとおりでございます。それからまた2次救急については、あくまでもその公立病院を中心にやっていくということで、小児科医が不足していく、また単独での24時間の各市の公立病院の維持ができないと、そういうことからその恒常的な、まず第1次を中心とした救急的な部分、第1次救急的な部分の施設を確保しようというのが最大のねらいでございまして、そういうところからおっしゃった軽度という部分での開設に至ったわけでございます。
 それから、場所の選定についてでございますけれども、これもいろいろと検討はそれぞれいたしましたけれども、やはり適切なところに公共用地があるかどうか、それからまた、その状況に応じて2次救急、いわゆる近隣に公立病院があるかどうか、また3次救急、少しでも3次救急の部分に近いところがベターではないかと。そういったことを総合的に勘案する中で伊丹の、申し上げましたように混陽池公園の跡地に決定したということでございます。以上でございます。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) 主に、その会議ですね、その会議に出席されてたでしょうか、まずそれ1点伺います。それと、たらい回しっていうことがその中で話題になったのか、ならなかったのかも伺います。
 それと、これは医療対応ですね。これを読んでみましても、救急患者を後送病院へ、後ろに送るですね、病院へ転送する際、消防局に近いため救急車が直ちに到着可能と。それから2番目が3次救急医療機関である、さっき説明されましたように医療機関である兵庫医大病院救命救急センターまで近距離であると。それからまた医薬品等が不足した場合、また他科の、ほかの科の患者の対応についても市立の伊丹病院等との連携が容易であると。こういうことから伊丹の病院の近くに、混陽池の近くに決めたということなんですね。これ、ないよりは非常に一歩も二歩も前進したと思うんですけど、まだまだこれによって、なおかつまだ運ばれて小さい幼い子が非常事態のような状態で運ばれて兵庫医大に運ぶ途中に死んでしまうだとかということは、これ十分想定できますし、薬を市立伊丹病院へ取りに行くと、では、その間にどないなってしまうのかも、これわかりません。ですから子供の命、人の命、老若男女関係ないんですけど、命というものに対して非常にこれもう一歩も二歩も、どうせお金出すんだったら子供の3次救急ぐらいはつくったってしかるべきではないかと、こう思います。
 それこそ3次救急であれば老若男女全部対応するから、それ一つ施設をつくれば対応できるわけですけど、遠いとこにできたって、じゃあ、猪名川町ですと例えば伏見台はおろか、パークタウンはおろか、それから杉生の奥、新田、あのあたりから若い子供のお母さん方がおろおろしながら救急車に乗って、どうして対応できるんでしょうかね。例えば風邪ぎみでしたらおうちである薬飲ませたりできるわけですけど、そんな程度のもんで救急車を呼ばないと思うんですよ。お母さん方やお父さん方はやはり大変な事態に至って救急車を要請するわけですから、いかにも急病になったときに対応していただける、安心やわというようなそういうような、親御さん、これぱっと見てそういうふうにとられる方もいらっしゃると思うんですね。ところが、よくよく文面読んでみたら入院はおろか薬の対応もおぼつかないというんであれば、何なんだろうというふうに思うのが親御さんの立場ではなかろうかと思うんですが、そういう命の重みに対しての話し合いが徹底的になされて、これなんでしょうか。これやったら余りにもお粗末だと、こう私は指摘したいと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(福本典子君) 住民生活部長。
○住民生活部長(小北弘明君) まず1点目に、この会議に出席したかどうかでございますけれども、当然私どもの所管でございますので、中心的な立場で出席をいたしました。おっしゃった部分での1次救急ということでありますけれども、それぞれ救急医療については分担する、一つのところですべてが解決するということが、そりゃベストかもわかりませんけれども、それを形成していくということについては、やはりある程度の圏域の中で考えていかなければ実現ができないというようなところである中で、それぞれ1次救急、2次救急、3次救急の役割を担おうということが目的でございます。特にその1次救急、いわゆる直接保護者の方とか、そういった方がその病院に行くことができると。また当然救急でも搬送はいたしますけれども、そういったまず一番最初の取っかかりの部分での24時間体制が不足しておるということについてどうしようかということをいろいろと議論をして、その結果、この急病センターへの建設にたどり着いたと。そういうことでございまして、あくまでもそれぞれが適切に分担をしていくと、そういう観点から今、資料でお示ししておるような機能を持たせようということが決定したものでございます。たらい回しという言葉でございますけれども、あくまでも一番最初その状況を見るということで、軽易なものについて3次的な要素は必要ございませんし、また、ここで一つは電話での対応を考えておると。そういうことで順番に選択をしていって、それぞれの程度に応じた医療へと搬送していくということでございます。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) 部長、私はこの救急医療の件についてもうたびたびしつこいぐらいに質問しておりますよね。その中で例えば東京都の進んだ医療体制というのもここでお示ししたはずなんですね。まず、そのたらい回しを解消させねばならんと。そういうことであれば、まず重篤な患者をそこで対応して、そしてその中で軽度な人ほどずっと回っていただく。これで人命が大幅に救助されるということも申し上げてきて、実際に東京都なんかではそういうのを順次進めているということも言わせていただいたんですけど、兵庫県においてはそういう対応には今なっていないので、本当にこういう画期的な、そういう意味ではさっきお粗末なんてちょっと失礼な言い方しましたけど、自治体が立ち上がってそういう医療体制をし出したということで非常に画期的ではあるんですが、もう一歩ももう二歩も進めて、もう一歩でいいと思いますよ、進めていただいて、我が3市1町においてはたらい回しは解消するんだという意気込みですれば、先生方もそれに協力していただけるでしょうし、医師会も協力していただけると思います。その意気込みだと思います、県挙げて。そうすることによって兵庫県下全体、市ひいては日本国じゅうにずっとそういうたらい回し解消が伝わっていくんではないかと思うんですが、残念だったなあと思うんですけども、これもう建ってしまうわけですけど、これ急病センターと、こう発表してしまったわけなんですけども、再度、最終の詰めで、そういうたらい回し解消についても協議していただけないかなと思うんですけど、もう今からでは間に合わないんでしょうか、どうでしょうか。どうせ税金出すんですからね。
○議長(福本典子君) 住民生活部長。
○住民生活部長(小北弘明君) たらい回しということは、決してそれを望んでおるということではなくて、一つでもそういうことがないようにという中で取り組んでおると、それはもう当然のことでございますけれども、あくまでも小児の安全ということを考えて3市1町、私どもは3万人という町でございますけれども、20万人に近いまち、市がほかに三つも寄っていろいろと検討した結果、今の状況がベストであろうと、そういう結論に達したものでございます。議員ご指摘のことについては念頭には置きますけれども、今のところそういうことで進んでおります。以上です。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) そういう小児の命を救うという思いでつくっていただくのであれば、再度強力にそれを推し進めていただきたいと、こういう思いでおります。
 では、2点目の庁舎増築、第二庁舎建設を撤回せよということで質問してまいります。
 先ほども申し上げましたように、これは最悪の税金のむだ遣いであるので撤回せよということです。平成18年度の水道事業会計予算書に水道庁舎建設整備事業として10億7,000万円の債務負担行為が上がっています。また2月28日の総務企画常任委員協議会で配付された資料で、水道庁舎の位置についてどこがいいかというようなことも話し合われております。つまり第二庁舎の増築をしようとしているのでありまして、今まで増築することに対しての防災拠点施設とか、それから、こないだの2月28日の資料についてはちょっと変わっております。私が2階部分は教育長とか教育委員会室とか言いましたら、どうも他部局というような文言に変わってるんですよ、これも不思議なことだなと思うんですが。そういう防災拠点施設をつくるんだと、それからここが耐震に沿わないんだというようなことを聞いても全く納得できるもんではありません。ほかにしなければならないことが山積しておりますので、こういうことは後回しでも十分よかろうと思っております。いざといったときにはテントを張ってでも防災拠点施設をすればいいわけです。
 そしてまた、有事なんて、こういう最近物騒な国民保護法関連っていうようなことで、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律といい、平成16年6月13日に成立し、同年9月17日に施行された国民の生命、身体及び財産を保護し、国民生活や国民経済に与える影響が最小となるよう国、都道府県、市町村及び関係機関の役割分担や、その具体的な措置について定められていますということで、猪名川町も先般、委員会で付託なんですが、国民保護協議会というものを30数名の委員さんをもって構成するというようなことも話し合われてきているわけですが、まず、その防災拠点施設なんていうものは例えば、例えばですよ、こんなことが平和憲法ありますので日本においてはないとは私は確信しておりますが、例えば有事があった場合にまず最初にそういう防災拠点施設とか、それから大野山のアンテナですね、ああいうのはぱちんと、私がもし敵国者であればそういうとこをやりますよね。それで壊滅状態になるわけですからね。こういうことが本当に大変なことになるわけですよ。第二庁舎にそんなものを設置して、一番にやられるのがそこだということもどうしてわからないのかなと思うわけなんですが、こういうものを、庁舎増築計画、そんなものをつくる必要もなければ、後回しにすればいい。テントでもいいわけです、そういう有事のときには。それから地震のときもテントを張ってやればいいわけです、倒れもしませんし。こういう協議会で配られた資料も住民の方々に、いろんな方に持っていって見てもらうんですけど、どうしてこんなもんを役場は考えるんやと、町長は何でこんなもんを考えるんやということを指摘されておりますので、もしそんなん建設するとなったら署名運動もせないかんなというようなことをおっしゃってる方もいらっしゃいますので、えらいことやなと思っておりますので、そういうことになる前にこういうことは速やかに撤回していただきたいと、こう思っているわけですね。まず、その意向をよろしくお願いいたします。
○議長(福本典子君) 上下水道部長。
○上下水道部長(喜多 護君) それでは、ご答弁申し上げます。
 水道庁舎の建設に際しましては、その必要かつ緊急性についてでありますが、昭和57年に建設された中央管理所、中央監視機器は建設から25年が過ぎようとしており、老朽化も著しく、いつ大きな事故が起こっても不思議でない状況に至っております。機器の更新について早期に実施する必要に迫られており、町内にある49配水施設ですね、これの水運用に異変が起これば大変な事態になることが予想され、その中枢を担っているのが中央監視制御システムでございます。町長が施政方針で申し上げておりますとおり、我が国は世界有数の地震多発国とともに近年、異常気象による自然災害や渇水は毎年のように起こっております。一昨年のたび重なる台風の上陸、特に台風23号による県内各地の被害、また昨年の関東地方で起こった集中豪雨による被害は記憶に新しいところでございます。水道のライフラインは住民の命の綱であるとともに、その安全確保に努めることは最も大切なことであります。
 このような状況から、中央監視制御システムの更新にあわせて水道施設の効率的管理運用並びに緊急時の迅速な対応が可能なシステムの構築は必要不可欠でございます。そこで災害時に即応できる防災室を兼ね備えた施設を建設することにより、安全、安心の町づくりの取り組みに寄与するとともに、現在の笹尾浄水場を無人化して、もって水道施設の一元化を図り、人件費や経常経費の節減につなげていこうとするものでございます。また、一部部局において不足するスペースを水道施設の2階部分に確保することで、水道事業としてさらなる効果的な事業経営に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) もう12月議会等々でも私、一般質問しておりますので、同じ答弁をいただいております。その中においても、もしそれ壊れたら福井議員の方にも水道が行き渡らないということも、言われております。
 そのやはり水道庁舎、笹尾のテレメーターが壊れましたらその壊れた部分だけを修繕して永続して使えばいいと、私たちはこう思っておりますし、住民方もそう指摘されてるわけです。ですので第二庁舎建設とどう結びつくのか定かでありませんし、債務負担行為なんて10億7,000万円ですか、これだけのお金があれば猪名川町単独で3次救急でもできるのになあと、こう思っておりますので、町長の決断一つやと、こう私は思っております。どうするのか考えていただきたいと、十二分に深く考えていただきたいと。どうすることが一番よいのかということを真剣に考えていただきたいなと、こう思っておりますがということをつけ加えますが、どうでしょう。
○議長(福本典子君) 上下水道部長。
○上下水道部長(喜多 護君) 再質問にご答弁申し上げます。
 水道庁舎と言っておりますので水道庁舎には間違いございませんけれども、水道事業といたしましたら、先ほど福井議員もおっしゃいましたように水道のテレメーターが25年を過ぎようとしておるということで、普通のコンピューターでございましたら10年もすれば新しいものも出てまいりますし、壊れるというのが通常でございまして、そういったものと変わりないものを25年も使用しておるということでございますから、かなり質素、倹約、始末をしてやってきたということで、ここが限界ということで、その分をやはり更新するのが一つの目的でございまして、いずれのところに更新をするかということもいろいろ検討してまいりました。笹尾で更新することも検討したわけでございますけれども、やはりこういった水道事業の健全経営がいろいろと切羽詰まっておりますので、できるだけ一元化をすることが一番効率的であるということで、浄水場と一緒にするわけにいきませんけれども、中央制御と事務室を一緒にすることがやはり一番効率的であるということで、同じところで更新するよりも、こちらで更新する方がいいということで、水道庁舎の中に笹尾の中央制御を一緒に建設すると、こういったことが発端となって発展しておるものでございまして、2階の部分を確かに収益的ということでつけ加えておりますけれども、本体は中央監視制御装置が大半の事業費でございまして、これがやはり一番重要なもので、早くやらなければいけないということで進んでおるものでございますので、水道庁舎水道庁舎と、ちょっと何かニュアンスが薄まっておるようでございますけれども、中央監視制御を含めた水道庁舎を建設すると、このようにご理解をいただきたいというふうに思います。以上です。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) これも上下水道部の資料ですね。その中で、こないだの総務企画常任委員会ですね、私たち担当ですからもらってるわけですが、その中でもほかの議員さん方も指摘されておりましたが、その第二庁舎をこの庁舎のちょっと道挟んで向こうに、北側につけるんですか。ということであれば、先ほども指摘されておりましたが、議員さんが、プレハブですね。これが説明では平成11年に4,725万円かけて、今、建設部が入っておりますそのプレハブですね、それを取り壊してそこへ建設するというようなこともありますし、こういう5,000万円になんなんとするものを早々と壊してという必要も毛頭ありませんし、第二庁舎建設しなければそういうことも毛頭ありませんし、住民の10億7,000万円という貴重な貴重な、もう私たちにしましたら見たこともないような10億円というようなお金をほかにもっと有効利用する、もっと大切な、もっと優先順位をつけて一番大事なものに使っていけると、こう思いますので、指摘もしておきます。
 先日もあるご主人が全国を転勤されて、その方がまた猪名川町の方に、パークタウンの方に戻ってこられて生活されております。その方にちょっとお会いする機会が、初めてお会いした方なんです。私は本当にいろんな方に、こういうことをやってるんだということを言いますと、こういうふうにおっしゃいましたね。あちこち行っておりますが、転勤で、役場庁舎が古くて小さい自治体ほど役場へ初めて見知らぬ者が行っても対応が非常に親切であったと。大きな自治体の方に大きな立派な庁舎が建ってるとこへ行きますと、非常に対応が、押しなべて対応が冷たい感じがしたということで、庁舎増築が住民にとって大事なんでしょうかって、私はそれを伺って要らないと思いますと、もちろんテレメーターが壊れるとかいろいろ申しましたよ、防災拠点もつくると言ってるけどということで。ですけど、こういうふうにさらっと返ってきたんですね。これを肝に銘じていただきまして、再度十二分に検討していただきたいと、こう思っております。
 3番目ですね。この本庁舎の3階部分を議員の会派室7つですか、に改修することを撤回せよと、こういうことをこの一般質問でしか、私は議会の運営委員会のオブザーバーですので全く意見が言えませんので、一般質問で取り上げてまいりたいと思っております。議会運営委員長の指名がありましたら意見を言うことができるんですけど、私はここで意見を言ってまいりたいと思います。
 まず、先ほども申し上げましたように、町長の施政方針でいろいろと、少しは景気上向いてきましたが、依然として厳しい財政でありますということをまず町長の18年度の施政方針の第1ページ目に、毎年のようですが、第1ページ目にまず掲げられるわけですね。当然だと思います。財政負担は増加傾向にあるなど、依然として厳しい財政状況にあります。一方、町の財政状況を見てみますと、歳入の大きな柱となっている町民税につきましては、地方税法の一部改正などにより増加が見込めるものの、固定資産税につきましては地価の下落の影響などから減収となるなど厳しい財政状況となっておりますと、こういうふうに町長、施政方針で言われているわけですね。もっともだと思いますよ、こんなん右肩上がりでないことは事実なんですから。
 そんな中で、やはり会派室いうのは、住民の方の福祉、教育、医療、すべて整って最後に回すのが筋ではなかろうかと、こう思っております。その会派室ですね、議会運営委員会のまとめとして、例えばパソコンもその会派室に各議員に1台ずつ買い与えられてパソコン等も設けると、そして音も聞こえないように、そこに空調設備も1台ずつつけるようなことの話し合いが行われているわけですね。これは議会運営委員会ですから、これ皆さん記録に残るところでこういうことを言われてますので、やはりそんな中で。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん、済みません、本日は一般質問ですので、質問の方をお願いします。
○7番(福井澄榮君) 一般質問なんですよ。やはり住民の貴重な税金使うわけです。それともう一つは、皆さんご存じでしょうかね。私はPTAのある方とそういうことを話し合ったときに、えっ、先生方は自分のマイパソコンを持ってきておられますよと、何で議員さんがそんな貸与を受けるんですかというようなことも指摘受けておりますので、ああ、これは議員が率先してそんなものは買っていただくべきものではないと、こう思いましたので、それもつけ加えておきます。ですから、まず住民の教育、福祉、医療、それを最優先にして、そしてその後でいうとこですけど、それはいつになるかわかりませんが、こういうことは速やかに撤回していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(福本典子君) 総務部長。
○総務部長(今里康一君) 会派室の改修につきましては、議会において議員活動の必要性からかねてから検討されてきたものであって、現時点では本庁舎の3階部分を改修するということで会派室の整備に協議を進めております。会派室の必要性については、十分ご存じだと思いますけども、議員活動における情報交換や調査研究する場が今の議場の中ではなかなか十分とれないと、そういった環境づくりの一環に整備をさせていただくということで、さらに議員活動を活性化して住民ニーズが町政に反映できる、そういうものと考えておりますので、今後も整備に向けた協議を進めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さんに申し上げます。本日は一般質問ですので、ご意見はよくわかりましたので、質問をお願いしたいと思います。
 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) 私は、この通告書を会議規則第61条の規定により18年2月24日に通告を出しておりますので、これで許可を受けておりますので、そのようにして今、一般質問をしているわけです。
 総務部長なんですが、やはり総務部長を初め町長、助役、こういうことを指摘されたということを肝に銘じていただきまして、今後のこれをどうするかということを真剣に協議していただきたいと思います。議員さんの多くの会派の望みなわけですが、やはりこれを待ってくれという勇気があっても私はよかろうかと思っておりますので。もっとほかにすることがいっぱいありますので、とにかく小さな、本当にささやかな住民の要望も、何とかしてほしい、何とかしていただきたいと上げてもどうですか、皆さん、各課要望がいろいろ上がってるはずですが、予算がありませんということで、悲しくお断りになってる場合が多いんじゃないんでしょうか。本当にこういう費用からすればささやかな費用で、そしてしかも住民の方が、多くの方が喜んでいただけるということも今待った、待ったどころから予算がありませんでお断りされ続けてるわけですね。そういうこともあることを指摘をしておきます。で、何とか庁舎内で再度検討していただきたいと、こう思っております。
 以上、私の一般質問を終わります。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さんの質問は終わりました。
 これをもって一般質問を終結いたします。
平成18年2月27日 第330回定例議会
福井すみえ反対討論
私は、議案36号 (仮称)福祉の道整備工事請負変更契約の締結について反対いたします。
 住民の方が現地を見て、あのようなカーブを切った道で薄気味が悪いということもおっしゃっておられましたので、私も早々現地を横の方から見ましたら、なるほどこれではヒヤリマップに載りそうな道になりそうだと、こう思いまして、こういう道ははなから反対しておりますので、この変更契約も反対といたします。
平成18年2月24日 330回定例議会 77ページの小学校費の学校管理費ですね、この件で私もここで質問して妥当なのかどうかと思うんですが、先日、松尾台小学校でマラソン大会がありましたときに、体育館の横のトイレを利用したり、学校内を歩いたわけですけども、まず体育館と本校舎を結ぶ階段ですね。その下が、見てみましたら、補修してあるんですが、亀裂が入って、そして、見ましたら、土が階段の下にない、見えなかったという一部分が。ということはそこが透いてるではないかと思いますんで、子供たちが、常時そこを大勢の子が歩きますし、これから式典なんかもありますし、その補修は今どのようになっているのか。それと、体育館の横のトイレ、使用不能が1ヵ所あると。使用しないでください。大勢の人たちが集まる行事でもあったし、それから今後も卒業式、入学式控えておりますので、それはこの補修でどうなってるのか、今後の補修になるのか、1点お伺いいたします。
 それから、水道のカランが、小学校のトイレの、同じ横の水道のカランがもうくるくるくるっと回って全然使い物にならんという、だから、あと1ヵ所しか使えないという状態になっておりますので、当然、校長の方からも要望があるんではないかと思いますけど、どうなっているかお伺いします。
平成17年12月16日   一般質問
 第
329回定例議会
続いて、福井澄榮さんの質問を許します。
 福井澄榮さん。
○7番 福井澄榮   まず一点目ですが、役場増築、つまり水道庁舎建設に私は絶対反対いたします。現庁舎に隣接させて1階が上下水道庁舎、2階が教育長室、教育委員会、応接室等、3階が議員の会派室、監査委員室等を建設する計画だったが、12月2日の議会運営委員会協議会で、助役、総務部長の説明によると、3階は10月に改正された耐震の建築基準法では建設することは不可能であるとのことでありました。
 12月1日に総務企画常任委員会で視察した東京都府中市は自治体で競艇場、競馬場、競輪場を有した裕福な自治体でありますが、現在の市庁舎は継ぎ足しの住民にとっても不便だと不評の庁舎でありますが、現在のところ建設する計画はないとのことであります。
 また、昨年、総務企画常任委員会で視察しました、何回もこれ言いますけども、福島県矢祭町の庁舎も昭和56年もっともっと以前の老朽化した庁舎でありますが、町長自ら、こんなとこは建て替える予定は全くないということでありました。
 福井澄榮は役場増築、つまり水道庁舎建設そのものの必要性はないと判断しているので、白紙撤回することを求めます。
○議長(福本典子君) 総務部長。
○総務部長(今里康一君) 福井澄榮議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 水道庁舎の整備につきましては、笹尾の中央管理所の設備の老朽化と水道事業の効率的な運営を行うために、庁舎周辺に整備を計画しているものでございまして、現状では少し申しますと使用している笹尾浄水場の中央管理所の制御機器類が非常に老朽化しており、修理交換するにしても部品がないという、こういった状況で非常に支障を来しており、全面的な更新が必要となってきております。
 また、経営の一層の効率化、運営を図るために施設の一元化を図り人件費等の削減を行うということを目的としておりまして、さらに本庁舎等で不足する事務スペース、あるいは防災等の一部機能の整備についても、あわせて検討をしておりまして、12月14日の上下水道部所管の建設環境常任委員会にも報告してますとおり、現在、整理見直しする事項もございますが、水道庁舎につきましては早期に整備が必要であるため、今後、議会に計画案をご提案しまして、実現してまいりたいというふうに思っております。
 以上でございます。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) そういうこともるる聞いて、この一般質問の席に立っているわけです。それでもなおかつ私は必要を認めないということでありますのでね。そういう対費用効果からしても、今まだそこまでその水道庁舎を建設して2階に教育長室等々を置くということを私は納得しないから、ここの席へ立っているわけです。納得したらこんな席立っておりませんのでね。先ほどもね、ほかの議員さん方も指摘してましたけども、三位一体と称してですね、小泉内閣は地方自治体に対して、財源の大幅カットを今後も行っていこうとしております。ということは、国からの財政的支援が減っていくことであります。そのような厳しい時代の中、水道庁舎建築は白紙撤回するべきであります。
 それでなくともですね、いま現在もうとんでもないところに、ごみ焼却場を1市3町でね、建設しようと、もう重機が入って、削りたぐっておりますけれども、ごみ処理施設建設、並びに楊津小学校、それから大島小学校の建て替え、またつつじが丘幼稚園の建設、そして現在進行中であります、各小・中学校の耐震施工等を血税を投入することでやっておりますので、もうメジロ押しできてるわけですね。そういう中、少し幸いにしても行政側の答弁の中にもありましたけども、この間の阪神・淡路大震災のときに震度、恐らく6ぐらいはあったんではないかと。あの揺れではですね。そのような状況でも、この役場は建っております。そして、また我々が住んでいるニュータウンの家も一軒もつぶれた家はありません。ただ伏見台のあの集会所、ちょっと壁が大幅に崩壊いたしましたけども、一軒も倒壊家屋がなかったために、震災の援助は得られなくて済すんだという、そういう意味ではね、非常にラッキーであったと思うんですが、そういう中ね、私自身の家でも昭和56年以前に、昭和56年ですから、耐震診断、ほんとはしなければいけないんですが、まだ怖くてやっておりません。耐震診断の結果、物すごい膨大な改築費用が要るとなったら大変なことですので、ちょっと我慢しておりますが、そんなときにそういう阪神・淡路大震災以上のものがきたら怖いなと思うんですが、まずは住民の、そして子どもたちの生命、財産を守ることを最優先にして、この役場庁舎は、そのあとでも考えていってもということを思っておりますので、現段階では、もう白紙撤回するべきだと思います。
 そしてまたね、この横のですね今、建設部とか入っておりますプレハブの庁舎、それを建てたとこなんですよね。かなり新しいです。それをまたつぶしてどうせ建てるんでしょ。災害のときにはね、ある程度の空き地もこう確保しておかないと、いろんなそのここが本部になるわけですから、いろいろなね、その機材とか支援とか、いろいろ入ってくると思うんですね。そういう意味でも、ある程度の空き地は置いておかなければいけないではないかと思いますので、私はまだ必要性を認めておりませんが、もう一度よろしくお願いします。
○議長(福本典子君) 上下水道部長。
○上下水道部長(喜多 護君) それでは、再質問にご答弁申し上げます。
 総務部長がご答弁申し上げたとおりでございますけれども、水道事業は、いま現在笹尾浄水場二十数年を経過いたしておりまして、普通のコンピューターでございましたら、10年ぐらいでだめになるというようなところを二十数年ももたせておるという状況でございますので、一日も早く更新をしなければいけないと、こういう事態に立ちいたっております。それはですね、新しくどこかへつくらないことには、笹尾でやり直すとすれば、仮設のものがいると、こういうことになります。それで水道のマスタープランでもお示しいたしておりますように、笹尾浄水場も身軽になって、経費節減、一元化を図るということで、本庁舎へテレメーターを持ってきて、前で事務をして、一番効率的にそういったことが、事務処理としていいんじゃないかと、こういう計画をいたしておるところでございまして、テレメーターが終わるということは、安全、安心の水を送ることも不可能になるという危険性を今も抱えておることは事実でございまして、これが壊れますと、もちろん福井議員のところのも水もですね、送れなくなると、こういったことが迫られてまいりますので、水道庁舎につきましては、一日でも早く建設したい。こういうことで進めさせていただきたいと思います。
 また、2階につきましては、以前からも申し上げておりますとおり、収益的といったこともかねて、水道事業の経営の刷新ということにつながりますので、そういった計画を進めさせていただきたいというふうにご理解いただきたい。
 以上で、答弁とさせていただきます。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) 仮設笹尾ですね。仮設にすれば、なんとかということも今おっしゃいましたので、まだその方がね、鉄筋のものを建てたりするよりかは、私は経費的にも些少でいいんではないかと思うわけですね。
 また、例えば府中市においてもですね、この競馬場や競輪場以外にも、東芝とかNEC、サントリーと、一流企業ですね。そういうのを誘致しておりますので、法人税がいっぱい入っきております。しかしながら、それは基金として積み立てているということです。非常にお金持ちの815億円ですか、人口23万4,000人の中で815億円もの歳入総額がある、こういう恵まれた市であります。そしてまた住民アンケートにおいては、東京都でどこに住みたいかいうとこのランクで第2位に上がっているという、非常に恵まれた市であるわけですけど、その市でもですね、いま現在の市庁舎を継ぎ足しなわけで、もう会議室に入っていくのに、上がったり降りたり、上がったり降りたり、エレベーターに乗ったりということで、これでは絶対住民も迷うでしょうといったら、住民からも苦情が出ますと、ですが、建て替えませんということなんですね。あれかて昭和56年以前の建物でありますのでね。そういうことで、やはりね、それはあそこの教育長のいま現在の執務してらっしゃるところも、プレハブで住民の方、ちょっとご足労願わんといけませんが、やはり我慢をしていただくという、もちろん教育長がね、建ててほしいというたわけではないんだと思うんですが。やはりね、子どもたちの小学校とか、幼稚園、それが最優先でありますので、こういうのは遠慮しますぐらいは私、進言していただきたいと思うわけなんですが、なんか水道庁舎建設いうことで、基金を使ってもですね、基金を使って建てても、その賃貸料で、それはそのもとへ戻るんだというのを、ちらっとお話聞いたんですが、それもね、教育長や教育委員会の個人的なお金じゃなくて、それは住民の血税でありますのでね。賃料払うのも血税なんで、それはご遠慮しますぐらいはあってもいいかと思うんですけど。その2階部分についての計画というものを、どうお考えか、教育長にお伺いいたします。
○議長(福本典子君) 上下水道部長。
○上下水道部長(喜多 護君) 再質問にご答弁申し上げます。
 今、るる説明申し上げておりますのは、町長が申しております、安全、安心のまちづくりの一環としてやるものでございまして、基金をですね、水道事業の安定化のために積んでおるものでございまして、必要なときに使う、これが住民の幸せためにつながるものと思っております。また教育長ということでございますけれども、2階はどなたがお入りなるか、私どもは決定いたしておりません。これから収益的というところで箱ものをつくって、るる総務の方で調整していただくと、こういうことでございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) 今ね、議員さん方ね、お笑いになってらっしゃいますけどね、そういうね、資料いただいてますでしょ。皆さん。2階が教育、3階が議員の会派室というね。資料をいただいておるわけでしょ。私いただいてないのに、こんな勝手に言うてませんよ。そうでしょ。そういう資料いただいて、私は言うてるわけですよ。ですからね、そしたら2階も必要ないというようなね、建設環境の協議会でですね、1階の水道庁舎だけであればね、何もこんな横へ建てんでもいいがなというような議員さんの意見も私は聞いております。
 ですから、やはりね、教育長としての、そのそういうのがどうしてもほしいのかということもね、全く白紙ですか。どうなんですか。全く水道庁舎だけなんですか。2階はそういうのは入らないんですか。そこだけ、入るか入らないか。
               〔「休憩」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本典子君) 暫時休憩いたします。
               午後 4時35分 休憩
               午後 4時55分 再開
○議長(福本典子君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。
 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめ延刻いたします。
 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) 皆さんのご協力で暫時休憩というようなことでございましたが。それではですね続いて。
○議長(福本典子君) ちょっと待ってください。答弁から。
○7番(福井澄榮君) 答弁あった。総務部長、答弁せいと言ってない、教育長に答弁してくれ言うたにの。なんで総務部長出てくるの。
○議長(福本典子君) 総務部長。
○総務部長(今里康一君) 水道庁舎の必要性につきましては、私ども担当部長も先ほど申し上げましたが、2階部分につきましては、本庁舎等で不足する事務スペースや防災機能の一部も合わせて整備したいというふうに発言をさせていただきました。教育長室、具体的にそういうご提案は、現在のところしておりません。現在その必要なスペースについて、それぞれ関係部局で整理をしているところでございます。
 以上でございます。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) 私まあ、暫時休憩中に家へ帰って資料持ってきたらいいんですが、出てまいりましたので、これはあくまでも案で、協議会の資料として出てきましたんですが、私は、なぜ唐突に教育長室とか、教育委員会室と言ったわけではないということを、ここでお示ししたいと思います。案1、2階部分として、教育長室や会議室、教育委員執務室等々、会議室、事務室、企画部とかね、こういう新築庁舎ということで、こういう資料を協議会でいただいていますのでね。私は唐突にこういうことを勝手に申し上げたわけでもないということを申し上げておきます。
 教育長が答弁できないといったら、それはそれとして、上下水道部が言っておりますのでね。このへんにおいておきましょう。ですので、こういうね、矢祭町や、それから府中市やいうところもね、非常に堅実にね、自治体運営をしておりますのでね。やはりなるべくその住民のことや、それから子どもたちのことに関してはね、私も反対いたしませんが、こういうことはちょっとまだまだやめてほしいと、で、私もね、自分一人の意見として言ってるんじゃないんです。いろんな私の支持者等々に聞いてました。支持者でなかろうという方にも聞いてみたんです。そしたらもう現下にこんなものは必要ないということをね。何を考えているんだということをちゃんともっと強く言わないかんぞというようなことを、おしかりを受けたような次第でありますので、申し添えておきます。よくよく考えてください。
 それから2点目ですね。町長が1期目に公約した伏見台にコミュニティ施設を建設しますを3期目中に実行せよ。町長が1期目に伏見台の住民に公約したコミュニティ施設を建設しますということが、いまだに実行されていない、実行できないことを公約して、8年もほったらかしとは、住民に対してはどう説明するのか。実行しますというのなら、3期目中に実現するよう全力を挙げるのが公約ではないか。5,000人の住民が住む伏見台地区に小学校はおろか、中学校、高校もない。もっと小さな人口規模の自治体でも公共施設は数段整備されております。決して、ぜいたくな要望ではありません。だからこそ町長も公約したのではないですか。
○議長(福本典子君) 企画部長。
○企画部長(別当敬治君) 平成15年3月の一般質問におきまして、ただいまと同様のご質問をしていただきまして、町長の方からご答弁申し上げておるとおりでございます。
 この施設の必要であることは、十分認識した上で、そのときに町長も答弁しておりますように、引き続き努力していきたいというふうに答えております。
 それ以後、引き続きその課題の解決に向けた話し合いを継続してきたわけでありますけれども、大変厳しい状況の中で、具体的な話が進まないといったことで、これまでまだ経過等を報告できるに至ってないことは事実でございます。
 なお、日本生命との協議等につきましても、一時の保険業界の不況が若干ではありますけれども明るい兆しが感じられるといったこと、また地域での高齢化が加速的に進むといったこと、さらにはですね、伏見台地域の区域内での土地利用のバランスも視野に入れた中で、この期に実現に向けて、さらに全力を挙げて努力をしたいというふうに考えております。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) 企画部長が公約をしたわけではなく、真田町長が第1期目に公約したということもあって、企画部長からね、代わりに答弁していただいたわけですが、町長と同じ意見でいいわけですね。思いでいいわけですね。ぜひともよろしくお願いいたします。
 平成5年でしたかね、あれは。伏見台自治会挙げてこういうのがほしいという先輩方の意見をもとにしてね、自治会挙げて署名活動しましてね、その署名、たくさんの署名を町は保管してるのか、その後、破棄してしまったのか、ちょっと私は行方がわかりませんが、そういうことは事実であるということは、当時、真田町長が助役であったときに提出しておりますのでね。当時の町長に対して提出しておりますので、せめてということでありますのでね、この、もうそれから10年も経っております。町長は公約してもう8年経っておりますので、ぜひとも3期目中によろしくお願いいたします。
 3番目ですね。町長3期目の公約である「地域づくりNPOボランタリー活動の支援」とあるので、18年度の予算に経済支援を盛り込むようにということです。
 既に兵庫県や他の自治体ではNPO活動等に経済支援を行っている。11月30日に総務企画常任委員会で視察した静岡県大井川町でもNPOや地域のボランティア団体に活動資金を助成している。近隣では大阪府の箕面市等でも助成しております。これからはハード面よりソフト面に力を入れていることが、これでよくわかります。
 民間企業でもNPO活動やボランティア活動に資金援助をしている企業がたくさんふえてきております。言葉だけの町長の公約でなく、早速18年度の予算に資金援助を盛り込むべきではないでしょうか。
 大井川町へ11月30日、先日の11月30日に大井川町、静岡県ですね、そこを訪問しましたときも、総務企画常任委員会で視察しましたときも人口が16年で2万3,632人、普通会計で97億9,826万8,000円いうことで、ほぼ人口は猪名川町の方が多いんですが、普通会計としてはよく似たような会計をもっております。で、このまちづくり、NPOはまた違うそのまちづくり条例とは違うところで、支援を行っているそうなんですが、このまちづくり条例でですね、それは運営資金として5万円、そして事業資金として100万円ですね、1団体に配布しているということなんです。全部で町内51団体が結成されて、各自治体単位ごとぐらいにあるそうです。住民の方はどういうことをされているのかということは、まず公募しましてね、そして一切の資格を問わないと。どなたが申し込んできてもいいということで、その中でいろいろ住民の方が協議して、こういうふうに自分たちの暮らしやすいまちにこういうことをしたらどうか、ああいうことをしたらどうかいうことで、町の方の職員もですね、ひとつの3名の方が職員の方も当たっておられるいうことですね。そしてそのまちづくりの話を進めていく上でね、そういうどういう支援があるかとか、そういういろいろそのアドバイザーですね。アドバイザーも町が派遣してくれるということを伺って帰ってきております。
 非常にそういう意味ではね、1歩も2歩も進んでいるなと思います。猪名川町もいろんなところに支援をしてくださっているんですが、1歩進めて、ほんとに住民がその地域で何をしたらいいのか、こういうことをほんとはしてほしいんだというようなことわね、ありますのでね。そういうところにこそ、その貴重な税金を使っていただくということが、これからは求められていくんではないかと思いますが、そのまちづくり条例等々のことを今聞いて、10日前にこれ、もう少し前ですか、通告しておりますので、もう調べていただきましたでしょうか。いろんなこと。
○議長(福本典子君) 企画部長。
○企画部長(別当敬治君) それではご答弁申し上げます。
 ご指摘のように、参画と協働のまちづくりを進めるためには、地域活動を促進することが重要であると考えております。
 ご質問の地域づくりNPOでありますとか、地域ボランタリー活動団体と行政とは対等の立場で活動の自主性を確保した上で、行政の支援といったことは必要不可欠であるというふうに、それについては認識はしております。
 しかしながら、本日もそういった視点でのご質問にお答えしておりますとおり、まだまだ本町の参画と協働の取り組みにつきましては、地域活動団体とのパートナーシップをいかに構築していくか等々、まだまだ具体の実施に向けて、協働した取り組みを進めていかなければならないというふうに考えております。
 その中で、これら支援の方法につきましても、あわせて検討してまいりたいというふうに考えております。
 参画と協働の細かな提言でもですね、最終的にはまちづくり条例の制定等々といったことも提言をいただいております。そういったことを基本といたしまして、今後、積極的に進めてまいりたいというふうに考えております。
 なお、県もボランタリー活動団体といいますか、県の方に登録されております団体は町内にNPO団体が三つ、それからボランティア活動団体が18ということで、21の団体が県に登録されておるということで、活躍いただいていることは承知しておりますが、それ以外に活動されておる団体もあるのではないかというふうに思っております。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さん。
○7番(福井澄榮君) まちづくり条例も今後考えていくということで、その今後考えていくということを、いつまでにというようなことを、ほんとは明確な回答をいただきたいわけなんですが、ずるずるずるずるとしておりますと、ソフトマンパワーがその生かされませんので、県のようにですね、素早く対応していただきたいと、こう思っておるわけなんですね。その先ほども町長のですね、これは3期目で、なごみというのを出されてましたね。町長ね。で、その中にもね、私はあっこれを目にして、ああうれしいなと思ったのは、「地域づくりNPOボランタリー活動の支援」と、こうあります。ところが、これがおうおうにして文字だけで終わってしまいがちなんですね。ですので、ぜひとも具体的にその財政支援と非常にね、NPO活動しておりましてもね、活動資金を得るということは大変なことではあるわけです。やはり、ある程度のバックアップがありますと、非常に講師もすばらしい人をお呼びできるというようなこともありますので、財政的支援は各NPOさん、それからボランティア団体さん、待ち望んでいらしゃいますので、具体的に早期にこれを実現できるように、公約どおりに実現できるよにしていただきたいなと思うわけですが、町長の決意をお願いしたいのと、それからまた、これは全町的に配布されたんかな。それと広報いながわ全町的に配布されてますよね。この中にもこれまで以上に地域のコミュニティづくりに力を入れていきたいと考えておりますというようなことでね、コミュニティづくりは環境問題、災害発生などの緊急時の対応、少子高齢化における互助、共助、機能を向上させるなど、安心・安全なまちづくりを行うために不可欠なものですと、こういうふうにね、掲げておられますので、ぜひとも、ここにも書いてありますように、厳しい地方自治体を取り巻く厳しい財政状況のもとね、先ほど私が1回目に申し上げましたようなものは、少しどころか、もうあとあと一番最後に回していただきまして、まずこういうことに力を注いでいただきたいと思いますが、町長のご答弁は最後お願いいたします。
○議長(福本典子君) 町長。
○町長(真田保男君) ご答弁申し上げたいと思います。
 先ほど来、部長が状況を申し上げておりますけれども、この組織の中でですね、町長がすべて説明しなければならないというものでないというふうには、私は認識をしておるんです。私の補助機関なんです。だから私がご答弁申し上げておるのと、全く変わりはありません。
 それともう一つは、すべての約束は実現に向かって精いっぱいの努力しなければならないということで、私の一つのその努力目標でもありますし、それを具体化に向けた取り組みを今後していかなければならないということで、自分との約束もしております。しかし、それらについてはですね、すべてのことに通じるわけでありますけれども、そのとき、そのときの状況によって、それが、そのときにできるか、先送りしなければならないか、そういったことは、やはり周りの環境、また財政の状況、いろんなことで調整をしていかなければならない問題もたくさんあるわけなんです。
 住民の声も福井澄榮議員に対して要求されておる方の声が、私にすべての住民の声として伝わってくるのか、福井澄栄議員と共に考えた人たちの意見であるのか、私にはもっと広く住民の声も耳を傾けていかなければならないと、そんな立場に置かれておりますので、そういう中で判断して、そして約束を果たすように努力してまいりたいと、このように思っておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
 以上です。
○議長(福本典子君) 福井澄榮さんの質問は終わりました。
 これをもって、一般質問を終結いたします。
池田収入役の退任挨拶

池田収入役宅前の親戚の私有地に、税金で下水道工事したことは公金の不正使用だとして福井すみえが監査請求したが、何ら問題ないと回答してきたので、真田町長、池田収入役他2名の職員を被告として神戸地方裁判所に提訴して勝訴した
○議長(福本典子君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。
 明17日から20日の間は、議事の都合により休会といたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本典子君) 異議なしと認めます。
 よって、さよう決しました。
 次の本会議は21日午前10時から再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
               午後 5時12分 散会

○議長(福本典子君) これより池田収入役から退任にあたり、挨拶をしたい旨の申し出がありますので、これを許します。
 収入役。
○収入役(池田充昭君) 議長のお許しを得まして、一言退任のご挨拶を申し上げたいと思います。
 昭和46年に青雲の志を抱きまして、猪名川町に奉職いたしまして、それより35年間多くの住民の方々をはじめ、よき上司、よき同僚、よき後輩の支援のもとに、今日まで務めることができました。
 今思い起こしますと、ひとときの感嘆の夢の枕と思えるような気がいたすわけでありますが、なつかしい日々を思い起こしますと、昭和46年4月に企画課に配属され、その後、企画財政、税務、それに53年から産業課へ59年度までの7年間、配属され、仕事をいたしました。特に中でも55年の農業振興地域の指定に至るまでの間の苦労は職員同僚ともども、大きなものがあったと思っております。
 また、都市近郊農業の体制を確立するために、それぞれ取り組んできたことも思い起こすところでございます。
 昭和60年に管理職になりまして、はじめて税務担当参事として税務に配属されまして、そこで青山短大の所有の特別土地保有税の課税に踏み切るというようなこともいたしました。また46年から2年間、産業課長として産業課にまた戻って、それぞれ仕事をしてまいりましたが、平成元年より5年間、総務課長としまして町財政の健全運営に、特に取り組み、長年また懸案でありました広根東山の町有地訴訟の解決に導くことに、職員ともども努力し、実現をみたことは喜びとするところであります。
 また、平成6年より4年間、町長公室長として、また現町長であります、当時助役のご退任後は町参事として、宮東町長任期中、群発地震に続いて起こりました阪神大震災、さらに町政の混乱期におきまして、適正な調整が行われるよう取り組み、一定の成果を得ることができたと思います。
 しかしながら、町政の混乱の中にあって、さらに混乱に輪をかけた事象が多くあったことは事実でありまして、その大半が今この議場に在籍する一議員によって起こされたことは非常に残念なところであります。
 中でも町福祉センターの建設、日生駅前商業施設の進出、伏見台バス路線開設等への反対と妨害については、非常にそれぞれ労力を要したものでありますが、さらに保健センター用地と隣接地との交換について、さまざまな動きをされたわけでありますが、知識や、それらについても知識や認識の能力の欠如から起こされたものであると思っております。
 町といたしましても、多大な労力と時間の浪費があり、町長の身近におったものとしましては、感想としましては、当時の町長の政治的な寿命を縮める大きな要因の一つであったと思っております。
 平成9年11月、真田町長が町長にご就任され、町政の混乱に終止符が打たれ、それぞれ職員や住民一同喜びとしたところでありますが、同年12月光栄にも収入役に任命いただき、2期8年間を務めさせていただくことになり、独立した出納責任者として収入役の職務である厳正な出納事務の執行でありますとか、公金の適正な管理保管に務め、前任者までは頻繁に行われておりました一時借入金の借り入れを任期中は行っていない状況であります。
 さらに他市町村に先駆けたペイオフ対策やゼロ金利下における資金運用として、多大な利益を上げることができたと自負しております。
 今大きな流れの中とはいえ、いわば節約という中で収入役を廃止されることについては、節約の反対語が浪費であるということを考えると、少し納得のいかない残念な気をいたすところもございますが、ともあれ、始めがあれば終わりがあることは、世の習いでもありますし、ただそのような形での退任ということは非常に残念であったと思うところであります。
 今心残りなところを申し上げるといたしますれば、現状では財政好転のめどの立たない本町にあって、今後の将来の分岐点において職員であった時期とは異なり、町政の方向や主要施策について、その意思決定過程に参画ができなかった点にあります。
 しかし、町政のさまざまな課題も、その掌に当たる者が住民の負託を受け、使命として解決されるものと信じておるところであります。
 今後は、まず生きるために専念しなければなりませんが、貧しくとも心豊かな清く正しい日々を送ってまいりたいと考えております。
 議員諸氏の中にも同僚や先輩、また地元関係者として、それぞれの町の施策の際に、ともに取り組んでいただいた方々も多くおられるわけでございますが、今後、立場は違えご活躍をいただきたいと願っております。
 長きにわたり、さまざまなご指導、ご支援を賜りました各位に心より深く感謝いたしますとともに、行政推進のため、日夜職務に従事しております町職員に対し、今後とも温かい目を注いでいただきたいと願っております。
 あわせまして、町政のますますの発展と皆様のご健勝を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。
 どうもありがとうございました。
○議長(福本典子君) 池田収入役様には本当にご苦労さまでございました。
 ありがとうございました。
平成17年12月9日   反対討論
 
第329回定例議会
議案第52号 平成16年度猪名川町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について反対する。
 現収入役宅前の個人の土地を、下水道工事のついでに、住民の貴重な血税で大幅に拡幅延伸したことは、税金の不正使用であるとして議会で追及してきたが、公金を使っても何ら問題はないと、とても住民が納得できる答弁ではなかったため、福井澄榮は裁判に訴え、全額返還するよう求めたが、いまだに返還されていない。現在、弁護士と相談し、最高裁判所に上告中である。返還するまで認定するわけにはいかない。
 また、100億円以上もの血税を投入して全町内に引いた下水道に3年以上たってもつながない家庭があるため、清流猪名川とは名ばかりの猪名川の水質となっている。全国には小さな町で、しかも高齢者の多い自治体でも3年以内に100%つないでいるところもあるので、不可能ではないはずである。下水道法に違反していることでもあり、認められないので、反対とする。
平成17年9月22日   一般質問
 第327回定例議会
続いて、福井澄榮君の質問を許します。
 福井澄榮君。
○7番 福井澄榮   まず、通告に基づきまして3点質問をしていきたいと思います。1点目は、前の議員の方も発言しておられますが、私も違う観点から少し質問してまいりたいと思っております。まずアスベスト被害を拡大させないためにというのが1点と、それから敬老会のイベント等の見直しをというのが2点と、それから駐輪場の定期使用券等を再交付せよというのが1点、合計3点お伺いしたいと思います。
 まず、1点目のアスベスト被害を拡大させないためにというテーマで質問させていただきたいと思います。
 町内の全公共施設のアスベスト使用の調査は、どのように行っているか。専門家を交えて検査しているのか、また町民の健康面からも民間の施設のアスベスト使用状況も調査するよう指導するべきではないか。
 アスベストとは、前任者も言って、同じこと言いますが、髪の毛の5000分の1の細さなので目に見える物質ではありません。つまり空気中に飛散し、浮遊する物質のため大変厄介な物質であります。肺の中に突き刺さると決して体外へ排出されることなく、もう皆さんご存じです、中皮腫、そしてがんの発生につながる物質である。
 例えば全国の44道府県の公立高校、幼稚園、そして保育所も含みます、1,597校の校舎や体育館などにアスベストが使用されていることが判明しています。東京都などは、まだ調査中の自治体もあるので、その数はもっとふえることは間違いありません。現在判明しているのは、87校で教室や体育館の使用を禁止し、21校では臨時休校や始業式が延期になるなど授業にも影響が出ている。文部科学省は、学校内の対策はおおむね完了としてきたが、調査結果からは文部科学省の認識とかけ離れた実態が浮かび上がったと新聞報道をされております。そして給食室にアスベストを使っている学校では、弁当に切りかえた学校もある。全国14校で給食が中止になっている。普通教室、そして体育館、そして給食室、音楽室、パソコン実習室に使われており、もはや多くの学校や、また公共施設は安全な施設ではなくなってきております。1987年の文部省調査では、実際にアスベストを含む吹きつけ材10製品を調査対象から除外するなどしていたため、調査漏れを指摘する声も上がっております。アスベスト問題に取り組む市民団体、中皮腫・じん肺・アスベストセンターの名取代表は、調査をきちっとやってこなかったツケがここに来て表面化していると文部科学省の責任を指摘しております。また、吹きつけが劣化すると室内でもかなり多くのアスベストが検出されることがあると指摘しております。このことは国挙げて児童・生徒の命を軽く見ていることになります。責任は重大でありますが、だれも責任をとろうとはしません。
 本町でアスベスト調査を実施したと先ほど答弁聞いておりますが、文教厚生常任委員会の資料の中にも、3番の分析調査による判定として専門家による調査、こういうことがここに資料の中にうたわれるわけですが、実際に専門家というのはどういう方とご一緒に調査されているのか、1点お伺いしたいと思います。
 そしてまた、ヨーロッパ各国というのは非常にこういう点ではもうすべていろんな面で対応が早いわけですが、この点についても非常に早うございまして、1980年には全面禁止ですね。ということでございます。吹きつけもだめですし、青も白もだめということになっておるわけですが、しかし日本では専門家の指摘にもかかわらずごく最近まで禁止されずに使用してきた結果がこういうことになっておりますので、申し添えておきます。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(上保幸夫君) それでは、福井議員のアスベストに関してのご質疑にお答えいたします。
 これは前回山ア議員のときにご答弁しましたように、町の学校施設、またすべての公共施設につきまして吹きつけ材等についての実態調査、また図面等、目視等しました結果、5ヵ所に吹きつけがあるということが認知されましたので、その吹きつけ材につきましてもまた今いうアスベスト、ロックウール、またはガラスウールといろんな製品があるわけですけど、それについて調査した結果、アスベストが含まれる含有材を吹きつける施設につきましては、先ほどの社会福祉会館一施設でございまして、他の施設につきましてはアスベストの含有物は吹きつけ材から一切発見されておりません。その調査につきましては、環境省から許可を得た業者にもって、当然それはルールに基づいたエックス線解析、今、国で認めとる分析方法をもって解析しておりますので、我々勝手にこうやないかとかいう素人やなしに、当然国の基準の認可を受けた企業でもって分析をした結果でございますので、そのことでご理解いただきたい思います。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) そうしますと専門家を交えて調査されてるということですね。エックス線調査もされてるということ。これすべての公共施設一つひとつに対してこの専門家をすべて入れられたのかどうなのか、1点伺いたいのと、その専門家というのはどういう名前の方であるのか、また会社名であるのか、伺いたいと思います。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(上保幸夫君) 失礼します。今も申しましたように、すべての町内全部の施設というわけにいきません。今も申しましたように、図面、また目視等ですべての施設を検査結果、吹きつけ材がありと認められる施設、5施設について検査し、その他の施設については吹きつけ材がないという図面上等がありますので、検査はいたしておりません。
 企業につきまして、今、環境省の基準に基づきました会社名につきましては、エヌエス環境株式会社いうことでやっております。
 以上でございます。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) エヌエス環境株式会社というとこに頼んでるということですね。それで今のところは社会福祉会館等々で使われているということが判明して、やはりその分析結果ですね、こういうものは住民の方にどういう会社がどういう分析をしたかということは、五つの施設のすべてを住民に公表していただきたいと思いますので、その方策をとっていただきたいと思います。
 そしてまた、例えば先ほども民間も17施設、昭和35年から55年ということですね。そうしますとごく最近建ちました大型量販店、それはごくごく最近ですので、その中に入ってこない。今後においてはそれも全部調べられると思いますが、住民の方は駐車場にアスベスト状のものが吹きつけられておりますので、非常に心配されて、実際大型量販店の方に問い合わせして、量販店の方も殺到しておりますということがありまして、じゃあどっか入り口にでもこれは問題ありませんとか、ある程度問題ありますとかそういうようなことを張り出してほしいということを量販店の方にも言っておられるんですが、やはり猪名川町としましても、量販店の周囲には小学校もあり、中学校もあり、そしてイナホールもあり、それから図書館もあり、またイナホールで催し事があるときには非常にあそこの駐車場を使ったりもしておりますので、責任がないとは私、言い切れないのではないかと思いますので、町としてその量販店、17店舗は調査するようにということだったんですかね、ちょっと私ももう一度そのあたりを詳しくお話ししていただきたいのと、それから内装材とかいろいろ等々はこれからまたマニュアルに沿って、リストに沿って調査していく。その中で恐らくや五つどころじゃなく出てくるんではないかと非常に私心配しているわけなんですが、その調べるときにも専門家の方を依頼するのかどうか、お伺いしたいと思います。そして出てきた場合はどのように対応していくのか、心構えはできているのか、その点もお伺いしたいと思います。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(上保幸夫君) 再度の質問にお答えいたします。
 量販店につきまして、当然住民の方、私ども問い合わせありまして、当然その確認しております。
 まず、もうはっきり言いまして大きな量販店としましては、ジャスコさん、またサピエさん等について、それで今ご質問のようにアスベストが使われてるというようなそういう偏った認識やなしに、使われてるか使われてないかはまず調べないけませんので、その結果、ジャスコについて天井を見ますとアスベストなのか要するにロックウールなのかガラスウールなのか、非常にこの判断が難しいと思います。今アスベストという思いがありますので、当然その結果、私ども調査した結果、ジャスコさんの駐車場に使われてるものガラスウールでございます。アスベストじゃございません。それでこれにつきましては早速ジャスコさんの方につきましてはその期間すぐ正面玄関等にきちっと私どもの駐車場の上にはガラスウールを使っておりますいうことは表示されておりました。そしてサピエさんの方につきましても調査したあれはロックウール、岩綿、天然じゃなしに自然のもので使われてまして、アスベストの使用はございませんので、そのとこはご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
 ほかの17施設については建設部長の方で答弁していただきますので、よろしくお願いいたします。
○議長(山口 昌君) 建設部長。端的に言うて。
○建設部長(大嶋 博君) 民間施設のアスベストの使用状況につきましては、さっきの山ア議員の中のご質問の中でお答えをしたとおりでございますが、これにつきましては先ほども申し上げましたように吹きつけアスベストがありまして、それが露出してるところが1ヵ所いうことで、床面積1,000平米以上の民間施設について、その使用が認められてた昭和31年から昭和55年までに建築された建築物ということで調査をされたわけでございます。それは調査は、特定行政庁である県民局の建築課が実施されたというものでありまして、結果として対象となる建物が町内で17ヵ所あるわけだが、これは先ほど上保部長が言いましたように量販店ということじゃなく、主なものとしてはゴルフ場などが該当するわけなんですが、それはいずれもそういう吹きつけ材そのものが認められなかった、露出した吹きつけアスベストはないという調査結果の報告をいただいておるということで、その後、念のために56年から平成元年までの建築物については調査の対象を広げているということも申し上げたわけでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) そうしますとジャスコさんという、私は伏せたんですが、部長が言われましたので、非常に住民の方は危惧しておられますけど、ガラスウールやからアスベストは一切含まれてない、吸い込んでも大丈夫というお墨つきなわけでありますので、今答弁されましたので、例えばいながわまつり今度ありますね、そのときもどうぞジャスコの駐車場お使いくださいということで町から案内があるわけですね。多くの方はとめられないからあそこへとめさせていただいてるいう経緯がありますので、そのお墨つきがあったということで、町は後からこうであったいうことのないようにお願いしたいと、こう思っております。安心してとめられる駐車場であるということになりますのでね、今の答弁では。
 それと旧文部省が1987年に実態調査を実施しまして、アスベストがやはり問題であるとこの当時から言われておりますね。それに対して撤去費用に補助金を出すなどして対策を促してきたが、その後余り各自治体とも撤去もしてないようなことであったがためにこのたび1,597校と、これがもっとふえるわけですが、先ほど答弁の中で撤去費用とかそういう始末などは各自治体が、市町村が責任を持ってやらなければいけないという、たしかそういう答弁だったと思うんですが、こういう補助金を出すというのは今生きているのかどうか、ご存じであるのかどうか、その点伺いしたいと思います。
○議長(山口 昌君) 教育部長。あるかないかをちょっと端的に答弁してや。
○教育部長(倉田和夫君) まだ具体的なその補助云々ということは私どもは承知いたしてございません。ただ、私、最初の質問のときにご答弁申し上げました非飛散性アスベスト含有の二次製品ということで建設資材ですね、ボードとかいろんなもの、板とかですね、そういったものの中に含まれておるかどうかという調査を、その文部科学省の方から示されておりますリストに基づいて私どもが今調査をしておるところでございます。その調査の結果、経年劣化によるとかはがれて暴露状態にあるとかいうものが明らかになった段階においては、これは環境省の方が示しておる解体作業資料がございますんですが、非飛散性アスベスト廃棄物の取り扱いに関する技術指針というのがございます。これに基づいてその事業主が除去なり撤去をするという形になってございます。
 したがいまして、そういったものを示す手順といたしましては、対象建築物の解体時に処理計画を立てまして、撤去方法や分別方法、収集運搬、そして最終処分までの計画書を示しまして、管理体制を整えて現場で事に当たる。そしてその際には関係者に周知を行うというものが指針として示されてございますので、これに基づいて行うこととなります。
 まだ今、国の中央においてもこのアスベストにつきましては最重要課題で、その対処方針ということが言われておるようでございまして、私どもはその辺の成り行きにも注目しておるわけでございますけれども、私ども教育委員会は今もう既に文部科学省の方からそういった通達が参っておりますので、調査を進めておる、こういった状況でございます。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 文部科学省の方からそういう案内というんですか、通達が来てるということですね。環境の方面からそっちの方へ解体するときには費用を出すということになりますので、猪名川町は解体しなくても済むようにぜひともしていただきたい、そういう希望を持つわけですけども、解体、各学校に使われているように私は懸念するんですが、そういうとこに費用が莫大に要ってきますとこの役場庁舎どころではありませんので、まず子供たち優先で取り組まないといけないことになってきますので、予算編成のときにはしかと対応していただきたいと思うわけですが、まず子供たち優先でありますのでね。
 それと旧文部省ですから、もしかしたら今、文部科学省に省庁名が変わっておりますので、こういう撤去費用というのが文部省が出すのか、環境省が出すのか、ちょっと私もそこのとこまでは調べてこなかったんですが、補助金を出すということであれば最大限、もしそうなった場合はこういうあらゆる補助金を駆使して町費をなるべく負担をかけないようにしていただきたい。これは何分にも国が大きな責任を持ってますので、国の対応が遅かったがためにこういうことがもう社会的にも大変なことになってきておりますので、死者まで出ているわけですから、この猪名川町も他人事ではないと思っておりますので、しかと取り組んでいただきたい、こう思っております。
○議長(山口 昌君) 答弁よろしいですな。
 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 敬老会イベント等の見直しをということで、過去3年間のアトラクション出演者名と出演料をお伺いしたいと思います。
 それから次年度からは、ああいうアトラクションもどういうところで、皆さんの話し合いで行われてきたんでしょうが、割に多くの方が不評ですね、あれは。ですのでやはり町内の芸達者の方々にお願いしてはどうかなと、こう私は思うわけです。その方たちに幾ばくかの出演料をお出しして、日々の芸の精進のために精進していらっしゃるその一助になれば、こう思っておりますので、町外の方もうけさせるよりも町内の芸達者の方いっぱいいらっしゃいます。町長もよくご存じや思うんですが、日本舞踊などは町長も私もご案内受けてカリヨンホールなどを見に行くんですが、非常にレベルが高いんではないか、こう思っております。その方がよっぽど参列された、参加された方も身近に感じるのではないかと思いますので、無理やり拍手をしなければならないような芸人さんではなく、私ちょっと手厳しいことを申し上げますが、やはり心から、ああ、よかったねという拍手、これがある方が私は成功ではないかと思います。
 それから私、大分前にも指摘させていただいたんですが、非常にことしも持ち帰りのお茶菓子の中にかたいものが入っておりますので、やはり入れ歯の方もたくさんふえておられますので、入れ歯の間に挟まって痛いというようなものではなくて、そういうものはもういっそおやめになって、例えばラガールカード、今3,000円ですが、その日に参加された方はもうお持ち帰り、例えば5,000円にして持って帰っていただく。そして欠席された方たくさんいらした、三千数百名、70歳以上の方の中のうちの800名ほどですから、八百何十人かですから、多くの方は欠席された方は郵送にするのがよいのかとりに、例えば引きかえに来られるのがよいのかちょっとわかりませんが、参加された方はその場で持って帰れるぐらいにしていただきますと、わざわざバスに乗ってラガールカードの引きかえに来なくても済みますので、一考をお願いしたいと思いますが、こういう提案をいかが思われますでしょうか。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(小北弘明君) それでは、福井議員の敬老会についてということでございます。
 まず、過去3ヵ年のアトラクションの出演者と出演料ということでありますけれども、平成15年度は桂きん枝ほか2組、それから平成16年度は中田カウス・ボタンほか3組、おのおの126万円、本年度はおかけんた・ゆうたで105万円となっております。
 次に、アトラクションを町内芸達者の方々にお願いしてはということでございますけれども、町が行ってきました敬老会につきましては、できる限り多くの方々に参加をしていただき、町を挙げてご長寿をお祝いするというのが目的でございまして、少しの時間ではございますけども、お笑いなどを楽しんでいただこうというのがアトラクションを実施しておる目的でございます。その他アトラクションの内容につきましても、限られた予算の中で幅広い方々に楽しんでいただけるように配慮し、選定をいたしております。
 なお、お茶、お菓子に関しましてもご指摘いただきましたけれども、公平性の確保などの観点から本年度から記念品にかえて実施をいたしましたけれども、感謝とかいろんなことでお礼というような声は聞きましたけれども、苦情というような声は聞いておりません。
 いずれにいたしましてもご指摘のことだけではなくて確実に対象者が増加する今後におきまして、敬老会の運営全般にわたってどうするのかについて検討をしていくことの必要がございます。こういったことにつきましてはやはりお呼びする対象者の方、特に老人クラブ連合会を中心とするような関係団体、そういった方々の皆さん方の声を聞いていく中で、より喜ばれて、また楽しんでいただけるようなものとして検討してまいりたい、このように考えております。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) それぞれ126万円、126万円、105万円、ぱぱぱっと計算しまして350万ほどですか、3年間で、非常に高額であります。それ以外に芸能人の方が何人か出ておられるんですが、その方たちの出演料も私は聞きたいんですが、資料もお持ちでしたらお教え願いたい、こう思っております。それ無料で出られてるのかね。こうなりますとそうなりますので、無料ということになりますので、お伺いしたいと思います。もう少しふえるんではないかと思っておりますのでね、合計が。
 やはりこれだけの貴重な町税でありますので、町の文化協会に限らず非常に体育協会においてもエアロビクスされてる方、そしてまた子供たち、お子さんたちのダンス、それから軽音楽、それからフラダンス、それから舞踊、それからハンドベル、それからコーラス、いろいろもうたくさんの芸達者の方がいらっしゃるわけですね。ですのでそういう方を順繰りに、やはり今ちょっとちらっと出ました、私も言おう思ってたんですが、いながわまつりで出演もされます。また、出演されないグループもあります。いながわまつりに敬老会全員の方が見に来るかいうたらそうではありませんので、やはり厳粛な敬老会においては少し町内の芸達者の方々ぜひとも起用していただきたい、こう思うわけですが、もう1回お伺いします。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(小北弘明君) ただいま申し上げましたのは、だれだれほか何組ということで、4組でしたら4組のセットで126万円やったら126万円で買いますので、すべてがその対象になっております。
 芸達者ということでございます。それはいろいろとり方があるんではなかろうかと。自分が舞台に上がって満足していくような一つのこともございますし、またそういう人たちの活動を見たいという老人の人もあるかもわかりません。しかし、いずれにしても我々は招待しておる方にどのように喜んでいただくかということが一番大切と思っておりますので、議員のご意見はご意見として承って、それも実際にお呼びする方々についての意見もお聞きする中で検討してまいりたい、このように考えます。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 今、部長の方から答弁いただいたわけですけども、お呼びする方々の意見、ぜひこれ聞いていただきたい。これは私も、部長も何の不満もないと、部長の方には聞こえてこなかったことでも私の方には聞いておりますので、私も地域へ帰って地域の方々の意見を集約しておりますのでね。それでも全員800名の方にお会いできておりませんので、やはりアンケートをその方たちに一度とってみられても私は答えが返ってくるんではないかと思いますので、その点また敬老会の実行委員会の方たちとお話し合いするときにも参考意見として言っていただくということですよね。違いますか。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(小北弘明君) 当然今、福井議員がおっしゃいましたように、すべての方々のご意見をお聞きになって述べておられるということではございません。私どもも私どもの方法としていろいろと聞く場合がございます。そういうことについて総合的に判断していいもの、そのように申し上げたところでございます。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) よろしくお願いいたします。
 では、3点目の駐輪場の定期使用券等を再交付せよですね。現在猪名川町自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例に定期使用券等の再交付が盛り込まれていないため、紛失した住民は再度購入しなければならない現状にあります。自転車は1ヵ月1,600円、3ヵ月で4,300円、原動機付自動車は1ヵ月で2,600円、3ヵ月で7,000円と条例で定められております。その3ヵ月7,000円の定期使用券を紛失されている方が住民の方の中に何人もいらっしゃいまして、その定期使用券を紛失した住民は再度7,000円支払わなければ購入できません。今、猪名川町では現状であります。
 しかし、これはおかしいという住民の方のご意見を私も伺いまして、早速川西市の方の条例を取り寄せて調べてみましたところ定期使用券等の再交付という条例がうたわれておりまして、きちっとうたわれてる。猪名川町の条例にこれが抜けとったという、私たちも議員も一端の責任はあろうかと思うんですが、私もその場では気がつかないまま通してきたわけなんですが、気がついた段階で不備な条例は変えていくというのは、これが住民に対してのサービスであると思っております。定期使用券または定期使用証を紛失した者は、自転車等駐車場定期使用券等紛失届け出書を市長に提出し、その再交付を受けなければならないと記されております。再交付は無料であります。これが住民に対して当然しなければならないことでありますが、猪名川町では再交付は有料になっております。早急に条例改正し、無料で再交付しなければならないと考えております。
 なお、現在まで損失を与えてしまった住民に返還することは当然のことと考えておりますが、意向はどうでしょうか。
 なお、紛失届出すときに住民は住所、氏名を届け出ておりますので、返還することはたやすいことだと思います。
 それは条例に盛り込まれておりませんので、そういうことで突っぱねるということは可能かと思うんですが、やはり例えば日生ニュータウンなどが川西の市民の方が半分、猪名川町民が半分ということで、川西市の方もたくさん預けられておると思いますが、実態はどうなんでしょうか。やはりこれは無料で交付するべきだと思います。と申しますのが、3ヵ月そこの例えば1番という場所をその方が購入したわけです。その場所を3ヵ月分7,000円払ってね。購入したにかかわらずそれを例えばほかの方が紛失して使うということにはならんと思います。そこは何番のだれはだれということですぐ再交付を受けて、紛失した人を無効にしてしまったら、その7,000円で買った方は再度そこを使えるわけですから、それが川西市のやることが当然であって、猪名川町はおかしいんではないかと思っておりますので、こういう自転車駐車場定期使用券紛失届け出書を市長あてに提出すれば7,000円出さんで済むわけですよ。川西市とちょっと料金違いますが、そういうことでこれは早急に議員提案でもこの条例は変えていかんといかんと思うんですが、行政ももたもたしておりましたらと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(上保幸夫君) 失礼します。自転車駐輪場の使用についてのご質問にご答弁させていただきます。
 猪名川町の自転車駐輪場は平成8年から建設して、平成9年の6月から使用が開始になったと思っております。
 そしてこの自転車駐輪場の運営につきましては、当時いろいろご議論いただく中で、川西市の今いろいろな事例も出されておりますけども、猪名川町の場合、当時もいろいろ運用についてご意見の中で、最終的には1年間365日24時間すべての時間使用できるようなことを考えられないかといういろんな議会とも議論する中で検討した結果、今現在この状況の使用形態としております。そしてそうすることによって自転車のそういったとこの中で定期券の使用ということも考えられてきたわけです。その目的といたしまして自転車盗難防止とか、また駐輪場の不法侵入者の防止とかいろんな角度で検討の結果、今料金についても言われましたけども、そういう経緯を踏まえた中でやってきております。
 川西市の場合、そしてこの定期券を再交付できないかということですけど、そのときの答弁もあったと思うんですけども、この定期券は公共交通機関と同じような定期券の考えである。今、交通公共機関が定期券を落としたら再発行してくれるか。再発行いたしません。あくまでも金券でございますので、それは自己責任として管理をしていただくということで当時からそういう、この中でたしかその議論も私もあったと思います。けどもそういう議論の中でこの条例を制定いただいたわけで、ただ川西市の場合は、私どもは基本的に経費の削減も考え、そして利用料金についても1,600円とか、また4,300円とか検討した結果、設定しております。川西市の場合は、今一つ言いますけども、利用時間については午前7時から午後9時30分、この中に関してはすべて有人で管理されています。基本的には定期券がなくても出庫、入庫はできるわけです、この時間帯で。それは何をもって検証されてるかって、後ろのシールをもって検証されておりますので、それで監視の場合については年末年始お休みもない、こういういろんな角度の検討した結果、定期券、そしてそれも金券という扱いで制定しておりますんで、私どもとしては他の今の交通機関と同じような考えを持って設定してますので、再交付することはなく、これはみずからの管理責任であるという考えで持ってます。
 そして場所につきましても、確かに1番というんでなしに私はAゾーン、Bソーン、そのゾーンについてとめていただくという形で設定しておりますので、あくまでご利用いただく、公共交通機関と同じような考え持って駐輪場設定しておりますので、今ここで条例を改正し、川西市がどうこう、要するに猪名川町としての方針に基づいて再交付はしないという考えで今おります。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) それ部長、余りにも住民に対して気の毒ではありませんか。部長と議論したんですよね。何とかしたってくれということでね。条例にもうたわれてないし、それから金券と同じである、定期券と同じ、それも承知しております。その後、私、川西市のこの条例を入手しておりますので、ですのでこういうことをちゃんとうたってあるわけですよ。時間何時から何時までとか関係ないんですわ、そんなもんは。やはりこれはそこの場所を7,000円で猪名川町の住民は買ってるわけですから、やはりそれはなくした場合は速やかに、ゾーンからゾーンじゃなくて、例えば使用する方は1の1はAさん、1の2はBさんという形にしていただいて、川西市のようにシール張っていただいて、そしたらシール張ったバイクしかとめられないわけですから、何ぼ拾ったってそれは無効になるわけですよね。そのようにぜひとも改正していくのが住民に対するサービスじゃありませんか。しませんなんていうそういう、ここだけ、議員と執行者側では通った話でも、これを住民の方が聞いたらどういうふうなように思われるか。川西市はあるのに何で猪名川町はない、こういうことになりますので、やはり住民サービス、住民サービスを優先するということをおっしゃるんであれば、これはきちっとした見直しをしていただかないといけない、こう思っておりますが。
○議長(山口 昌君) 環境経済部長。
○環境経済部長(上保幸夫君) 先ほど申しましたように、当時この議論は、福井議員もその所管の議員におられたと思います。平成8年度、料金の設定の時間とかこの問題、平成8年の12月に条例制定しとるわけです。この動きでやってます。ですけども、そこでも定期券の再発行のことについても議論は私あったこと掌握してますけども、そのこともどうですかと言われるから、これはあくまでも先ほど申しましたようにできない。それはなぜかというたら、公共交通機関と同じ考えである。そしたら公共交通機関、今、能勢電車、定期券落としました。阪急バス、学生さんらは非常に高い定期券、何万円というの落としました。再発行はできないという状況。それと同じような私どもシステムで取り扱っていただきたい。ただし料金についてはやはりできるだけ、能勢電車の料金がかかるから高いから、そしたらそういうことも踏まえて今の1,600円という要するに安い値段でどうだといういろんな角度のご意見を入れられたこの料金、自転車、原動機付自転車の利用についての設定を当時いろんな議員の各位はしていただいておりますので、今、川西市がやってるからどうだと。他市がやってるすべて猪名川町と住民のサービスというその一つの言葉の中で私どもとしては今駐輪場の運営については考えるべきじゃないと。だから再発行については、これはあくまでやはり自分の責任である、自己責任というものがなくなれば、何でも行政のサービスということでやっていくものでないと私自身今預かっておる者といたしましては再発行については、今、川西市がどうこうという考えをするのではなく猪名川町の実態に応じた運営と、経費もかかっておりますので、これを住民の税金に基づいた経費で非常に年間運営経費かかっておりますので、当然その使用いただく方にそれなりに受益負担という考えのもとに、また自己責任という考えのもとで再発行について現在の状況ではしませんといいますのは考えておらないということですので、ご理解いただきたい思います。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 理解してください、理解してくださいって、これは私理解できないからここへ立って何とかせえと言うてるわけですよ。理解してたらそんな立ちませんよ。こんなん質問しませんよ。理解できないからこそ質問してるわけですから、やはりその場所というのはもう7,000円で、それで定期券とまた違うと思うんですよ。定期券とはね。その場所をその方がもう購入してらっしゃるわけです。そんなにもう不特定多数の方じゃありませんよ。もう顔もわかるし、届け出も出してるし、わかってるわけですよね。だからこそそんな落としたり紛失しては本当は自己責任だと思うんですが、でも不幸にしてそれを見失ってしまったとかいうことであれば、速やかに、お隣の市がやってることが猪名川町でできんはずがないんですよ。ですからやはりこれはじっくり考えていただいて、そんなに高額に、そんなあれもAさん、Bさんも全部が落としてしまったということには絶対なりませんので、そういう救済はあってもよい、私はこう思っておりますので、条例に関して考えていただきたいと、こう思っております。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 答弁よろしいか。
○7番(福井澄榮君) 考えを言うたんです。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君の質問は終わりました。
 これをもって一般質問を終結いたします。
            ────────────────
○議長(山口 昌君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
平成17年9月13日   反対討論
 第327回定例議会
私は、議案第65号 (仮称)福祉の道整備工事請負契約の締結について反対といたします。
 昨今の財政の中、不必要な道路建設は認められない。白紙撤回するべきである。このような財源が余っているのなら、教育とか住民福祉に優先して充てるべきと考えるので、反対といたします。
平成17年6月17日    一般質問
 第
326回定例議会
○議長(山口 昌君) 会議を再開いたします。
 続いて、福井澄榮君の質問を許します。
 福井澄榮君。
○7番 福井澄榮   通告に基づきまして、福井澄榮の一般質問をしてまいります。
 3点お伺いします。まず1点目ですが、熱中症予防条例の設置を。
 2点目は街路樹、公園、緑地帯等への農薬散布の内訳を公表せよ。
 3点目、24時間体制でホームヘルパーの派遣を実施せよ。
 まず1点目からお伺いしたいと思います。過日ですね、6月9日ですか、テレビ放映されておりましたが、滋賀県草津市では、近年の夏の猛暑による熱中症で全国的に死亡者がふえていることに対処する条例を制定し、17年7月1日から施行するとのことだが、本町においても、学童、生徒を初め、老若男女の大切な命を守るために、早急に制定するべきではないか。
 この通告書を提出したあとにですね、6月13日に東京シティロードレースというマラソン大会があったわけですが、このときにまさしくこんなことがあってはならんですが、男女20名が熱中症にかかり、そのうち5名が重症というニュースが出ておりました。
 もちろん、その東京とかいうだけでなくてですね、全国的にも発生しているわけですが、ここ兵庫県下でも例外ではありません。猪名川町の昨年の発生件数、ここ何年かの発生件数を状況はどうなっているのか、まず1点お伺いいたします。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(小北弘明君) まず、発生件数ということでございます。条例設置をするということのお尋ねではないということ。
 発生件数については、今承知はいたしておりません。
○7番(福井澄榮君) 条例制定は。
○住民生活部長(小北弘明君) それではお答えをいたします。
 熱中症予防条例の設置をということでございます。ご質問の草津市におきましては、平成16年度に公立高校の生徒が数人熱中症で倒れ、危機管理の面から、気象協会を含めた専門家による研究会を立ち上げまして、現在、予防情報の発令、その基準及び市の責務を盛り込んだ条例案を、ご指摘ありましたように6月9日の議会に提案をされるということで聞いております。
 熱中症とは、身体の中と外の熱さによって引き起こされるさまざまな身体の不調のことでございまして、筋肉痙攣、失神、めまい感、吐き気、嘔吐及び意識障害等、症状はいろいろでございます。また、熱中症はちょっとした注意で防ぐことができますので、レジャーや運動のときだけではなく、普段からの生活の中で心がけることが大切でございます。まずは、体調を整え、睡眠不足や風邪気味など、体調の悪いときは外出や運動を控える。
 また、特に高齢者や乳幼児は、日中の暑い時間の外出を控えるようにすることも大切であると。これは一般的なことかもわかりません。また、高温多湿のときには、こまめに水分補給を忘れないと。特に夏場は、水分の補給のみでなく、塩分の補給も忘れないようにすることで十分予防ができると、そのようなことでございます。
 また、日本気象協会におきましては、熱中症予防に関する情報が1日5回、全国850地点の予防情報が発信されておりまして、本町においては、条例制定は考えてはおりませんが、熱中症は日常生活の中で一人ひとりが、ちょっとした心がけで予防できるものですので、高温多湿になるこれからの時期、町広報やホームページで予防についてのPRを実施してまいりたいと、このように考えております。
○議長(山口 昌君) 消防長。
○消防長(井谷丈志君) それでは福井議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 今、ご質問で発生件数と言われましたが、我々が把握しておりますのは救急車で搬送した件数ですので、ちょっと言われました発生件数とは違う件数になると思いますが、ご理解願いたいと思います。
 一応、私どもが記録しておりますのが16年中、昨年の1月から12月でございます。3件の傷病者の方を搬送いたしております。女性1名、男性2名の方を救急病院へ搬送した状況でございます。
 ことしは、今のところ搬送はいたしておりません。
 以上でございます。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 今、住民生活部長が答弁しておられましたが、条例制定は考えていないということなんですが、ホームページ等でも気象庁等々、発表しておりますが、なかなかホームページばっかり見ている人はいませんし、ましてや高齢者の方なんかは、ホームページというのは携わっている方少ないと思うんですね。
 広報も1日と15日としか出ないという間においてね、なかなか熱中症に対して危機意識というのかしら、そういうのが伝わりにくい状況にあることは事実です。だから、こうしてばたばたと倒れていくという現状ですね。
 なぜその条例が大切なのかということを、やっぱり考え、これ10日に私通告出しましたので、条例はあった方がいいのだという思いであるのか、こんな条例は要らんのやという思いであるのか、その1点伺いたいのと、可決されればね、草津市で全国初となりますと書かれてますので、これは画期的な条例であるわけですね。今後、いろんな自治体において、恐らくこういう条例が出てくると私は思います。それに先がけて猪名川町、早く条例をつくってほしいということを申し上げているわけですね。
 やはりこの条例の目的といいますのが、熱中症の予防に関する市、市民、それから事業者等の役割を明らかにし、熱中症の予防その他の必要な措置を講ずることにより、熱中症による被害を防止し、もって健康で安全な地域社会の実現を図ることとしますと、こういう草津市の方から、これは私インターネットから取り寄せましたけどね、この定義ですね。1番熱中症、そして2番が熱中症厳重警報、3番事業者ですね。事業者もやはり、市内で商業、工業、その他の事業を営む方も、こういう熱中症に関して理解を深めて、働いていらっしゃる方の健康を守るということがうたわれております。
 そしてまた、施設管理者ですね、それからスポーツ指導者、もちろんこの中には、学校の先生方も入ってくるわけですが、その4年前かな、お隣の川西市で中学生が熱中症で倒れて亡くなって、それによって学校の先生が訴えられておりますね。こういう不幸なことが起こっているわけです。そして、神戸地方裁判所において、昨年に4,000万円支払いなさいという判決がおりているわけです。ですから、先生は恐らくね、これもいろいろホームページだけですので私は実際に自分で確かめたわけではないんですが、ホームページからしますと、倒れたお子さんを一時間ほど放置していた、放置じゃないんでしょうけどね、様子を見ていたと思うんですが、亡くなってしまわれたということですよね。
 先生方は、やはり体力増強ということで、クラブ活動なんかも全国大会に出よう、それから兵庫県大会に出よう、こういう思いで子どもたちを叱咤激励して強いクラブに育てていきたいということなんですが、これからはね、そういう叱咤激励が逆にこういうふうにして不幸な結果になるということでありますので、やはり学校の先生に対しても、こういうことがあります、熱中症というのに気をつけてください、余り無理をせずにという、こういう条例が後ろだてにありますとね、先生方もここらでやめとこかということにもなろうかと思うんですよ。条例がなければね、わからんままいってしまうということにもなりかねませんので、もう一度ね、条例というものが本当は大事なんですよというようなことを、本当は私は言葉を待っているわけなんですけど、どうでしょうか。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(小北弘明君) 条例だけをとらえて、それが大切であるかということではなくて、熱中症対策というのが非常に重要であると、こういうことに関しましては、十分認識はいたしております。
 しかし、そのための施策を行うについて、果たして条例がなければそういう施策が行えないかということについては、多少疑問を感じております。
 ただ、草津市で全国初めて、これは気象庁も気象協会も入って、一つの試みとして実施されようとしていることでありますので、当然その成果がどうであるかということについては、見守ってまいりたいと考えておりますけれども、条例が先ではないと、そのような考え方でございます。
○議長(山口 昌君) 教育部長。
○教育部長(倉田和夫君) 私ども教育委員会の方の関係でのご質問もちょっとあったかと思います。ご質問にございましたように、お隣平成12年にそういった事故が起こっております。
 そういったようなことも受けまして、実は文部科学省の方から熱中症を予防しようというような、こういったパンフレットがまいっておりまして、私どもの方でそれぞれ各学校の先生方に、始業時の学級管理による健康観察、水分の摂取、睡眠や食事等の規則正しい生活習慣などを養護教諭を中心としたそういう健康教育を行っております。
 そして、これらの対策を強化するために、川西市医師会からのスポーツドクター派遣事業、こういったことを年間4回実施をいたしてございます。最も重要なことは、直接子どもたちの指導に当たる教職員の知識と危機管理能力であると考えておりまして、各中学校の部活動を巡回しながら、医師から具体的な予防方法と対応を指導いただくとともに、中学校区ごとに小学校の先生も対象にいたしまして、スポーツ障害とあわせました熱中症予防の具体的な指導をしていただいております。
 また、各学校の校内研修におきましても、養護教諭や専門家を講師といたしまして、教職員の意識と指導力を高めるよう研修を行っており、今後ともこうした取り組みを継続し、強化することによりまして、子どもたちの大切な命を守ってまいりたいというふうに思っております。
 条例につきましては、もうこれは町全体で考えていくべきものでございまして、当然そういった中での協議の中には私ども教育委員会も加わらせていただきます。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 皆さんに笑ったりされているけど、これね、本当に大変な問題なんですよ。議員さん方もね。
 例えばね、私もなかなかここまで把握できてなかったんですが、尼崎においてはね、市立の大島小学校の4年生のお子さんが熱中症で、ソフトボールの練習中に倒れて亡くなられてますよね。
 先ほどね、住民生活部長は、体力がおちたときとかね、そういうときに気をつけましょうということなんですがね。このお子さんの状況を見ますとね、非常に水分も補給していたと。きちっとその前の晩、9時に就寝して、朝6時に起床して、朝食もきちっととっていたと。こういうことなんですね。気温も30.8度、当日は、こういう状況のもとで、亡くなられているんですよ、このお子さんがね。
 ですのでね、本当に何かそういう体力弱ったときだけじゃなくて、突然こういうことに襲われるということを周知していただきましてね、広報は毎日流せませんので、例えばホームページでも流していただきたいですし、そういう思いはするんですね。
 それから事例としては、神戸市は非常に多いわけなんですが、その中でも高校生がバトミントンしていてね、倒れたと。それから大学生、サッカーの練習中に倒れたと。そういういろんな事例が滋賀県においてはですね、女子生徒が32人、熱中症で倒れていますよね。そういうことで、非常に先生が訴えられたりね、非常にこういう事例が多発してまいりますと、やはり猪名川町においてもね、条例を早急に制定していただきたいと。もし何かあったときに、福井議員がああいうことを言ってたのに町は制定せずにということになりますので、行政の姿勢として、気をつけて行ってほしいと思います。
 それから2点目の街路樹、公園、緑地帯等への農薬散布の内訳を公表せよ。
 昨今、農薬を極力使わない農業や、ガーデニングが注目されております。アレルギーのある子どもなど、化学物質による健康被害を訴える人たちに配慮するために、注目されているわけですね。しかし、町内では相変わらず農薬散布が実施されており、健康被害が心配だとの声をたくさん聞いておりますが、やはり農薬の種類と量、それ及びその業者を全住民にやっぱり公表するべきではないかと、こういうところにきているのではないかと思います。
 家庭の中でね、そしてまた農家の方が減農薬に配慮されていても、それこそ緑地帯の桜、先日もちょっと見かけたんですが、緑地帯の桜なんぞには、もうぼたぼたと落ちるぐらいに相当高い10メートルぐらいのところをしゃーとかけて、ぼたぼたと落ちてました。雨のように降っておりました。そんなのを見るにつけね、こんなんでいいのかしらと思いました。
 やはり、これは公園とか街路の農薬散布、そしてまた農家が生活環境周辺で行う農薬散布、個人の家などの農薬散布も規制しているわけです。やはり、使ってはならない薬剤とか、それから量なんかはちょっとわかりにくいんでしょうけれど、そういうことに違反しますと、改正法により100万円の罰金とかね、3年以下の懲役とか、農薬取締法というのがあるわけですね。こういうことにも抵触してくるのではないかと思いますので、非常に街路とか緑道の農薬散布、それから公園等の農薬散布、非常に危惧しておりますので、それを今どういう農薬を使っているのか、また量についてはどうであるのか、お尋ねいたします。
○議長(山口 昌君) 建設部長。
○建設部長(大嶋 博君) それでは福井議員の街路樹、公園、緑地帯への農薬散布の内訳を公表せよ、また農薬をできるだけ使うなといったご質問に対しましてお答えをしたいと思います。
 現在、建設部で所管しております街路樹、公園、緑地帯の施設管理につきましては、造園業者に管理を委託し、維持管理を行っているところであり、その中で害虫駆除といった観点から、農薬散布をしているところでございます。
 特に春先につきましては、発生する毛虫類が多数あるわけでございます。この中には、当然公園等を利用される住民の方々に被害を与えるものとして、イラガ、あるいはドクガといったものがあります。これはこれに触れたり触ったりしますと、非常に痛みを感じましたり、発熱を伴うもの等々がありますし、特にドクガの中のタドクガに刺されますと、病院に行かなければならないし、ときには入院をしないといけないという事例もあります。
 そんなことが一つあることと、それともう一つは、樹木に被害があるわけでございます。それはカイガラムシですとか、アメリカシロヒトリ等がありまして、これらがつくと葉を食べ尽くしますので、その木は枯死してしまうといったことがございます。
 そんなことから、その駆除や防除といった観点から、薬剤散布を行っているところでありまして、その農薬につきましては、中高木にはトレボンとスプラサイトという農薬を同一混合の1,000倍希釈液、低木にはスミチオンとディプテレックスの同率混合の800倍希釈液を散布しております。
 できるだけこの回数も少ないということで、通常、春のみとしておりますが、年には秋口に毛虫が発生する年もございますので、そういうときは同様に対応することもございますが、できるだけ少なくしております。
 この農薬が、先ほど農薬の違法ではないかというような観点のご質問ではなかったかと思いますが、当然この農薬につきましては、当然認められておるものでございまして、またその薬剤につきましては、独立行政法人の農薬研究所でも十分チェックされたもので、国でも認められておる、またもちろん農薬登録票が発行されたものの薬品を使ってございますし、当然それに規定された濃度で希釈をしておるものでございます。
 また、それらの薬品につきましては、当然個人差はあるものの、人体への影響といったものはないといいますか、影響はないものとされておるものでございます。
 しかし、ないといいましても、個人差もあるわけでございますので、人体の影響、また洗濯物への影響とか、そういうことも考慮し、あらかじめ春の自治会長会でありますとか、実施します数日前から対象地域の数箇所の街路樹の前に張り紙をしたり、また各自治会には回覧をしていただくなど、住民への情報周知をお願いをしているところでありますし、当然作業の当日につきましては、朝の散布前にハンドマイク等で、これは施行業者にお願いしておるわけですが、ハンドマイク等で広報を行うなどし、洗濯物をしまっていただく、戸締りをしていただくとかいうことを徹底をして実施をしておるところでございます。
 それから、薬剤の名前を公表せよということでございますが、当然この薬剤につきましては、先ほども申し上げましたように、農薬登録票が発行されて使用になっておるものでございまして、当然問い合わせ等がありましたら、その名前等はお伝えをしているところであり、決して公表していないものではございませんことを申し上げ、答弁とさせていただきます。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 全く問題がないと、認められている農薬を使っていますので、1,000倍液に薄めておりますのでということなんですよね。
 問題なければ、なおさら公表できるわけですわ。各自治会に回覧で回ってきますので、そこにね、どういう農薬をまいているかということを、それから殺虫剤とか、除草剤ですね、そういうことも含めて、何も自治会だけで生活しているわけではありません。お子さんたちを連れて総合公園とかいろんなところに行くわけですから、各公園に行くわけですからね、除草剤の使用はあるのかないのか、なければありませんと、使用しておりませんという明記はできるわけですからね、そういうことも含めて、問題なければ全く堂々と公表すればいいわけですからね。
 ですけど、やはり減農薬ということに配慮していただきたいと思います。別に虫くってるわけでもない木までざーっと風のある日に散布しているわけですね。それによって、風向きで先日も5月でしたあれね、ぱーっと浴びているわけですよ。私、こんな浴びちゃったけど大丈夫かしらなんて私のところに言うてこられた方がいらっしゃるんですが、もし何かあったら言うてくださいということでね、発疹が出たりしたらおっしゃってくださいということで、今のところそういう申し出はないのでほっとしておりますが、やはりね、風が強いだろうが何だろうが、業者は頼まれたらそのときにやるわけですわ。
 先ほどハンドマイクでね、周知徹底してます、回覧板あるわけなんですが、例えば数年前に、午前中しますと言うてきたんを午後からしてみたり、そういうことがニュータウンの中でもあったわけですね。そうしますと、午後からということやから、午前中は赤ちゃんのいらっしゃるご家庭で、おしめ等いろいろ干していたわけです。そこへぶわーっとかけられちゃったんですね。午前中回ってきたわけです。そこは、午前中はかけないということでお買い物に出られていたわけですね。お昼ごろ取り込めばいいということも現実問題には起こっておりますのでね、やはりそこらあたりは、非常に周知徹底していただきたいなと思っております。
 時間が変わるんであれば、もうちょっと早く、早朝ぐらいに言うていくとかね、うるさいなと言われるかもしれませんけど、事重大なことですので、そういうところを配慮していただきたいと。実際問題はそういうことが起こっておりますのでね、よろしくお願いいたしますね。
 それと、やはり公表というのはする必要、尋ねてきたら公表しますということなんですが、やはり住民の方というのはね、役所に対しては、非常にお電話しにくいということをおっしゃるんです。言いたいこといっぱいあるけどね、もう住所や名前まで言ってということもありますので、やはり問題のない、減農薬に配慮しております、これだけの量を使わせていただきますということでね、公表することは何ら差し支えないことだと思いますので、改善していっていただきたいと、こう思ってますが。
○議長(山口 昌君) 建設部長。
○建設部長(大嶋 博君) 再質問にお答えしたいと思います。
 まず、農薬の散布につきましては、先ほども申し上げましたように、極力実施しない考え方でおるものの、その中では住民に被害を与える、先ほども申し上げました毛虫類等があるわけでございます。これは刺されると大変なことになる場合もありますので、散布を行うこととしておりまして、またこの内容につきましては、先ほど来も私の方から答弁してますように、自治会長を通じて、あるいはあらゆる手を考える中で、当然回覧をいただくとか、当日もそれぞれ放送で、その前を戸別といいますか、それぞれ個々の前を放送で回るとか、いろんなことを駆使する中で実施をしております。
 しかし、ご質問にありましたように、当然天候等によりまして、若干変更せざるを余儀なくされる場合もあります。これ等につきましては、当然周知するよう、より状況を踏まえる中で、その点につきましては徹底をしていきたいと思います。
 当然、実施の中で、その点配慮を考えていきたいということでご理解を賜りたいと思います。
 また、農薬につきましては、人体に影響の少ないといいますか、ほとんどない薬品を選んで、その中で害虫に効果のあるものを農薬登録票の中から、またいろんな事例等を勘案する中で選んでおることをご理解いただきたいと思います。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 本日の会議は、議事の都合により、あらかじめ延長いたします。
 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) やはり、農薬といいますのは、町のクリーンセンターで配布してくれてるチップ、あれはいわゆる緑道とかそれから公園とか、街路樹の伐採したのをチップにして、各畑にもすき込んでいらっしゃる方がいらっしゃいますし、農家の方なんかは。それでガーデニングに使ってらっしゃる方、いろんな方がいらっしゃるわけですね。
 そういう中で、以前に大嶋部長でしたか、住民生活の方でご答弁いただいたときにね、スミチオンはたしかね、10年間薬害が抜けないと、薬害というんですか、抜けないという答弁をもらっているんですね。そうしますと、抜けないとなると、チップなんていうのは、もう3ヵ月もしたら熟成して、非常にふかふかのよいものになるわけですけれども、非常にその残留農薬がいかがなものかなとかねがね心配しておるわけなんですが、そういう残留農薬をチップにおいて調べられたことがありますか。
 もしなければ、恐らくないと思いますので、なければまた早急に調べていただいて、安全ですというお墨付きのチップにしていただきたいと、こう思っておりますが。
○議長(山口 昌君) 建設部長。
○建設部長(大嶋 博君) 先ほどからご答弁申し上げます農薬の関係でございますけれども、いずれもそれほど残効性が持続するものではございません。かかったときにその害虫が死ぬといったものでございます。
 したがいまして、いつまでもこれがあるということではなく、特に今ご指摘のありましたスミチオンに対しましても、その登録票の中には人や環境にやさしいというエコロジカル技術をいち早くとりいれた殺虫剤ということで位置づけられておりますし、この薬剤につきましては、農業分野から家庭園芸まで幅広く使われているものでございます。
 それと、もう1点先ほどのご質問の中でちょっと答弁から漏れましたが、除草剤という発言がありましたが、除草剤については使用しておりませんので、申し上げたいと思います。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) やはり、この法律に違反しますとね、100万円以下の罰金とか3年以下の懲役を課せられる。これは個人の方もこの中に含まれてきてしまうということですので、例えばね、個人のお宅でシルバー人材センターが請け負ってね、農薬散布していらっしゃるところもたくさん見受けられるんですが、そういうときにも、そのシルバー人材センターにおいてね、こういうのを使っていこうというような指導がなされているのか、なされていないのか、その点お伺いします。
○議長(山口 昌君) 建設部長。
○建設部長(大嶋 博君) 農薬について、違反だというようなご質問ですが、決してこれは認められたものであり、何ら違反でもありませんし、農薬の取締法に対して何ら違反するものでもございません。その中でも特に毒性の少ない、人畜に害のないものを使っているということでご理解いただきたいと思いますし、シルバー人材センターの指導ということでございますが、特に直接的な街路樹の散布につきましては、それぞれ造園管理者の方に依頼をしておるわけでございまして、その指定に基づいて散布をしてもらっておるわけでございますから、すべてシルバー人材センターの活動の中、すべてに対しての指導と言われますと、そこまではちょっとできてないといいますか、またするものでもないかと思いますので、行っていないということでご理解いただきたいと思います。
 それは何に使われるかによりますけれども、そこまで私どもで管理をするものではございません。あくまで公園とか私どもで管理をする街路樹ですとか、そのものに対する農薬につきましては当然指導しますが、それ以外のものにつきましては、指導外というふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(小北弘明君) 今、シルバー人材センターの指導ということが出ましたので、私の方からお答えさせていただきますけれども、シルバー人材センターはあくまでも法人ということで、その法人の活動の中で当然適法に処理されておると、そのように考えております。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 農薬の怖さというのは、本当は農家の方が一番よく知ってるということは、テレビなんかでも私放映されているのを見ました。
 確かにそうだと思います。一番たくさん使う方が、一番自分の健康被害にどうだろうかと、こわごわ使ってらっしゃるということなんですね。
 ですので、シルバー人材センターあたりにおいてもですね、こっちでは減農薬で一生懸命頑張っているけど、隣のおうちがばあばあとまいてるということに対してのトラブルとかも聞きますとね、やはり周知徹底して行っていただきたいと、こう思っております。
 3点目の24時間体制でホームヘルパーの派遣を。
 住んでよかった猪名川町、いつまでも住み続けたい猪名川町というキャッチフレーズを掲げるのなら、やはり、これも何回か私質問しておりますが、いまだに実現してないんですが、24時間体制でホームヘルパーを派遣することを早急に導入するべきではないか。
 なぜこの質問を再度また持ち出しましたかといいますと、先日やはりね、自宅等で一人暮らしの高齢者、今のところ少し虚弱ではあるんですが、そういう方々がですね、特養に入りたくても近隣の特養もいっぱいである。そしてまた、先日川西のやすらぎの里ですね、清和台にできておりますが、ホテルのようなすばらしい施設なんですね。視察に行ってまいりました。
 しかしながらね、もうそこもオープンと同時に満杯状態です。そういうときにね、やはり本当に猪名川町で本当は住み続けたいんだと、天寿をまっとうしたいんだけれどね、それがもう不安でならないとおっしゃるんです。もし私が少しもっと虚弱になってきた場合にね、介護保険制度はあっても、それはもう夜なんかは全然来ていただけないという状態だから、やはりどこか病院に入らないかんのかなというようなことを心配を現におっしゃるわけですね。息子さんたちが遠くにいらっしゃるんですが、やはりそこで住むよりも、お友達ができたこういう猪名川町で住みたいというふうにおっしゃっているわけですので、私がそういう24時間体制でホームヘルパー派遣してくれたらどうかしらと、住んでくれるかしらと言ったら、いやそんなんできるんだったら、もうぜひともずっと住み続けたいですと、こういうふうに言ってくださってますのでね、やはりそんなにヘルパーさん、常勤ヘルパー雇ったって、役場庁舎増築費より随分安いですので、そういう中でね、やはり常勤ヘルパー、これは24時間、夜間ですから、特に大変な激務になるわけですから、何とか常勤ヘルパーを導入して、ずっと住み続けて天寿をまっとうしていただきたいと、こう思ってるんですね。どんなにすばらしいホテルのような施設でも、そんなところはいっぱいですしね、もちろん天河草子はいっぱいですし、なおかつ、特別養護老人ホームに入っていてね、3ヵ月以上病院に、例えば骨折したとか、肺炎になったとか、3ヵ月以上病院に入ってますと、もうその入所資格がなくなるわけですわ。一たん出たら、もう次の人入れますんで。そうするとどうするんかと言いましたら、再度申し込まないかん。順番待ってもらわないかんということなんですね。
 ますますもって不安を感じていらっしゃる方もいらっしゃいますのでね、ぜひ天河草子でも、それはケアハウスの方かな、入院してて退院してきたんだけれども、非常に高齢で病院に行かないかんのかなというところまで来ているんですね。ですけど、せっかく部屋を確保してらっしゃるので、24時間体制、どこもそんなに内臓的には疾患がないそうです。ですけど、何分にも足が弱って、歩けない状態になってきているのでね、そういうところも一人暮らしができると、こういうことをして差し上げるのが、本当にいつまでも住み続けたい、住んでよかった猪名川町になるんじゃないでしょうかね。
○議長(山口 昌君) 住民生活部長。
○住民生活部長(小北弘明君) それでは、3点目の24時間体制でホームヘルパーの派遣をということで、お答えをさせていただきます。
 議員最後の方におっしゃったこと、これすなわち介護保険制度の運営の基本でございます。それは十分理解しております。しかし、平成13年12月議会で議員からも一般質問で、夜間巡回介護のヘルパー派遣に答弁させていただいたように、介護保険制度での実施と、あくまでもそういう制度になっております。個々の利用者は、介護サービス事業者と契約によりサービスの提供を受けることとなっております。
 また、ご質問の訪問介護につきましては、町内にある居宅介護支援事業所に在籍するケアマネジャーから現時点においても、深夜の時間帯でのヘルパー派遣希望がないと、こういうようなことを聞いております。また、ゆうあいのヘルパーステーションにおきましては、夜の9時半、それから早朝の7時にそれぞれ1件ずつあったと、そんな実態でございます。
 この深夜の介護保険での利用につきましては、報酬単価は50%増となっておりますけれども、ご承知のように、現在、介護保険法の改正が進められておりまして、このヘルパー派遣というのは、まさにその地域密着型の介護サービスの事業を拡大しようという根本にもなっております。
 そういうことからいたしますと、指定訪問事業者が、利用者の需要度において事業展開を準備していくと、そのように考えております。
 いずれにしましても、24時間体制でのホームヘルパー派遣を町で特別に実施するということは、介護保険制度の根幹を揺るがすことにもなりますので、その方法については現在考えておりません。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君。
○7番(福井澄榮君) 介護保険制度の根幹を揺るがすということなんですが、独自の施策があってもいいんじゃないですか。制度は制度で、制度以外に独自でやったことって猪名川町でいっぱいありますので、そういうところは今後早急に考えていただきたいと思っております。
 それはなぜかと言いますとね、こういう本当にね、私も初めはこれ、やすらぎの里に行きましたときに、こんなところやったら入らせてもらいたいわと、何かあった場合にと、思いましたけど、よくよく考えましたらね、やっぱり家がいいなと皆さん異口同音におっしゃるんです。やっぱり家がいいと。どうです皆さん。こういうところに入るのがよろしいですか。それと、どんなにホテルのような快適なところでも、冷暖完備でも、やはり住み慣れたね、どんなに小さなお家でも、我が家にいるのが、皆さんいかがなんですか、そうでしょう。思います。みんな一緒なんですよ。
 ですのでね、こういうところへ本当にたくさん国の費用も、県も、市も、町も、費用かけておりますが、その費用の何分の1かで結構ですので、何十分の1、何百分の1かな、で結構ですので、自宅で介護してる人たちに、自宅でおりたいという人たちに向けて、費用を使っていただきたいと、こう思っております。
 以上です。
○議長(山口 昌君) 福井澄榮君の質問は終わりました。
 これをもって一般質問を終結いたします。