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アンサンブル・シュムックのプロフィール


1974年に初来日したフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルは、日本にもプロ、アマを問わずブラス・アンサンブル・ブームを巻き起こし、現在まで続いています。アンサンブル・シュムックは、彼らの素晴らしい演奏に触発された長野市周辺のアマチュア金管奏者が集まり、1977年に結成されました。

アンサンブル・シュムック結成当時の練習会場は、長野市内のビジネスホテルであるアオバホテルでした。“シュムック”とは、このアオバホテルの喫茶に飾ってあった、小野けんじさんの詩の中にあった言葉です。そしてそれがドイツ語でネックレスやイヤリングなどの「金属製の装飾品」の意味であることを知った私達は、“シュムック”の輝きのようなサウンドのアンサンブルでありたい、という思いを込めて名付けました。

演奏活動としては、1985年からの年1回の定期演奏会、春の演奏会、および結成の翌年から連続参加しているアンサンブル・コンテストを活動のメインとして、様々な演奏活動を行なっております。また、これまでの演奏活動を通して、プロ、アマを含め、多くの演奏家の方々と出会うことが出来ました。これらの方々との交流は、シュムックにとってかけがえのない財産となっております。2008年には、以前からお付き合いのあったNHK交響楽団の首席トランペット奏者・津堅直弘先生に音楽監督に就任していただき、様々なアドバイスをいただいております。

結成以来、30年以上の年月が流れ、メンバーの平均年齢もそれなりに上がりましたが、これからもラッパの演奏と、演奏の後の酒を楽しんでいきたいものです。




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