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●カザフスタンシルクロードの歴史
広義のシルクロードは、ステップ路・オアシス路・南海路に分けられるが、天山山脈の北のルートはステップ路に当たる。しかし、オアシス路のように一定の道ではなく、北はシベリヤのタイガの南、南は天山北路からより北、北緯50度前後に広がるカザフ平原からモンゴル平原までの地域全体を指している。この地域を舞台としたスキタイから匈奴、突厥、モンゴル等の遊牧民にとっては、草が生えているところがすなわち道であったからだ。そのため、中華帝国のような農耕民族の勢力は及ばず、歴史史書等にはほとんど登場しない。
唯一カザフスタン南東部のオトラルは、チンギスハーンの送った隊商が殺され、西進のきっかけとなった街として歴史書に登場する。現在でも遺跡が残り、破壊の跡を知ることが出来る。
現在のルートが整備されたのは18世紀の清の西進、19世紀ロシアの東進の結果である。
コルガス国境→360km→アルマトイ→230km→[キルギス東国境→25km→ビシュケク→100km→キルギス西国境]→200km→タラズ→300km→ウズベキスタン国境
カザフスタン走行距離 ホルコス→キルギス国境東 590km キルギス国境西→タラズ→国境 500km
         
キルギス国境西→200km→タラズ→300km→ウズベキスタン国境
●カザフスタンシルクロード現在
全面舗装はされているものの、ソ連時代に舗装されたであろうこの道路は、補修が行き届いていないために中国側と比べるとかなり見劣りする。片側一車線だが、中央を分ける白線も書かれていない。それでも、トラックなどは猛スピードで飛ばしていく。かつては検問も多かったが、最近は少なくなった。2005年には、キルギスで政変があったため、外務省の危険情報「渡航の是非を検討して下さい」が発令された。そのため、通常のアルマトイ→ビシュケク→タラズのルートはとらずに、アルマトイからキルギスを大きく迂回して、直接タラズに出た。最近は、他国を通らず自国内だけの道路も整備されている(ソ連時代は、同じ国内だったため、そんな道路を建設する必要はなかった)。
国名 カザフスタン共和国(Republic of Kazakstan)
首都 アスタナ 人口70万人 *1997年12月に遷都 *アルマトイから1000km北 
面積 2,720,000平方キロ(日本の7倍) *世界第9番目の広さ
行政単位 14州
人口 1,700万人(2003年)
民族 55%がカザフ人、42%がロシア人→人口比率が下がっている、あわせて100の民族
南北に人口は集中している。
宗教 カザフ人はイスラム教スンニー派 ロシア人はロシア正教 
旧ソ連時代の宗教弾圧のせいか、それほど敬虔ではなく比較的緩やかな信仰。お酒や女性の服装の制限はない。モスクからのお祈りの声もほとんど聞こえない。
言語 公用語はカザフ語
公用語はカザフ語だが、ロシア語も広く使われている。カザフ語とキルギス語は兄弟語で、90%は共通。
通貨 テンゲ(Tr) ドルの使用も可
治安 治安はいい
時差 日本との時差3時間
ビザ 必要(カザフスタン政府公式ホームページで手続き方法がわかる)
GNI 一人当たりGNI1,780ドル [2003年] ちなみに日本は、33,727ドル [2003年]
援助 ODA(政府開発援助)ホームページ参照
戦争 1945年以降、多くの日本人が中央アジアに抑留された。カザフスタンには58,900人。内、25,000人がカラガンダに、その他シムケント、アスターナ、アルマトイの計4カ所。アルマトイには124体の遺骨を埋葬した日本人墓地がある。最近チムケントでも発見されたが、まだ放置されたまま。
HP 外務省カザフスタン情報
世界遺産 コジャ・アフメド・ヤサウィ廟(トルケスタン)【2003年登録】
タムガリの考古景観にある岩絵彫刻群(アルマトイ北西180km) 【2004年登録】
気候
四季がある。大陸性気候のため夏は暑く、冬は非常に寒い。観光シーズンは、4月から10月。春と秋がベスト。
地理・地勢
東西3,000km、南北1,700kmの広がりを持ち、西はカスピ海まで、東は中国と接している。国土の75%〜80%がステップ地帯で、ソ連の時代から穀倉地帯として知られていた。23,000もの河があり、イリ河・チュー河・イルティシュ河・ウラル河・シルダリアが有名だ。イリ河はバルハシ湖に注ぎ、シルダリアはアラル海に注ぎ、海には流れ込むことはない。このような内陸河川も多い。山脈は、南部のキルギス・中国と接する付近に天山山脈(カザフ内は450km)が走っている。
その他
現在でもソ連時代の遺産として活用されているバイコヌール宇宙基地、放射線汚染で知られるセミパラチンスク、環境汚染で悪名をはせているウラル海(ウズベキスタンと半々)は、カザフスタンにある。
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