オランダ・ベルギースケッチ紀行

第1日目   オランダ・アムステルダムへ飛ぶこと12時間

絵を描く仲間20数名と 昨年のスランスに続いて、今年はオランダ・ベルギーへ飛んだ。出発に先立ち文庫本2冊を熟読。大国の中で賢明に生きてきた小国オランダは世界で一番日本に似ている国と言われている。


 

第2日目   オランダの片田舎 エダムにて 跳ね橋をスケッチ

オランダ国立博物館にて レンブラント「夜警」 フェルメール「台所女中」原画に惹き込まれる。バスで緑の田園を走り、太陽光線が穏やかな片田舎エダムに到着。運河に掛かる「はね橋」をスケッチする。

 

第3日目   オランダ東インド会社(VOC)があった 港町 ホールン

明治の初め、岩倉使節団は英、米、仏、独に囲まれた小国オランダがどのように生き抜いているか、詳細な観察を行っている。VOCを支えた港町 ホールン。港町では17世紀 オランダの栄光が忍ばれる。


 

第4日目   画家フェルメールが生涯を過ごした 教会の町 デルフト

オランダはどの都市を訪ねても、運河と教会は印象に残る。教会と運河をスケッチしていたら、一人のオランダ人からその絵を売ってくれないかと言われて面食らった。勿論丁重に辞退したが・・・・。


 

第5日目   中世都市をそのまま残す 世界遺産 ベルギー・ブルージュの町

かっては北海の玄関口であったブルージュは、中世の景観をそのまま鍵を掛け数百年間閉じこもっていた港町。この町では6枚のスケッチを重ねた。どのスケッチも運河と教会が主人公として登場する。

 

第6日目    港町ゲントに建ち並ぶギルドハウスは 中世の栄華を忍ばせる

レイエ川沿いに建ち並ぶ中世 毛織物業を中心に富と権力を築きあげた交易ギルドハウス。短いスケッチタイム内で 窓が多い建物は 余程気持ちを集中して画かねば 色付けする時間がいつも無くなってしまう。

 

第7日目    ベルギーの片田舎、ナミュール、ディナン、ヴェーヴェ城

ムーズ川はアルプス雪解け水をベルギーを通過して北海に注ぐ。多くのベルギー都市は大国に侵略されてきた。スペインに蹂躙され、フランスに侵され、オランダに攻められ、ナチスドイツに破壊され、その傷跡は今も歴史を物語る。


 

第8日目    EUの中心都市 ベルギー・ブラッセル

ヨーロッパ共同体本部はベルギーの首都ブラッセルにある。近い将来ヨーロッパ諸国が統一される場合、当然ながらヨーロッパの首都はブラッセルになる。オランダとベルギー、今回の旅行は美しいヨーロッパの真珠を愛でた時間でもあった。

 

第9日目    帰国途上 日本を思い、次のヨーロッパ旅行を思う

木靴から推定し、オランダ人が巨人化したのは17世紀以降。日本人も300年後にはきっと背も鼻も高くなっているに違いない。来月はロシア・エルミタージュに出かける。今は亡き孝子を胸にこうして毎月の如く海外旅行を楽しんでいます。





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