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映画 隠し剣 鬼の爪 山田洋次監督 藤沢周平原作 永瀬正敏&松たか子主演  04/11/09於東宝シネマ9 松竹映画


平侍 片桐は女中きえを憎からず思っていたが、油問屋へ嫁に出して3年、すっかりやつれ、しかも病に伏し、姑の残酷な仕打ちに苦しんでいるのを知って、強引に我が家に連れ戻す。きえの病気は献身的な看病で回復し、きえは生涯片桐の女中として仕えたいと願ったが、世間の好奇な目に片桐はきえを里に返す。

 

海坂藩にも幕末近代化の波は押し寄せてきた。尊王攘夷の謀反に加担したとして、片桐の友人狭間は密かに藩に連れ戻され、残酷な刑に苦しむ。狭間は脱獄、目付けは狭間を斬れと片桐に命ず。

戸田門下生同士の2人は斬りあい、片桐が勝つ。しかし陰でほくそえんだのは目付け。目付けは狭間の妻をも弄んだ。片桐は隠し剣鬼の爪を使って目付けを殺す。友人のかたきである目付けを討った片桐は武士を辞め、きえと一緒に蝦夷に発つ。

 

山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」続編とでも評すべき作品。観終わって爽やかな気持ちが快い。武士を辞め、町人になって、好きだった女中きえと夫婦になって蝦夷に発つ、最後のまとめはこの作品の一番感動できるところ。勿論、隠し剣の極意で、目付けを瞬時に暗殺する技の面白さ もさすが。

 

こうした映画を観ると、映画もまだまだ面白いと思う。

 

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