NHKで語学マスターする方法                   NHK教育テレビ

68歳の私の毎日は悠々自適、そして趣味のひとつに海外旅行があります。私の体力が続く限り、これからも世界の興味あるところにどんどん出かけていきたい。勿論、ヨーロッパに出かけるには、あの狭い飛行機の中で12時間以上もじっとしていなければならないことや、先日のペールなど自宅からリマのホテルまで、実に35時間、さすがに疲れ果てたことを思い出すといささか勢いもたじろぐが、しかし、海外旅行こそは実に面白い。体力が続く限り、これからもどんどんと海外旅行に出かけたい。

 

海外旅行を楽しくするには幾つかのコツがある。先ずその国の歴史を学ぶこと。これは必須条件。出発前にその国の歴史を多角的に読み漁る。そのためには、自分の本箱にはいつも歴史書をどっさり揃え準備しておくことが必要。特に現代史の視点からその国を見つめるのは大切。訪問する国の歴史が体系的に把握できてこそ、その国に生きる人々の喜びや苦悩が身に迫ってくるものです。これは、旅行を感動する大切なコツ。次は現地での風景スケッチ。異国での美しい風景スケッチする楽しさは何とも言えない。生きる充実感を味合う最高の瞬間。対象の風景をスケッチほどじっくり見つめる機会は、外の方法では難しいし、またいつの日か、このスケッチを見て、旅行の日の感動がフツフツとよみがえってくるものです。。

 

もうひとつの旅を楽しくする秘訣は、外国語会話をどんどんマスターすることです。外国語会話を身に付けて現地を訪れると、その国の印象は全然違ってきます。5年前になりますが、JICAの技術指導でウズベキスタンに1ヶ月間出張したことがありますが、この時は極力ロシア語を使いました。通訳のサフィーナさんは、「西川さんのロシア語良く通じますよ」と誉めてくれた。この喜びがウズベキスタンの滞在をぐっと楽しくしてくれたのです。旅行会社企画の海外ツアーでも、外国語会話を使う機会はいくらでもあります。積極的に外国の市民と会話を重ねれば、旅は急速に感動深くなるものです。わずかな時間でも現地の人と笑顔で語り合う瞬間は胸高まる瞬間です。この感動は、ご経験なさった人ならどなたでも賛同して頂けると思います。

 

会話をマスターするには、いろいろな方法がありますが、中高年の我々は、ラジオで外国語会話をマスターするのが一番手っ取り早い方法だと考えています。いま、私は、NHKラジオ講座で毎日ドイツ語、ハングル、フランス語、中国語をそれぞれ20分づつ、合計80分朝6時から8時まで聞いています。語学をマスターしようと思えば、ラジオの外にテレビもありますが、私はラジオでないと実力はつかないと経験上考えています。正直に申しまして、自己努力が少ないテレビ講座では語学の上達は出来ないと考えています。今毎日聞いている4つのラジオ講座の中では、ハングルの小倉紀蔵先生の「キゾー式ハングル」がずば抜けて素晴らしいと思います。韓国には過去何十回となく出張して感じていることは、文末の助詞の使い方がハングルをマスター出来るかどうかの決め手となると考えていますが、小倉先生の授業はここに焦点を合わせて教えていただけるので、ハングルはすごいスピードで上達出来ます。今まで随分ハングル講座を聞いたが、小倉先生の講座こそ最高に素晴らしい。

 

実は、NHKテレビ語学講座はドイツ語、ハングル、フランス語、中国語の4ヶ国語共に毎週全部録画して、DVDに入れています。そして、閑な折にお茶とクッキーを前に置いて、この録画を数時間再生するのが、また楽しい時間です。各語学テレビ共に、基礎から応用編までの広い範囲の外国語会話を練習する間に、その国の文化や風土を一杯画面を通じて紹介してくれます。例えばドイツ語では、今年はサッカーで燃えるドイツ現地の雰囲気をドイツ語を通じて伝えてくれるし、フランス語では、パリ・モンマルトのカフェでコヒーが楽しめる。中国語では急成長する中国のオフィス風景や、庶民生活が生々しくて面白い。ハングルでは語学ツアーなる新趣向をこらして、あちこちのレストランを食べ歩く。

 

ラジオ講座には毎月1500円でCDも購入できるし、CDを繰り返して聞けば語学練習も容易にできる。聞くだけの練習に疲れたら楽しみながら語学マスターできるテレビのDVDを再生すれば良い。

 

68歳悠々自適、趣味を楽しみながら、兎に角身体が元気な間に、どんどんと世界各国を回ってみたいと思う。まだまだ12時間の飛行機には耐えられる。

 

ここをクリックして頂くと表紙に戻れます。