津田哲行 書 (元コール・グランツ団員)
2002年に発足した男声合唱プロジェクトYARO会は、これまでに2回のジョイントコンサートを開催し、多くの合唱フアンの支持を得て参りました。2003年の第1回目は多田武彦作曲『富士山』、2005年の第2回では清水脩作曲『月光とピエロ』を男声合唱5団体で合同演奏しました。
そして3回目を2008年12月に開催することができました。今回の合同演奏曲は、團伊玖磨作曲『岬の墓』、作詩は堀田善衛、福永陽一郎による男声合唱編曲版です。もともとの混声合唱曲『岬の墓』は1963年(昭和38年)に芸術祭賞、文部大臣賞を受賞している名作です。