2010年に引き続き、Vive la Compagnie(ヴィヴ・ラ・コンパニー:略してヴィヴコン)が、全日本合唱コンクール[一般部門]へ再チャレンジします。
男声合唱プロジェクトYARO会5団体のうちの男声合唱団イル・カンパニーレ(川越市)と男声合唱団メンネルA.E.C.(上尾市)を中心に、男声あんさんぶる「ポパイ」と男声合唱団コール・グランツの有志で構成する総勢46名が、コンクール入賞を目指して、練習を開始しました。
今回の指揮は、YARO会メンバーに絶大な人気を博す小髙秀一(元埼玉県合唱連盟理事長、イル・カンパニーレ他指揮者)、副指揮者として須田信男(YARO会音楽監督、メンネルA.E.C.指揮者、埼玉県合唱連盟理事)という昨年と同じ顔ぶれで再挑戦します。
第53回埼玉県合唱コンクール・一般の部
2011年9月4日(日)
さいたま市文化センター
Vive la Compagnieの昨年の結果は、21団体中、総合7位、Bグループでは4位、埼玉からは上位6位までが関東大会へ進出するので、一歩足りず惜しくも選外となりました。今年は、関東大会目指し、暑い上にも熱い夏のシーズンを迎えそうです。
Vive la Compagnieという名前の由来について簡単に紹介します。
Vive la Compagnieとは、男声合唱ファンであればほぼ間違いなくご存知、パーティの幕開けで歌う例の『乾杯の歌』です。といっても、ヴェルディのオペラ<椿姫>で歌われるあの『Libiamo ne' lieti calici』ではないのです。さらに、アメリカのメイン州立大学学生歌の『乾杯の歌』 ♪満~たせ盃 声も高ら~に 立~ち上がれ飲めよ 歌えやもろびと さちを~ば祈りて 飲めや楽し~く 来~ぬ人のために 盃交せよ♪ でもないのです。もっともこれは、ドイツ民謡の『乾杯の歌』 ♪盃をもて さぁ卓をたたけ 立ち上がれ飲めや 歌えやもろびと 祝いの盃 さぁなつかしい 昔のなじみ 心の盃を♪ とほとんど同じですが、これでもないのです。
われわれがいつも歌うのは、“Vive L'Amour”とも呼ばれる“Vive la Compagnie”という曲なのです。いくつかバージョンがあるようですが、♪Let every good fellow, now join in our song, Vive la compagnie! Success to each other, and pass it along, Vive la compagnie! ♪ と歌います。フランス語の“Vive la Compagnie”(ヴィヴ・ラ・コンパニ)は「仲間バンザイ」、“Vive L'Amour”(ヴィヴ・ラムール)は「恋愛バンザイ」というほどの意味です。学生時代によくやった「コンパ」は、この“Compagnie”から来ているという説もあります。
ということで、合唱仲間バンザーイ、カンパーイという気持ちを込めて、そのまんま頂戴したネーミングでした。
さて、今年の挑戦は結果は果たしてどうなるか。こうご期待!!
百聞は一見──いや、一聞に如かずでしょうか。YouTubeをご覧ください。
まずは、ビアパーティの雰囲気あふれるバージョンはこちら(★)Miami Men's Glee Clubです。もう少しかしこまったコンサートバージョンはこちら(☆)The Largo High School Men's Chorusです。
全日本合唱コンクールに再挑戦