back number

 2012 
 



2012.11.25 合唱団『森の会』創立20周年記念コンサート(10/14)
2012.03.26 第1回 関東ヴォーカル アンサンブル コンテスト開催(3/25)
2012.03.21 『笑顔のまち永遠なれ』 新・久喜市の歌を制定(3/20春分の日)
2012.03.07 バーバーショップ・カルテット ‘Crossroads’ 来日
2012.01.31 『音樂之友』創刊號
2012.01.29 うたごえ男声専科「Goodday papa in 蔵の音」1/21







2012.11.25 合唱団『森の会』創立20周年記念コンサート(10/14)


  1014春日部市民文化会館小ホールにおいて、女声合唱団『森の会』の創立20周年記念コンサートが開催され、男声合唱団コール・グランツより5名、男声あんさんぶる「ポパイ」より4名の計9名が賛助出演しました。女声陣は27名なので男声陣が若干手薄だったかもしれませんが、そこは何とかパワーで凌ぎ切ったというところでしょうか。

      

 指揮者で函館在住の森木妙子さんとは、以前埼玉県合唱連盟理事として一緒に仕事をしたこともあり、前回の15周年記念でも出演させていただいた関係で今回も白羽の矢(?)が立ちました。
 森木さんが函館に移られたのは15年も前のことですが、その後も合唱団から乞われて(恋われて)毎月1回の練習をずっと続けてきています。なんとその間、180回にも及ぶ函館⇔春日部の往復です。飛行機のマイルもずいぶん貯まったことでしょうね。それにしても、練習が月1回というのはちょっと厳しい感じもしますが、そこは残された方々で研鑽を積んでおられるようです。

 コンサートプログラムは、Ⅰ.母を想う(女声)、Ⅱ.20年の歩みの中より(女声)、Ⅲ.会場のみなさまとともに(全員合唱)、Ⅳ.水をテーマに(混声)、Ⅴ.クラシック名曲より(女声)の5部構成でした。
 混声は、水をテーマにしたステージということで、ヨハン・シュトラウス「美しき、碧きドナウ」、團伊玖磨<筑後川>より「河口」、髙田三郎<水のいのち>より「海よ」の3曲を、またアンコールでは混声でヴェルディ<ナブッコ>より「捕虜たちの合唱」と「百万本のバラ」を歌いました。


 コンサートの打ち上げは、近くの会場でカラオケ付きで大盛り上がり
、しまいにはダンスも飛び出す賑やかさでした。カラオケの圧巻は男声あんさんぶる「ポパイ」の行木友一さん(写真左)と高石勝己さん(右)のデュエットで、懐かしの「あずさ2号」を絶唱、やんややんやの喝采を受けました。
 行木さんはポパイの副指揮者、高石さんは春日部のパバロッティの異名をとる素晴らしいテナーで別名「バロッティ」とも……。



 森木さんは北海道にも「函館森の会」を結成しており、こちらは来年(2013)が15周年記念になります。函館森の会」の10周年記念コンサートに際しては、行木友一さんがソリストとして招聘され、絶賛を浴びたとの情報が漏れ聞こえています。





2012.3.26 第1回 関東ヴォーカル アンサンブル コンテスト開催(3/25)


 全日本合唱連盟関東支部の「第1回 関東ヴォーカル アンサンブル コンテスト」が3/25、和光市民文化センターで開催されました。関東支部9県からそれぞれ推薦された49団体が参加し、レベルの高い演奏を繰り広げました。ここはとても音響の良いホールで、アンサンブルの演奏にはうってつけです。

 大会実行委員会は開催県である埼玉県連理事26人で構成し、県内合唱団から手伝いで参加してくれた係員50人および救護などの専門家を含めた総勢80人弱で運営に当たりました。また、関東支部各県連の理事長、副理事長のご参加も頂きました。審査員は、移川澄也(声楽家)、雨森文也、片野秀俊、竹内秀男、渡辺三郎(以上指揮者)の5氏にお願いしました。初めての企画とはいえ埼玉で毎年やってきていることを拡大したものですので、大きな問題もなく終了することができました。

 アンサンブル コンテストというカテゴリーは、人数を20人以下に制限し、少人数ならではのアンサンブルを主体にした演奏をしようというものです。ですから大きな合唱団では二つに分けて「A」「B」などと別々に参加してくることになります。


 小学校・中学校部門では出場16校の中に小学校は「さいたま市立海老沼小学校」1校のみの出場となりましたが、銀賞の4位(総合10位)と健闘しました。

 また、私のfacebookの友だちで、昨年の全日本合唱コンクール関東大会で一緒だった黒川和伸さんが指揮した一般部門千葉県代表「VOCE ARMONICA FIORENTE」(混声12名)は、惜しくも銀賞2位(総合6位)という結果でした。


 コンテストの結果はこちら(埼玉県合唱連盟)をご覧ください。

 

                     


     




2012.3.21 『笑顔のまち永遠なれ』 新・久喜市の歌を制定(3/20春分の日)


 埼玉県久喜市は20103月に隣接する13町が合併し、新・久喜市として誕生しました。それを記念してあらたに市の花、市の木、市の歌を制定しました。

 市の花は「コスモス」、木は「いちょう」そして歌は「笑顔のまち永遠なれ」と決まりました。

 市の歌の作詞・作曲は、「ガンダーラ」「モンキー・マジック」「ビューティフル・ネーム」「銀河鉄道999」などのヒット曲を手掛けたゴダイゴのタケカワユキヒデさん。曲は多くのパターンが用意され、混声四部合唱、女声三部と二部など合唱だけでなく、ブラスバンド用、鼓笛隊用、ロック用、フォークソング用、ピアノソロ用、防災無線用、市の電話の待ち受け用、駅の発車ベル用(これはまだ使われていませんが)などなど36種類も作曲してあるのです。とにかく折角作るのだからたくさんの人に演奏して欲しいとの思いを初めから念頭に置いて作曲したのです。もちろん記念CDも作製しました。

 あらかじめ久喜市の歌にふさわしいイメージやことば、フレーズなどを市民から募集し、それをタケカワさんに渡して曲作りに利用してもらいました。これは、作曲する者にとって出来上った詩をもらうよりも、自分でイメージを膨らませていけるし、市民の想いもそれなりに採り入れることができるのでありがたかった、みなさんとの合作ですとのコメントがありました。

 最初に付けた曲名は「素晴らしい久喜市永遠なれ」というものでしたが、依頼者からちょっと硬すぎるのではないかと注文がついてしまいました。やや硬めのほうがよかれと思って命名したそうですが、逆に依頼者から提案された「笑顔のまち永遠なれ」をけっこういいなと感じたのでそれに決まりました。

 

久喜市の歌  「笑顔のまち永遠なれ」

                    作詞・作曲 タケカワユキヒデ
いつも美しい思い こころに抱いて
信じる事の大切さ ずっと確かに
あたたかい気持ち胸に 微笑みがうれしい
この街を愛して 幸せつかみたい

このふるさとに生きる人の
喜び悲しみ感じて
いつも笑顔忘れないように
素晴らしい久喜市の栄光
永遠なれ
四季折々の自然と 彩りに触れて
あふれる緑に囲まれ こころ豊かに
新たな文化と歴史 あしたへの希望を
ぬくもりがあふれる この街にしたい

人のつながり大事にして
やすらぎ楽しさ感じる
いつも笑顔忘れないように
素晴らしい久喜市のきらめき
永遠なれ

利根川の恵みの里 喜び久しく
人のやさしさと風が 見えるこの街
平和と夢いっぱいの さわやかな大地に
みんな手を取り合い 愛を感じたい

一人一人が光っている
ときめく未来に飛び出そう
いつも笑顔忘れないように
素晴らしい久喜市の輝き
永遠なれ

 

 2012320日の春分の日、久喜市総合文化会館大ホールで行われた発表会では、小学生120人、県立久喜高校音楽部30人、久喜市合唱連盟250人の計400人による大規模な演奏が披露されました。我々男声合唱団コール・グランツも参加しました。
 フィナーレでは田中暄二市長もタキシードスタイルで歌に参加されましたが、田中さんは元男声合唱団コール・グランツに所属していた合唱好きでもあるのです。





2012.3.7 バーバーショップ・カルテット ‘Crossroads’ 来日


 アメリカのバーバーショップ・カルテットCrossroads(クロスローズ)がやってきます。
 Crossroadsは、第71回バーバーショップ国際大会(2009)のチャンピオン、日本バーバーショップ・カルテット協会の菅野哲男さんの招聘で日本公演が行われます。
 詳しいことは
http://barbershopharmony.web.fc2.com/をご覧んください。



        
                      ★クリックすると拡大します

  
 2012年公演日程:
  610日(日)名古屋
  612日(火)仙台(チャリティコンサート)
  614日(木)東京ショー
  616日(土)伊丹ショー

‘Crossroads’HP: http://www.crossroadsquartet.com/ 
   
いきなり歌声が飛び出すかもしれません。音量にご注意ください

Youtube: http://www.youtube.com/watch?v=u7mGjSZpdpk






2012.1.31 『音樂之友』創刊號

 日本でもっとも長い歴史を持つ総合音楽雑誌『音楽の友』は、昨年創刊70周年を迎えました。1941年(昭和16年)121日、真珠湾攻撃が始まる一週間前に発行されました。当然のこととして文字は、右から左へ樂音と書かれていて、時代を感じさせます。
 これは、創刊70周年記念として、2011年12月号に『音樂之友』創刊號の復刻版を付録として付けられましたので、ご覧になった方も多いことと思います。


 『音樂之友』は、戦時下における紙の不足から内務省の命により『月刊樂譜』、『音樂世界』、『音樂倶樂部』の三誌が統合されて生まれたものです。その後一旦廃刊し、『音樂文化』(音楽専門家向け)と『音樂知識』(一般音楽鑑賞者向け)に分割されましたが、紆余曲折を経て『音樂知識』が『音樂之友』と改題され今日に受け継がれてきました。
 現在の誌名『音楽の友』に変わったのは、第15巻第1号(昭和321月)からです。戦時中をくぐり抜けてきただけに歴史に関する資料が散逸しているようで、不明な部分もあるようです。


 表紙の下に書かれている「日本交響樂壇建設記」とは、当時の新交響楽団(現NHK交響楽団)と東京交響楽団(現東京フィルハーモニー交響楽団)の歴史を語る座談会の特集のことです。当時は物資の不足から粗悪な紙が使われていたものと思われますし、印刷技術も現代とは比べようもありませんが、日本の音楽の火を何とか絶やすまいという意気込みで取り組んでいたのではないでしょうか。






2012.1.29
 
うたごえ男声専科「Goodday papa in 蔵の音」1/21

 東武伊勢崎線越谷駅埼玉県越谷市)の近くにある多目的ホール・貸し処「蔵の音」でうたごえ喫茶が開かれ、50人以上の参加がありました。こじんまりしたホールですが、グランドピアノもあり、コーヒーなどのサービスもできるようにカウンターが備え付けられています。パイプ椅子を並べて60人ほど収容できるとても使い勝手が良いスペースです。お近くの方はぜひ使ってみてください。

 主催者は、司会や指揮も務めた音楽家の大岩誓子さん、ピアノ伴奏はご主人の大岩篤郎さん(元埼玉県合唱連盟副理事長)そして娘さんのお二人。「うたごえ喫茶」をやるけど、男声合唱ってどんなものかみんなに聴いて欲しいからゲスト参加してとラブコールを頂いて、二つ返事で引き受けました。「うたごえ」ですから、参加者全員でまずは斉唱、懐かしい曲を何曲も歌いました。けっこう懐かしくて、学生時代の新宿あたりを思いだしながら本気で楽しんでしまいました。

 男声あんさんぶる「ポパイ」を中心に、われわれ男声合唱団コール・グランツの有志も加わり、男声合唱の定番曲「最上川舟唄」や「Ride the Chariot」など6曲ほどを演奏しました。この催しは不定期な開催ですが、次回の企画が決まったらお伝えします。

 終了後は、島根県の海苔を使った珍しいお雑煮と、貴重な酒『佐香錦』を振舞って頂きました。大岩ご夫妻はともに島根出身です。『佐香錦』は生酒と普通の清酒とがあり、飲み比べながら楽しみました。この酒は、出雲の佐香神社で醸造されているようですが、社名の佐香とは、酒の転語が「佐香郷」、「古酒井」、「古佐加井」、「古酒恵」というところに寄るらしいがはっきりしたことは解からないそうです。いずれにせよ入手困難な貴重な酒です。我々男どもは相変わらずお酒で釣られてしまうんです…。









  Home Pageへ