モ ン ゴ ル 紀 行

大草原を家族で楽しむ






高 橋 洋

2013年9月9日



 


 8月のお盆休みに家族でモンゴルに行ってきました。


 私には、娘の友達のパパさんにモンゴル出身の方がいます。お名前をオユン・ガンゾー Oyun Ganzo さんといいます。Oyun さんの実家はモンゴルで旅行会社を経営しており、彼もかつて観光ガイドさんをしていたそうです。今回の旅行は、航空券の手配、滞在中の宿、現地の案内、乗馬の先生など、すべて彼におまかせで行ってきました。


             



 首都ウランバートルへ
 まず、最初に行ったところは首都ウランバートルから西に60kmほどのところのツーリストキャンプです。レストランホールを中心に観光的に設営されている大きなゲル=テントです。もちろん水洗トイレ、シャワー完備です。

 成田からは直行便があり約5時間のフライト、チンギスハーン空港から車で1時間半ほどです。8月の陽気は、暑い日でも日中23℃ほど夜は10℃ほどです。天気が悪いときはもっと冷えました。






 大草原と満天の星空
 大草原の自然はその広さにただただ圧倒されるだけでした。夜は満天の星空です。ただカメラの性能が悪く携帯アプリのイメージですが、本当にこのように見えました。流れ星も人工衛星も手に取るように見ることができました。








 はじめての乗馬
 アクティビティのメインは乗馬。1回約2時間、小ぶりでがっしりした温厚な馬に乗って、山や湖や遊牧民のゲルを訪問して回ります。大草原の中、途中で家畜たちの群れを横切ったりします。


 




 ラクダにも出会いました。ゴビ砂漠の方からきた遊牧民が連れてきたそうです。
 大人は慣れると2回目から一人で馬を操ることもさせてもらえます。小学2年生の娘も Oyun 先生にひかれ、駆歩までスピードをあげてもらいました。いまでは馬の魅力にはまり来年も行きたいと・・・。モンゴルの大自然は、大人も子供もとっても満足できると思います。


       





 雨の日は、室内でフェルト小物作りを体験しました。






 ホスタイ山脈国立公園で野生の馬に遭遇

 


 国立公園のホスタイ山脈も観てきました。ウランバートルから西へ約90キロ、海抜1800メートルにあります。ホスタイとはモンゴル語で白樺のことを指します。キャンプ地が雄大な大自然なのでホスタイ山脈は感動感がいまいちかも(笑)。
 でも野生の馬、タヒを早々に見つけることができました。タヒは世界で唯一の野生馬だそうですが、いまでは環境を整え大切に保護しています。




 近代的な都市ウランバートル

 ウランバートルを観光しました。今は建築ラッシュで、都市化近代化が急速に進んでいます。なんでもあるし日本の主要都市と変わりません。自然・歴史博物館や民族舞踊・音楽のコンサートも見ました。









 民族音楽
 モンゴルの珍しい民族音楽を聴く機会がありました。有名なホーミーなど結構イイです!
 こんな(Youtube)感じでした。








 匂いが気にならない羊肉、そしてウォッカ
 キャンプ地での食事は、羊肉を中心とした料理ですが、〆てから長くとも3日以内のお肉、買ってきたお肉でなく飼っていた羊のお肉です。この羊肉はあの独特の臭みがない(ごく少ない)ので、本当に羊のお肉なの?と確認するほど。羊肉が苦手な方もこのお肉ならきっとおいしくいただけるかもです。私は、もともとジンギスカン好きなのでとっても美味しくいただけました。


      

           

        


 野菜も自家栽培のものが多く出てきます。メニューは、アバラ肉塊の塩茹で、ハンバーグ、シチュー風、揚げ餃子風、スープ、肉うどん。私たち日本人へのサプライズで自家栽培の大根のたくあん、白菜キムチも出てきました。そして欠かせないのがお酒です。モンゴルウォッカは強いお酒ですが美味しいですよ。


 


 風が年中吹いているので、子供たちは時間があるたび凧揚げやボール遊びで過ごしてました。


   

 


 また、レストランホールが広いので、いろいろなイベントも企画対応していただけそうです。実際、楽器を持参したいろいろなグループが訪れてきて、草原やホールで演奏会をしていました。


 


 今回、このような縁があり、モンゴルの地に行くことができました。馬乗って、ご飯食べて、お酒飲んで、しゃべって寝る! けっしてヒマではないけど、ゆったりとした時間を満喫してきました。


  

 

  

 


      
        Oyun Ganzo さん



 今後のみなさまの旅先の候補となれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。





【管理人より】
 モンゴルといえば、大相撲の朝青龍はじめたくさんの力士が日本で活躍していますから、お馴染のはずですが、その割にはモンゴルの国について余り知られていないように感じます。
高橋洋さんは、今年の夏休み、お子さんのつながりで大草原の自然を満喫する機会を得ました。ガイドの Oyun さんはまた良きパートナーとして高橋さんご一家をもてなされた様子が写真からも伝わってきます。お子さんたちにとっても日本では味わうことができない自然や動物たち、そして異文化に触れるという、夏休み最高の思い出となったことでしょう。
 高橋さんは、現在自動車整備工場を経営していますが、その丁寧な仕事ぶりにはいつも感心しています。安心して任せておけます。そして、気さくで飾らないアウトドア派だから、乗馬姿やバイクに跨ったところはとくにお似合いです。




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