M's House

「光筒」となったエレベーターがつなぐ家

尼崎にある4軒長屋の2軒分の建て替え。敷地19坪に70代の両親と40代の姉と2人の子供、
30代の弟(身障者・外では電動車椅子、内部では這って移動する)の3世代6人が住む都市住宅。
ホームエレベーターを家の中心に配置し、その廻りに個室や水廻り・階段がとりつく構成とな っている。
ホームエレベーターのシャフトは、トップライトを設けガラス張りとして「光筒」としている。
 「光筒」は各階に陽光を導き、分断された各階を繋げる空間装置として機能する。

■木造3階建■敷地面積 65.15u(19.71坪)■建築面積 43.89u(13.28坪)■延床面積 118.72u(35.91坪)

掲載誌:新建築住宅特集 1997年7月号/住宅建築別冊・50バリアフリー住宅/日経アーキテクチュア 1998年2-9号
      建築知識 1998年8月号/週間朝日別冊バリアフリー住宅の全て1997年10月5日号/建築MAP大阪神戸
カーサウェスト 1998年No.4/特許庁標準技術集 2000年度/その他多数


Works/House

PHOTO:Seiichiro Ootake