エビス西サーキット走行会 副会長参加記 (芝浦工大自動車部主催) 1999/11/2

 のお誘いで今年も参加することにしました。
私ごとながら、今年は職場の昇進試験があった関係で、シーズン中はほとんど走行会に参加することができず、ほぼ1年ぶりのサーキット走行です。もうすっかり感覚を忘れているので、とにかく無事帰ること、楽しむことを目標に参加しました。

 DC2-Rに乗る、相方の水さんと、前夜仕事が終わった後集合。那須の「御用邸」で仮眠。朝の5時に起きて、朝もやの高原を発ち、一路二本松に向かいました。今年は10月の半ばまで暑かったせいもあり、紅葉にはまだほんの少し早いようです。

 前日まで心配されていた天気の方は、なんとかもちそうです。(俺ってやっぱり「晴れ男」!)
実は1年前にここの走行会ではじめて入れてから、サーキットを車高調で走るの2回目なんですよ。
あー、なんてもったいない。いつもはもっぱら、買い物専門・・・(とほほ・・・)。
というわけで、今回はセッテイングに凝ってみるというのが目標です。幸いインターバルが60分もあるようだし・・・。

 運営の概要としては、40台の参加者を4チームにわけ、15分づつの走行を、午前3回・午後3回の計6回。それと午前・午後に各1回づつフリー走行がつくというものです。コースはビデオ等でもおなじみの山岳コース。全長は2200mほどで筑波と同じくらいですが、アップダウンが結構あります。なにしろ山の斜面にあるのですから、背後には山並みがそびえ、平地を見下ろせば、二本松の町並みを遠く望むことができます。「サファリパーク」のゲートをくぐり、コースに入れます。設備は、屋根つきのピットがかなりあり、電気と圧縮エアーが各ピットまで引かれています。

 ドラミが行われ、グループ分けが発表されます。第1グループはターボ車を中心としたグループ。第2グループは、主催者関係の、仲良しグループといった様相。第3グループは、われわれのような、多少走行経験のある FFスポーティカーが中心のグループ。第4グループは、サーキット走行初心者を対象にしたクラスです。
近年は関東ではS13系を中心としたFR車が主流のようで、今回の参加車両もFRが大半です。HONDAのFF車は、われわれのほか、少数派にとどまりました。

 いよいよ走行が始まります。自分は久々の走行会なので、走りを楽しみ、事故らず安全に帰るのが目標です。車高やエア圧の調整による挙動変化等を感じ取り、タイムアップのためのセッティング術を身につけられるよう、インターバルをすごすことにします。


  =走行1回目=

 タイヤ交換等に手間取り、出遅れる。DC2-Rに遅れること2・3ラップして出庫。1・2ラップしたところで、友人のDC2が消える。一回りしてホームストレートに連なるシケインまできた時、180度回転してこちら向きになったDC2がいた。シケインでバランスを崩してタイヤバリヤに左側面をくっつけたらしい。走行時間が終了してピットに戻ると、左側面はFフェンダーからRフェンダーにかけてべっこり。オーナー氏は泣いてました。ただ、タイヤバリアだったので、フレームへのダメージはなさそう。パネルの膨らんでいる部分が潰れた程度で、叩けば治る範疇でしょう。左のミラーが脱落したので、走行中(特に公道)の後方確認に不安はありそう。氏は最近レーシングカートにはまっていたため、FF車の挙動に、いささか違和感があったようです。

  =走行2・3回目=

 インターバルの間に車高を下げ、「最後のヒートにはベタベタにする」方針である。
この走行会は、比較的クリアラップがとりやすいので、タイムがなんとなくそろってきた。しかし、ストレートエンドの右コーナーや、下り切った後の上り左コーナーで、挙動が安定しない。オーバースピードで突っ込みすぎて曲がりきらなかったり(失速)、ブレーキングが唐突すぎて回っちゃったり、うまくない。道具のせいにするのは情けないが、タイヤに安定感がないような気がする(うまく走れてないのはあくまでドライバーの技量のせいなんですが)。それでも本日のベストラップ1分14秒699をマーク(これが速いかはご愛嬌で・・・)。

  =フリー走行=

 DC2を借りて、試乗させてもらう。「ちょっとフィールを確かめるだけで、本気では走らないですよ」といいつつ、攻める攻める。2・3周のつもりが、ついつい楽しくなって、5・6周してしまった・・・。ちなみにタイムは純正タイヤ(ポテンザ010)で1分17秒132。Sタイヤにして、車高を下げたら、かなり速そうですね。エンジンも気持ちいいし、足も滑らかです。バケットシートにしてサポートを上げたい所です。途中でメシ買うの忘れてたのと、銀行で金下ろすため、走行会ルックのままで町まで・・・。結構離れてます。

  =走行4〜6回目=

 午後1回目、タイヤがタレてきたか・・・。長いストレートエンドのブレーキングでタイヤが白煙たてる。ちっとも止まらない。会長からいただいた、クラブの伝統ある(?)98Jも3,4シーズンは越しているはずなので、さすがにゴムが終わっているようだ。タイムは伸びず、1分15秒421。ピットに戻って見てみると、タイヤのトレッド面が所々剥がれていて、ワイヤが露出している。タイムアップは断念し、RE711に交換する。このころには、凹んでいた水さんも、開き直って走行に専念していた・・・。確かに低いのかもしれないけれども、グリップ力にムラがないというのか、穏やかなので、気楽に走れるのかな。

 最後のヒート、西日が傾き、裏のS字あたりはメチャクチャ逆光になり、結構辛いです。もうあと数ラップでおしまい、という時のこと、その逆光の中、コース中央あたりになにか四角い物体の影が・・・。なんと、フィアットパンダが転倒してひっくり返っているではないですか!!。FF車で、どうしてあそこでひっくり返るのか理解に苦しむ部分ではありますが・・・。いやいやいや・・・、エビスおそるべし。やっぱり無傷で帰ることが一番ですよ。

  =最後のフリー走行=

 最後に弟の社会復帰180SXを試させてもらう。車高がやや前上がりでバランスが悪いのか、アクセルを唐突に踏むと、すぐにケツが流れる。FFでは踏みながら行けるところが、恐くて踏み込めなかった。しかし、件の上り左コーナーなど、FFで辛かった部分は、軽くケツを流してカウンター切りながら(つまりアクセル踏んでいける)なんとなくいい按配になったので、結構楽しくなって、一人で笑いまくってました。弟の怒りに気づくわけもなく、何ラップもFRの挙動というものを楽しんでしまいました。所詮シロートなので、そんなに攻めたわけではない(タイムもひどいもんでしたが)にもかかわらず、弟からは、「お陰でパッドがなくなった」とひどい言われようでした。


 以上、秋の紅葉まぶしい走行会が終了しました。一応、タイムでいえば参加40台中、ボクは3番手。トップはシルエイティで1分11秒920。2番手はFCで1分13秒156でした。(ずいぶん間隔があいてますが・・・)2000年も、11月2日前後に同じ走行会が予定されているようですので、また都合をつけて参加したいと思っております。


  =エピローグ=

 帰途、東北道では恐ろしい睡魔に襲われ、本線を蛇行しながら、ようやく那須まで帰り着きました。
地元の「ハンバーグ専門店」で、反省会かたがた、水さんをお慰めししました。

文責  副会長@EF8


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