2008年7月5日〜6日

宝塚大劇場
宝塚バウホール
梅田芸術劇場

星+宙+宙 関西3公演観劇旅行


大劇場・バウホール 梅田芸術劇場


この時期に遠征しようということは、かなり早くから考えていました。
星組の「スカーレット・ピンパーネル」はぜひとも大劇場で観劇したくて。

その後。
3月の終わり頃、宙組バウ「殉情」に、たっちんが春琴役で
出ることが発表されました。
「たっちんの春琴は観たい!!」
しかも、都合のいいことにスカピンと殉情は、同時期の公演です。
それなら、殉情の日程にあわせて、スカピンの観劇に行こう。
そして決まった日付が、7月5日でした。

まずは、大劇場のチケットの方を先に確保。
7月5日11時公演、1階のS席が取れました☆。

ところが、バウのチケットが取れません。
宝塚友の会で外れてしまいました。
そして、一般発売でも(号泣)。

……「殉情は諦めるしかないか」。
この時点で、そう思いました。

バウが観劇できないなら、大劇場の方の観劇回数を増やそう。
たっちんが観られなくても、大劇場であすかちゃんが観られるし(笑)。
15時公演は阪急交通社の貸切でしたが、当日券は買えそうな
様子でした。
チケット現地調達で、スカピンを2回観劇することにしようと、
決めたのでした。

その後も、いろいろ計画を考えているうちに気づきました。
そういえば、7月5日から、宙組の梅田芸術劇場公演
「雨に唄えば」が始まります。
大阪に泊まって、7月6日の梅田芸術劇場公演を観劇
することにしました。
チケットは、簡単に調達できました。



当日。

朝5時15分くらいに家を出ます。
歩いて横浜線の駅へ。そして40分ほど乗ると、新横浜に着きます。

のぞみ3号


6時34分発、のぞみ3号。新大阪には8時43分に着きます。
早朝で、N700系なので、スピードが速いです。
N700系は、座席がちょっと堅いのと、窓が小さいのを我慢すれば、
比較的いい乗り心地です。
窓際の席だと、コンセントが使える(=新幹線で携帯の充電ができる)
ので、席は窓際指定です。

新横浜駅で買った朝食を食べます。
そして、朝食の後はしばし仮眠。
ウトウトしながら過ごしているうちに、関西に入ります。
新大阪には定刻到着でした。

新大阪駅 神戸線方面案内


最初は、新大阪8時52分の福知山線、新三田行き各停に
乗るつもりでした。
ところが、ホームへ着くと、8時46分の網干行き快速が
到着するところでした。
この電車で尼崎まで行けば、1本早い福知山線に乗れるかも。
ということで、網干行き快速に乗りました。

尼崎に着くと、ホームの反対側に、新三田行き快速が待っていました。
すぐに乗り換えます。

9時17分、宝塚到着。


花の道


大劇場に着いたのは、9時半ちょうどでした。
まずは当日券を購入します。

前日、当日券の発売予定枚数を調べたところ、バウにも当日券が
出るとのことでした。
(枚数はそれほど多くなかったですが)
ということで、バウの当日券の列に並んでみます。

当日券の枚数は、11時公演が5枚程度、
14時半公演が10数枚程度でした。
同じ窓口で、11時と14時半、両方のチケットを売っています。
そして並んでいる人が、15人程度。
微妙かも……。並びながら思っていました。
僕の数人前で、11時公演が売り切れました。

ですが……
14時半の方は、意外と枚数がありました。
僕の順番が回ってきたとき、まだ数枚残っていたのです!
嬉しいです。一度は諦めていた、「殉情」のチケットが買えることになって。
時間の方も14時半が好都合。
おかげで、僕も1枚購入することができました。

バウホールのチケット


これで、たっちんの春琴が観られます。
(↑こればっかり言っている(笑))

観劇スケジュールが変更になります。
5日 大劇場2回観劇(当初の予定)
     → 大劇場1回+バウ1回
6日、梅芸1回
同じ公演を2日で3回観劇というのは何回か経験がありますけど、
その3回がすべて違う舞台というのは、初めての経験です。

チケットを買ったら、まずはコインロッカーに荷物を預けます。
その次にキャトルレーヴへ。
こんなものを買いました。
 ・大劇場プログラム(スペシャルフォトブック付き)
 ・バウホールプログラム
 ・梅田芸術劇場プログラム
 ・歌劇 7月号
 ・TAKARAZUKA REVUE 2008
3公演観劇なので、必然的にプログラムが多くなります。
全部で5000円払いました(笑)。


買い物を終えて、ちょっと休もうかと思いました。
しかし、座る場所がありません。
ちょうど、並びの日だったので、場内は普段以上の人出だったのです。
武庫川に面しているテラスなら、席がありますが、こんな暑い日に
外へは出られません。
結局、屋内の適当な柱に寄りかかって、大劇場の開場時刻を待ちました。
暇つぶしに、携帯からブログに書き込みを入れたり、mixiで遊んでいました。



大劇場11時公演です。
星組「THE SCARLET PIMPERNEL」。

冒険活劇と、男女3人の愛憎劇が絡み合う、面白いミュージカルでした。
これは東京でもぜひ観劇したいです。

海外ものなのに、現在の星組によく合っていました。
小池先生のおかげでしょうか。
そして、ワイルドホーン氏の音楽がまたいいです。

マルグリートという役が、あすかちゃんにとてもお似合い。
そして、とてもきれいでたまらないんです。あすかちゃん。


大劇場の11時公演が終わると、すぐにバウホールへ。
そして、バウホール14時半公演です。
宙組「殉情」(早霧せいな主演)
「念願の」(笑)観劇です。

「殉情」は、2002年再演版の観劇以来です。
あのときは、ぶんちゃん佐助・まひる春琴で号泣していました(^-^;)。

たっちん春琴もものすごくよかったです。
和服姿がとてもきれいだし、歌がとてもいいし。
生で見られて、本当に幸せ。

でも、僕の中ではやっぱり2002年のまひるちゃんが最強の春琴かも。
佐助へのスパルタ稽古の迫力が……(以下省略(笑))。



観劇が終わって、宝塚駅へ。
七夕が近かったので、ソリオには七夕飾りがありました。
短冊は自由にかけられていました。

地元の人のものが多かったですが、中には宝塚ファンのものも。
うめちゃんの復帰を願う短冊に暖かみを感じました。

宝塚ソリオの七夕


阪急電車で梅田へ移動します。
すっかりデレデレになっていました(笑)。
だって、あすかちゃんとたっちんですよ(笑)。
僕の好きな娘役の舞台を連続して観られるなんて。

一時期は元気をなくしていた僕ですが、最近は復活しました。

梅田に着くと、ホテルにチェックイン。
今回は新阪急ホテルアネックスにしました。
本館よりも部屋が広くて、居心地がいいです。

部屋ではスカイステージが見られるので、ずっとつけていました。

新阪急ホテルアネックス


夜8時くらいに、まんが喫茶へ。
ホテルのあるビルの地下に、まんが喫茶があって便利です。
ブログに「殉情」の感想を書き込んでしまいます。

部屋に戻る前に、コンビニへ行って、夕食を買い込みます。
そして部屋でスカステを見ながら夕食。

タカラヅカニュースダイジェストを見ていたら、
星組の水瀬千秋さん(研2)が出てきました。
「あ!この人!」
僕はすぐに気づきました。
「スカーレット・ピンパーネル」では、ルイ・シャルルに抜擢されていた人。
可愛いし、芝居も歌もよくて、印象的な人でした。
これから注目したい若手娘役です。

0時過ぎまで、スカステを満喫してから就寝。
宝塚漬けの1日でした。



翌朝。
7時半頃に起きます。
ホテルで朝食。
パン食の方が種類豊富だったので、パンを選びます。

朝食を終えて、部屋でくつろいでいると、ネットの宝塚仲間から
メールが来ました。
荷物は部屋に置いたまま、阪急梅田駅へ行きます。
3階の改札口で待ち合わせ。
ネット仲間は、友人連れでやってきました。
三番街のカフェでお茶しながら1時間ほど喋ります。
楽しいひとときでした。

大劇場へ行くネット仲間を見送ってから、ホテルへ戻ります。
今日は梅田芸術劇場なので、のんびりしています。

11時30分近くになって、チェックアウト。
ホテルから劇場まで、歩いて5分です。



そして梅田芸術劇場の12時公演を観劇。
宙組「雨に唄えば」

タニ・蘭とむ・みちこの宙組って好きです。
ものすごくいい雰囲気で。

見所はやっぱり、1幕最後でしょう。
雨に濡れながら歌うタニちゃんが、とてもいいです。

みっちゃんのリナはとてもキュート。
蘭とむ君のコズモは好青年。
そしてタニちゃんのドンに癒され。

楽しい舞台でした。


梅田芸術劇場


観劇が終わると、もう3時を回っていました。
もう少し遊びたい気もしますが、そろそろ帰らなくてはいけません。
梅田から帰宅するのに、3時間半〜4時間はかかりますから。

地下鉄中津駅まで歩いていき、御堂筋線で新大阪へ行きます。

新幹線はそれほど混んでいなくて、4時前ののぞみの指定席が、
楽に取れました。
観劇が終わって1時間もたたないうちに、新幹線の車中です。
駅でビールを買って、車内で飲みます。3公演観劇の打ち上げ(笑)。


新横浜には午後6時10分に到着。
横浜線との接続はよかったです。

横浜線はすごい混雑でしたが、新横浜の隣の小机で、
ほとんど降りてしまいました。
日産スタジアムのサッカーに行く人たちだったようです。

7時過ぎに帰宅しました。
暑くて疲れたけど、3公演観劇できて、満足度の高い遠征でした。


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