神奈川の花名所と公園
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長谷寺はせでら

 小雨ふる中、友と鎌倉へ紫陽花詣でをしてきた。 平日なのに明月院はあまりにも多くの人出でパスし、そばの和風喫茶で小休息。  東慶寺浄智寺とも入口の紫陽花を愛でたのみで、北鎌倉駅に戻り、長谷駅まで電車で移動。  光則寺も入口の花を愛でたのみで、長谷寺へ。 長谷寺をたっぷり楽しみ、収玄寺に寄ってから成就院まで歩いてまた紫陽花を楽しみ、極楽寺に寄って帰途についた。  以下は、その長谷寺編です。

タビリエ 鎌倉 (タビリエ (9))

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鎌倉の古寺 仏像と四季の花を訪ねる (楽学ブックス―古寺巡礼)

鎌倉―湘南・葉山 (ことりっぷ)

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花々
紫陽花


 放生池の奥から地蔵堂、阿弥陀堂、観音堂、大黒堂を経て一番奥の経蔵の辺りまでくると、裏山のアジサイが目に飛び込み、早く見ようと気が急かされる。 経蔵の裏から竹藪越しなどに見上げる紫陽花も素敵だし、裏山一面のあじさいの中を傘をさしてそぞろ歩くのも素敵です。
アジサイと大黒堂 晴天にはうなだれていた花が、雨に濡れると艶を増し、こちらまで雨天の散策が好ましい気分になる。(6月26日撮影)

花菖蒲アガパンサス
初夏〜夏の花々

 山門を入ったすぐ右手の放生池と妙智池に花菖蒲・カラー・桔梗・アガパンサス*1が咲き揃い、地蔵堂先の参道にはヘメロカリス*2が咲いていた。 花菖蒲は名残の花のみだが、見られただけで幸せ。 宝物館裏の崖にイワタバコがあったが、残念ながら花は終えていた。
 裏山一面の紫陽花をはじめたくさんの花々に、同行の友も満足顔です。 勿論、私も。(6月26日撮影)
*1:原産地の南アフリカからヨーロッパを経て100年以上前に主に横浜経由で日本に入った。
*2:ニッコウキスゲやカンゾウなどの仲間でユリ科の宿根草。 キスゲやカンゾウなどは自然種だが、ヘメロカリスは園芸種で、今ではアメリカからの優良品種が多く生まれている。

花暦
11/下-1/上 : 山茶花
12/下-3/上 : 椿
1 : 福寿草・ロウバイ・水仙
1/上-2/中 : 梅
2 : 万作
2/下-4/上 : ボケ
3/上-下 : サンシュウ
3/中-4/中 : 黄梅・ミツマタ
3/下 : 白木蓮
4 : 桜・花桃・藤
4/中 : 海棠
4/中-5/上 : 牡丹・山吹
4/中-6/中 : カラー
4/下-5/上 : エビネラン
5 : ツツジ・カイウ・サツキ
6/中-下 : 花菖蒲
6/中-7/上 : 紫陽花・イワタバコ
6/下 : キンシバイ
7 : 桔梗・蓮・ミソハギ
8/中-9/中 : 百日紅・ムクゲ
9/中 : 萩・彼岸花
9/下-10/上:ジョロウホトトギス・シュウメイギク・フジバカマ
10/中 : 十月桜
11:イチョウ
12:モミジ・ツワブキ
長谷寺
由緒

 寺伝では養老5(721)年、徳道上人が1本の楠の霊木で二体の十一面観音を造った。 木の本もとで造った尊像を大和国初瀬寺(現在の長谷寺)に祀り、木の末すえで造った尊蔵は縁のある地に出現し、人々を救ってくださいと祈って海に流した。 16年後、天平てんぴょう8(736)年6月18日夜、相模の国三浦の長井に流れ着き、海上に光明を放っていたという。 その後鎌倉に移され、藤原鎌足の子、房前ふささきが徳道上人を開山として創建したといわれる。 当初は真言律宗だったが江戸初期から浄土宗となり、海光山慈照院長谷寺という。
 「長谷観音」の名で知られ、坂東三十三観音霊場の第4札所。 近年、観音堂・阿弥陀堂・地蔵堂など6つの堂宇が整備されている。
 経蔵前の見晴台から由比ヶ浜、材木座海岸、三浦半島を一望できる。 名物の良縁厄除けみたらし団子(150円)も楽しみたい。

阿弥陀堂(右)・観音堂(左)観音堂
 阿弥陀堂の先隣。 「長谷観音」と呼ばれる本尊の十一面観世音菩薩は、高さ9.18mもあり、木造仏としては日本最大級。 室町期・康永元年(1342)に足利尊氏により大修理が行われて金箔が施され、明徳3(1392)年に足利義満が光背を奉納したと記録されている。 右手に錫杖しゃくじょうという杖、左手に蓮華れんげをさした華瓶けびょうを持つ独特の姿で、地蔵菩薩と観音菩薩の慈悲を兼ね備えるという。 現在の観音堂は昭和60年の再建。
阿弥陀堂
 地蔵堂の先、鐘楼の隣。 本尊の高さ2.8mの阿弥陀如来座像は、源頼朝42歳の厄除けに建立し、元は長谷村の誓願寺に安置されていたが、元禄初年頃に長谷寺に移されたと伝えられる。 「厄除阿弥陀」とも呼ばれ、鎌倉六阿弥陀の一つ。 脇侍の弥勒・勢至菩薩とともにぜひ見ておきたい。
弁天堂・弁天窟
 放生池のほとりに弁天堂があり、弁財天が祀られている。 弘法大師が霊感によりこもって自ら刻んだと伝えられている。 弁天堂おくの弁天窟には、弁財天と十六童子が刻まれ灯明に浮かぶ。 弁天堂は写経会場に使われており、硯・墨・筆が備え付けられているので、拝観受付で写経用紙を買えばすぐその場で写経を味わうことができる。
地蔵堂
 放生池と妙智池を中心とする庭園を抜け石段を上がると、おびただしい数の地蔵がある。 この世に生を得なかった水子の供養で、花などが絶えない。
経蔵
 大黒堂の先隣。 輪蔵りんぞうと呼ばれる回転式書架があり、教典が納められている。 輪蔵を1回転させると一切経いっさいきょうを読むのと同じ功徳があるといわれている。
大黒堂
 観音堂の先隣。 大黒天は、室町時代・応永19(1412)年の作で、県内最古の大黒天像。 現在は宝物館に安置されており、代わって出世開運授け大黒天が祀られている。 鎌倉・江の島七福神巡りの一つ。
宝物館
 大黒堂の2階。 元徳3(1331)年銘の国重文・銅造十一面観音像懸仏かけぼとけ、応永19(1412)年造立の大黒天像、鎌倉では常楽寺・建長寺に次いで古い文永元年(1264)鋳工物部季重もののべすえしげ鋳造の国重文・梵鐘ほかの寺宝を展示。 入館無料。
イベント
長谷の市 4/第1日曜
骨董、雑貨、植木などの出店や飲食コーナー。 雨天翌日。
時間   : 9〜16時
事務局 : 0467-22-6300 同寺
長谷観音歳の市 2004は12/18(土)
長谷寺参道に縁起物のだるまや熊手を売る市がたつ情緒豊かな古都鎌倉の年の瀬の風物詩。 又、長谷寺境内では植木を売る福寿市が開催される。
時間 : 10時頃〜21時頃
電話 : 0467-22-6300 同寺
紅葉ライトアップ 〜12/中
放生池周辺のモミジやイチョウの大木を下方からライトアップ。 赤や黄色に色づいた枝々が夕闇に照らし出され、池の水面に反射した光景も楽しめる。
時間   : 17〜19時(16時半に通常通り閉門してから再開門)
入山料 : 無料
電話   : 0467-22-6300 同寺
長谷寺ガイド
住所   : 鎌倉市長谷3-11-2
交通   : 江ノ電長谷駅から徒歩5分
       駅前の道を山(北)方向に歩き長谷観音バス停の路地を左に入る
駐車場 : 30分300円・30台・・・渋滞がひどいので車はやめよう
拝観時間: 8:00-17:00(10-2月は16:30)
       宝物館9:00-16:00
拝観料 : 大人300円・小人100円
トイレ  : あり
電話   : 0467-22-6300長谷寺
       0467-23-3050鎌倉市観光協会
       0467-23-3000内352鎌倉市観光課
付近の地図
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更新来歴
2009.11.22 紫陽花画像を大きく更新。

またお会いしましょう! 2002.7.3開設