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木構造には4つの工法があります。 1.木造枠組壁工法 (ツーバイフォーなどです) 2.木造軸組工法 (これが在来工法です) 3.丸太組工法 (ログハウスや校倉造です) 4.大断面木造 (体育館など大スパンの建物に使われる工法です) 大手の住宅メーカーでは1のツーバイフォーが主流です。 この工法はパネル工法とも呼ばれます。その名の通り、パネルをパタパタと組み立てていくだけなので、特殊な技術をあまり必要としません。 そのため、「素人でもできる」などと言われたりもします(私は決してそうは思いませんが)。 「簡単にできる=お金がかからない」という利点は、現在の大量生産社会に見事にマッチし、アメリカやカナダでは住宅シェアの9割をパネル工法が占めています。 一方、2の在来工法ですが、こちらは下火です。 理由はいろいろ考えられますが、一番はやはり金銭的なものでしょう。 在来工法は、ある程度以上の技術を必要とします。 当然、技術を持った職人さんにはそれに見合った賃金を払わなければなりません。そうなれば、結果として値の張る住宅になってしまうのです。 「家を建てた時、昔はいくらかけたかを自慢したもんだが、今は逆に安さを自慢するようになった」 これはどこかの偉い棟梁が出された本に書いてあったのですが、今の建築事情を端的に示した名言だと思います。 さて、在来工法が今どういうスタンスに立たされているか、お分かりになっていただけたでしょうか? 次は、在来工法による製作の一部をご紹介します。 |
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写真A:仮組みしたところ。傷つきを防ぐため、テーブルに乗せています | 写真B:なかなかに気をつかう細工です | 写真C:ピタッとはまった瞬間は気持ちのいいものです |
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写真D:左をオス、右をメスなどと言ったりもします。 | 写真E:合体成功です。 |
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写真F:墨付けは姿勢正しく! |
写真G:手前から墨差しと墨壺です。これを持っているだけで一人前の気分になれます | 写真H:墨差しに墨をつけて使います。細くてムラのない線が引けます |