犬小屋ウェルカムボード犬小屋の作り方
犬小屋・ペットハウス・ペット用ゲージ・郵便受けなど、木工作品ならカッサン建築工房! 本格大工が作ります。

リンク集


ネットで、気になるページを発見したのでご紹介します。
私は犬を外で3匹飼っています。
オーダーメイドの犬小屋製作会社で杉で犬小屋を作ってもらったのですが
飼って半年くらいすると物凄い悪臭で。杉が匂いを吸収すると説明していたので、杉で作ってもらうと犬の匂いはしないのかと思っていましたが、凄く臭いです。犬小屋の中がもう凄い匂いで木の嫌な匂いと犬の匂い、オシッコが木に染み付いて真っ黒になっています。こういう場合は何か対策は無いでしょうか。一度水で中を洗って洗剤でもゴシゴシやったのですが木に染みており全然取れません、良い方法を知っている方お願いします
(原文ママ)
という内容で、このあといろいろな方の回答があり、それに対し相談者が応え、再びいろいろな方が回答をする……といったページでした。

期待に胸を膨らませて購入したものの、このような結果になった相談者に深い同情を禁じ得ません。
ただ、気になる事があります。それは「オシッコが木に染み付いて」というくだり。
小屋の中でおしっこをしているのなら、臭くなって当たり前です。
杉に限らず、どんな木材でもニオイを吸収する性質はありますが、やはり限度があります。

さらにこの相談者はのちのち、「犬小屋が届いて梱包を開けたときから臭かった」と言っています。
可能性として考えられるのは二つあります。
一つ目は、相談者は杉の匂いと相性が悪かった。
二つ目は、その犬小屋に使われていた杉が腐り始めていた、ということです。
前者の場合なら、我々杉を扱うものとしては、残念ですが材料を変える以外方法がありません。

問題は後者です。
木材を扱う商売をしていると、パッと見は普通の木材なのに、異様にクサイものがごく稀にあります。
そういう木材を良く見ると、ちょっと湿っぽいような感じを受けます。
これは、おそらく保管状態が悪かったのではないかと思います。
学術的にどうかは知りませんが、そういう木材は確かに存在します。
そして、そんな悪い材料でも乾いてしまえば、あまりニオイは気になりません。……が、困った事に再び湿気が多くなると、そのニオイは復活するんです(あくまでも経験に基づいてです)。

それでもやはり、犬小屋のように木がむき出しの商品を作る者としては、そういう怪しい材料は見抜かなければならないとは切に思います。

しかし、他に私が最も気になった言葉がありました。
「購入したところに相談しにくい」
と言っているのです。

これは完全に販売者側の責任です。
もちろん法的にはなんの問題もないのでしょうが、倫理的な見地からすれば、
「購入者が相談しにくい対応を取っている販売者に異議あり!」
といったところです。

こういう問題は、販売者と購入者のコミュニケーション不足が原因だと私は考えます。
大工に限らず、職人さんの中には「素人がオレの仕事に口を出すな」といった考えを持っている人が少なからず存在します。
そうなると、お客さんは質問すらできない雰囲気になってしまいます。

この相談者も話が二転三転するので、一体どっちが悪いのかは分かりませんが、結局この相談者は犬小屋を処分することに決めたそうです。
販売者、購入者、お互いにとって一番悲しい結果になってしまいました。

こういうトラブルが一件でもなくなることを心から願います。

材木の保管方法も大切です。



杉とヒノキどっちがいいの?
当工房では、杉とヒノキの両方に対応しております。
しかし、お客様の中には、
「杉とヒノキ、どっちを選んだらいいのか分からない」
とおっしゃる方が大勢いらっしゃいます。

そういう方には、私は迷わず、杉をおすすめしております。
なぜか?
誤解をおそれずに言い切れば、「安いから」です。

一般的に言えば、確かに杉よりもヒノキの方が良い材料≠ナす。
五重の塔や法隆寺もヒノキを使っています。
理由は色々ありますが、やはり耐久性があるからでしょう。

では、ヒノキに比べて杉は悪い材料≠ネのかというと、決してそうは思いません。
杉の欠点としてよく言われるのが、「柔らかくて傷がつきやすい」ということです。
しかし、私はこれがなぜ欠点なのかが分かりません。
材料が柔らかいということは、部屋を傷つけにくいという長所だということもできます。
また、人がぶつかったときにには、その柔らかさが衝撃を分散してくれます。

「柔らかい」というのは長所だの短所だの言う前に、
杉の突出した「特長」と捉えるのが正しいのではないでしょうか?

当然、我々大工はその特徴を把握しております。
と同時に、これは少々冷たい言い方になるかもしれませんが、お客様自身も杉の特徴を理解しなければならないと思います。
購入された商品と一番長くお付き合いするのは、お客様ご自身だからです。


何にせよ、杉はヒノキよりも格段に安価です。
特に私の住んでいる高知県では杉が豊富なので、他所の地域よりもお安く仕入れることができます。

そして、いくら柔らかいといっても、杉で建てられている家もたくさんあるのですから、すぐにグチャグチャになるような材料ではありません。

どうか、安心して杉とお付き合い下さい。




犬小屋←カッサン建築工房トップへ



Contents
木について
木という素材についてのメリット・デメリットの簡単な説明。


ポスト&ビームとは?

ポスト&ビームって一体何だ? という方、ご覧下さい。


癒しの秘密
ペットを癒すための秘密があります。


あなた自身の楽しみに
ペットのためだけでなく、あなた自身も楽しめます。

在来工法とは?
日本古来の「在来工法」の技術をご覧下さい。

柿渋とは?
日本古来の染料「柿渋」について。秘密の核心です。

杉はクサイ?
杉に関するトラブルを発見しました。

建築にまつわるディープなディープな話
日本の建築事情を、脱線しながらお伝えします。

大手メーカーの犬小屋を徹底考察!
「こんな粗悪品、売っていいの?」という商品が、まれに存在します。

アフターサービス
「売って終わり」の大手メーカーとは違います!

お客様の声

お客様から、貴重なご意見をいただいております。


愛犬のための得々サイト
無料サンプルなどがもらえるサイトを紹介します。

商品一覧
商品一覧と、犬小屋以外の作品です。

サイトマップ
サイトマップです。このサイトの全てのページに飛んで行けます。



工房概要 ご購入までの流れ お値段 お支払い方法・送料 製作者紹介 プライバシーポリシー 特定商取引法の表示