2013年9月22日(至 国立霞ヶ丘競技場) |
メンバー全員が三十代になって始めてのコンサートだということは、コンサートの申し込みをする辺りまでは覚えていたけれど、チケットが届いて当日までの間はすっかり忘れていたという。だから、そのことを気付かせてくれた演出に思いがけず感動してしまった。ああ、嵐ってこうゆうグループだったんだ、って、3年ぶりのコンサートで思い出させてもらいました。 事前に座席表チェックを入れていたので思ったとおり横アングルだった。メインステージは横向き、センターステージに移動されたら後ろ向き観賞となりました。私内国立霞ヶ丘初のスタンド前列だったので、今までよりは結構近くに感じた。でも外周ステージがないのであまり肉眼で見えるというほどでもなく。メインセンターバックステージとも双眼鏡がお供。 1曲目の「FACEDOWN」。爆破があって煙でメインステージがよく見えない。この日は曇り空、結構強風だった。ちなみに私の席は風下だったので煙が風にのってやってきた。「キミはムテキ」。テレビでは見られない横からアングルを堪能。実はあまりフォーメーションでニノは縦に動いていないことを発見する。一人をじっくり見られるのはコンサートならでは。2、3曲挨拶代わりの曲をやってこれから各々がコーナーをプロデュースしますというアニメ映像が流れる(メンバーアテレコ)。まずは相葉ちゃん。テーマは「サンセットソング」。この日はあいにくの曇り空(MCで二宮さんは「曇天」と言っていた)だったけれど、相葉ちゃんが自身で手ほどきをうけ実践したという砂絵をビジョンで映し出し、それが夕日っぽい色合いだったので雰囲気は出ていた。5人でセンターにて「ラブシチュエーション」を踊る。ほぼ後姿の二宮さんを見て、腿の辺りや肩のラインがなんかムチムチしてるなぁ、と感じる。重ね着をしているのだろうけど、それでもなんかムチムチしてる気がした(その訳は後に本人の口から明かされる)。「カーニバルナイト」改め今宵は「フェスティバルナイト」。替え歌だ。次のコーナー担当はさとっさん。テーマは「ミステリアス」。女性ダンサーが付いてた。昔気質なのでこれには結構慣れない。ダンサー付けるならJr.がいいなぁ、って思ってしまう。クオリティ?の問題? 「時計じかけのアンブレラ」「モンスター」と5人で踊る。「ファイトソング」はミステリアスではないから幕間かな。その次担当は翔ちゃん。テーマは「HipPop」。翔ちゃんソロ挟んでメインステージに記者会見風長机セット。これどっかで見たことあるぞ・・・の「COOL&SOUL」。2006年のARACHICツアーの演出を再現してくれていた。掛け合いで盛り上がっていくこれは鳥肌ものでした。昔の演出っていいものがあってもパッケージ化してないのが多いので、こうゆうふうに再現してもらえると嬉しい(もちろん当時のもののパッケージでも構わないが)。「アルバム3枚遡る」の呟きが「アルバム15枚に遡る」と半笑いで変えていた(笑)。翔ちゃんコーナーは「aday」で締めくくられ「Luckyman」「迷宮ラブソング」とバックステージ側の客席をだいぶ潰してステージを作っていた。正面席ちょっとオイシイ。 MC。アラフェス曲リクエストで「曲の投票をしてくれた人〜」と問いかける。大多数が手を挙げる。そのあと「(まさか)投票してないで来た人〜」と問いかけてきたので、申し訳なくも素直に手を挙げる。「何しに来たんだ」「同行で来た人とかいるでしょ」とメンバーが話していた。いや、これにはちょっと・・・申し訳ない(^^;。相葉ちゃんが自分のコーナーでやった砂絵で本編に入らなかったんだけど傑作があるので見て、と提案する。イキナリの提案だったので松潤がそんなのはDVD化したときに入れればいいと却下したがるが、相葉食い下がる。その訳は、砂絵でバースデーケーキを作ったと思ったらHAPPY BIRTHDAYの文字の下にJUN。サプライズの誕生日お祝いVTRだった。まずは大野くんからの手紙、大人になった松潤へ。「真っ直ぐなマツジュン」が読めなくて「まっちゅぐなまちゅじゅん」と何度も言い直す(笑)。翔くんは初めて会った頃は小さくて華奢だったのに今では細マッチョの「マッチョジュン」。相葉ちゃんからは松潤は旅行行ったときのお土産に毎回趣向を凝らしてくれるのに自分はどこへ行ってもトラTシャツ。具合が悪いときにいつも身体にいいものを薦めてくれる「松本薬局」が有難いという内容。オチは珍しく二宮さんなのかな、と思ったら、またVTRが進み出し砂絵のJUNの下にニノの文字。二宮さん自身にもサプライズのバースデープレゼントが。大野くんから大人になったニノへ。ニノからゲームを進められてどうやら自分もゲーマーだったことに気付いたとのこと。翔くんからは、初めて会ったとき新入りのJr.が「ボウズ」でリハーサル室で「キャッチャー」をやっていたというのが衝撃的だったこと。相葉ちゃんからにのみへ、は、数々ある昔話を。映し出された過去の写真はファミクラ写真とかあって私も持っていたりするから懐かしかった。ミニシュータワーのバースデーケーキふたつと一緒に登場してきたのは大宮SKの衣装を着た相葉ちゃんと翔くん、大野くんはケーキ運ぶ係。会場で「HappyBirthDayニノジュン」を歌う。松潤の誕生日もだいぶ過ぎていたので、今?と思ったものの、二宮さんも一緒にというのは私も気付けなかった。ニノに続く件の演出はニノに対してもドッキリで、このVTRが始まったときは「あれ?オレ昨日早く帰ったりしてないのにな」と仲間はずれにされたかと焦ったらしい(笑)。その慌てる二宮さんの映像はパッケージにするために(収録公演なので)ばっちり撮れているそうです。プレゼントされたDVDはパッケージも凝っていてマリオに扮したニノに「Wii」を「ninoMii」と文字ってあった。松潤のはマイケルJ。松潤の影がJになっている映像を探したらしい。スタッフさんの努力も垣間見え。大宮SKコスプレのコンビには名前はなく、そこまでは考えていなかったとか。タンクトップに半ズボンは肌寒いので早々に退場。今回の演出は相葉ちゃんが裏方で頑張ってくれたとのこと。それなのに、知らなかったとはいえVTRを見ることを却下しようとしたことに潤はここでお詫びしていた(笑)。舞台に二人残されたニノマツから30代への抱負。ニノは30歳になったのに生活スタイルが怠惰なので髪も切りに行けなかったと。もう一つ体型が母親に似てきたこと。・・・どおりで衣装がパツパツしてると思ったんだよ。本人にも自覚があったか。抱負なのかわかんないけど、もうちょっとちゃんとしようって意味なんだと思うことにします。松潤はみんなに向けて、これからも歌って踊れるアイドルで頑張る、とのことでした。お兄ちゃんズの粋な計らいに時の流れと今まで積み上げてきたもの、彼らが大きく成長したことを感じることが出来ました。ほくほく。 「ふるさと」がNHK合唱コンクールの課題曲になったとのことで、舞台に小学生がわらわらと現れて合唱。大人のコーラス隊も現れて「風の向こうへ」を合唱。後半戦、松潤プロデュース、テーマは「リミックス」。DJブースが現れて松潤がDJMJになって外周トロッコで回る。残り4人も一緒。7曲ほどをメドレーで。衣装が袖なしでちょっと寒そうだった。ここらへんでたしか聖火を着ける。レーザーといい松潤は相変わらずお金かけるね。最後のプロデュースは二宮さん。テーマは「野外の夜」。「ブレスレス」と「コーリング」と「still」という選曲がなんとも二宮さんっぽい。各ソロはリクエスト結果だそうで二宮さんは「秘密」。今一人で踊っても可愛くないからと終盤なのに4人に着ぐるみを着せ躍らせるというSっ気を出す(笑)。ぬいぐるみがJr.コンっぽくて良かったです。ここでリクエストの投票結果TOP10をアニメーションで。「キミはムテキ」の振り付けを屋良っちがやってくれたんだよね、と大野くんが言ったり、「ブレスレス」で宣伝?兼ねてニノの許しをもらった松潤がウィスパーボイスで「プラチナデータ」と言ってみたり。1位の「エンドレスゲーム」はここで披露。「サマースプラッシュ」で外周に設置してある噴水?から大量の水が。やはり9月終わりの野外は水がかかるとちと寒い。ラストスパートの曲が続いて「ワイルドアットハート」で連続花火が上がる。曇天だったので綺麗。一人一人の挨拶があってラストナンバーは「5×10」。何も言ってないのにくすくす笑われる大野くんが場の雰囲気を和ませる。白い風船が沢山放たれて、風があったので綺麗に飛んでいく。 アンコールは「ラブレボリューション」「ARASHI」「五里霧中」。Wアンコールは「ピカンチダブル」「サクラ咲ケ」。ここで終わりかなと思っていたら、ぬるっとまた5人が出てきた(笑)。だらだら〜と楽屋みたいな雰囲気で、ここ国立競技場での思い出含め取り壊しについて語ったり。火の点った聖火台を見て、松潤が突然「ねえ、聖火台にお礼を言わない?」と言い出した。メンバーの表情は見えなかったけれど、「えぇっ?またこの人は何を言い出すかと思ったら(==」と渋い顔になる私。ざわつく会場が微妙な空気になったところで、松潤の「・・・よかったら」という一言が聞こえてきた(笑)。仕方ないなぁ、いつもこれに騙されちゃうんだよねぇ。彼らと一緒に「ありがとう」をちゃんと言ってきました。トリプルアンコールはここで歌うのは最後になる「感謝カンゲキ雨嵐」。そして気持ちよく終演。 最後まで何があっても泣かなくなった嵐メンバーに成長を感じました。経験が自信になってるんだなぁ、って。不思議と寂しくはなかったりもするのはまだまだ楽しいことを見せてくれる予感がするからだと思う。ただ果たして今度はいつ会えるのか(笑)。ま、それも含め楽しみにしたいと思います。 (曲名等、曖昧箇所あるかと思いますが雰囲気重視でご容赦を。) |
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