特定非営利活動法人国際アマチュア無線ボランティアズ(IARV)
平成30度事業計画(案)
平成30年3月31日

平成30年度の活動基本方針  国際治安の悪化から、世界各所で予期しない時間や場所でテロ行為が多発しています。当会としては、支援事業の軸足を少しでも安全な地域に移すなど、危機管理に配慮を尽くしてまいりましたが、現実に支援の実績をあげることは、大変、困難な時代に直面していると考えております。当会の支援活動に関わる基本的考え方は、「援助事業を通じて、支援地域住民の人たちの生活環境の向上と、支援対象国との友好関係の樹立」にあり、「世界平和とわが国の国益維持への貢献」を図っていくことに変わりはありません。 なお、万一、政変や戦火などに因り発生した難民の救援、自然災害による被害の復興協力などの支援要請があれば、派遣会員の身の安全を最優先に考慮しつつ、支援地域及び往復ルートの治安状況を慎重に確認した上で、積極的に対応していく考えです。

海外支援事業  平成29年度は、従来からの支援地域「モーリタニア・イスラム共和国」では、携帯電話の普及が進むなど、通信インフラの実情が徐々に改善されて来ているため、同国からの無線連絡網建設に関わる、新たな要望はありませんでした。しかし、これとは別に、平成 29年2月、駐日スーダン共和国大使から、同国における緊急無線連絡網建設支援の要請がありましたが、当案件は、同国の政治的、法規的な問題から、現在、その進捗が一時、停滞しております。本3 0年度はスーダン案件をさらに促進するため、現地事情の分析と問題点の解決を計って、その実施に結びつけたいと考えております。また、モーリタニアについては、過去2 0年間に渡って構築してきたカウンターバートとの信頼関係と育成してきた無線技術力を活用して、サハラ砂漠の住民の人たちの地域医療の改善と健康維持の問題を進めたいと考えております。

その他の事業:  従来通り、「国際協力機構(JICA)」「BHNテレコム支援協議会」「日本カンボジア友好協会」などと連携して、機会があれば、当会の専門とする通信インフラ支援の分野で協力していく方針です。また、JARL主催の「ハムフェア」、記念局、地域クラブのミーティングなどへも積極的に協力し、地域行政機関から依頼があれは、少、中学校などで「日本のNGO活動の紹介」を行い、わが国のハムや地域の青少年たちに国際協力の重要性を訴えて行くことも、従来と変わりなく続けて行く方針です。また、「認定NPO法人」としての組織運営を確実に行っていくほか、ホームページなどを通じての広報活動により、当会への機材供与や寄付金協力を訴えて行きます。