特定非営利活動法人国際アマチュア無線ボランティアズ(IARV)
平成29度事業計画案
平成29年3月31日

平成29年度の活動基本方針
 国際治安状況の悪化は、依然とし て続いており、憂慮に耐えない現状です。当会としては、支援事業の軸足を少し でも安全な地域に移すなど、危機管理上の配慮を尽くしてまいりましたが、当会の支援活動に関わる基本的考え方は、「援助事業を通じて、支援地域住民の方々の生活環境の向上と支援対象国との友好関係の樹立」にあり、「世界平和とわが 国の国益維持への貢献」を図っていくことに変わりはなく、もし、政変や戦火などによる 難民救援、自然災害発生に対する復興支援の要請などがあれば、派遣会員の身の安全を最 優先に考慮しつつ、支援地域及び往復ルートの治安状況を慎重に確認した上で、積極的に対応していく所存です。

海外支援事業 :
 平成28年5月と8月に、萩原政幸、赤堀雅美、逢坂勝各会員が中心となって実施した「モーリタニア・イスラム共和国に於ける既設無線連絡網の保守・点検に関わる技術研修会と無線連絡網補強事業」も3月末で全て終了したので、新年度における「NGO連 携無償資金協力助成事業」に対応する新しい案件について企画を進めて行く計画です。ただ、前項の通り、最近の国際的治安状況の不安を配慮し、事業に従事する会員の安全を最優先に考慮して立案を行っており、具体的には、従来から要望のあったアジア地域における医療機関支援事業、モーリタニア保健省の要請によるサハラ砂漠の住民に対する「家庭医学 辞典(Medical FirstTAid Book)の普及や家庭で出来る簡単な応 急手当の治療セット の配布、また、わが国で開発された「母子手帳J制度の普及支援など について支援計画を進めたいと考えております。

人材育成事業 :
 昨年3月にモーリタニアの首都ヌアクショットで実施した「無線連絡網の保守技術ノウハウ研修会」が好評であったので、本年度は、治安環境悪化の地域を避けて、日本国内、又は他の安全な地域において支援国スタッフを集めて、業務無線・アマチュア無線の技術セミナーの開催も考えております。ちなみに、当会の友好NGO団 体「BHNテレコム支 援協議会」では、東日本大震災被害地域の青少年に対しIT 技術の教育研修会の開催、高 齢者に対する無料マッサージの提供などを行って大きな成果を上げたとご報告をいただいております。

その他の事業 :
 従来通り、「国際協力機構(JICA)」「 BHNテ レコム支援協議会」「日 本カンボ ジア友好協会」などと連携して、当会の専門とする通信インフラ支援の分野で活動していく方針ですが、JARL主 催の「ハムフェア」、記念局、地域クラブのミーティングなど にも積極的に参加し、また、地域行政機関に協力し て少、中学校などで「日本のNGO活動の紹介」なども行い、わが国のハムや地域の青少年たちに国際協力の重要性を訴えて行くことも考えております。また、「認定NPO法 人」とし てのさらなる組織の充実化を図 り、本一ムページなどを通じ て、IARVの活動を広報することにより、当会への機材供与や寄付金協力を求めていく 方針です。