このページはQTC-Japan.comの作者から許可を得て掲載しています。

NEWS & TOPICS 2008.02.26


IARV モ−リタニア大使公邸のディナ−・パ−ティに招待

2月4日(月)、IARV 国際アマチュア無線ボランティアーズ(理事長・林義雄、JA1UT)は、モ−リタニア・イスラム共和国駐日大使によるデナ−パ−ティが大使 公邸で開催され、会員20名が招待されました。席上、大使からはIARVの活動に対 し感謝の意が述べられ、またモ−リタニアの歴史についてビデオによる紹介があり、そ れに対し林理事長からは謝辞が述べ られました。出席の人数は、大使のご希望で大使の任期である直近の5年間に同国を援助活動で訪れた方、また、IA RVの役職者、運営に尽力さ れた会員が招待されました。

林理事長の謝辞;

(IARV)からの感謝のコメント モ−リタニア・イスラム共和国駐日大使、ウルド・ジャファ−ル閣下並びにモ−リタニ ア大使館スタッフ各位、本日は大使公邸でのすばらしいデナ− ミ−ティングに、われ われ一同をお招き頂き心から感謝申し上げます。われわれと貴国のNGO関係者と の相互協力による援助事業が貴国民と日本国民の間の草 の根レベルでの親善交 流に少しでも寄与できたとすれば、われわれNGO活動に携わる者として大きな喜び であり、また誇りに思う次第でございます。この機会 に当会の発足の経緯と事業の 現状並びに将来への展望についてご報告をさせて頂きます。

1)IARV発足の歴史                 
1990年代に、現理事長が、たまたま訪れたカンボジア難民キャンプで、難民の悲惨 な状況とそこで働く外国人医師、看護師たちの献身的な活動を 目の当りにし、自らも 趣味のアマチュア無線の技術を生かし、助けを必要とする開発途上国の方々を援助 しようと思い立ったのが始まりでありました。 1997年1月に15人のアマチュア無線家(ハム)有志で任意団体(IARV)を結成、2003年5月に石原東京都知事の認証を得て「NPO 法人」となり、さらに、2007年4月、国税庁長官により「認定NPO法人」の認定を受け現在に至っております。現在、 会員は、日本全国に60名。

以来、11年間にわたり、通信インフラの建設援助とそれに関わる技術移転を専門に行う世界でも数少ないボランティア団体として活動を行ってきましたが、援助事業対 象国及び地域は、貴国「モ−リタニア.イスラム共和国」をはじめ、「マリ共和国」「サ ハラ・アラブ民主共和国」「イエメン共和国」 「パレスチナ自治区」などのイスラム諸国 並びに「ラオス人民共和国」「カンボジア王国」などの東南アジア地域のほか、「台湾」 「イラン」「インド」での地 震災害発生に対しても緊急無線連絡網の建設支援を行って 来ました。

2)モ−リタニアに於ける援助の現状と関係者に対する感謝
現在は、サハラ砂漠地域僻地村落に、80局の村落固定局と25台の車両移動局を建設し、無線連絡網を通じて砂漠地域住民の生活環境の向上に役 立っております。 また、2003年と2004年の二回にわたり、ボウラ・モハメドとスラマ・アハメドの二人 の技術者を日本に招聘し、日本メ−カ−での技術 研修をして頂きました。

モ−リタニアに於ける当会の事業に関し、私は、3人の恩人のことに言及しなくては なりません。第一の恩人は、大使閣下も親しくお付き合いのあ る、当時のUNICEF モ−リタニアの副代表、箱山富美子女史です。彼女の仲介により、まず、保健省中央 病院の救急医療連絡網の建設援助が実現し、これが きっかけとなって、以後の当会 とサハラの人たちとの交流が始まったのであります。

第二の恩人は、われわれのカウ ンタ−パ−ト「チシット文化福祉促進協会」 のリマム・アハメド代表です。彼の偉大な 企画力、交渉力、指導力無くしては今日のサハラ地域での援助事業の成功はあり得 ないでしょう。現地のカウンタ−パ −トとしての彼とそのスタッフの功績は誠に偉大な ものがあると思います。

三番目の恩人は、当会監事の故三好二郎氏です。彼は当会 の発足当時に自らの私財を 投入して、償却期間を経過したタクシ−無線機、100台 を集め、これを整備して当会に供給してくれました。これに会員自身の負担による旅 費を加え、援助の 実績を積み重ねることが出来たのです。

3)今後の事業展開
貴国内に建設された無線連絡網については、今後とも、貴国のスタッフと当会会員 が協力して保守、管理に当って行くと共に、その有効な活用方法に ついてさらなるア ドバイスもして行く所存です。また、必要に応じて、無線局の増設、補充も計画してお り、もし、近隣のマリ、セネガル、ギネア・ビサウ、西 サハラなどからの要請があれば、 貴国技術者と当会会員が相互に協力して連絡用無線網を建設して行くことも考えら れます。 当会は、5月28日〜30日に横浜で開催される「TICAD・」の基本理念、「元気なアフ リカ」を目指し、アフリカの「貧困からの脱出」「健康の改善と環境の保全」について、 今後も積極的に通信インフラ援助によりアフリカを支援して行く考えであります。

http://www.qtc-japan.net/2001/03_news&topics/image_5/iarv_a.jpg

QTC-JAPANホームページhttp://www.qtc-japan.net/2001/