私は基本、作画中は音楽もラジオ(そんなもの自体が無い)TVも、殆どかけないのですが、
例外的にネーム時に「う〜わ、どうしよう?!」と、困ると引っぱり出してくる「音」があります。
ここに挙げたのが、そのほんの一例です。1本の漫画に数枚のアルバムの時もあれば、1曲でガーンの時もあります。
映像系は「視覚」にダイレクトにきてしまうので私的には厄介なのですが(余白のある物はいいのですが)、
音楽はこちらの想像力を掻立てるのに、かっこうのネタ元です。特に行間の取り方とか…本当にお世話になってますm(_ _)m。
(以下は一応、年代順になってます。と、ついでに分りづらい人もいるので(マイナーっつか(;_;))名前は日本語表記つけました)
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TheButterfieldBluesBand (バターフィールド・ブルース・バンド) 「もう、俺なんかダメだ…仕方ねぇから、酒喰らって寝ちまおう…」ってなキャラ作りをする時に必聴です。 |
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Them(ゼム) 一発景気付け!イギリス60'sバンドの中でも、黒っぽさはダントツ。ガンガンイメージが浮かんできます…(泣) ヴァン・モリソンはどれもいいんですが… |
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TheKinks(キンクス) 困った時のキンクス。コンセプトアルバムなのですが、レイ・デイヴィスのストーリーテラー具合が脱帽もの。 |
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AlanPrice(アラン・プライス) 元アニマルズのキーボード。サントラですが、すっとぼけと哀しさが混在した映画同様、ひと捻りしてやろう…と、考えている時、良く聴きます。 |
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JohnCale(ジョン・ケイル) たゆたう様な雰囲気を出したい時にかける1枚。もう、この人の声を聴いてるだけで「漫画なんか描いてられるか…」とか、なっちゃいます、いけません。 ちなみに、実はバックはL・フィート…ガーン!! |
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CaptainBeefheart (キャプテン・ビーフハート) 初期の濃い頃は、仕事中は聴けませんが、これはお役立ちです。一度は南部ものを描いてみたいのですが…難しい。 |
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JohnHiatt (ジョン・ハイアット) はぁ…もう、いいです、このしみったれ具合が。アメリカのエルヴィス・コステロと並び称される人。コステロよりドライで私的にズンっと来ます。 |
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ToddRundgren (トッド・ラングレン) この人も七変化な人のですが…これが一番、私的に好きな時期のアルバムです。どん底具合がジャケットからもにじみ出ています(T_T)。 |
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TheRutles(ラトルズ) もう、救い難いです、コイツら(笑)。ここまでやれたら、その道の名利につきますね…私もこう言う「イッちゃってる」仕事をしてみたいものです。合掌。 |
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ElliottMurphy (エリオット・マーフィー) NYもいろいろありますが、この人の「NY」が一番好きです。 |
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RobynHitchcock (ロビン・ヒッチコック) だ〜、もう何でしょ、この人の書く詩は…「電球頭男」とか、「女房と死んだ女房」とか、脳天気なんだか、恐いんだか。愛して止みません。 |
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StanRidgway (スタン・リッジウェイ) 元ウォール・オブ・ブードゥのヴォーカルだった人。パッとしないけど、凄い映画的な曲を作る人。「2時間の映画のほんの5分のシーンを歌にした」と、本人も言ってます。正に! |
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KevinAyers (ケヴィン・エアーズ) オールタイムベストの人ですが、ネーム描く時はこの辺がしっくりします。枯れてますが、なんか華がある人です。こういう老け方、人間理想です。 |
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ElliottSmith (エリオット・スミス) 突然、私の中に土足で入ってきてひっくり返された人。最近は1アーティストを馬鹿買いする事はなかったんですが、もう即行(泣)。こういう奴、いるんだよアメリカにひっそり… |