MY FAVORITE BOOKS...

私が何か描く時に、よく引っぱり出してくる書籍類(主に写真集ですが)です。
Creating a Sense of Place by Joel Meyerowitz

 スミソニアン・シリーズと題されているので、多分スミソニアンに入っている写真家さんの作品集だと思います。すごくインスパイヤされます…
Judith Joy Ross by Judith Joy Ross

 こちらはMOMAの様です(笑)。主にポートレイト中心で、本当にその辺の人、捕まえて撮った…って感じの自然体(正に現代写真家っぽい)なものばかりです。キャラ作りに重宝しています。
with Father by the Editor of LIFE Magazine

 言わずと知れたLIFE誌の「お父さんと一緒」編です。涙でます、良くって…。基本的にLIFEはこの手の編集ものの写真集を良く出しているのですが、市井の人から、シナトラまで。

 じっくり見れば見る程、「死にゴマ(無駄なコマ)」は描きたくないぞ!と、襟をただす次第です。
Diners

 これも編集物です。他のシリーズも大変資料的に貴重で、かつ私の趣味です…やっぱり、アメリカ人はこういうのすきなのねぇ…と、思います(笑)。
Boring Postcards

 
もう、サイコー(泣)。毎日見てしまう写真集です。タイトル通り「退屈な絵はがき」。何の解説もなく、ただただ土産物の絵はがきや、企業宣伝用のハガキが載っているだけなのですが…身震いする程、空虚になります。
66/99 AN AMERICAN ROAD TRIP by Kent Baker

キます…! めちゃくちゃ、来ます。TOCH&BUY!です。
trip by Susan Lipper

「虹の彼方に」はこれ見て話が浮かびました。そういう写真集です。
THEATER OF MANNERS by Tina Barny

 どうしようもなく大好きな写真家です。この世界観、漫画で描けたら死んでもいいなぁ(笑)。
TURNING ON -ROCK IN THE LATE SIXTIES

 
この辺はちょっと、趣味趣味もので恐縮ですが…よく、洋書バーゲンで出ていそうな1册ですが、結構これがいい写真が載っていて、資料的にも(主にテキストが時代考証に役立ちます)重宝しています。

 当時のオリジナル・ポスターやかなりレアなグループ(ガレージ・パンク系なども…)の演奏写真なども載っています。ウチにあるこの手の中では、「掘り出し」の部類に入ります。
THE KINKS -THE OFFICIAL BIOGRAPHY by Jon Savage

 のちに書籍で、もっと詳細な伝記が発売されましたが、これは目でも楽しい1冊。落ち込んだ時読むと「継続は力なり…」と、思わず座右の銘にしたくなります(笑)。

 60年代イギリスもん描きたいなぁ(T_T)。昼食はフィシュ&チップス、3時はスコーンと、きゅうりサンドウィッチでお茶(牛乳入り)して、日曜はローストビーフ喰って…つう、世界。
Fragments Erotiques by Alex Varenne

 すいません、フランス語表記出来ないのでEのうえにダッシュみたいのついてます…が、わかりますよね、タイトルでなんとなく…18禁かな?ですが、大変衝撃を受けた漫画家さんです(フランスだからバンド・デジネですね)。

 エロティックで、とても美しいです(コマ漫画(?)はちょっと、センスが分らないのですが…)。女性の身体のラインとかモノクロの見せ方とか…ものすごく勉強になります。宝物。
MEN IN THE CITIES by Robert Longo

現代ファイン・アート作家の有名な作品集です。キアヌ・リーブス(&たけしも出ていた(;^_^A)で映画撮ったりしてハズしたりしてましたが、作品はとにかく最高です。

 モデルに、まるで銃で打ち抜かれた様な激しいポーズをとらせ、「死」の瞬間を捕らえた様な作風は、何度見ても息が詰まる程緊張します。
A MODEST HISTORY PIN-UP

 ヴァーガガール…うう、めちゃくちゃ好きで…。
ヴァーガス関係の書籍はコレクションしてますが、本書は入門編ってところでピンナップガールの歴史について書かれています。

 もちろん、キレイでグラマラスなかわい子ちゃんがいっぱいて載っていて、見ていても大変楽しいです。カッコイイ…!!
Q

 
ここから雑誌を少し…創刊から何年かず〜と購読していたのですが、経費削減で今年のから単発買いになってしまいました(T_T)私が安心して読める(?)音楽雑誌です。かなりコアな写真から、貴重な過去の写真や外れのないレビュー。ミーハー具合も程よくていい雑誌です。

 (余談ですが、名前は忘れましたが、ある漫画家さんの単行本カバーが、これに載っていた昔の写真をモロ使ってましたけど…あれってアリなんですかね…ビックリしたけど)
GQ

 やっぱり記事が面白くないと…って。PLAYBOYとならんで、これもできるだけ購読したい雑誌です。写真もめちゃくちゃカッコイイですし。って事で、お気に入りのバックナンバーから…
Switch

 創刊からかなり買っていたんですが…最近は全く(T_T)。残念ながら、私の琴線に引っ掛かる企画がほとんど無くなってしまって購読を止めました。でも、雑誌は最も利用頻度の高い資料ですから(新聞チラシに次いで(アメリカの知人にバンバン送って貰ってます))捨てられず、床が恐い事になっています。

 アナログ・レコードと雑誌で富士山でも爆発されたら、私は即死すると思います(笑)。ちなみに、右の号は、多分今の漫画業界では、この人モデルの主人公で描いたら、絶対にボツにされてしまうだろうと思われるジーナ・ローランズ氏の特集号。こんなかっこいい女優さん、ローレン・バコール以来見た事ないです。

(23.OCT 2002)




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