ギタリスト&コンポーザーとしてライブハウス等で活躍していた 小澤正澄(G.)が、ハードロック のみならず、いろいろなサウンドを採り入れたよりグローバルな音楽に 興味を持ち始めたころ、知り合いの音楽プロデューサーを通じて、数々のバンドの
ヴォーカリストとして活動していた水原由貴(Vo.) と出会う。小澤は、水原のピュアなヴォーカルスタイルに惹かれて構想を思いつき、 様々な音楽要素を吸収し表現できるロックユニットとして
PAMELAHは結成され、 1995年2月21日、シングル 「LOOKING FOR THE TRUTH」で 日本コロムビアよりデビューを果たした。
ユニット名は、バンド名から来る先入観なしにサウンドを聴いて欲しい、 どんなサウンドか想像できない名前をということで、語感のよい PAMELAHに決定したという。 |
1st Album「Truth」のクレジットには、 <SOUND&BRAIN UNIT>としての水原、小澤のほかに <GROOVE&BODY UNIT> との記述があるが、以後のアルバムでは消えているため、ベース& ドラムサウンド&サンプリング&マニピュレートを手がける2人組という以外は、 その正体は未だはっきりしない。(BASS:徳永暁人(現:XL)、DRUMS:倉澤圭介(元:DEEN) という情報もあるが、クレジットから消えているためサポートメンバーという見方が
妥当であろう。)
小澤正澄は、 ZARDの「愛が見えない」を 作曲し、また、様々なBeing系アーティストの編曲を手掛けるなど、相当な実力の持ち主。 そのギタープレイは切れ味鋭く、創り出すサウンドは疾走感にあふれつつ、緻密な
ところもある。ギタースタイルは、RATTのギタリストWarren DeMartiniから 大きく影響を受けているという。また、幼少の頃エレクトーンを習っていたということも
少なからず現在の曲作りに影響しているだろう。小澤は曲作りの際、まず水原の声を 最大限に生かす音作りを心がけているという。自分の中でこだわりを持っているのはリズムで、
面白いリズムを常に採り入れようとするとともに、ハードロックが好きという意味で、 Distortion Guitarをうまく採り入れようと考えている。
一方水原由貴は、 そのピュアなヴォーカルスタイルと、飾り気のないストレートな詞でファンを魅了する。 そのストレートな詞が生まれるのは、必ず水原の部屋で、時間帯はみんなの寝静まった
頃が多いという。小澤の作った曲を聴いて、思い浮かんだ言葉から話を膨らませていく パターンが多いとのこと。また、詞の中に「星」と言う言葉が 多数出てくるが、これは水原が「星」を好きなためで、 気づかないうちに詞の中に出てきていることが多いという。
とにかく、小澤正澄の作る、ダンサブルなサウンドは 素直にかっこいいと言えるし、水原由貴の詞は、 恋の心理を深くえぐっていて、共感を得るところが多い。 |
PAMELAHの歌には、2つの種類があると思う。 シリアス系と、純情系である。 「BLIND LOVE」のように男女のシリアスな恋模様を描いた作品があれば、 「Shooting Star」のように、純粋な乙女の恋心を描いた作品もある。 この二面性があるからこそPAMELAHなのではと私は思う。
ところで、すべての曲が小澤正澄による作曲・編曲で、 詞もほとんどが水原由貴の作詞である。しかし、 デビューシングル「LOOKING FOR THE TRUTH」と、 「Dream Again」だけは、作詞:Mariko Kurosawa とクレジットされている。Mariko Kurosawaとは、 「Beaches」のメンバー、黒澤摩璃子 だと考えられる。
そして、2002年・・・「PAMELAHとしての活動を終了することになりました。」との言葉を残し、活動を終了した。 |